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ぢーちゃんいなくなったら俺がグロ表現担当になるんだろうか(汗)
ど、どうしようかなwww
一郎がんばるね!for二郎
そうだね。食堂に行こうか。食欲はなくなったかもしれないが、何か腹に入れておかないと肝心なときに体が動かなくなる。
[ステラを促して食堂へと向かう道すがら]
感情が壊れてる、か。それを云えば、ここに集まった連中は多かれ少なかれそんな感じだね。
そもそも、人間ってのは本能的にやばいと感じたら感情がフリーズするようにできてんだ。危機的な状況の時に動揺してたら、死ぬだけさ。
[一人、食堂を後にしたシャーロットは、再び''あれが待つ場所''へと向かった。
一階から続くその場所は、相変わらず薄暗く、ガラスケースの中の人形の瞳だけが光っているように感じられた。
光っているとは――。
ガラス玉故か、それとも、何かを零している故か。
シャーロットは、紅と蒼の人形には目を奪われずに、''自分''が居る場所へと歩を進めた。
地下室に響き渡るのは、''かたかた''という音と、シャーロットの足音だけ――。]
……良かった。
[昨晩見た時と同じ振る舞いで笑っている''それ''を目にすると、シャーロットは小さく呟いた。]
モーガンさんが、人形を殺したの。
あなたも、傷つけられているんじゃないかと心配だったのよ。
『私を傷つけた事があるあなたが、何を言ってるの…?』
[まるで、そう言わんばかりに、''それ''はシャーロットを見つめている。
シャーロットは、視線を落とし、「そうね…」と。]
あなたには、謝っても許されない事をしたわ。
憎まれるのも、罵られるのも、受け入れるしかないと思ってる。
私はもう、逃げない。
あなたを受け入れるわ。
――あなたを、護る。
[シャーロットは、''その瞳''を真っ直ぐとみつめながら、はっきりとそう言った。
''その瞳''が、妖しく光るのを、シャーロットは気づいただろうか。]
[あの保冷庫から戻り、どれ位たっただろうか。
椅子の上で目を瞑っていても、眠りが訪れることはない。
事実、もう眠る必要はないのだが。
もう一人、人形に憑かれた人間がいる。
ハーヴェイとギルバートが望むことは違うが人形同士は何を望んでいるのか。
そしてあの紅と蒼の人形は自身にとって致命的なことを知らしめた。
そう、彼女らの望みをかなえなければ自分はどうなるか。かなえたとしても結果は…分からない。
彼女らは自分を生み出したあの父親に対し異常な殺意を持っていた。
愛する子?愛する人?それは一体誰なのだろう。そんなことはどうでもいい。
今判るのは父親…アーヴァインに対する目的が一致していること。自分の依頼もアーヴァインの殺害。
黙ってその椅子から立ち上がる。手には仕事道具を持って]
[人形を傷つける人間と、人間を傷つける何者か――。
シャーロットは、保冷庫での出来事を思い出すと、今度は静かに、震えながらこう呟く。]
人の、あんな姿を見るのは初めてだった。
……怖かったわ。
でもね。
私は逃げない。
(逃げ出す事は、あなたを棄てる事になる…。)
ここから出る時は、あなたも一緒よ。
[この人形を、ガラスケースから出す事は、容易い事ではない。
ガラスを叩き割ろうにも、それは傷一つ入らず。
掛けられた鍵を開けようにも、鍵の在りかは分からない。
例え、鍵を見つけて開けたとしても、ブザーがなるように仕掛けてあるだろう。
シャーロットは、人形を救う方法が分からないまま、この場を後にした。
その後、この地下室で引き起こるだろう惨劇に、シャーロットは気づく由もなかった。]
[向かうのは地下の作業室。一階の展示室には誰もいない。
あの冷凍生首で流石に皆懲りたのか、誰も出歩こうとしないようで。
静かに地下への扉を開け、地下の展示室へと歩みを進める。
数体のオートマタがこちらをじっと見つめているようで。
あの紅と蒼の人形も、変わらず涼やかな笑顔を浮かべてこちらを見ている。
「願いをかなえてやる」
そう呟いて…目指すのは主人の作業室。昼夜かわらず何かに打ち込んでいるその部屋。無言で、部屋のノブを回す。
部屋の中に満ちていた死臭、散らばる骨や肉の欠片。頭がい骨が棚にずらりと並ぶ。まともな神経の人間であれば気が触れてしまいそうな、呪われた部屋]
[一階の展示室へと上がってきたシャーロットは、そこに並べられている人形達を見回す。
その瞳は、屋敷に来た時のものとは違い、慈しむような…そう、人形が好きだった頃の瞳と同じ色をしていた。]
やっぱり、あの子が一番綺麗だわ。
[そんな事を、呟きながら、部屋の中を歩き回る。
展示室の角に置かれた一つの鏡。
その鏡は、シャーロットの全身をはっきりと映していた。]
…そういえば、私。
ずっと、この服のままだったわね。
(着替えなんて持ってきてないし、どうしよう……。)
[少し困ったように、鏡に映った自分を見つめる。
自分の後ろに映し出される、少し大きめの人形――。]
ねぇ、あなたの服、貸してくれない…?
[振り返り、その人形に呟く。
その人形は、「裸になるなんて、恥ずかしいよ。」と言わんばかりの瞳。
他人が見れば、相変わらずのガラス玉であろう。]
大丈夫よ。
私の服ととりかえっこ。
[シャーロットは、一度展示室の外へと出る。
そこには、誰もいない(――だろう)。
人形の許へと戻り、シャーロットは人形の服を脱ぎ奪うと、自分も手際よく服を脱ぎ捨て、新しい服へと着替えたのだった。]
シャーロットが纏った服は、白いレースのワンピース。少しだけ丈が短いのは、人形との背の違いから。]
かわいいわ、このワンピース。
[少し離れた場所から、鏡に映る自分を見つめ、そう呟く。
シャーロットは、暫し自分を見続けていた。]
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