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―回想/昨日・投票前後―
[治療を終える頃には、左胸の奥の痛みは耐え難い程で。
薬が必要だったが、打ち明けたとはいえ、
ドラガノフの目の前で服用したくはなくて。
先に行っていてほしいと頼み、
薬を飲んで、痛みと息苦しさを堪えながら、
気を失うように横になっていれば。
意識を取り戻した時には、既に全ては終わり。
リー・リーの命の灯は、消え去った後だっただろうか]
― 昨夜・投票後 ―
[結果は同票。
偶然にゆだねられた最終決定は、リー・リーだった。
すぐさま彼を庭へ誘う。
状況からみて、自分が処刑を行うべきだと思ったのだ。
そのとき彼はどんな様子だったか。思い出せない。
リー・リーは自分の投票先とは異なっていたが…
どこか、自分とは行動原理が違う>>3:199ように思われた彼の処刑に、安堵のような感覚を覚えた。
それが酷く残酷な気持ちであるということには気づかない。
そんなごく当たり前の感覚は、とうに壊れてしまった。
フィグネリアを吊った時と同じ手順で、出来るだけ時間をかけず、「昨日よりも手際よく」処刑をおえる。
声が聞こえたのはその時だった]
『ひどいことするね』 『人殺し』
『君が生きのこるの』 『よりによって』
『狂人』 『なんで生きてるの』
[誰の声だ?いない。姿は見えない。けれど、声は確かに聞こえる。
きこえる。きこえる。
直感的に分かった。リー・リーの友人たちだ。
怒っている。悲しんでいる。死にたくなかったと。
手の震えを抑えられず、首に絡んだ縄をほどくのに手間取る。
野菜ばかり食べていたリー・リーの体は軽い。何度か手をすべらせながら、アナスタシアの部屋へ遺体を運び込んだ。
部屋をでて鍵のかからない扉を閉じると、ドアノブに手をかけたまま、扉に凭れた姿勢でずるずると床に座り込んだ。
部屋の中で、楽しそうな、賑やかな声が響いていた]
― 資料室 ―
[あの声は、部屋を離れると聞こえなくなった。
ただ、友人を迎えに来たのだろう。
ぼんやりとした表情でそんなことを思っていると、イライダが動く気配がした>>24]
起きたか。大丈夫か?
[静かに声をかける。
机を下りると、テレーズの遺体をまたいで窓際に近づく。
木枠に積もった雪を払い落として窓を閉める。
その間に、リー・リーの処刑>>25について簡潔に説明した。
もっとも、あの声のことは伝えなかったが]
俺がやった。死体はいつもの部屋だ。
そっちは…何があった?
[イライダに向き直り、窓を背にそう問うた。
その表情は逆光に隠れていただろうか]
― 投票後 ―
……彼なのね。
いえ、彼女かしら……。
[決定した処刑先はリー・リー。
年齢も性別すらも判らず、常にイマジナリーフレンドというものと共にあったらしい彼(とりあえずは、こちらで統一しよう)は、フィグネリアの目には特に異質なものに映っていた。
周囲から見れば自分だって充分変人だっただろうから、人のことは言えないけれど。]
[イライダが倒れた時はひどく狼狽えていたようだったのに>>1:16、騒動が始まってからはやけに冷静で>>2:136、その変化に恐怖を覚えていた。
テレーズに誰を疑っているのかと問われた際に、視界に入ったなら、もしかしたら投票先は彼だったかもしれない。]
[故に、処刑>>25の様子を、ただ黙々と見守った。
彼が人狼ならば良いのだけれど。
ああ、自分もとっくに壊れている。]
[処刑の後、ポラリスの後を追うように、資料室へと向かう。]
[訓練場で見た彼女は、随分と人らしかったように思う>>3:205
相手がトロイだからだろうか。普段彼と何程仲が良かったのかは判らないが。
彼らの“手合わせ”は、安心して見ることができた。]
[けれどポラリスが最後に投げた袋>>3:206は、まるで彼女の形見のように見えて、小さな胸騒ぎを覚えた。
まだ、彼女が憑狼かもしれないと疑っているはずなのに。]
― 深夜・資料室 ―
[そういえば、ここも殆ど入った事がない。
人狼を信じていなかったのだから当然か。
迷信を楽しめるほど心に余裕もなかったし。]
[室内にはテレーズの姿があった>>3:180
彼女達は普段からよく資料室へ出入りしていた気がする。そういえば仲も良さそうだった。
だから彼女達がここに居る事には何の違和感もないはずなのだけれど……テレーズは、明かりの一つも点けないで、何をしていたのだろうか。これでは本も読めないだろうに。]
[テレーズがポラリスの耳元で何かを囁く>>0
秘密にしたい話ならば、自分は聞かない方がいい。
彼女達は気付かなくても、自分がここに居るのは無粋だ。]
え……
[部屋を出ようとしたとき、“獲物”と聞こえて>>2、はっと振り返った。
何が起こっているのか、一瞬わからなかった。
理解できても、心が追いつこうとせずに、絶句しながらその光景を見ていた。]
[やがて、テレーズの姿が赤黒い獣へと変わる>>3]
[ああ、憑狼は彼女の方だった。
私はなぜ彼女を味方だと思っていたのだったっけ?
そうだ、否定したからだ。私が人狼《魔女》じゃないと。
今思えばあれはおかしかったのだ。
なぜ私が違うとあっさり否定できたのかと、考えようともしなかった自分が嫌になる。]
――――っ!
[>>4狼の口が閉じられた瞬間、思わず目をぎゅっと瞑った。
瞼を開くと、襲われたはずのポラリスがそこに立っていて。
狼になっていたテレーズが、首を失くした姿で横たわっていた>>5]
…………。
[“ポラリス”が去った後、“テレーズ”の骸へ近づき、膝を付く。
暫くそのまま、首のない彼女を見つめていた**]
[向けられる憎悪。
すっかり抜け落ちた記憶がどこかを刺激する。
苦しんで苦しんで絶望しろ。
"名無し"の『儂』も嘗ては結社を憎んだのだろう。
そんな事はもうどうでもよかった。]
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