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[主人は人というには理性の欠片も感じられない。
ずっと死体の人形に囲まれていたあの男。
ゆるりとこちらを見る様は死体よりもずっと寒気を呼び起こす]
…俺はアンタの子供から依頼されてね。
お前を殺しに来たんだよ。
[子供とは誰をさすのか。
アーヴァインは言葉に反応も、うろたえもしない。
獣のような唸り声を上げて手に持つナタを振り下ろしてくる。
殺意というよりも本能に近いその刃。
軽くかわし…その腹に手元にあった長い針のような棒で突き刺した]
[自分が出てきたのは食堂の側。あの冷蔵庫の中身を改めて確認していた訳で。ご期待に添える形でぎっしりと詰められた死体の山。
目玉や舌はご丁寧に瓶詰めに。中には肝臓や腎臓を酒につけていたものもある]
食う気満々か。こんなにたくさん、あの爺や主人だけで食べるのか?
まぁどうせ殺すなら誰に見られても構わないということかな。
[ぶつぶつ言いながら食堂を出る、ホールに出た所で見知らぬ明るい服が視界を踊る]
なんだ?
[目に映るのはあの青い髪]
[その位置に管のような針を突き刺すと肺が機能せず呼吸できないでえらく苦しむことになる。その時間は10分から15分か。
悲鳴の代わりに空気が抜けるような音を出し、主人と呼ばれた狂人はよだれを垂らしながらけむくじゃらの腕を再度振り下ろしてくる。
その手を掴み取るが予想以上に強い力。少し面倒か、と一つ舌打ちをすると仕事道具のナイフを思いきり腹につきたてた。
耳をふさぎたくなるような悲鳴。まるで獣が這いずるようにのたうちまわった後主人は絶命した。その形相はあの水まみれの生首よりもおぞましい]
[地下の展示室がざわめく気配を見せる。
主人が殺されたのを悲しんでいるのか喜んでいるのか。
そしてそんなものが聞こえるということはやはり自分も狂い始めているのか。
ナタでその首を叩き切ると、それだけを持って1階へ戻る。
厨房へ無造作に投げ捨てて。後は好きに料理しろ、という意味合い。
それから冷蔵庫へ、そしてシャーロットを見るに至る]
…またお前か、小娘。
ナルシストごっこでもしてんのか。
[どこから持ってきたのか、別の服を着て鏡でポーズをとっている。確か来た時は荷物なんて持って来ていなかったはずなのに]
なんだその服?盗んだのか?
―一階:展示室―
[鏡の前で、スカートの裾を小さく抓み、片足を立てる。
まるで、ねじを巻かれ、踊りだそうとしている人形のように。
満足げに自分を眺めていると、背後から声を掛けてくる存在に気がついた。
振り返らずとも、その声の主は分かった。
――小娘……]
…ギルバート。
ナルシストごっことか、言ってくれるじゃない。
かわいいでしょ、このワンピース。
盗んだとか、好き勝って言ってくれるわね。
可愛いとかそんなの興味ないんでな。
もっとそういうのを理解してくれる人に言え。
鏡見てうっとりしてる奴がナルシーじゃなくて何なんだ。
お前荷物持ってなかったじゃないか。なのにそんなもん着てるからなぁ。どう見てもカミーラやステラのじゃないだろ、それ。人形の服でも剥いだか?
女の子はね、自分がかわいく写ると嬉しく思うものなの。
うっとりして、何が悪いのよ。
[先ほどまで笑っていた瞳は、いつしか鋭いものと変わり――。]
剥いだんじゃないわ。
交換したの。
ほら、あの人形見て…?
私の服、似合ってると思わない…?
[何故か、嘘はつかずに。
自分の服を着た人形を指差して、シャーロットはそう言った。]
可愛い、ね。俺には興味ない世界だ。
死体の人形が着てた服なんてよく着れるな、お前は。
[けれどその満足そうな顔には肩をすくめて]
生首見てあんな震えてたくせにすぐ機嫌よくなるなら悪くないかもしれないな。
[似合う似合わないより、失礼ながらシャーロットが小柄な筈の人形の服を着れる事実に驚いているようで]
死体が着てた服…?
ギルバート、何を言ってるの…?
これは、人形の服。
[ギルバートが口にした言葉に、シャーロットは少し首を傾げる。
そして、生首の事を思い出させるかのような言葉には。]
……癒してもらったから。
[――大丈夫よ、と。
ギルバートには聞こえないかもしれない程、小さな声で呟いた。]
人形の服が着れるのが不思議なのかしら。
小娘の私には、これくらいのサイズがちょうどいいわ。
[皮肉っぽく、シャーロットはそう言った。]
…さぁね。人形の服か。それならそれでいい。
[まだこいつ気がついてなかったのか。
否定することもないだろう。騒がれても面倒臭い]
外見が伴う小娘だったことに納得だ。
そんなんじゃまだまだ大人にはなれないんだな、お前。
[小さな呟きは聞こえたのか聞こえなかったのか。あえて口に出さないだけか]
俺好みな体型だったらもう少し優しくしてやろうとも思ったけどな。
まぁ服着て満足ならそれでいいんじゃないか?夜も眠れそうだし?
[冗談交じりにぼやく。皮肉は皮肉として受け止める程でもない]
小娘で、構わないわ。
大人になんか、なれなくていい。
[――そう。
あの人形と、ずっと''同じ''でいたいのだ。]
優しくなんか、してくれなくていい。
私は、あなたの優しさなんていらない。
[――そう。
与えられる優しさは、あの人形のものだけでいい。
それなのに、何故だろう…。]
ギルバート……
[目の前の男の瞳から、視線を反らせず。]
それじゃ俺もお前さんのことは嫌わないといけなくなるな。
俺は子供は嫌いなんだよ。
[見つめられる様に少し訝しげに]
…何だ?
[人の顔じろじろ見るのはマナー違反だと言いたげに視線を返す]
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