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[神が討伐せよとそう仰るのならば。
それを為せば良い…そう自らに言い聞かせるように胸の内に呟き、側の子竜へと視線を遣る。
この子竜は何かを感じ取っているのだろうか。
また何かの神の声を伝えるのだろうか。
あまりに加護の薄い土地。
神の生み出せし陽の雫。
神から下る討伐命令。
そして集まりし英雄たち。
素直に神の言葉に従えば良いのだ。
………良いのか?
その疑心すら畏れ多い。
───覆すだけの現実を女はまだ知らない。]
― 雹の降る地 ―
[軒を借り、老いた山羊をそこへ休ませた。
村に置くのは、期待から。
しかし、エルラムは常のように、山羊を繋いで留めることはしなかった。
村に縫い止めることをしない理由はわかっている。
甘怠い理想を心芯から掲げられるほどに強く清い者ではなかった。
けれど可能性の枝葉を見限られるほどに、成熟してもいない]
……凍れる英雄
[舞う雹を透かし見る双眸は、薄萌黄色]
…エルラム?
[剣を賜りし英雄が歩を進める>>67。その姿は何処か焦りにも感じる
ナジとの会話を中止し一人では危険だ、と制止しようと歩き出す。かの英雄の姿が見えたのは、その頃合いだったろうか]
…………。
[ナジはアメシストから、何か難しいものを聞いたように、フードの下で眉を顰め、苦々しい表情をした。]
【凍れる英雄】を疎んじているものがいる、と──?
………英雄全体に令を出したのは、英雄など十把一絡げに扱っているのではと思いますが。
或いは、凍れる英雄ひとりで打倒出来ないものだったとするなら。
陽の雫と凍れる英雄の力が近しいなら、英雄達は力の天秤の均衡を揺らす為の駒だった──。
というのはどうでしょう。
…エルラム?
[ナジとの会話を一時中止して、剣を賜りし英雄が歩を進めるを見やる>>67
その姿には何処か焦りが感じられたろうか。
そして改めて周囲を見れば、空は鈍色の雲に覆われ、村の外れにはきらきらと光る白いものが降っている
気がつけば体感温度も低下している]
……凍れる英雄。
[ぽつり、呟いた]
ああ。確かに、神々から見たら英雄とは、そういったものだろうな。
陽の雫と凍れる英雄の力が拮抗するようなら、我々が助力する事で打倒できる、か。
[ナジの返答に納得したように頷いて、改めて地平線を見た]
犠牲はつきもの、というわけか。
いつも世界は天秤の上にある。それで平等が保たれる
[胸のざわめきを感じながら、ごく小さく呟く]
一人でいる時間が長いと、色々難しく考えていけないね。
[そして一人、ため息をついた]
[その英雄は凍てついた湖氷の眸をエルラムへ向ける。]
何だ。
[キシリと手が鳴る。
太い眉は意志の強さを現していたかのよう。
英雄譚の数々に謳われるに相応しい相貌。
だが、その身は霜付き、一片の傷跡も無い。一片の疵も。
奇跡にて癒やされているとしても、その身体に、一欠片の瑕すら無かった。]
[胸を押さえる手の甲に、びっしりと薄緑が絡み付く。
首にも髪にも、外からは見えない衣の下にも。
息を吐き、視線は一度動いた。
集落を見渡す小高い岩>>0:243を過り、細くなった萌黄は、凍れる英雄の隆とした姿を捉えてまた開く]
…
[容姿だけならば、巌のような男だと思っただろう。
だが蒼く霜付いた巨躯にはむしろ、凍て星のような印象を覚えた。
その英雄が口を開いた>>78のに、僅か首を傾げる]
[ナジのローブに白い粒が当たった。
エルラムを見送り、アメシストに同意する。]
あの下にいるのでしょう。
[深く息を吸い込み、]
それにしても疑問は残ります。
……言い表せない疑問を。いえ、疑念というべきか。
天秤を使い物事を進めるには、迂遠にも程があるように思えます。
[そうしてナジは、村を見渡せる岩の上に天使を見る。]
アメシスト、気になるのでしたら、凍れる英雄の元へ貴方も話をしに行きますか?
私はエルラム
[ごく短く名乗って、湖氷の眸を見つめる。
言葉よりも深く瞳は語るから]
私は、神なん令を受けました
【陽の雫】を討伐せよと
貴方は 何故ここにいますか?英雄
…そうだね。僕も上手く言葉にはできないでいる。
[ナジの視線を追うと、岩の上に天使の姿を見る
彼女はこの場でどう回答するだろうか。そんな風なことを頭のどこかで考えていると、ナジから提案がされた>>80]
…そうだね。話をしに行くのが早い気がする。
ところでナジ。今回はエルラムを主としたのかい。
[ナジに同意を返し、相手が歩き出せば同じように歩を進める
その道中、"影の英雄"たるナジについての質問を投げた
エルラムと共に行動しているということはそういうことなのだろう、と推察を交えながら]
[ギシリと。英雄の手が動く。
人の身が奏でることのない音が、聞こえる。]
冬の【神】が為。
終なる冬と、この地を支配する為。
[雹が囁く。
幻聴のように不明瞭な冬の神の咾が耳元を掠める。
英雄の声は、氷を合わせ軋ませた音のような声だった。]
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