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[体育館に到着すれば、演劇部の公演が行われていたようで。それ程遠くもないが、端の方に2人で席を取って座る。
話はどうやら身分差の有る恋物語らしく、天涯孤独だが貴族の娘とその執事が主役のようだ。
席に座れば息をつく。歩き回ったからなのか、色々とこれまで精力的に準備に勤しんだからか。ある程度自分も疲れを感じていたのだけど、ふと志乃の方を見ると船を漕ぎかけているのを見る。
…僕の逆側の人にもたれかかりそうになったので自分の方へ寄りかかってくれるように腕で引き寄せる。
眠い人は体温が上昇するというが、其のせいなのか。
手で触った…肩の辺りであるにも関わらず、その柔らかさと暖かさに改めて驚く。
肩を貸すというだけではあるけれど、有る程度身体は密着していたりするから。心拍数は少し上がっているのを感じる。
起こしても悪いし…と其の儘の状態で劇を見ていたのだが。佳境に入って、ヒロインが執事の名前を呼ぶ時と同時に聞こえた声。
……どの位の大きさかは兎も角。肩を貸していたため彼女の顔は僕の耳の有る程度近くにはあるのだから。僕の聴覚は其の音以外を拾わなかった。]
…それ、反則。
[其の儘でいることさえ理性を抑えることが出来なくなったので、彼女が起きない程度にそっと横から抱き締めた。バカップルに見えるかもしれないが、演劇やってるから体育館暗いだろうし、問題ない。
彼女が起きるか、宮野木の番になるから起こす、という時まで。其の儘でいただろう。]
海賊……?海賊と体操が結びつかない…
[思い浮かべるのは海賊の船長が被っていそうな大きな帽子に短剣片手に踊っている様子。
後ろには海賊旗が見えたかもしれないけれど、恐らく気のせい。
それに、気になる事がもう一つ。…花ちゃんの事、そんな風に呼んでたっけ?
何か言いたげに口を小さく開くけれど音になる事は無い。
だから、四人が幼馴染と知ってもあまり反応できなかったかもしれない。>>355]
え、晋くん何か作って飾ってるの…?
[聞けば、目を丸くした後キラキラと輝かせて。
袖を軽く引っ張って行きたいな、と主張してみたが、結果はいかに。]
私はクラスの事しか関わってないから大丈夫だよ。
晋くんが大丈夫なら、交代の時間までお付き合いくださいな。
[占い、という物は女の子の大半は好きだろう。
菖蒲もその大半に含められていて、彼の提案に喜んで頷く。
……と、凄い勢いでお客さんが入っていくのを目撃して、思わず目を丸くした。]
おう、楽しんでもらえたなら何よりなんだぜ!
[霧澤>>362の言葉ににかりと笑みを零して、プラカードを受け取る]
え、着替えるの? もったいない、似合ってんのに。
俺は午後までこのままでいいかなって……何回も着替えんの手間だし。
あ、コスプレさんと並び歩くの恥ずかしいとかだったら言って。
[首を傾けて、髪を崩さないよう、大きなリボンにそっと触れる]
ああ、そっか、霧澤ちゃんピアノやってんだよね。
俺、リズム感は問題ないけど音感が壊滅的なんだよね……。
そーいえば、さっき、えーどと一緒に美穂ちゃんいたけど。
美穂ちゃんも軽音部なんだっけ?
漫研の今回の目玉はこた君のお気に入りのあの漫画だよ。
確か、
「俺は漁師王になる!」
っていうキメせりふの……。
[ そんなに目新しくはないけど、見てみる?と笑う。
弓弦のクレープ注文には、まずびっくりして、それから笑いだした。 ]
すごい冒険するね!!
味教えてね。……食べたいとは思わないけど。
えーと、私は……、
サラダクレープをお願いします〜。
[ レタスとトマトとハムを合わせた物を頼んだ。 ]
[楽しいのだと、自分と一緒なのが楽しいと
告げる彼女の表情は何よりも輝いて見える>>@154
其れは惚れた欲目か、まるで恋する女性のようにも見える
そうであれば。その恋の矛先が自分であれば
そんな願いを抱きながら共に歩く
手を繋ぎ、彼女先導に歩きながらちらり項と服との間に見え隠れするシルバーチェーン。もしそれがあの夏の日のピンキーリングを通したものなら……なんて、ひそやかに願った]
本好きのための憩いの場か、な
本を好きになって日が浅いけれどいいところだって本当に、思う
[心ない人も彼女の言うとおり確かにいるのだろう
でも、それ以上に多くの愛好家が集まっているのだろう
穏やかな空気と大切にされている本たちが其れを語っているようにも見えた
手を繋ぎながら帰り道
緊張していたから視線だけ後ろに向けたことには気づかずに
互いに緊張しながらの帰り道
とおりゃんせ、ではないけれど
行きは楽しく、かえりは――どきどき]
[どうやら珈琲は彼女の口には苦すぎたよう
その苦そうな呟きにくすりと笑みつつミルクと砂糖の壺を彼女の眼の前差し出して
スコーンのほうに口をつければジャムのさわやかな酸味とバターの香りがあわさりとても美味しい]
こっちもおいしいね
バターの味と生地の柔らかさ、付け合わせも丁度良い酸味で
いくらでも食べられちゃいそう
[そんなことを言いつつ、和やかにブックカフェでのひと時は過ぎたろうか]
― ゲーセン with桜綺 ―
え? ……あっ。
[照れ隠しに焦って手を取ったから、しっかし手を握っていることに気づいたのは言われてからのこと。
以前までの僕だったら、慌てて手を離していたことだろう。自分から女の子と手を繋ぐなんて、恥ずかしくて絶対に無理だと思っていた。]
(でも、今は……この手を離したくない。)
[手が少し暖かいのは、きっと僕の体温が上がっていたから。]
[そしてやってきたクレーンゲーム前。
自分はUFOキャッチャー界の龍王と呼ばれた程の腕前。>>2:704
お手本をと頼まれれば、いいところを見せようと張り切るものの、桜綺と手を繋いでいるという心臓が張り裂けそうなほどの緊張で、スキルに-30くらいの超ペナルティを喰らっている気がする。我ながら気の小さいことだと思う。]
(落ち着け安倍龍志。こういう時は落ち着いて素数を数えるんだ。
1、3、5、7、9……。)
[30くらいまでの奇数を数えた後、操作盤の前へ。
この筐体は500円で三回プレイできる。]
よし、それじゃあやるぞ……!
[挑戦一回目。50<68が成立で成功。]
― ライブ ―
[先輩がメインのとき(>>255)は、ステージの袖のほうでおとなしくコーラスに。
演奏する拓己とセットで置いてくれたのは、プレッシャーに慣れてから中央に立てるようにという先輩方の気遣いだろうか。
愛用の白杖はそのまま持って来ていて――ステッキのように両手で持って軽くリズムと緊張を取り解しながら合わせた。
そして拓己がメインの番になれば]
ぼくらの出会いがー もし偶然ならばー? 運命ならばー?
君に巡り合えたそれって奇跡ー♪
[練習で何度も聴いたし歌って合わせたのに。
自分たちの出会いと再会と、今に至るまでの想い出の日々を、偶然か運命かそれとも奇跡か――と重ねあわせて、開けていても閉じていても変わらない目を閉じて少し涙をこらえた。]
アニメしか見たことないから新鮮かも知れない。
[受け取ったクレープは、中身が茶色尽くしだった]
カレー味が粘って、なんともいえないお味です。
[残すことはしないけど]
甘いやつにしないんだ?ほらクリーム美味しそう。
[他の客用に作られているイチゴとクリームのクレープを指さす]
多分、海賊って相手の船に乗り移るときとかアクロバティックな動きをすると思うんだ
そんな感じのパフォーマンスをやるんじゃないかな?
[じっさいはパンツ見せてもらって以下略、だったのだが>>345
其れを知るのはもう少し先、未来の話
何かを言いたげに口を開く姿には不思議そうな顔をしたが
彼女が何も言わないのならそのままに
何せ其れを問いかける前に自分には誤魔化さねばならぬ案件が>>364]
うっ……!!
つ、つくっているけど
売っているけど……
[目を輝かせる顔とか可愛すぎるのですが、それは
そんな袖を軽く引っ張って、行きたいなんて言われれば
白旗上げるしかないのである
じゃあ占いの後にでも寄る?なんて尋ねるのであった]
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