人狼物語(瓜科国)


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【独】 イライダ

―回想―

[一年の殆どを雪に閉ざされる、凍てついた国の、
小さな村の教会に併設された孤児院>>2:12
亡くなった母親は占い師で、形見の紫水晶の耳飾>>1:169
を握って預けられたことしか、知らない。

常に杖をつき、怒鳴るか叩くばかりの老神父と。
最低限の食事の世話以外は、無関心な二人の修道女たち。
甘いケーキも、可愛らしい藁細工の動物も、
与えて貰えるような場所ではなく>>1:77

頼り守って貰える大人の手を知らない
イライダを含め9人の幼い子どもたち>>1:77は、
身を寄せ合うようにして、互いの面倒を見合って育った]

( -98 ) 2015/02/27(金) 23:51:15

【赤】 勉強熱心 ポラリス

[なぜ、『私』はあの袋が気になるのか。

役目を終えた道具に未練はないはずなのに。

らしさが分からないはずの『私』がらしくないと思ってしまう、この執着。

しばらく考えて……分かった、気がする。

『私』はあの袋を――持って逝きたいのだ]

( *2 ) 2015/02/27(金) 23:51:20

【独】 イライダ

[金色の髪の双子の姉妹、アデルとカタリナ。
物静かなユーリエ。泣き虫のラヴィ。
喧嘩してばかりのアルフレッドとカシム。
イライダの後をついて離れなかった
赤い頬の小さな少女ミーネ


[そして、カーク。
一番年長で、修道女や老神父に逆らってばかりで、
いつも、孤児院を出て行ってやると息まきながら、
それでも、年下の子ども達を見捨てなかった狩人だった少年。
見捨てられていたら、彼だけは助かったかもしれないのに…]

( -99 ) 2015/02/27(金) 23:51:27

武術指南 アミル

― アナスタシアの部屋 ―

[入口付近に凭れて立ち、目を瞑る。
今まで見てきた、聞いてきた記憶が脳裏を廻る。

きっと人は。
すぐに怒って誰かを傷つけ、傷つけられては悲しんで、また誰かを傷つけてしまうような、そんなふうにできているのだ。
それはとても愚かで惨めなことだけれど、それが人なのだ。

ドラガノフに憑いた狼は、怒りを表しはしなかった。
それが違和感になった。

ポラリスもだ。
狼を処刑できることを喜ばしいと言いながら、それでも手を出さなかったのはあまりにも人らしくなかった。

もとから感情の薄い子供だった。
けれど、感情表現が薄いからといって、傷つかない訳ではない。
そして、大きな感情に襲われた時、それを表に出さずにため込めるほど、人は強く作られていない]

( 113 ) 2015/02/27(金) 23:51:50

【削除】 イライダ

[惨劇は、吹雪の夜にやってきた。
教会に宿りを求める数名の神父達の姿で>>2:12
最初の犠牲者は、幼いミーネだった。
喰らわれ血にまみれた切れ端のようになった小さな亡骸。
抱きしめて、ただ泣き叫ぶしか出来なかった…。

占い師の娘である自分が、占えることが分かって――…
血の惨劇の日々の記憶は、時に朧ろで、時に生々しい]


  人間に殺されても…私は誰も、守れなかった。
  占い師としても、誰一人、助けられなかった。
  あの子たちの命を奪って、魂を殺して、私だけ生き延びたの。

[イライダだけが、生き残ったのは。
偽物として処刑される寸前に、
発作で一時的に心肺が停止したのを死んだと勘違いされた為。
実際に死んだのは、イライダの処刑を止めようと、
代わりに自ら命を断ったユーリエだ]

2015/02/27(金) 23:51:53

【独】 イライダ

[惨劇は、吹雪の夜にやってきた。
教会に宿りを求める数名の神父達の姿で>>2:12
最初の犠牲者は、幼いミーネだった。
喰らわれ血にまみれた切れ端のようになった小さな亡骸。
抱きしめて、ただ泣き叫ぶしか出来なかった…。

占い師の娘である自分が、占えることが分かって――…
血の惨劇の日々の記憶は、時に朧ろで、時に生々しい]


  人間に殺されても…私は誰も、守れなかった。
  占い師としても、誰一人、助けられなかった。
  あの子たちの命を奪って、魂を殺して、私だけ生き延びたの。

[イライダだけが、生き残ったのは。
偽物として処刑される寸前に、
発作で一時的に心肺が停止したのを死んだと勘違いされた為。
実際に死んだのは、イライダの処刑を止めようと、
代わりに自ら命を断ったユーリエだ]

( -100 ) 2015/02/27(金) 23:52:08

【独】 イライダ

[蘇生した時には、
カークによって教会の隠し地下室に匿われていた。
狩人だった彼を占い、占い師だと告げていたから>>3:12
自分からは出られない地下室、はしごを引き上げるカークに
泣きながら“死なないで”と願い頼んだ。

乏しい蝋燭の灯の中、彼は何かを覚悟した顔で少しだけ笑った。
おそらくはイライダの為に。
“死なないよ、だからイライダも生き延びることを考えろ。
頑張れ。人狼を見つけて助けてくれよ”と]

  私の命は、心臓は、あの子たちのものだから。
  あの子たちの分まで、生きて、生きて、
  生き延びて…頑張らないと

  必ず、あの人狼を…仇を討たないといけないの
  
[翌日、占いの結果を聞きに来ると約束した少年は、
二度と戻ってはこなかった。]

( -101 ) 2015/02/27(金) 23:52:35

【独】 イライダ

[村の人たちによって地下室から救出されたのは、
全てが終わった後だった。
表向きの記録上では、人狼が退治されたことになり、
2匹の人狼は、逃げ延びていた。

1匹気の仇の行方はすぐにわかった。
地下室の暗闇の中で占い、人狼だと知っていた男。
3つ隣の村の教会に配属されなおした、老神父。
憎しみと怒りから、その身体に突き立てたナイフ。
重く抵抗のある肉を裂く手ごたえと、
手を濡らした温かい血の記憶>>3:7――…
血を吐いてのたうち苦しむ姿を、泣きながら見ていた。

すぐに捕まり、老神父を人狼だったと訴えるイライダを
保護してくれたのが、
シュテファンの妻、サーシャだった>>0:100
それ以来ずっとあと一匹の仇>>1:78を探し続けている、
結社と>>0:243、結社以外の情報網>>0:11を使って。
逃げた2匹目の人狼の行方は、未だ杳として知れぬまま――…]

( -102 ) 2015/02/27(金) 23:52:51

武術指南 アミル

[心の中に膨らんだ塊は今にも爆発しそうになっている。
これはきっと、怒りと悲しみだ。
人に見せまいとどこかに隠したまま、見つからなくなっていた。

けれど、確かに怒っていたんだ。悲しんでいたんだ。
仲間を殺されたと。仲間を殺してしまったと。

彼らの見せている感情を、本物と信じたわけではない。
けれど、信じたい。彼らの怒りを。それが人なのだと。

それがたとえ、いずれは自分に向けられるものだとしても。

再び開いた目は、勉強熱心で、誰よりも結社員らしかったポラリス>>109に向けられていた。
怒りも悲しみもない、あいつは誰だ?]

( 114 ) 2015/02/27(金) 23:53:21

【独】 勉強熱心 ポラリス

/*
>手を出さなかったのはあまりにも〜
皆さんがあまりにも素敵な迫力を出していたので、割り込めなかったのがここで響くとは(棒

( -103 ) 2015/02/27(金) 23:55:20

【独】 武術指南 アミル

/*
ここでトロイさん離席かいwww
放置プレイとはやりますねお主。
リアル都合ならしょうがない、うん!

そして狼さんごめんなさい、このリア狂、ミスリーダーの勤めを果たせませんでした…orz
これ村勝でも最悪のバットエンドにならまいか

あとは急に自分吊られてるとかな!

( -104 ) 2015/02/27(金) 23:57:23

【墓】 資料室の主 テレーズ

トロイさん……

[そしてトロイさんの方に視線を移す。
いつかと同じようなことを『ポラリス』に投げかけるトロイさん。
………ああ、“私”に、“結社員”に気遣いなどいらないのに。
“結社員”だった“私”はそれを上手く受け取れなかったから。]

………トロイさん……
……“私”は……まだあなたの中にいますか?

[そんなことを言ってしまったのはなぜだろう。
ただ、“結社員”以外の“私”を見ているようなトロイさんなら、
この“私”を、何もない“私”を、定義してくれると思ったからか。

“私”の世界はなくなってしまったけれど、“私”はトロイさんの中にいるのだろうか?

“私”はしばらく二人を見つめていた。*]

( +64 ) 2015/02/27(金) 23:57:25

【墓】 ドラガノフ

 好きなだけ泣くといい。
 
[しがみ付いて来たミレイユ>>+63の頭を優しく撫でているつもりだが、
感覚が判らないのが苦しい。
慰めてやりたくても、儂がやる事成す事、全て。
ミレイユに現実を突き付けるものばかりだ。]

 ミレイユ……酷い事ばかり言う年寄りで、すまない。

[すまんなフィグネリア。
儂も、置いて逝けそうに無い。]

( +65 ) 2015/02/27(金) 23:57:55

【独】 見習い ミレイユ

/*
現ポラリス吊かな。
お疲れ様、みんな。

( -105 ) 2015/02/27(金) 23:58:21

【独】 ドラガノフ

/*
はぁはぁしちゃう。

( -106 ) 2015/02/27(金) 23:58:24

【独】 賢女の娘 フィグネリア

/*
わああああああああああポラリス(元)さあああああああん

(ぶわああああああああ

( -107 ) 2015/02/27(金) 23:58:28

イライダ

―アナスタシアの部屋―

[そこに安置されている人達の、亡骸が――…
生前の眼差しが、笑顔が、脳裡を過り、
左胸の奥が押しつぶされそうな痛みを訴える。]

 ――っ。……シュテファン、アナスタシア、
ドラガノフ…フィグネリア、リー・リー…テレーズ…

[最後まで、哂いながら死んだドラガノフの姿を奪った獣の、
呪いのような声が、耳奥に蘇る。

自らの手でとどめをさしたアミルと、
様子を伺うように最後にとどめを刺すか、
と尋ねるだけだったポラリス…

もう誰も殺したくないというアミルと、
結社員としての責任を口にするポラリス…]

( 115 ) 2015/02/27(金) 23:58:47

【独】 賢女の娘 フィグネリア

/*
うわああああああああああああ
ドラガノフさああああああああああああああん>>+65

#もうずっとそればっかり

( -108 ) 2015/02/27(金) 23:58:54

【独】 資料室の主 テレーズ

/*
あまり地上組のところに行く気がない……

( -109 ) 2015/02/27(金) 23:59:29

イライダ


[信じられると、信じたいは違う、
シュテファンの声が、脳裡に響く。

”人間”…人間として信じられるのは――…]

( 116 ) 2015/02/27(金) 23:59:54


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生存者 (4)

イライダ
39回 残1080pt 飴飴
勉強熱心 ポラリス
19回 残1947pt 飴飴
強がり トロイ
34回 残1202pt 飴飴
武術指南 アミル
25回 残1550pt 飴飴

犠牲者 (3)

アナスタシア (2d)
見習い ミレイユ (3d)
資料室の主 テレーズ (4d)

処刑者 (3)

賢女の娘 フィグネリア (3d)
リー・リー (4d)
ドラガノフ (5d)

突然死者 (0)

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