情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[流れ始める美穂の歌声を聴けば、ハンデの話なんて頭から飛んでいった]
あれ、頬がくすぐったい。
[頬に触れた指先に透明な雫がついた]
あ。
[服の袖でゴシゴシと目元を擦る。視界が閉ざされたけど、美穂の声は耳から入ってくるから支障はなかった。
奏美の伴奏の曲も、とても綺麗で。
ライブが終わった後、三美にだけ照れくさそうに独白した]
俺に歌で感動する感性があるとは思わなかった。
[拓己と美穂の成功を祈る!]
ー 期末試験終了 ー
[今回も定期試験対策プリントを作成した。前回の1(10)割増程。陸上部の鍛錬を更に続けて、志乃との時間もしっかりと取りたい。その為には勉学において努力は惜しんではいけないと考えたから。
結果は……489点。社会系統で4(4)点、前回の敗因の英語で2(5)点、国語系統で残りの点を落としたのだった。
社会に至っては試験問題の3(10)%位しか僕のプリントに書いていなかった部分が無かったのに、僕も満点でないのは良くないな、他の人がどうやらとったらしいけど…まぁ、いいか。]
−冬休み−
補習付き合うかぁ。
[補習対象者続出に、ため息]
クリスマスまでには終わらせましょうね。
わたしも予定あるし。
[強がり]
ー 文化祭の少し後・新人戦 ー
[県での新人戦が、文化祭の後にあった。新人戦と言っても、高2までは出るから何処が新人なのだろうと思わなくもないけれど。週末だったから、志乃は呼んだかもしれないし…呼ばなかったかもしれない。
出場したのは800mと1500m。一日目の10時に800mの予選、12時に1500mの予選があるので最初から忙しい。]
[ピストルの音がなれば、スタンディングスタートながら人より体勢が低い姿勢から飛び出すようにスタートする。
4レーンになった僕は、5レーンの選手を視界に収めながら。最初の100mで殆ど追いつくことが出来るようにスピードをあげていく。自分のレーンがある間は、邪魔される事はないのだから。
最初の直線部___バックストレートに入ると全員が内側のレーンに入ることが出来るようになって。800mであれば此処が1番接触などがある場所になる。此処まではそれ程、上位も下位もそれ程離れはしないのだから。
3レーンの方から来た選手が、結構内側からだが強く当たってくる。弾き飛ばそうとしているかのような感じ。負ける訳にいかないから前に出て、先頭となっている5レーンだった選手に着いていく。400mの通過タイムは56+1(3)秒とまずまず。この時点で3レーンから5レーンの3人が持ちタイム的にはある程度順当に並んでおり、其の儘2周目も半分を回ってしまう。準決勝進出は2着とタイム順で、僕はこの時3位。
最後の第4コーナーで勝負に出て…体力をかなり使い切りながら2(2)位で準決勝進出となったのだった。]
[準決勝のない1500mは疲れがあったのもあるが予選の組で1+6(6)位。此方はスローペースだったのでタイム順では決勝進出は無いだろうから…3着以内に入れただろうか。]
…これは宗像にスタミナ不足をまた指摘されそうだ。
[1500は800と違って先行逃げ切りを作戦としたがうまくいかず、今回宗像が1500mに出場したならそのタイムに勝っているかは…5分5分だろうか、情けない。
次の日の準決勝は集中していったが…組で1(4)位(2位までは無条件。3位なら47が60以上、4位なら54が90以上で決勝進出)だった。]
[最後のスパートで躱して1位となった準決勝。
決勝で隣になったのは…いつか散々にぶつかり、肘鉄のようなものまでやってきた彼。にたぁ、と笑うその表情を見るだけで苛立つ。
スタートしてオープンレーンになれば、今回は外側から圧迫をかけて来る彼。最初の接触でよろめいて自らの右足のスパイクで左脹脛を引っ掛けてしまい、少し鋭い痛みが僕を襲うも、其処で負けたくないという気持ちか最高潮に達した。]
……負けっかよ。
[走っている中言葉を出すのは本来良くないのは分かっているが、口にしなければいけない気がしてギアを上げる。
相手も実力を伸ばしてきているのか、ついていくのがギリギリで。顎も普段のように上がってきそうになるのだけど。
此処で普段の癖が出ていたら勝てるわけが無いと苦しさに耐え其の儘スパートをかける。
結果……その彼には+表+(表 勝ち 裏 負け)で、順位は下から4(5)位だった。]
― 恋人のカード ―
[視えたカードは紛れもなく恋人。
拓己がこれを引いたのが嬉しくて、隣に真彩と通がいなければ今すぐ飛びついて身を寄せたろうが、さすがに自重して]
恋人の逆位置は、恋愛において曖昧だったり消極的であると一般的には言われています。
ですが――もしも、あなたにそのカードを手渡せる恋人がいるのなら。
その人は、恋人のカードを正位置で受け取ることになります。
――恋人の正位置は、好きな人との恋愛関係に幸せを感じ、これから共に歩む決断をすることができることを表します。
だから逆位置を引いたあなたは、その恋人に多大な愛を注ぎ満たすことができています。
これからも、その恋人を大切にしてあげてください。
……その恋人は、これからもあなたのことを愛し傍にいることでしょう。
[ニカーブで表情は隠されているが、籠もった熱気は声に艶を付与して拓己に届けた。
今は占い師なので、占い師として精一杯気持ちを伝えた。
――隣にいた真彩と通がこのやりとりについて何をどう思ったかはともかく。*]
[800m5位という結果は、まだまだという所ではあるのだけど。
皆に言われたアドバイスを思い出して。何処か諦めかける部分もあったレース終盤も根性を見せることが出来るようになった、自分の変化を感じることの出来る結果は、出たように思われた。*]
学級委員長? 新堂弓弦は、神楼学園教師 ナタリア を希望することにしたよ。
学級委員長? 新堂弓弦が「時間を進める」を選択しました。
―終業式・ライブ―
[お別れのライブ、って考えると寂しいけど。
美穂と永居戸にとってはきっと、ここから何かが始まるんだと思う。
だから、お別れだけど終わりじゃなくて、始まりのライブ。
だって、選んだ曲は2曲とも夢を見て、忘れないで歩いて行こうって歌ってるから。
だから、悲しい事じゃない。
もう2度と会えないわけじゃない。
机を並べて一緒に勉強は出来なくなってしまうけど、それでも]
『奏美ちゃん』
[名前を呼ばれて、美穂の側へ。彼女に笑いかけてからピアノの前に座る。
発表会以外で多久さんの人の前でピアノを弾くのは初めてだから少し緊張するけど]
少し長目の前奏をしずかに弾いてからドラムの人と視線を合わせる。
カウントの後に入ったドラムの音に合わせて、ピアノの伴奏、重なる美穂の声。
思えばこんな風に誰かと一緒に演奏するなんて初めてのような気がする。
いつも一人で弾いていたから。楽しいとかより、うまく弾こうって気持の方が先に立ってしまっていた、私の演奏。
今日は、美穂が、永居戸が、そしてここに居るみんなが。
夢を見て、大切な誰かと一緒に歩いて行けるように。
二人を送り出す気持と、また会えるよねっていうのと、少しの、惜別の寂しさと。
そんな気持ちをこめて演奏したその時間はあっという間だった。
最後の音を奏で終わってから美穂を抱きしめて、元気でねって。
最後まで、泣かずに、笑顔で見送ってそして―――]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新