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[そして自分の番になれば――拓己とベース担当の先輩に連れられて。
アンプのケーブルに少し足を取られそうになったりもしたが、ゆっくりとステージ中央へ。
今年の新入生に弱視の女の子がいるらしい……という噂ぐらいは学園内でも皆が耳にしたことがあっただろう――そんな人たちは興味と好奇心で視線を注いたろうか。
彼女のことを知るクラスメートは、まずステージに立ったことを驚いたろうか、応援と心配の心を舞台まで投げかけたろうか。
そんな注目の先にいた彼女が、それを証明する白杖を両手に持ちながら、大きく一礼。
頭を上げれば、杖を左手に持ち替えて右手を伸ばし、マイクを求めて宙を彷徨わせる――位置を探り当てれば小さく頷いた。
それを合図に伴奏が始まって――選んだ曲は、幸福を得たとしても辿りつけないであろう夢への不安を払拭し、それでもなお信じて行こうと思える人とふたりで扉を開けようとする決意の現れ。http://goo.gl/jxngM3 ]
…――心はときどき、迷子になることがある
孤独や寂しさ感じ尽くせずブレーキかけてしまう……
[多くの視線が、静かに歌い出した少女に集まって。
しかし当人は設けられた客席についている人々を見て知ることはなく。
自分とメンバーが発する音だけが感知できる世界にいて――それ以上のことが分からないから、ただ発するしかなかった。
見えない自分には無でしかない静寂が、拍手と歓声となって返ってくるように。
ハンデを背負った一個人の自分を見てくれたことの証明が欲しくて。]
今はまだ開けずにいる扉を、全部ひとつずつ覚えておこう
それはこれから開いていく、あなたとの人生の彩り――…
[歌いきったあと、また大きく一礼。
余韻漂った静寂ののち、その場に何が起こったろうか――**]
それじゃあお付き合いお願いします
菖蒲さん
[どうやら午前中は彼女の時間をもらえるらしい
それに嬉しそうに笑めばじゃあ占いの館に……と告げようとして見れば大量の客が喫茶に入っていく姿
何があったんだろうとしばしぽかんと見た後、思わずこちらも目を丸くした
その後、2(3)(1真彩 2通 3美穂)の占い師の所まで行き、占ってもらおうかと
まぁ――恋愛運について、だけれど
選んだカードは{18月:正}だが、果たしてどんな意味だったろう
そして占い終わったその後、菖蒲のほうはどうかな?と結果を聞きたそうに見つめてみたり]
/*とりあえず、1%を出したので…流石私のラ神。*/
もったいない、かな。
[似合うと言ってもらえばうれしくて、小さく笑みを浮かべた。
プラカードはずっと持ってたから、持って貰うとほっと一息着いてありがとうと]
ううん、恥ずかしいとかは全然ない。このままで良いなら正直、このままで良いかな。
結構ね、着付けに時間かかるんだこれ。
宮野木くんは、そう言えばなに着るの?
[髪は少しくらいなら崩れてもあやめが直してくれるから平気だよ、と控えめな触り方をする宮野木に告げて]
うん、五歳から。中々上達しないけど。
あれだけリズムに乗って身体動かせたら、十分だと思うよ?
あー…永居戸の影響で軽音部がどうとかは言ってたけど、今日のことはなにも聞いてない。
美穂も歌ったりするのかな?
[そうだとしたらちょっと楽しみ]
ッしゃあ!
[グッとガッツポーズ。
*13塩辛蜻蛉*のぬいぐるみを一発でゲットした。]
はい、お手本はこんな感じ。
残り二回残ってるから、今度は遠馬が挑戦してみるといいよ。
[そう言って場所を譲る。
もしも彼女が苦戦しているようだったら、また僕が代わりにやるつもりで*]
ねぇ、久野君
……此のカードってどんな意味?
[占い師、通に引いたカードの意味について、尋ねてみた
いや、客が女の子じゃなくてごめんってば]
[と、話していたら永居戸達と一緒に美穂が出てきた>>372
そして永居戸ともう一人の誰かに手を取られて中央へと立てば、歌い出すから――。
とても、ビックリして。
ビックリしたけど、なんとなく緊張しているのが伝わるから、心の中で頑張れ、って応援して。
きっとあそこで歌うのは、美穂にとって取っても勇気が要ることで―そして、新しい一歩なのだろう。
最後まで歌いきったなら惜しみない拍手を送って……
頭を下げてから舞台を去って行く姿を見送るひとみは、少しだけ濡れていたかも知れない]
― 文化祭・午前 ―
ど、どうしてもか……。
わかった、それなら仕方ないかな……。
[頭を押さえながら、小さくため息。
喩えるならば、中学生の頃に書いた黒歴史ノートを見られるのに近いような感覚。アレよりはよっぽどマシだけど。]
じゃ、店番よろしくー。
……なんか、突然店が繁盛しそうな気配がするけど気のせいだろ。
[誰かの宣伝効果で沢山の人が来そうな気がする、そんな第六感。
若干の後ろめたさを覚えながらも体育会に行けば、ちょうど慶太がパフォーマンスをしている頃だろうか**]
あ、ありがとう…
[ここの場所を気に入ってくれた事はとても嬉しい。
彼にとっても、居心地のいいくつろげる場所になるならいいなと、
そして癒しのひと時に自分も隣に居れればもっと嬉しい。
でも、やっぱり。コーヒーを好きになるには、ちょっと時間がかかりそうだ。
くすりと笑う彼をカッコいいと思う反面、ちょっと恥ずかしくなって誤魔化すようにミルクを少し、砂糖を2(5)個落とす。
くるりと混ぜて、カフェオレに似た色合いになった頃、もう一度口をつけただろう。]
良かった、そんなに甘くないでしょう?そのジャム。
手作りらしくてね、甘さ控えめで作ってるんだって。
[何もつけずに一口頬張る。バターの香りと仄かなミルクの甘み。
ジャムをつけずに美味しく食べられるスコーンを出しているお店は、ここ以外知らない。
美味しいお茶請けに、一緒に居るだけで安心できる人と過ごすひと時は、少女にとっては極上の時間。*]
うっ!
[ 苺クリームは大好物だ。確かにとってもおいしそう。 ]
でも、おやつは一個までだから。
[ もそもそとレタスを食べる。ハムの塩味効いてておいしいれす。 ]
あの漫画はねえ。
静止画でも、動いてるように見えるくらいインパクトあるからすごいな〜と思うよ。
とはいっても、私の専門は少女マンガの方だから、完全に分かってはいないんだけど……。
―ライブ直前―
[傍らの美穂の緊張が伝わる。握ってきた手を少しだけ強く握り返して]
大丈夫。大丈夫だから
[目は舞台から逸らさずに、声だけかけて…――*]
[三美の耳元で囁いた]
むちむちでも可愛いのに。
[誰にもバレないようにそおっと1(3)の辺りをさわさわ。1おっぱい、2おしり、3二の腕
何故か二の腕が一番怒られそうな予感]
なるほど…!スタントマンみたいな動きになるのかな?
楽しみだね!
[実際は以下略。
様々な意味で目を丸くする事になるのは、もう少し先の話だろうか。
不思議そうな顔をする彼は、恐らく私が動揺している理由は分からないのだろう。
……花ちゃんの声が、脳裏を過ぎる。彼女は、彼女は……
結局は、踏み込んではいけないような気がして。
今は何も聞かずに口を閉じた。]
売ってるの……!?どんなのかな、楽しみっ…!
[晋くんの心の中、菖蒲知らず。>>370
占いの後に寄ってくれるらしい、何度も頷いた。
一体、晋くんはどんな物を作っているのだろうかと、わくわく。
さぁ、楽しい文化祭の幕開けだ。占いの館へと向いていた体はばっちりと喫茶に流れていくお客さんを見ていた。
そして、晋くんをみえげれば何か知ってる?とばかりに首をかしげただろう。
…彼の様子をみている限り、晋くんも知らないのだろうけれど。
気を取り直してお店に入ると(1真彩ちゃん2久野くん 3鈴木さん)3(3)に占ってもらおうかと近寄って。
引いたカード({04皇帝:逆})を伝えれば結果はどんな風に出たのだろう。]
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