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貴方が教えてくれました、エルラム。
私は、私が生きている間に望むものを手に入れられない……恐らく無理ではないか、と考えています。
…………それでも、人の間に、何かは残る。
私が望むものは、何時か……果たされるのです。
[ナジの口元が笑みの形に歪む。それを消し、]
いえ、私はその筈だと思いたい。
[いっそ明快なほどの否定>>297。
影の深さはいかほどか、男は──瞼を閉じた。
今もくっきりとそこに感じる]
[ 光まとう花びらの幻視 ]
どうかと……、ええ。はい
[くす、と息を抜くような笑みを浮かべて立ち上がった]
貴方には微笑みが似合います。
沢山笑って下さい。
その笑顔で救われる人々もいます。
[つられるようにナジの纏う空気も柔らかさを帯びた。*]
笑って。
はあしも貴方を見届けましょう、こなん令ねば
……
あが名なんもとに 灰血よ聞かえ
望むなら 望みえば
蝶翅む鱗に きざはしめがく
舞わどりかけるは 人と 神とに
────明めき あいさき<生>を 宿しナジ花へぞ
[ひずんだ詩は、甘やかに短い祝福を囀った。
髪から肩から若葉が散り落ち、エルラムは胸の中心を片手で抑える。
眉を寄せて逆の手で剣の柄を掴み腰へ佩いた。
行こう、と山羊に繋いだ綱を*とる*]
[其れを醜き詩だと聞く者が聞けば言っただろう。
其れを、狂い歪んだ狂詩だと聞く者が聞けば言ったに違い無い。だが、ナジは……]
…………。
[沈黙のうちに、エルラムが囀る詩をうけた。
ナジがエルラムに何を見たのか、今はまだ語るまい。
だが、ナジは祝福の詩をうければ、立ち上がり緩やかに礼を行って、エルラムへ付き従った。──*北東へと。*]
[天使は哀れむ。
矮小な人間達を。そう…
…小さき者は、全てを甘受するならば、押し潰されるのみ…
巨竜に押し潰されたあの村々の様に。
巨竜から逃れ村を捨てた者達の正気が喪われた様に。
立ち上がらぬ者には終わらない苦があるかの様に。
運命は糸を紡ぎ、その糸は絡みつく。
此度行われるは【陽の雫】と【凍れる英雄】の遊戯。
糸の操り手は【神々】であり神に人が抗うなど考えられない。天使もまた、”人間達に牙を剥かれる”ことなど、一度でも考えたことは無かった。
そんな時など、永劫来る筈が無く、
そんな時が来るとは想像すらしない。
哀れむ天使もまた、人よりすれば傲慢だろう。
人を蟻以上の存在だと見ることは無いのだから。]
[…哀れで矮小なる者達…
立ち上がることも出来ない、蹂躙されるが侭の幼き者達。
故に、どう扱おうと神々は心痛むだろうか?
同じ目線を持たない、蟻のような者達を自由気儘に扱おうとも、何を*どう心痛む*という?]
村の設定が変更されました。
無貌の語り手 が参加しました。
[幾たびの冬を越してなお語られん。
幾たびの争いを越してなお語られん。
神々すら囁き合い人々は口承にて伝える。
*詩と歌と英雄と、陽の雫滴り落ちし地であった出来事を。*]
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
── 回想・王国外れの居 ──
[特殊な"声"──そうして神に歌を献上し、かの地を護った血筋。
詩の力は弱くはなかったものの、その小さな"箱"から出ることなく、それが世界のままに育った少女は、知ることもそう多くない。
母が教えた竜の子守唄と神の愛情と加護の詰まった英雄譚の幾つか、それが女を形成している。]
出来うるなら……
ナジさんの知る、竜に纏わる伝承の全てを。
[そう請えば、相手は応えてくれたであろうか。
その話が長くなろうとも、無知な少女はそれに耳を傾け、話を聞いたことであろう。
この声が巨竜に届いた、だから、竜を預けられた、などと都合の良い話だと思わないでもなかったが、その名の圧と同時に、何かの役割を与えられることそれ自体は、女の存在を──否、女の中の存在意義を──支えていた。
ただそれは細い細い糸。]**
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