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っ……
[押さえようとする過程で、少し腕を切ってしまったらしい>>182。だが、そのかわりに短剣を奪う事が出来、大人しくすることに成功した様子。切り付けられた傷から少しずつ血がにじむがそれに構わず]
イライダ?フィグネリアと仲が良かったかしら?
できれば、このまま彼女を自室へ連れて行って落ち着かせてあげてちょうだい。
きっとあなたの言う事なら聞いてくれるはずよ。
[そう言って、へたり込むフィグネリアを起こそうとそっと彼女の傍にしゃがみ込めば>>183が聞こえただろうか。その言葉に]
――大丈夫よ、あなたは じゃないわ。じゃあ誰が なのかしら?
[フィグネリアだけに聞こえる声で、そっとそう囁き、イライダに引き渡しただろうか*]
[>>199ポラリスの言葉に応えない、けれど耳にはしっかりと入っていた。]
[本当に、自分は何をしているのだろう。
昨日からの行動は、疑ってくださいと言っているようなもの。
けれど、おかしいのは本当に自分の方なのだろうか?]
[結社員だって人間だ。
訓練で身体を鍛え、知識を付けていたって、超能力のようなもので戦えるわけじゃない。
占い師や霊能者の能力だって、直接人狼と戦えるようなものではない。
人狼騒動に直面したならいつ自分が死んだっておかしくないし、まして憑狼なんてものがいるとなると、自分も疑われる立場になる。
恐怖から挙動がおかしくなることは、異常なのだろうか?]
―アナスタシアの部屋近く―
あのう……。
なにか、あったんですか。
[フィグネリアの手から短剣が取り上げられた頃。
騒ぎを聞きつけて、少女はおずおずと廊下に顔を出す。]
[>>211じゃあ誰が、とテレーズの問いに、ぴくりと肩が動く。]
…………
落ち着き払ってる人が、怪しいと思う……。
[弱々しく囁かれた掠れた声は、テレーズにしか届いていないだろう。]
[テレーズだって落ち着いていた。
けれど彼女は味方だ。
だって否定してくれたから。 じゃないと否定してくれたから。]
[ならば誰が怪しい?
ゆるりと顔を上げる。
イライダに引き渡される直前のフィグネリアの瞳は、じっとポラリスを見つめていた。]
[彼自身が、
命の意味を外に求めたことがある>>1:212が故に。
イライダには、そうするなと忠告してくれた>>1:141
彼も、かつては、自分の命の蝋燭の炎を、
憎しみを糧に燃やしていたことが、あったのだろうか。
事なかれ主義だの、昼行燈だの云われつつも。
支部の平和を広げた枝葉で守り枯れゆかんと願う
大樹のような様と。
彼の眸に時折過る、焦りにも似た何か>>0:141には。
事情>>0:200>>0:201までは知れずとも、
気づいてはいて>>0:149。
“女は怖い”>>1:207なんて言われても、
“仲間”だと>>1:136思って貰えていたのは、
本心から嬉しかったのに。
――分かっている。これは昨日までの彼だ。
彼が元々憑狼だった可能性も、あるのだ。
何処までが本当で、何処までは嘘かも、定かではない]
何もかも終わったら、神さま女神さまミレイユさまって称えてやんよ。
[ようやく軽口がするりと口を滑り出す。自分も、そろそろ他で情報を探りだどうと意識を切り替えて、別れ際]
ふん。余計なお世話だよ。
……でも、まぁ。一応。
オレが処刑されずに明日が来て、お前を名前で呼んだら。
その時は、殺せよ。無断死ににしないように。
[たいした策ではないが、今日1日珍しく全員の名前を呼んだ。明日はまたいつも通りに戻すつもりだ。……いちばん打ち明けても仕方ない相手だと、その三日月のように深まる笑みが見えたなら、気づけたのだろうか**]
[けれど――…今朝、
血だまりの中で強く握られた拳>>42と、
遺体の頬に触れて“必ず仇を取ってやる”
と告げた時の彼の態度や言葉は>>43
9年前、血を吐くような憎しみを懐いて、
仲間の仇討ちを誓ったイライダ自身>>1:78と重なる。
人狼に出来ることではない、と思いたかった。
信じたい、と願ってしまう。
弱さ故と、分かってはいても。
「“信じたい”と“信じられる”は違う」
シュテファンの口癖が、耳奥に響く。
彼は“信じたい”を切り捨て、“信じられるか”を
見極められる人だった。
彼の仇を打つためにも、”強さを”、と願う。
見極めなくてはならない]
あっこれフィグ死にたいムーブメントですかね!
どうしよう!この騒動聞いたら掌クルーなんですけど!
強がり トロイは、賢女の娘 フィグネリア を投票先に選びました。
憑狼でない可能性が一番高い……ね。
そう思ってくれるのは光栄かしら。
[こちらに信用を寄せてきてくれているらしいトロイ>>210に微笑み返しつつ]
……できるだけ、人の手で殺さないで済む方法について……?
[そうして、トロイから>>83の作戦をを聞かされれば]
……つまり二人組以上で固まっていれば襲われないから、必然的に憑狼は二人組になった相方を襲うしかない。あとはその相方になった憑狼を処刑すればいい。そういう事ね?
[この作戦には大きな穴がある事をすぐに察知した。それをどのように教えるべきか少し考えて]
ダメね……、考えてもみなさい。昨晩はアナスタシアとシュテファンと言う2人の死体が出たわ。
つまり……件の憑狼は2人以上で固まってても造作なく仕留めてくる可能性が高いという事よ。
[それが2人いても問題ないほどの手練れか、それとも憑狼自体複数いるのかはまだ根拠が見つかっていないため伏せつつも]
……それをして下手に疑いを変な方向に向けられるくらいなら、いっそいつも通りに生活をしてもらった方が違和感を突きとめやすくなるんじゃないかしら?
[そうトロイに提案してみる]
[──フィグネリアさんが“憑狼”とするならば
アナスタシアさんに見つけられてしまう前に逃げようとした?逃げられなかったから見つけられてしまう前に襲った?
でも……それならば他の人の姿を借り受けるべきではないだろうか。昨日の様子で疑われる前に。
短絡的に襲ってしまったということも考えられる。
ただ、こうやって“人狼”がことを荒げたりするだろうか。自衛のために剣をとるのは“人間らしい”ものに見える。
それにずっと見つけられなかった“人狼”にしては……浅慮すぎる気がして。
しかし私はまだ疑いを払拭することはできず、どうするべきかと思案した。]
賢女の娘 フィグネリアは、勉強熱心 ポラリス を投票先に選びました。
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