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ー喫茶店>>828ー
[開口一番、彼女に告げるは今までどこに言っていたかという事
心配していたという事。そして叔母さんも心を痛めていたという事
それから、彼女の話を聞いて
互いに頼れる関係でいたいと。その言葉は今迄自分は彼女に頼っていて
彼女は自分を頼っていないと宣言もしたと同然だった
言葉だけで、人とは心が冷えるのだなぁというのを初めて知った
彼女にとっては、自分はあの日食堂で言われた″なんか″であることはかわらないのだとつきつけられた。それは紛れもない事実
じゃあ自分が頼れる男になるよ、と思うがあまりにもその言葉は――残酷だ
詰ってもいい、じゃあ自分は。そう告げる資格すらないじゃないか
詰る男と思われていたのだなぁと。目を閉じ一呼吸、置いて瞼を開く]
――駄目、だよ。その人には断らないで
一緒に行っておいでよ。俺は大丈夫
ああ、詰りはしないさ
(少しだけ、胸が痛んだだけだよ)
(僕は君にとって。一方的に頼ってると見られてたと知ったから)
(詰ってもいいという言葉に。含まれてる感情を取り違えはしない)
――もう1人の人は。君にとって頼れる人なんだね
[寄りかかる、と見られていて。これ以上彼女の負担になることはしたくない
根底には人の気持ちを踏み躙った″母親″と同じになりたくないという思いがあった]
舞を選択したっていうのが
君の答え、でしょう?
[それを、自分に遠慮されるのだけはさせたくない
多分、もう1人のその人は彼女を素のまま受け入れられる人だ
そして彼女を父の面影追う人ではなく女の子、に戻せる人だ
舞を選んだその意味を、自分は間違える程馬鹿じゃない
少しずつ、変わっていくのに気付いていた
綺麗になったと思う心は変わらない、芽生えた思いもそうだ
――それでも、それが君を惑わす原因になるなら
手折る事さえ自分は厭わない
″なんか″、にはなりたくない
其処まで自分は、強くない。変わる為に踏み出せない]
僕は君の舞は見れそうにないや
君に頼ってばかりと見られていて厚顔無恥で居られるほどに
僕は、面の皮が厚い男じゃないよ
[一人称が、他人行儀になるその意味を彼女はきっとわからないだろう
それでいい。そうであってくれ]
色々ありがとう
――その人とお幸せに
[笑顔で告げれば喫茶店を出ただろう
大丈夫。祭の日が終わって学校に出る頃には
自分は唯の幼馴染の感情に戻っているから
慣れているもの、自分の心を捨てるのは*]
―5月の末に、花さんと宗像くんと。いざ松風さん―
おはよーございまー……あれっ?
も、もしかして遅かった?!
[6時半にスマホのアラームで起床したときには、もう花緒の姿は部屋になかった。
洗面台を借りて支度をととのえ、慌てて厩へ向かったつもりだったのだけど、ふたり>>819>>847とも既にその場に居た。
しかもどう見ても寝起きの気配は無い。
どことなく、ふたりの空気が昨日とは違ったようにも思ったけど。
自分へ向けてくれる態度に排他的なものを感じたわけでもなかったから、何も言わず]
おはよーございます、松風さん。
今日は宜しくおねがいします。
[すでに、昨夜はなかった鞍も載せられ、準備万端な様子の松風にぺこりと挨拶しながら。
ふたりと彼と一緒に、乗馬へ向かおう]
>>829 花緒
[校門がまずければ、むしろ花緒に場所を決めてもらう。
普段自分の足で登下校しているから、お互い通る道が良かろうと。
花緒の話を聞く折、むしろ笑っているようにも見えたが]
正直だな。 それは、君の良い所だと思う。
君の言うことももっともだと思う。
今の君を曲げろと言ったに等しいしな。
[そもそも、舞以外何かあったのか知らなかったが。
口元に手を当てて、少し考える]
例大祭のことに関しては、君が決めたのなら僕にどうこう言う権利はない。
別件で一つだけ言わせてもらうなら。
ここ数日いなかったが、誰にも一言も言わなかったのか?
[細めた目で、花緒を見据えて]
一人になりたいこともあるだろう。
それは良い。 だが、君は誰かを頼ったか?
何も聞かず消えられた人がどう思うか考えなかったか?
…それに関しては、少し失望している。
僕は君が逃げてしまったのではないかと思っていた。
それは君を見くびっていたから、謝る。 すまん。
[小さく頭を下げて]
結果としてこうして答えを突き付けに来たわけだから、
もう何も言わん。 詰まらんことを言った。
[顔をよそにやって、はっきりとため息を吐いた。
ややあって、もう一度花緒を見る]
演舞は是非見に行かせてもらおう。
/*
実は中の人多角関係苦手
しょーごくんいっけめーん
菖蒲ちゃんどしよっかなぁ……接点なーんにもないから
友情で誘うもありかね
[喫茶店を出て、電車に乗れば帰宅の途に
こんな折に誰かに頼れるほど、自分は心許せる人はいないのだと改めて思い知る
幼馴染たちがそれぞれ別の人への思いを募らせている時に、其れを邪魔する野暮なことはしたくない
結局、遠慮ばかりだ。其れもまた自分であった
いい子、良い人。其れならば捨てられないと
自分を偽って生きるのに慣れていて
それでも、今少しだけ。話を聞いてくれる人が欲しかった
携帯電話のボタンをなぞり、あまり使われていないアドレスに1つだけ、メールを
これこそ甘えと分かっているけれど
何故か彼女と、ゆっくり話をしてみたいと思った]
To.竹中さん
From.倉重
もし予定がないなら
――――
今度神社でお祭りがあるのを知ってる?
メール交換だけして、あまりお話をした事無いなって思って
良ければ一緒に廻らないかな
君とお話しがしたいんだ
[予定もあるだろうし断られるかもしれない
其れでも何故か、入学式の花緒の演説を聞いて
何処か惑いを見せていた彼女と
あの亜麻色の髪の彼女と話がしたいと
そう、思った*]
[>>849 もうひとつのブランコに座って、息を吐く。
全てを押し隠せば良いのでは無いかという思いが、僕を襲う。それはきっと、ぬるま湯のような暖かさは感じられると思うから。
そうしたく無いと思ったのは、奏美さんのお陰で。
苦しくとも、内面を隠していては。何も変わらないのだと。]
…霧澤さんを、例大祭に誘って断られた。
[最初に言ったのは、一言での要約。
こんなこと言うのはよくないのだと、分かっているのに。]
一つ、結論を出そうと思った時に。志乃の前では綺麗な自分でいることしか、出来ないと思ったから。
……辛い思いを乗り越えてきたのだろうとは、思う。だから強い部分を持っているのだと思う。
林間学校のあの昼食。僕は兄の代わりでありたくないって言いたかった。そうではないのだと、志乃は言ってくれたね。でも。
こういう醜い所が一杯…一杯。自分の内面を覗き込んだら見えてきて。志乃は眩しかった。
霧澤さんとであれば…少しずつでも進めるのかなって思っていた。上辺ばかりを人に見せてきたのは、互いに知っていた事だったから。でも、そうでさえ無かったらしい。
今もこうして、愚痴愚痴と志乃に吐き出して。何がしたいのか、よく分かっていなくて。
今、誰かと行くなら志乃と行きたいと願うけれど。
この状態で僕の方が志乃を誰かの代わりにしようとしているのかもしれないって思うと。
自分が、許せなく思ったから。だから言わなければならないと思った。僕は君に、胸を張ることは出来ない。
[座ったブランコは、動かないまま。
内面を晒した僕はきっと、失望されるだろう。今まで殆ど、そんな姿は見せてこなかったのだから。でもそれは僕の責任で。
……僕が受けなくてはいけない罰で。誰かに縋ってはいけないのだと思った。]
/*
実は展開的にもシチュ的にも、
志乃とくっつかないほうが美味しいと思うんだけれど……
それをやるとこの村の前提をひっくり返しかねないので
(カップル作りましょ、らーぶらぶしましょの村だから)
楓の動きをみながら考えましょう、をしたい所なんだけど。
どうしよっかなあ……奏美ちゃんに譲らせた感が半端ない。
― 母への手紙 ―
お久しぶりです。お二人共お元気ですか?そちらの気候は日本よりも過ごしやすいと聞きますが、体調を崩していないか心配です。
高校で出来た新しい友達が、このレターセットをくれたので手紙を書くつもりになりました。とても趣味の良いレターセットでしょう?
今年の誕生日はたくさんの友達に祝ってもらえて良い日でした。メールで何度か話した事がある慶太はカーディガンをくれました。ペールグリーンで、俺の髪色にとても合うと兄の嫁さんも褒めてくれました。
俺の体調管理をかって出てくれている遠馬もハーブティーのセットをくれたのでますます健康になれそうだし、
最近、好きな娘ができて遊んでくれない小太郎の気を引くアイテムをくれた子もいます。小太郎はとても喜んだけど、好きな娘にアイテムを見せてあげて更に仲が深まったようです。少し残念な気持ちもありますが、俺にも、好░▓▒▓█▓░░▓▒いや、なんでもない。
他にも、ポプリや甘くないクッキーや使いやすそうな文具や牛乳を貰い、面白いのでは10円ガムをたくさんとか、お祝いの言葉も貰って。
こちらに置いて行かれた中学入学当時は荒れましたが、今では、こちらに残れて良かったと、心底思っています。いつか、友達を連れてそちらに遊びに行くかもしれません。それまで、二人共お元気で。
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