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文字は世界を広げてくれるから、私はとっても好き。
本の中なら、何処へでも行けるから。
それに、読み始めるのに遅いも早いも無いよ、好きなものを好きなように読んだ方が楽しいでしょ?
[ほら、大きくなると小さい頃に食べれなかった物が食べれるようになるのと一緒。
ある日突然好きになるんだよ。…と、ちょっと的外れな話を添えて。>>@134
心配と嬉しさが入り混じるこの感情を上手に言葉にできずに、ぐるぐると頭の中で回る。
ちらりと盗み見た彼は、ほんの少しだけ不安そうな顔をしているように見えて。
本の森の中を案内するために、そっと手を差し出しただろう。]
じゃあ、小学六年生の子が幽霊のおじいちゃんと塔で暮らす話、なんかも好きかもしれないね。
あとは…有名なアニメ映画の原作はどうかな?晋くんも知ってると思うよ
[もう一冊手にとったのは、黒猫と黒いワンピースを身に纏い大きな赤いリボンを頭につけた女の子が描かれた表紙。
幼い歳で独り立ちした女の子が、お母さんになるまでのシリーズ作品。
少し長いかもしれないが、知ってるからこそ読みやすい部分があるのではないだろうか。]
レンタルもできるよ、喜んで貸してくれる良い店長さんだから。
……もしだったら、私もその本持ってるから貸せるよ。
[にこりと笑って、彼の疑問に答えを。]
ー文化祭のその前にー
それに半襟なら襟でお洒落もできるし
[柄物の襟を秋の色にしたり、紅葉や菊などの文様にすることもできる
その辺りはきっと彼女の親友が、彼女と共に一番、似合う格好に仕立てるのだろうなとも思った
早口気味の彼女の口から出てきた言葉は楽しげなものだったのでほっとして
着物が好きなのかな。なんて思いながら彼女を見つめる
そして、自分の服を見繕ってくれることを頼めば
最初には楽しげだった表情は曇り、うつむいてしまうのを、見て
それから、顔をあげた彼女の顔はどこか作った笑いにも見えた
それが、とても、悲しいと思ってしまう
作り笑顔は苦手なのだ
彼女と出会う前の自分を思い出すから
だから用務員室で立て籠る桜綺を放っておけなかったというのもある
――ああ、自分のせいでこんな顔をさせて仕舞っているのだろうか]
[とはいえ、彼女のアドバイス、もとい提案には頷いて]
そうだなぁ……じゃあ親父から制帽と制服借りてくるか
インバネスコートなら家にあるし、うん、それにしてみる
アドバイスありがとう
[そう告げれば笑み見せ手を振り返し
当日を楽しみに待つのであった]
さすが学級委員長。>>310
[ 失敗したから、ではなくて。
委員長だから、という理由に解釈したことにする。
マイナスの理由じゃなくてプラスの理由の方が、やる気だって出るだろうと。 ]
でも、胸元より背中の方がいいかもね。
勲章のところがかっこいいんだから、隠れちゃったら勿体ないよ。
[ ふふふと笑った。
やがて、交代の時間がくれば、揃いのプラカードを2つ作って貰う。
『2−B 大正浪漫喫茶 営業中』 ]
>>286 昭吾
写真でござるか?
ああ、昭吾殿は編集委員でござったか?
[今更ながらにきがつく]
では、拙者がお手伝い申そう。
軍服もいいでござるな。
[昭吾が陸軍将校服を選べば]
それに金髪だと……
[少尉でざるなと、言いかけてやめた]
―文化祭当日―
[渡しが選んだのは、かすりの羽織にエンジっぽい色の袴。
いつだったか花緒とはなしていて、女袴期待と思っていたから。給仕の時は、振り袖の袖が邪魔だから、紐でまとめる感じにする予定。
午後からだけど、あさ、一応衣装を併せてみる。鏡見て]
あやめー、変じゃないー?
[何て聞いたはず。ついでにいつもの如くきっと、髪も弄って貰った。
サイドの髪を後に持って言って、大きなリボンつけてね、何て言って。
そうするうちに、占い師の準備ができた美穂>>311に声かけられて]
うん、良い感じ!凄い雰囲気出てる。
あ、でもちょっとベールが皺になってる]
[そんな事を言いながら、女の子同士戯れていたら、準備の手伝いしろって誰かに怒られたかも知れない]
>>291>>292>>292 昭吾
お、お主!
[立っていた方が怒鳴り、グラスを払いのけた途端、...は脇差しを構えて前に出ようとした]
……昭吾殿……。
[...が出る前に昭吾が出た]
……拙者が……。
[落ちたグラスと拾おうとすると>>293]
確かに本の中の世界は色々あるね
砂漠、森、湖、海、それから空の上だったり
見たことも聞いたこともない、知らないものがたくさんあって
1つ1つ、知らないことを知っていくのが楽しい
それから見た世界を共有し合うのも。話し合うのもまた楽しい
好きなものを、好きなように……うん、そうだね
菖蒲さんの言うとおり
[大きくなれば小さな頃に、の例えに思わず吹き出したり>>@136
でもなんとなく、理解できた気がした
差し出された手を、おそるおそるつかめば離れたくないというかのように
その華奢な手をぎゅっと、握った]
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