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…ちょっと、行ってみようか
[覚えのある詩に、自分の詩の気配をわずかに感じ。
昨日出会った者の顔を思い浮かべながら、歩き出す]
…エルラム。そして……あれは、ナジか。
[思った通り、春の英雄より剣を授かりし英雄と、影の英雄と呼ばわる者の姿が目に入る
どうやら村人と話をしているようだ
アメシストは遠目から様子を伺う。カルヒが希望すれば近くに寄りもするだろう]**
[恵み薄く、神の影響も薄い辺境、辿り着いてみればナジの言うように蹄ある獣達を養うのも難しい痩せて乾いた土地。
人の技で耕されて来たそれら畑は、彼らの生活そのもであり希望であることだろう。
エルラムはナジを一度見て、またくすんだ緑を見る]
………、
[村人は皺を刻んだ顔を何とも言えない形へ歪めた。笑ったようにも見える。
俺らもう駄目だと思ってたもんで、と、恥──と期待を含んだ声。
優しい手つきで葉の砂を払い、崩れた礫を積み直す動作は慣れた農夫のそれだった]
[彼らは厳しい土地で生きて来たのだ、と思う]
……
[村に迫る大いなる脅威が除かれようとも、作物が枯れていれば人はもはやこの地で明日の糧を得るのが難しい。
また、こうして作物をいくら世話しようと、災厄によって村が滅び人が絶えれば今の努力は全て無駄になる。
だから既に一度、手入れは放棄されようとし──今また、枯れさせまいと手をかける。
絶望と希望の形]
[ここまで恵みの薄い地は、ナジとてそうそう見るものではなかった。神々の加護なく、彼らが生きてきたとすれば、それは驚嘆にも値する。]
恥など。
(恥ずべきは私だろう。)
[ナジは緩く頭を左右に振り身を屈める。]
この村の者達のこれまでの努力は実っていた筈です。
土を起こし、種を撒き、芽吹かせ、僅かなれど実りを得る。
そうして、貴方達はこれまで暮らしてきたのでしょう。
[ナジは、皺のある無骨な手にそっとローブ越しに手を重ね問いかけようとした。そうして、エルラムを見上げる。]
[寡黙に徹して村人と畑を見つめていた、くすんだ灰緑を映し込む双眸がナジの視線へ瞬いた]
…
[顎を引く。
彼らの努力と、彼らの実り。
彼らの暮らしと希望を、守りたくてここへ来たのだ]
【陽の雫】は、速く近付にていますか?
他なん英雄はごうされてるいでしょう
何処まで効くかは分かりませんが、今は徴を……。
[言いかけた最中、エルラムの言葉が新たに紡がれ
──あんの塊は誰も近づけやせんでな。
と、村人は頭振りナジに添えられた側と別の手で、方角を指し示す。大気が揺らいでいると思しき箇所がある。
そうして、他の英雄達がどうしているかも口にしたろうか。]
[陽炎のように大気の揺らぐ方向。
猶予はどれほどあるのだろう。教わったことへ感謝を仕草で示して、
かがみ込み乾いた地面へ飲用の水が入った皮袋を空ける]
良い畑です
これらかも、守られ…実り紡み続けるように
[瞬く間に吸い込んで湿った土へ指を滑らせた。
水の徴を描く]
[剥き出しの岩盤に囲まれた畑に、水恵の匂いが僅か漂う。
渇いた大地の色が、濡れた濃い色へと変じていった]
……ナジ
萌は芽吹きだけ
[地面へついた手を、扇の要とする形。
淡い緑の若葉が畑から次々と顔を覗かせ、萎れて枯れかけた作物も柔らかに揺れる]
はあしら力がたならい…です
死へ向かむを引き戻せますか?
[神殿では、滾々と水が湧き出す徴。
エルラムの徴、そしてこの地では、どうだったか?
──英雄様方の何人かは塊を見にいってな
──凍れる英雄さは、あそこに──と村人は答える]
── 朝・神殿 ──
ん………
[日の暖かさに目を開ける。
昨夜はアメシストに会えたからかマントの温かさか、はたまた子守唄の心地よさか深く眠りについてしまったようで、気がつけば辺りは明るく日が差し、竜もアメシストも側には見当たらない。
竜が少し離れたところで一人遊びをしていたのを目に留めた頃、視界の外から声が>>14かかった。]
おはようございます。
ごめんなさい、遅くなってしまいました。
[髪を簡単に整え頭を下げれば、差し出された筒を受け取る。
疲れでズンと重い身体に、冷えた水が染み込んでゆく。]
はい…
何から何までありがとうございます…
[ちょうど半分に取り分けられた保存食と果実。
一口二口をゆっくりと飲み下すその間に、子竜が大半を食べ尽くしていた。]
── 旅立ち・神殿前より ──
[旅の支度はいつだって簡単なものだった。
髪を簡単に纏め、少ない荷物を持つ。]
お待たせしました。
どのくらい…かかるでしょう……
[借りていたマントを返そうと綺麗に畳まれたそれを差し出し、不安げにそう言えばマントを巻くように指示される>>17。
言われるがままに。自らのそれを外せば、アメシストのマントを身につけた。]
わ……わぁ……
浮いてる……
[足元のバランスを崩しかけて、繋いでいた手に体重が乗る。]
ダークは一人なら飛べるので大丈夫…
ダーク、ついてきてね。
[行きたい方向──それはここまで進んできた方向の延長。
ダークの導く先。]
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