情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[音も無く玄関に近づく老人。
目の前にあるのは泣き崩れるシャーロット。それを宥めるハーヴェイ。そしてナサニエル]
……おやおや。どうされましたかの。
何か怖いものでもご覧に?
あまり大きな声を出されると困りますな、シャーロット様。
[老人の声音、幾分咎めも含まれる。それを抱きとめるハーヴェイへも同じような視線を送り]
…お外に出られるおつもりだったのかの?
[コツコツと、靴音を小さく鳴らしながら玄関の方向に歩いていくと、そこには見知らぬ顔がまた増えていた。]
(……七人…目。)
[心の中で小さく溜息を吐きながら、ナサニエルと名乗った青年を観察するように遠目から見た。]
おい、どこに…
[行く先は勿論シャーロットの元だろう。
めんどくさいと思いながらも重い腰を上げて付き合うように玄関へ。
そしてその光景を見て僅かに目を見開いた。
勿論抱きついているシャーロットではなく、床にある血の跡に]
― 1階:玄関前 ―
[ゆっくりと顔をあげた女性はシャーロットというらしい。長い髪の美しい女性と認めたが、今はただ事態が把握できずに、自分はその場を見守るのみで]
…。こちらのご主人には人を驚かす趣味がおありなのでしょうか。
オートマタの動きだけで、人を感嘆させるに充分ではありますがね。
[血の道へ視線を投げながら]
…ここまでする必要はないと思いますが…。
[そう呟いていると、わらわらと他の客が集まってきた。一体なにがあったというのだろうか。]
[続々と見知った顔が玄関先に揃って来た事に気付き、いつもの修道女の顔に戻る。]
……これは…。
一体どういう事ですか…。
[目の前の血溜まりに心底驚いたように、「おお、神よ…」と言いながら、胸の前で十字を切った。]
か、帰ろうとした、の…
ハーヴェイさんが、送ってくれるって……
そしたら、鍵が…掛かってて……
[嗚咽交じりの声で、シャーロットは言葉を紡ぎ出す。
血を見た事は、言葉にならず、モーガンには届いていないかもしれない。]
か、カミーラ、さん……
[カミーラの姿を見た途端、シャーロットの泣き声は更に大きくなる。
続々と集まる人の中で、シャーロットは暫し泣き続けていた。]
主人の趣味?
ほっほ。そんな、戯れでございませぬよ。
主人がこのようなことをなさるわけございますまいて。
床が汚れでもしておりましたかな?後で掃除しておきましょう。
ささ、外は霧がひどうございます。お早くお戻り下され。
[老人の言葉は本気か嘘か。それでも目に宿る光は─]
血…ですかな?
きっと…あまりに皆様がお元気でおられますからな。
人形が悪戯したのでしょう。
だから人形の前ではお静かに、と申しましたのにのぅ…。
驚かせたお詫びに仕置きをせねばなりますまいかの?
…爺さん、何なんだこの血は。
まさか…人間の血じゃないよな?
[人が殺されたのならそれは誰だ?今ここに全員そろっているじゃないか。外から誰か…来たのだろうか?]
「これは血…?」
[ お邪魔してしまったでしょうか、という軽口に答える余裕もなく、ハーヴェイはその言葉だけに頷き。ナサニエルと名乗ったその男に視線を送る。]
僕は、ハーヴェイ・ウォルターズ。
ここには取材で来たんだけれど……そう、確かに剃れど頃ではないね。
[ そう言った時、そこに声を掛けるものがあった。
抑揚の無い口調。慇懃なる老執事。
操り人形を手に、普段連れ歩くメイド人形の姿は無く、変りにからくりの犬を連れ。
そして、更に言葉を続ける。
その言葉に答えるシャーロットの声はモーガンに届いているか。確かめるようにモーガンに視線を送りながら、庇うようにシャーロットの背に腕を回す。
次々と、人が集まる中、モーガンの言葉が続く。]
[なんでもない、といった様子の老執事の様子に]
…はぁ、そうですか。
床のこれは…
[(血ではないのか?)と思いながらも]
まあ、その。狩りがご趣味なのでしたら、獲物は裏口から入れていただきたいものですね。
若いお嬢さんもシスターもいらっしゃることですし。
[そう言って、自分も視線を床から外す。
嫌な考えが頭から去るようにと]
元気だと人形が悪戯、ね。
[ギルバートに向かって]
これは明らかに血糊ではなく、少なくとも生きものの血でしょう。匂いはごまかせませんよ。
[モーガンに]
ところで、この扉開けてくださらない?お嬢さんが帰れないで困っていらっしゃいますわよ?
霧?そんなもの、何とでもなるでしょう。いたくない人間を無理矢理引き留める理由は何なのかしら?
[ナサニエルの言葉に眉をしかめ、老人に向き直る。]
…趣味?悪戯?
それにしてはあまりにも悪趣味過ぎます…。
客人をこんな目に合わせるのが、この家の礼儀だというわけではないでしょうに…。
[言いながら、頭の片隅では違う思考を巡らせていた。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新