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探している人形、か。
もし良ければ、僕も探すのを手伝おうか?
[ シャーロットは、幾分かは落ち着いたように――とりあえず、表面上は――見えた。
しかし……どのような人形を探しているというのだろう? 見つからなかった事で、あのようにけたたましい声で笑うというのは……
そして、どうにも不安定なシャーロットの様子。
初めて見た時から落ち着かない感じがあったが、この展示室を覗いてからというもの、落ち着かないでは済まないくらいに心が乱れているように思える。]
いや、今は特に人形を眺めたい気分でもないね。
ふむ。部屋に戻って少し休むのも良いかも知れないな。少し疲れているように見えるよ。
……それと、君はこの屋敷に長居しないほうが良いと思う。良ければ明日の朝にでも村まで送るよ。方向感覚は確かな方だからね。
はて…そんなに喜んで頂けると幸いですがの。
明日というのも…
[窓を見ながら]
こんな空模様では本日お帰りにはなれますまいて。
どうぞお泊り下され。
何分大したおもてなしもできませなんだが旅塵を払って頂く程度には。
それだけ喜んで頂ければ主人も喜びましょう程に。
[主人は喜ぶだろう。
若い「材料」きれいな「材料」がこんなに集まることを。
逃がしてはならぬ、と]
[ ふと、モーガンの様子を思い出す。
何か隠し事でもしているかのような、どこか芝居じみた態度に変ったかのような。
自分を送ってハーヴェイはその後どうするのかと、シャーロットは訪ねるだろうか。
もし問うならば告げるだろう。
自分は屋敷に留まると、どうしても確かめねばならぬ事があるのだと。そう、連絡の途絶えたここを訪ねたはずの妹、その足取りを。*]
ありがとう、ハーヴェイさん。
でも、大丈夫ですよ。
なきゃ困るものでもないですから……
[あった方が困る――。]
え…?
森を抜ける道、分かるんですか…?
それなら、今すぐにでも……
[そこまで言って、口を閉じる。
先程見た外の様子は、既に夜が訪れており、風も強くなっていた。
幾ら方向感覚が確かとはいえ、この状況で森を抜けるのは困難であろう。
それに、''あれ''がないと分かった今、危険を冒してまでこの屋敷を出る必要はなくなっていたのだった。]
いえ、明日の朝…約束ですよ。
[シャーロットは、笑みを浮かべながら、ハーヴェイにそう言った。]
[空模様については旅の常で、特に気にしてはいなかったらしい]
そうですか…それは、どうもありがとうございます。
いえ、屋根のある場所をお借りできるだけでも、大変にありがたいことです。
[アーヴァイン氏も喜ぶだろうという言葉はそのまま素直に受け取ったことだろう]
…?あ、ああ、ここには人があまりお寄りにならないのですね。
同好の士くらいいそうなものですが…
[きっと人形について、話をする相手もいないのだろうと、そう思って、あえて訊ねる事もせず。]
ははは…もてなしなど…勿体ないお言葉。
当方については気遣い無用ですよ。気軽な旅芸人ですゆえに。
[そう言って執事に笑いかけた。部屋を案内されるなら素直についてゆく事だろう]
[シャーロットは、笑みを浮かべながら、ハーヴェイにそう言った。]
[自分を送ってくれると言ったモーガンを、信じていないわけではなかった。
この屋敷に来てから、親切にしてくれるモーガンに好感をもってはいたのだが、どこか影があるような…そんな気がしていたのも確かだった。]
でも、私を送って、ハーヴェイさんはどうするんですか…?
もし、ハーヴェイさんもここを出るのなら、私の家に寄っていきませんか…?
[シャーロットは、ハーヴェイにそう言う。
しかし、ハーヴェイは首を横に振るのだった。
確かめなければならない事がある、とだけ言ったハーヴェイを、シャーロットは真っ直ぐと見つめていた。]
(何だろう……。)
[そう思ったが、敢えて口にはしなかった。
シャーロットはハーヴェイを別れると、一階へと階段を下りていった。。]
[ハーヴェイと別れた後、シャーロットは自室へと向かった。
一階のホールに並ぶ人形達は、相変わらず不気味とも思えたが、''あれ''がない事が分かった今、その不気味さは多少和らいでるようだった。
一階へと下りると、一つの大きな部屋を目にする。
――人形展示室だった。]
そういえば、一階にも展示室があったわね。
[シャーロットにとって、一階のそれは、あまり心に残っていなかった。
そこに、目を奪われる''もの''はなかったのだから。
シャーロットは、「念のため…」と思いながら、一階の人形展示室へと向かった。]
―一階:人形展示室―
[部屋の様子は、以前と変わりなかった。
ガラス玉の瞳を持つ人形達は、シャーロットの動きをじっと見張っている。
再び、感じる不吉な視線――。]
(やっぱり、気味悪いなぁ…。)
[そう思いながら、部屋を出ようとした時、出口の近くに階段らしきものを見つけた。]
(あれ…?
こんな階段、あったっけ…?)
ほっほっほ、こんな辺鄙なところにいらして下さる方をおもてなしせずにどうしますかの。
人がいらっしゃるかどうか…。
何せここは巷ではあまり好ましく思われておりませんでな。
[同好の士?あぁ来るとも。ぽつりぽつりとだけれども
そしてみなその「材料」となるわけだ。
死んで人形へと変じればそれこそ冥利に尽きようというものだろう。
大体は興味もわかぬ人間ゆえに材料とする前に打ち捨ててしまうが。
あぁあの遺棄場にどれだけの元・人間が転がっているのだろう]
お部屋へ、ご案内いたしましょう…。
[老人の目の温かみ、すでに失せていることに気づく人はいるかどうか。
[暫し思案顔を見せようが、すぐにメイドをひきつれナサニエルを部屋へと案内し]
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