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[次に、アメシスト達が傍を通りすぎようとした。
天使は声をかける。]
仔竜の英雄と共に、
貴方がたも凍れる英雄との語らいを求めるのですか?
[カルヒが追いつけば、安心させるように肩をぽんぽんと叩く
そしてナジに視線を戻す]
そうなのか。…理由、気になるね
まぁ、予想できないでもないけれど
[ローブの下の所作>>84を見やれば目を少し開き、次なる質問を紡ごうと口を開けるが、天使の声>>86がそれを遮った]
…ええ。構いませんでしょうか天使様。
[天使の問いに、恭しく答える]
ー語られざる回想ー
[神々の加護受けし英雄。その実態は神々の下僕であろうと幼いアメシストは悟っていた。
人間の不幸を目の当たりにしても笑うばかりで、享楽的とも言えるその神に従いつつも、心の中は哀しみに染まっていた
誰が忘れることなどできようものか。父母の顔や、畑を耕す故郷の者の顔を。]
(いつの日か
神を殺すことができたなら)
[アメシストの心の中に、いつしかそのような思惑が渦巻く。
そして、彼はある日噂を耳にする。
とある山の山頂に金属の神が住んでおり、試練に勝つと神剣を授けられる
だが、その真価を発揮できるかは使い手次第。その剣の究極の姿は神をも切り裂きうる力を持つという]
[──ああ。
理解する。その氷の瞳の奥を覗いて見えたのは、忘れ得ぬ"母"と同じ色。
殆ど嘆息のような、仄かな笑みを浮かべた]
支配…
[「彼の心は冬の神に捧げられた」とナジは言ったのだったか]
私は、
生きゆく人が為
彼ら厳しい営みと、この地なん…貧しさを守る為
[この地を実り豊かにしたいわけではない。
萌しを超えて恵みそのものを与えるのは、それはなすべきことではない。
神の加護薄い地で神の支配薄い地で、集落の民は智慧を絞り生きていた]
仔竜の英雄”アマーリヒ=カルヒ”、
貴方のことは覚えています。
[天使は片翼の翅を撫でる。
翅は過去のカルヒの声を蘇らせた。]
「かの土地には汗と血を流して開拓した者がある
かの土地には、脈々と継がれる流れがある
子どもたちの声、人々の笑み
それは誰にも奪う権利は無い
たとえ神であっても。 」
「 誰一人として犠牲にはしない 」
貴方の叫びは、声を歌として響かせました。
主神も、巨竜を動かす人間が現れた話には、よろこんでおられました。
[天使にとって幾つかの季節など、瞬きのうちの時間。過ぎ去った時間を無視するかのように、天使はカルヒに主神のことを伝えた。]
季節は、めぐぅもの
冬は終なるものでなありすまい
[春へ向けて雪の下、眠りにつくのが冬の恵み。
言葉など通じまいと半ば理解しながら、エルラムは
手を伸ばす。
見つめる]
冬の英雄
貴方にも、春ら来ます
どうか貴方なん神と、──人がため
力を貸してくまれせんか
いえ。少々、驚いたもので。
これは失礼を。
[天使の清涼な音色>>92に頭を下げ、先へ進む。
【凍れる英雄】も神々の眷属にとっては蟻の一部に過ぎないのかと、頭の中で考えるも口には出さないでいた
そして、進むにつれ寒さは増す
マントのない麻の袖をそれとなく撫でて、凍れる英雄の強い"詩"の気配のするところへ]
……エルラム。…と、あなたが凍れる英雄、ですか
[其処にたどり着けば、すでに彼が語らっている最中だった
そして話し相手の後ろ姿を見る。
霜付くその髪と雹纏うその風貌は一瞬、神々しさすら感じさせた
冬の神に心を捧げた。その結果の強い"詩"の力だろうと、確信する]
[豪快な、哄笑が響き渡る。
凍った太鼓を叩き砕き散らかしたような笑い声。]
生きゆく人とはなんぞ?
営みとは、人を守るとはなんぞ?
冬は美しい!
全ては停まるのだ!
永劫の美!
神々の価値!
一切は完成し、一切が終焉の冬に覆われ尽くす!
それが冬の神ののぞみ。
[英雄の顔が狂笑に彩られることは無かった。
傲慢で疑う事の無い冬の神の価値のみを語る。]
春は来まい。
我が身、我が地溢れるは冬の地、冬の民。
冬の神がのぞむのは、終なる冬。
──────人など、どうでも良いではないか──────
それらまこど、冬の神なんのぞみですか
てば…… あなた の望みは、どこに残っていますか?
[射殺す視線を受け、映し返す虹彩はゆっくりと金色に細まる]
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