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…外が騒がしいな。
[食事の準備を終えて一息ついたところで、騒ぎに気付く。なにやら嫌な感じだ。]
リリアーヌ嬢、外が騒がしい。何かあったようなので見てくる。貴女も来た方が良いかもしれない。私は先に行く。
[口調と表情が元に戻っているが、気にしてはいられない。一声かけて、廊下へと飛び出した。]
夢幻の化身 ユイは、何でも屋 マサチューセッツ を投票先に選びました。
大人の争い??
変態少女と剣士と刀を持った者の大人の争い…
つまり三角関係のもつれというところか…
このような所で三角関係など愉快な奴らだ…
まあ、連むかつるまないかはさておいて今は何より情報が必要だ。
この少女を見てそう思う。
外見的要素からは考えられない行動をとる…そんな物が他にいるかもしれない。
この洋館で【知らない】は一番危険だ。
しかし、三角関係は…正直避けたい気がする。
↓
↑
『食うことしか考えてないのね…』
「それは違うな。生きることを考えている。
食べることは行動維持に必要な事で、後々精神的な意味も持つ。
精神的に落ち着いてなければ考えることができない。
考えることができなければ人は死ぬ。
…うん?
どうしたんだ急に慌てて…?
行くってどこだ?
三角関係のゴタゴタに巻き込まれるのはごめんだぜ…」
そう言いながらも少女追う形でマサチューセッツは歩き出す。
ー1階廊下ー
ーころ、ユイー
《少し進むと、人が集まっていた》
何か…あったの…かなぁ?
あっ!
《そこには、二階大広間で戦っていた人たちがいた》
嫌な予感。嫌な予感。
悪い感じしか…でてこない。
《勇気を振り絞って、声を出す》
「な…何か…何かあったんですか?」
[スーに気を遣いながら、頭の中で考える。こんな事になったのは誰のせいだ?
異形の落とし子…というのが真っ先に浮かぶ。しかしその後>>1:0昨日の老人の声を思い出す
「だが気をつけろ。この洋館は日々刻々と姿を変えている。奴らは我々を迷わせ断絶し、離れた場所に誘導して襲う。其れ故目撃はおろか遺体を発見することすら困難なのだ。」
遺体を見つけるのが困難。なのに遺体はここにある。しかも離れた場所ですらない。玄関ホール近くの廊下なんて。ど真ん中も良いところだ
となれば、別の人?
たとえば、ドロシーを恨んでいる人が居る。とか。ああいう性格の子は我が道行く分周りとぶつかる可能性も高い…
などとまで考えて、検死を辞めてスーを見た。震えている]
[俺はどうやら少女と若い男と行動を共にすることになったらしい
歩いているうちに先のほうから微かに異様な臭いがするのを感じた
嫌な予感がする…]
わんわん!
わんわんわんわん!
(嫌な予感がするんだ
少なくともその少女には先を歩かせないほうがいい!)
[俺は若い男に向かって注意を促した]
【現在地:1階廊下】
【同行者:ユイ、マサチューセッツ】
〜男の夢〜
…ああ、君か。いつか見た夢の少女。
どうやら私に覚醒した力は、誰かの夢に潜り込むもののようだ。戦闘向きではないな。
…王子様?私が…?いや、王子というには少々歳を取り過ぎていると思うが。
君もこの場で話せるのか?なら、聞きたい。まさか君も、屋敷に迷い込んだ一人なのか…?
/*申し訳ない、まだ出会ってないので他人行儀から始めさせてくれ*/
[急いで階下におり、剣士と少年に駆け寄る]
なにが......っ...!?
[目に入ったのは、ぬらりと濡れた赤。鮮やかなそれの中に、紺と肌色。
おぞましい、おぞましいそれは、
狩りの獲物とは全く違う、死体。屍、死んだ人
なぜと、声もなく問うて、壁にもたれる。心の準備すらなく目にしたそれらに、子供はショックを受けたよう]
スー君…
[とりあえずスーの手をとって握る。これぐらいしかクリスには死体を見たスーを落ち着かせる方法が思いつかなかった]
死体を見たが…なんの跡もない
刃物で斬られた跡も、銃で撃たれた跡もない
いきなり血を吐いて倒れたとしか考えられないんだ…
[どうしようもない検死の結果を告げる。スーはどう思うだろうか]
[俺はどうやら少女と若い男と行動を共にすることになったらしい
歩いているうちに先のほうから微かに異様な臭いがするのを感じた
嫌な予感がする…]
わんわん!
わんわんわんわん!
(嫌な予感がするんだ
少なくともその少女には先を歩かせないほうがいい!)
[俺は若い男に向かって注意を促した]
はは、は
[口を覆い、壁にもたれ、俯いて。手の奥、口から漏れるのは笑い。
それはとても楽しげな、狂ったような笑顔。勝手に漏れる笑顔を、隠すように息を殺す]
情勢は
今のところこちらに利がある、かな
[しかし、無情にも若い男は俺の警告に気付くことなく、彼女が先に歩いていくうちに人だかりを見つけた
異様な臭いはますます強くなっていく]
「な…何か…何かあったんですか?」
(頼む…
そこにいる大人はせめて…
……彼女には気を遣ってやってほしい)
【現在地:1階廊下】
【同行者:ユイ、マサチューセッツ】
少女が立ち止まる。
その先には人だかりが出来ている。
ワンワン…
「うん?どうしたワン公?
今時の少女はませているからな。
三角関係に修羅場なんでもござれだと思うぜ。」
マサチューセッツは犬と同じ目線までしゃがみ込んでから話した。
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