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[人間達が自らの手で運命を切り拓く世界。
……ナジは、全ての神を殺したいほどの激情には囚われてはいない。ただ、小さくも普遍的な幸福を積み上げられる。
それだけの世界が欲しいだけだった。]
ゆきましょうか……
[エルラムが話を聞いたのならば、凍れる英雄に付き従いはしまいと思っていたのだが、彼は【凍れる英雄】と共に陽炎の元へと向かっていった。
微かな心配のようなものを胸に、ナジはアメシストとカルヒを促す。*]
[話してしまえば、何処か心持ちがすっきりしたように感じられる。それは対面する相手にも同じであったろうと、柔らかい笑みが見えるようなナジの表情に口元を緩める]
…そうか。いや、すまない。君の目線はまた違う所にあったようだね。
でも勝手な話だけど。…話ができてすっきりした。ありがとう。
[ナジに歩み寄り、手を差し出す。ナジが許せば握手を交わして。
これで心残りは無い、と言った風にナジの促し>>163と共に陽炎の地平線を見る]
[じりじりと。
天の陽に近付けばこう感じるのだろうか。あるいは、噴出する火口に近付けば。
腰に佩いたのは、鍛冶の神の加護を受けた得物だが、それでも陽の雫を相手に剣がどう役立てられるのかわからなかった]
…凍れる英雄
[何の迷いも恐れもなく、傲慢に立つ冬の英雄の気配。
エルラムは、偉大なる英雄が陽の雫を遠ざけてくれることを最も期待していた。
けれどそれが成らなければ、
村を灼熱の終焉から守るには凍れる英雄の力が必要になる。
また、
村を氷結の終焉から守るには、凍れる英雄と対峙する必要がある]
[故郷が消えたあの日より、アメシストの中には何もない。
ただ空転する毎日に、神への反逆心が静かに降り積もって行くのを、胸のうちで感じていた
世界はそれでも、美しく映った。だがそれも、神々の威光が大きい地域に限られる
いつしか、人が人の意思で生きられる世界を。アメシストはそんな風に考えるようになっていった]
[陽の落とし子たるいきものへは、相対する術を思いつけず、対抗する力も乏しい。出来る事はいくらもないだろう]
[けれど、凍れる英雄になら。
力の代償に心、その名すら神へ捧げたのだという末路の英雄には。
「彼はまだ人なのか私にはわかりません」とナジは言ったが、エルラムは彼と実際に視線交わしてみて理解したと思い、そして信じ希った。
凍れる英雄はかつても今も人であり…その心は世界に残っている。
自分は彼を助けるすべを知っていると*]
[アメシストから手を差し出されれば、ナジは瞠目し、そして双眸を細め、伏せ。再び開き、手を差し出した。
ローブの下で、ナジの手はアメシストと握られる。ナジは、もう片手も、アメシストの手を包むように添える。]
貴方の道に、幾多の幸があるよう……
[酷く優しい眼差しでナジは囁いた。*]
…………。ありがとう。
[握ったナジの手と、重ねられた手から温もりを感じる。
それはこれまでの旅路で殆ど出逢わなかった暖かさだった
幸があるよう声をかけられた。ナジの優しい眼差しに、その言葉に込められた真実を見る]
ーーー………。行こう。
[歪む地平線に振り向けば。雹に混じって彼の顔から雫が数滴、落ちた]*
[天使の音色の後、其処から少し背を向けるアメシスト>>138に続く。
神の加護より得た力を自分の為に使う──そう口にしたアメシストに、少し目を見開き、しかし、何かを口にすることは無かった。
ナジとアメシストの密やかな会話は耳に入る。
それはあまり明るい話題ではなく、重々しい空気を孕み───]
ダーク?
[袖口をくいっと引かれる感覚に、身体も意識も其方へと向けられる。
ダークの目には何処か険しい光が宿っているような、そんな気がしたものの、目線が合えば、いつも通りの無邪気さを取り戻す。]
大丈夫よ、きっと……
[子竜の頭をそっと撫で、アメシストとナジに目線を戻した時には、二人の視線の先にはゆらりと揺れる空があった。]*
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