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出る…ねぇ?
[ちらりと窓の外。見ると雲行き怪しい灰色の空]
あの爺さんも本当に人間なんだか怪しいもんだ。
そもそもこんなでかい屋敷に生きてる人があの年寄りだけ、とは流石に思わないけどさ。
こんな化け物屋敷に一人でくるなんて度胸のあると思ったら外で泣きそうになってるんだもんな。
[可愛いのか何なのかわからんね、とからから笑い]
ギルバートだね。よろしく。
[ ハーヴェイの問いに対し、返ってきたギルバートの言葉はどこかはぐらかすような感じのものだったが、深く追求する事もなく頷いた。ここでの詮索は余計な事だと思えた。]
興味が無さそうに見えるというか、人形を側に置いたり、愛でたりするようには見えないなと思ってね。
[ 笑いながら、冗談ぽくそう言う。]
「わざわざお嬢さんを慰める為にここまで来たとか?」
[ どこまで本気で、どこまで冗談なのか。
ハーヴェイは思わず苦笑を浮かべる。
慰める云々はともかく、危うさを感じ、気に掛かりはしているのは確かだった。]
僕は物書きの端くれでね、ここには取材させてもらいに来てる。
本当は、珍しいもの好きの僕の師匠がこちらに興味深々で、共に来るはずだったんだけどね。生憎今回は都合が付かなくて、僕だけが来たって所なんだ。
[ハーヴェイとギルバートのやり取りを、無言で聞くシャーロット。
ギルバートもまた、人形に興味があるように感じられた。]
(人形の、どこがいいのかしら。
あんな、物言わない人形……)
[心の中で、そう呟く――。]
な、泣きそうになんかなってないわよ。
あれは、単に走って疲れただけなの。
[シャーロットは、きっとした瞳でギルバートにそう言った。
何故、強がったのか……否、何故、泣きそうになっていた事を隠したのか。]
はじめまして、ステラ・ロックフォードと申します。
こんな…森の奥地で、こんなに何人もの方がいらっしゃるとは夢にも思いませんでした。
[初対面の二人に挨拶をしつつ、「こんな」という部分に少し力を込め、意味深な響きを少しかもし出す。
ギルバートと、ハーヴェイと名乗る青年の会話に少し興味をひかれ、傍らの椅子に腰掛け、二人の会話を見つめていた。]
まぁお人形さんは別に傍において可愛がるだけじゃぁないだろ?
色々あると思うぜ?使い道は。
あぁいうので遊んでる大人もいるしなぁ。
物書きっていうと人形主人公のおとぎ話でも?それともお人形と人の恋物語?
[にやにやと笑いしながら。またシャーロットにもからかい半分に]
お嬢さんは泣いてたよ。確かにネ。
あんな空だけどまさか雷なんかじゃ泣かないよな?
お人形さんたくさんいるんだしぜひ慰めてもらえよ。
[ ギルバートと挨拶を交わしている所に、新たな人影が現れた。入り口の方で笑みを浮かべて会釈する修道衣姿の女性。
その服装は、この屋敷の中で見るのが何とも不自然にすら思われた。
色合いから見て、ベネディクト派の修道女なのだろうか。しかし、このようなところに何故?]
初めまして、シスターステラ。
私はハーヴェイ。ハーヴェイ・ウォルターズと申します。
[ 心の中の疑問は表に出さず、笑みを浮かべて挨拶の音場を掛ける。]
………しないで!
私の前で、人形の話をしないでっ!
[ギルバートが口にした言葉に、シャーロットは怒りを露わにした。
ギルバートに怒りを表したのではない。
昔、一人淋しい夜、人形を抱いて眠った時もあった。
あの頃は、確かに人形に癒されていた。
しかし、今は癒されるどころか、自分を追い続け、呪縛してくる人形に、恐怖と同時に、怒りを感じ始めていたのだった。
シャーロットは勢いよく立ち上がると、食堂から出て行った。]
……。
[この客人の増え方、主人はどう思われるのか。
まだ地下に籠る主人に伺い立てると返る答えは。
老人は少し眉を顰めたが]
……かしこまりました。
いえいえ、私めはずっとここにお仕えしている身でございますれば。
反対などしませぬに。
それで貴方様が満足されれば十分でございますぞ。
[さて主人は何を老人に伝えたか。
早く「材料」が手に入ることを祈っている風で]
では…お客人が待っておりますので…
[静かに一礼し、部屋を後に]
お、いらっしゃいシスター。
[入ってきたステラに軽く手をあげて挨拶。
そして怒鳴るように声を荒げるシャーロットにはやれやれとわざとらしくポーズをとって]
恥ずかしがってるのかね、ありゃ。
雷なったらどれか一つそこら辺の人形持って慰めにいってやったほうがいいかもしれんなぁ。
[彼女が怒っているのを知ってか知らないでか]
[微笑みを浮かべて挨拶をしてきた青年に、こちらももう一度微笑みかけた]
…ハーヴェイさんですね。
よろしくお願い致します。
[言ってから、「よろしく」とは何となく間が抜けていると気付き、思わずくすくすと笑う。
少し動揺してしまっているのだ。ハーヴェイと名乗る青年の瞳の奥に何かの色が見えた気がして…]
[食堂から出て行ってしまったシャーロットの後姿を見つつ]
…ギルバートさん。
女性には、わかりやすい優しさの方が好まれますよ?
[そう言って、少し困ったように笑った。]
[困った顔をするステラへは別に気にもしないという態で]
別にぃ?俺は親切な人間じゃないしなぁ?
シスターは俺に優しくされたい?
[にやにや笑う顔は下卑てもいるか]
ー 回想 −
[ハーヴェイという青年、問うてきたのは探し人]
…メアリー様と仰る方でございますかな?
ふぅむ。
……存じませぬな、申し訳なく。
[一瞬の沈黙。青年は何かを読み取るか。
ただこの老人がもっと耄碌していれば信じられもしたろうが]
少しお客様の名簿でも洗ってみましょう。
それらしいお名前があればお伝えしましょうて。
[見えぬ所で眉を顰める様子は何を考えてのことか]
[ギルバートに向かって小首を傾げる。]
…親切じゃない人間は、そんな風に他人を構ってあげないと思います。
貴方は優しい人ですよ。
[まっすぐにギルバートの目を見つめ、そう言った。]
使い道、か。なるほど、そういう発想なんだね。
趣味よりも実益、という所なのかな。
さて、題材にしたいというのは師匠の方でね。僕は本来、付き添いくらうの予定だったんだ。でも、もし僕が題材に使うなら……おとぎ話や恋物語的なものにはならないだろうね。
[ そう、ギルバートの問いに答える。]
[まっすぐにステラから見つめられる。
が、別に何を思うわけでもないらしい。
何故なら俺は別の意味でならそれなりに人を構うわけだから]
くっくっ。まぁそいういうことにしてくれていいぜ?
たださぁ、別に優しい人だけじゃないと思うんだよなぁ、人に構うってのは。
[たとえば…とその先は続けない]
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