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ケダモノは、絶対殺す。
昨日『ミレイユ』を信じて間違った。でも信じたいんだ、人間を。信じたいから、ケダモノを討つ。相容れないから。
騒動は終わってない。死ぬまで走らなきゃいけないんだ、…『オレたち』は。
[この手には何もない。
だからこそ、ポラリスに差し出したかった。きっと、力なき初期の結社員たちが、心身から血を流してそうしてきたように。崩れていく世界を見つめる彼女に届くかは分からないが。
狂人を、人狼を討ちたい気持ちは、騒動を経てシュテファンに告げたモノ>>1:208から変化しつつあった。喉元をさらしながら、ポラリスを見る*]
そう、まだ疑っている人はいないのね。
[ポラリスの歯切れ悪い答え>>119に、ただ頷く。そして]
ええ、疑うには弱いわね。だけれど疑う材料にはなる。
嬉々としてイライダに疑いをかけてくる人物がいれば、もしかしたらそれがイライダをスケープゴートにしようとしている憑狼でイライダの部屋に前に置かれた鈴は偽装なんじゃないかと思ったのだけれど……。
[今のところ表だって疑う人物がいないのよね、と嘆息する]
今少しづつ、一人一人に話していこうとしてる最中よ。
もっとも話した人が他の人に話してる可能性はあるけれど。
なるべく素の反応を見たかったから。
……もしイライダが憑狼だったなら、確かに協力すべきなのだけれど……今私の中で一つの可能性を思いついてるの。
信用できる相手に今のうちに話したいから、今夜、資料室に来てくれないかしら?
どこで誰が聞いてるか分からないし、なるべく信用できる相手を厳選したいから誰にも言わないように、ね?
[鈴について聞かれれば]
今は持ってないわ。私が持っていてもイライダの部屋の前に落ちてたかは私の口からでしか証明できないもの。
今もイライダの部屋の前に落ちているはずよ。誰かに拾われたりしていなければ。
[そう答えた]
あっ(察し)
ポラリス具合悪いし縁故敵にもおいしいけど信じた先からこれっすか\(^o^)/
おっさんに突っ込んでってボロボロになりたい(まぞ村人感)
― 訓練場 ―
[二人が打ち込み合いを始める。
普段であれば、流石に常日頃訓練してるだけのことはあるなぁ、と結社員らしからぬ他人事すぎる感想を抱くところだけれど、とてもそんな空気ではない。]
[トロイの動きは、ほぼド素人の自分からも隙だらけのように見える>>127
ミレイユを失って動揺しているから?
そんな疑問はトロイの震える声によって打ち消される>>138
彼なりに、信じられる人間を捜そうとしているのか。]
随分危ないことをされますね……。
[けれど彼らしいのかもしれない。
フィグネリアへ『走れ』>>2:114と言っていたように、彼もどこまでも走り続けるつもりか。
自分は、走ることをやめてしまったけれど。]
―食堂近く―
[廊下の窓が、吹雪に真白く染まっている。
カタカタと窓枠の風鳴り音が、ひどく耳に突く。
恐怖に怯える子どもが、震えながら泣いているようで。
9年前の人狼騒動の犠牲となった仲間の子どもたちの
喰らわれ蹂躙された、血まみれの亡骸が脳裏に蘇る。
恐怖に引き攣る顔と、泣き続ける声が。悲痛な悲鳴が。
縋りついてくる小さな掌のぬくもりが。
今も左胸の奥に、
消えることのない、痛みを伴う憎しみと共にある]
[シュテファンの苦悶の表情、アナスタシアの血塗れの姿。
フィグネリアの命の折れる響き。
ミレイユの喰らわれ血にまみれた、小さな身体。
彼らの命を殺して、彼らの人生と幸せを奪って。
彼らの、身を裂かれる痛みと絶望の上に、生きてる自分。
爪がきつく食い込む程、掌を握り締め、唇を噛む]
……赦さない。
必ず、仇を討つからね。
[残り少ない命の蝋燭の炎を燃やそう。
消えることのない、憎しみと怒りを糧として]
[食堂の片隅に座り、置かれた紙>>2:251に、
大切なことを書きながら思考を整理しようと、
していたのは、リー・リーに会う前だったか、後だったか]
ミレイユの、あまりにも人間らしかった幾つもの怯える様子>>112と
記憶の中の誰かと重なりかけた、
まっすぐに見つめる目>>112を思い出す。
ミレイユの中にいた憑狼は、随分と演技派だ。
そう思えば、想定される憑狼像として、メモした。
テレーズ>>2:38が教えてくれた、憑狼の判断方法を思い出す。
憑かれた人への違和感からの判断しかないかもしれない、と。
テレーズが憑狼の可能性はないわけではないが、
内容的には頷ける。これは[判断方法]としてメモ。
それならば、やはり。
憑依先は、違和感の出にくいだろう、交流の多い人を
選ぶ傾向にあるのではないか。
[そこまでに考えを1枚目の紙に、書きつけて]
…もし、ミレイユの中にいた憑狼が、
違和感の出にくそうな人を選んだとするなら、
ドラガノフは違うから、
怪しいのは、トロイかアミルかしら…
[ぽつり、呟く。
けれど、これは確証もないただの推理に過ぎない]
資料室の主 テレーズは、武術指南 アミル を投票先に選びました。
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