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― 二階:ゲストルーム ―
[ 時は既に日も沈んだ頃だろうか。
ハーヴェイは自室を出て、各人の部屋を回り、食事をしないかと声を掛ける。ハーヴェイ自身も昨日からまともに食事を摂っていないが、皆も似たようなものだろうと考えたからだ。
食欲の涌くような状況でもないが、しかし、食わずに衰弱する訳にも行くまい。そして、一人でも多くの者がまともに動けた方が、生き延びられる公算は高いはずだ。
あの冷蔵庫はともかくとして、厨房にはまともな食材もあるだろう。
ハーヴェイの言葉に同意した者と共に、厨房へと向かう。]
[ 厨房にたどり着く。
生首はそのままに転がっている。
食材を探すも、何一つ見当たりはしない。いや、食材であったであろうものの散らばる痕跡だけは、開けられたままの食料庫の中に見て取ることができた。
だが、口にできるものは、調味料、油の類まで残らず処分されている。
誰の仕業だ、と口に出してから、考えるまでも無かった事に気付く。
……狂気を宿したあの眼差しを思い出す。あの老執事以外に誰もおるまい。
無論、冷蔵庫の中身を確かめる気になどならず、一応、砂糖やミルクの類でも残っている可能性もなくはないと、食堂へと移動する。]
―一階:自室―
やめて……っ!
[突然、シャーロットは声を張り上げ、体を起こす。
目に入るのは、簡素な自室。]
夢……だったのね。
[シャーロットは、再び身を横たえ、隣で眠る人形を見つめた。
そして、小さなその人形の、失われた瞳に、優しく唇を寄せる。]
…癒して、あげるわ。
かわいそうに。
痛くても、痛いって言えないなんて。
[自分のした行為に、ギルバートの行為を思い出す。
――なぜ、瞳に口付けたのだろう。
あの時、感じたものは、何だったのか。]
もし、あなた達が言葉を発する事ができるのなら…
もし、あなた達が感情を持つ事ができるのなら…
何を言い、何を思うのかしら。
かわいそうな、お人形さん。
だから、私が護ってあげる。
あなた達を傷つける者、何人であっても許さない。
[シャーロットは、目の前の小さな人形を抱きしめると、静かにそう呟いた。]
あなたを傷つけたのは、モーガンさんだったわね。
[思い出されるモーガンの行為。
一体の人形を、固い扉に押さえつけ、ナイフでそれを磔にした。
お仕置き、という名の行為――。]
今度は、モーガンさんがお仕置きされなきゃ、ね。
[そんな事を思う。
冗談なのか、本気なのか――。
くすっと笑うと、シャーロットは自室を出て、一階の廊下を歩いていた。*]
[結局深い眠りを取ることはなかった。
不思議と体は疲れていないのはこの屋敷だからか。
しかし人が見て判る程度に顔色が悪いが。
ハーヴェイが声をかけてくる。勿論同行するつもりはなかった。
まとまって動くのは好きじゃない。確かに安全かもしれないがどう的にされるかもわからないのだから。
そしてまた屋敷を改めて探索するように歩き回っていると不意に電話の音が鳴り響く]
ここ…電話代払ってたんだなぁ…
[少し間抜けなことを考えながら。電気もついているのだから電気代も払っているのだろうに]
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