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もう一度言います。
神々の庇護を望まないと言うのですか。
[天使は柔らかな響きのする音色を降らせた。]
貴方の言葉は自死を選ぶようなもの。
人間とは矮小なる生き物。
神々の揺り籠から出て生きようとするなど、貴方がたには
[天使は思う。これは哀れまれるだけの生き物ではないと。]
出来ません。
[天使は貫きの両刃を、アメシストの剣先>>160と打ち合わせるように向けた。アメシストが後方に空気渦巻けば、天使の後ろには「詩」の波紋が残り、そして両者は衝突する。]
貴方は愚か者です。
[天使は口ではそのような音色を降らせながらも、徐々に沸き起こる得体のしれない気持ちを感じていた。それでも、天使は神の使いとし、その気持ちを表に出さず冷たい眼差しを向け続ける。]
[徴に剣の面を鞘ごと向ければ、光の筋が天使の背中の翅目掛けて伸びる。
それは鞭のように、天使の翅を捉え、その動きを一瞬でも拘束しただろうか。]
貴方が導くのは……
[竜に向けて呟く。竜の歌と人の為の剣が導いたのは───。]
…………私はその導きを受け入れましょう……
[そう、一つ竜に応えた。]
[ナジは、暖かき【陽】を感じた。
…其れは創まりにうみだされた暖かきものの仔供…
何故、生き物を殺し「大地」を灼くことが無かったのか。
何故、神々が令を出したのか。其れ等は、ナジには窺い知れぬこと。
しかし、今、ナジは【陽】を感じた。
恵みにも災いともなる【陽】の暖かさを。]
[歌は森と響き合い大地は緩やかに身を起こす。
其れは、
ナジは双眸を開き目の前にあるものを見た。
大地より身を起こしたものを見た。
其れは、無骨な武器だった。
黒い残骸は隙間を埋め、或いは溶け合わす様に巨塊の剣の様なものとなっていた。切れ味などは無いに等しく、刃となるべき箇所は、残骸の塊が溶けた様な格好をその侭晒していた。
決して、美しくない、唯、歌と祈りにより編まれたような武器。
否、祈りを今より集め撚ろうとする武器だろうか。
世界に満ちる「詩」と共にあり、しかしこの世界以外から来たもの。理の外に、それは近しくもあったのだろうか。]
[神々のもたらす調和の外から、生まれた武器を見た。
艱難の道を駆け抜け、明るいさきを目指す可能性の雫を。
無骨な塊へ
ひらりと兆しの蝶が翅を揺らす──幻視]
……、
[確かに微笑んでナジの空いた手を緩く握った]
[カルヒの可能性へと頼み託した剣は、
竜の唄と彼女の徴を増幅して光の筋を描く>>172]
▓░░。
[エルラムは片手で宙へ徴を描いた。
森がざわめき、蔦が撓る。
瑞々しい命は咲き誇り、やわらかな芽を束ねた矢を蔦へつがえた]
……──!
[愚なる生き物。
降る音色>>171が心地良い]
[弓をひく。
神々の使いへ、その体現する世界へ弓をひく。
はなひらく矢は人から神への祝福であり、抵抗の旗。
共に踏み出す一歩への道標となる軌跡を]
█▓░…
[もう一つ、徴を描いた。
森の萌が一斉に撓み、引き絞られた蔦弓から緑の矢を放つ。
カルヒの示した光の筋の収束する、片翼の天使へ向けて]
神々の庇護なくとも、私たちは新たな路(みち)を見つけてみせますよ
愚かで結構!
この生き様こそ、流浪の愚者アメシスト・ヨアニスには相応しい!!!
[目を開き、硝子玉のように冷たい天使の目を睨む。其処に映る生き物は変わらず愚かな生き物か。それとも新たな可能性の切っ先となる嬰児か。
風の力を更に強める。渦巻く空気が白い筋となって後方に螺旋を描いた]
人の力が本当に神には及ばないのか。可能性を見させてもらいましょう。
我が行いが本当に愚なれば、我が剣今ここで果てるのみ!!!
[はぁぁぁと唸り声を上げて、尚も天使の刃を折らんと向かう]
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