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[ 爪を噛むステラを見詰める。
そして、もう一度……ゆっくりと首を振る。]
そうじゃない。
僕は……知っているんだよ。
彼女が人形に取り憑かれたりしていないってね。
[ ハーヴェイの笑みが僅かに歪む。
……音も無く動く影がドアの前に立つ。ドアを背にしたステラはそれに気付かない。]
『愛してるよ、シャーロット。』
愛してるわ、シャーロット。
[再び、二人は抱き合う。
お互いの体温を感じるかのように。]
(あぁ、この感触……
私の熱を冷ましてくれる、この感触。
気持ちいいわ。)
[やがて、冷たい感触は消えていった。
まるで、熱で氷が溶けたかのように――。
シャーロットは自分を映し出すガラスに視線を向ける。
そこには、自分の姿しかないのであった。
シャーロットが見ていたのは、幻覚だったのだろうか。
それとも、人形が愛を注がれ、供養されたのだろうか。]
人形遣い ナサニエルは、流れ者 ギルバートの名を呼ぼうとしたのかもしれない。けれど口から喉から血がほとばしるのみで、…やがて動かなくなった***
……え…?
[ハーヴェイの言った言葉がすぐには理解できない。
怪訝な顔でハーヴェイの顔を見ると、何故だか彼の笑みは先程までの物とは違って見える。]
……ハーヴェイ…さん…?
[目の前の男に気を取られ、背後には気付かないままに]
[薄れていく意識の中に長い髪の女が見える。
紫色の髪をした美しい人形。あの色はいつか見たシャーロットの目の色にそっくりで]
……俺の魂で…お前の願いが叶うといい…。
[ぽつり…つぶやいて。そのまま瞼を閉じる。瞼の裏に映るのは…
人を殺す男に「愛している」と囁く者はいなかった。
だからその言葉がどれだけ大切なものか、わからなかっただけ。
最後までそんなものはいらなかったけれども]
……ッ…ト…
[それでも、最後に呟いた言葉は───***]
[ くっくっく、と。
何が可笑しいのか、ハーヴェイは笑う。
腹の底から。その笑いを抑えようとして、けれど抑え切れぬかのように。]
……紹介するよ。
[ 首を傾げ、笑みを浮かべて。
その笑みには最早穏やかさを残さずに。]
ふふ……メアリー…僕の妹だ――
[ ――刹那、ステラの体を冷たい腕が締め付ける。
栗色の髪がステラの体に掛かる。
栗色の髪のメイド姿のオートマータ。]
流れ者 ギルバートは、人形遣い ナサニエル を投票先に選びました。
……あっ…!
[突然背後から締め付けられ、喉がひゅっと鳴る。
髪の毛のようなものが、自身にばさりと覆いかぶさり、目の前がよく見えない。
それでも
…それでも、目の前の男が笑みを浮かべているのがわかった。
心底、楽しそうに。]
……ハーヴェ…イ……さ…
[まるで他の言葉を忘れてしまったかのように、掠れた声は目の前の男の名前だけを呼ぶ。]
[ 静かな屋敷。
木霊するのはどこからとも無く響くからくりの音。
そして……くすくすと密やかな笑い声。ハーヴェイのものではない。女の声。やがてそれに幾つもの笑いが重なって。
ゆらり、と立ち上がる。
その顔に凄惨な笑みを浮べ。]
メアリーがね…
皆を、皆をこうして欲しいって。私みたいにしてあげてって…そう言うんだよ。
僕は……メアリーを守れなかった。だから、せめて……ね。
[ 一歩、また一歩。
そして、その手をステラの細い首に掛ける。]
さあ、君も……
[すでに死んだ男がもう一度死んだ。
人形たちはそれをどう見ているのだろうか。
男が死んで悲しんだか、願いが叶うと喜んだか]
[紫色の魂はどうなったのか。
それは死んだ男には関係ないこと──]
……ハー…ヴ…
[男の手が首にかかる。握手を交わした時とまるで違う、体温の感じられない手。
徐々にその指先に力が込められるのを感じながら、目を瞑って呟いた。
それは、掠れ過ぎてもはや判別不可能だったかもしれないが。
朦朧とした表情に、消えてしまいそうな笑みを浮かべる]
(……私……あの時……
しあわ……せ……だっ…た…)
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