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また、一つ村が出来た。幾度となく現れては消え、再び姿を現す。ここはその内の一つだ。諸君、変とは思わないかね?さっきまで何もなかった場所に、村が出来て何事もなかったかのように村人が住みつき始めることを。
おかしい。我は昔から此処に在る。だが我の存在が認知されたのはつい先程のことだ。ではそれ以前の我とは一体何者だったのか。
知られざる者達よ、我は問いかける。我は誰ぞ?
1人目、男爵 リヒター がやってきました。
男爵 リヒターは、村人 を希望しました。
いずれこの村も廃れ、悠久の中に埋没し消え去るのだろう。諸君らは其れまでに、成し遂げなくれはならない。全てが至る前に。各々の為すべきことを。
我らには抗う権利がある。だが同時に抵抗しない者には死を以って征すであろう。諸君らもこの村にいる時点で分かるはずだ。しかと脳に刻み込め。
生まれてきた意味を求めながらも、生きるために生きる。その不安定な渦の中に我々は混在し、そして一同に会しているのだ。
ならば風前の灯火に油を注ぎ燃え狂わせようではないか。
我は汝らの来訪を歓迎しよう。
[logging in]………
2人目、放浪剣士 クリス がやってきました。
放浪剣士 クリスは、おまかせ を希望しました。
放浪剣士 クリスは、呪狼 に希望を変更しました。
村の設定が変更されました。
ボクは魔法が大嫌いだ
兄はどうやら自分の姿を消せる魔法で高価なお宝を盗みまくってるらしい
そりゃそうだ。魔法なんて便利な力を人に持たせていいわけがない
大抵自分のくだらない欲を満たすために使われて、それで終わりなのだ。厄介この上ない。基本害にしかなり得ないではないか
こうは言ってるが、決してボクが魔法が使えないから妬んで言ってるわけではない。少しばかり特殊な魔法が使えることは使える。誰にも真似できないような特殊なものが
3人目、螺子巻 アンダンテ がやってきました。
螺子巻 アンダンテは、おまかせ を希望しました。
ちっくたっく、ちっくたっく、ぼーん、ぼーん
ちっくたっく、ちっくたっく、ぼーん、ぼーん
聞こえる聞こえた聞かされた。私を呼んでる時計の音が、あっちの方で鳴いているの
直そう直した直された。待っていてね、可哀想な古時計。おじいさんは居ないけれど、あなたの針はまだ動けるはずよ
歩こう歩いた歩かされた。大丈夫。どれだけ遠くに在ったとしても、短針を追う長針のように、私はあなたを見つけるわ
見るける見つけた見つかった。解る、解るわ。あなたが此処にいるって事が。素敵な村に、お住まいなのね?
待ってる待った待たされた。あと少しだから、其処で待ってて
名乗る名乗った名乗らされた。私は螺子巻アンダンテ。どんな時計も押し直し、あなたの時を動かすの
ハローエブリバディ!
みんなの心の中に住んでいる会長だよ!
【重要事項のお知らせ】
@【村のことについては必ず情報欄を見てください】
A 【プロローグ中は、各自洋館に迷い込む描写が完了するまでは他者と絡めません】
B【プロローグ中は洋館に迷い込んでも最初に迷い込んだ場所(自分で他者と被らないよう場所を設定)から不思議な力で出れません】
じゃあの!
情報欄は随時更新するからちょいちょいチェケラ!
村の設定が変更されました。
[ 足早クリスは夢見がちな、クレセント女学院中等部の二年生。最近の趣味は休日を活かし謎の時計職人《螺子巻アンダンテ》として郊外へ出かける、花も恥じらう14歳の乙女である。
幼少の頃より、幻想的なお芝居や文学に強い関心を示していたクリス。そんな彼女が十分な語学教育を受け、自由に使える時間や金銭を確保し、あまつさえ壊れた時計の音を聞くという非科学的な特技に目覚めればどうなるか、その答えは火を見るよりも明らかだ。]
ふふ、気づく気づいた気づかされた。乾いた時計の助けを求める可愛い声。私は此処よ、今行くの。螺子巻アンダンテがきっとあなたを救ってみせる
[ クリスの独り言用セリフは108まであるのだ。自宅で暇を玩べばアンダンテとしての思考を重ねる彼女に隙は無い。多分ない。本人がこれをカッコいいと信じている限りはきっと大丈夫。
知り合いの職人に特注で作らせた時計を模した髪留めは最高にキマッているし、毎日のように練習を重ねた妖艶な雰囲気()も完璧だ。]
行く行った行かされた。今宵の止まった時も、私は動かすわ
[ 謎の時計職人、螺子巻アンダンテの明日はどっちだ。]
村の設定が変更されました。
肉まんであったまると気が緩んだのか隠していた耳がぴょこりと。ふわふわの狼の耳だ
ふわふわの帽子で普段は隠されてというかカモフラージュしてるというのだろうか
だからといって人を襲うわけでもなく、耳が生えてるだけで狼の姿にもなれやしない。ちなみに尻尾もない
大分前の先祖が人狼らしいが、そんな事は今いい。小籠包だ。肉まんも食べ終えたのだから、早く次のあったまり食材を探さなくてはならない。小籠包じゃなくてピザまんでもいいかもしれない
あー、耳出してると風が当たって少し、寒い
早くしまわないと
アホ兄貴はどこだろう
[いつの間にか元居た世界と別の世界に迷い込んでるとは気づかないまま、歩き出す]
4人目、帯刀者 リア がやってきました。
帯刀者 リアは、狩人 を希望しました。
[かちゃりと刀を持ち直し、一つ瞬きをする。村の狩人という役割は、とても待つことの多い仕事だった。
それが苦であるかと聞かれれば、否と答える。
幼い躯体ながら刀を持つそれは、猟犬の如くに待つことが得意だったから]
『ガサッ』
[藪が揺れ、現れるは山兎。
それを見た瞬間に腕が動き、刀は兎の背を穿つ]
......しまった。
毛皮を傷つけすぎた
[冬の深いこの時期、毛皮は高く売れるのだ]
5人目、夢幻の化身 ユイ がやってきました。
夢幻の化身 ユイは、ハムスター人間 を希望しました。
ふぁぁ…むにゃむにゃ…
…あたしは…何処にいるの…?
あれ…おじいちゃん?どこ?
ふうぅ…また…夢かな…
あれ、大っきなベットがある。
あそこで、寝ようかな。
わっ。とってもフッカフカ。
王様のベットみたいで…素敵
夢の中でまた夢を見るなんて…
なんかとっても…楽しい…
おやすみ…なさ…い……
ここは…お菓子の国?
美味しそうなチョコレート
はむはむ。んー、とっても美味しい
あ、こっちはクッキーだ
もぐもぐ。これもなかなか
…あっ
《ユイは頬を赤らめた》
お…王子様……
え…あ、あたし?
あたしは…古川 結衣。
10歳…です…
え…学校?
あたしは…通ってないの…
おじいちゃんが、全部教えてくれる
あ…あの!王子様!
私、ずっと…あなたのことが…す…
す…す…
はっ。おしい。あと、少しだったのに…
って、あれ?あたし、なんでまだこのふかふかベットに寝てるんだろう?
《ユイは、窓から外を覗いた》
…何も…見えない…??
まぁ、これも…夢か…
夢から覚めて。あたし。
………
…あれ?なんで…変わらないの?
夢じゃなくて…現…実…?
おじいちゃん、おじいちゃん!!
ここは…どこなの??
助けて!助けて!!!!
《広い、王の寝室の様な部屋で、ユイは一人、泣き叫んでいた…》
6人目、魔法少女? ロージードロシー がやってきました。
魔法少女? ロージードロシーは、おまかせ を希望しました。
魔法のステッキくるるんるん♡
うふふ?みんな元気にしてたかしら?初めましての人は初めましてね?
シリアスな空気をぶち壊しにいろんな村に2度3度とうじょ〜う♡魔法少女、ロージードロシーちゃんよ?
それじゃあ、今回の相方を紹介するわ?
真剣狩る 真剣狩る デストロイ〜
使い魔よ、出ろ出ろ〜!
[おおっと、なにやらいきなりステッキを振り始めましたよ?これは…解説のタック・ライさん?|コレハデスネー。召喚魔法ノイシュデスネー。|おおっとぉ、煙の中から、謎のトナカイ頭の全裸の男が現れましたよー?]
魔法の国の住人、トナちゃんよ?みんなにかよくしてあげてね?
トナちゃん「あの…美奈子さん、誰に向かって話しかけてるんすか…」
その名前で呼ぶんじゃねえよこのダボがぁ!
[おおっとぉ!鋭い空中殺法がトナちゃんを襲うぅ!ヘッドシザーズ・ホイップです。メキシコではティヘラ…ハサミと呼ばれる技ですねえ|イヤー、綺麗ニキマテマス]
やーねぇ、ドロシーちゃんのご挨拶の練習に決まってるじゃないのトナちゃん。
[既に夕刻。曇っているから、そろそろ雪も降り始めるだろう。今日は獲物が少なくつい森の深い場所まで入ってしまった。夜で更に雪も降り始めても帰らなければ、流石に家族が心配する]
......今夜は、クリスマスプレゼントも置いてやらなきゃな
明日の顔が楽しみだ
[家族を思い描いてクスリと笑いながら跳ねるように森を抜けて行く。
図書館のある村は、昨年の年越しの頃に合併し、大きくなったものらしい。
そこで起こった騒動の中で家族を得て、いまはその村で生きている。
刀を帯びた十をいくつかすぎたほどの子供は、これまでの一年を思い返しながら足を進めた]
ああ、多分、目の前に大きな建物。あそこに行けば何かわかりそうだ
あんな大きな屋敷に住んでいるぐらいの人なら有名な小籠包についても知っているだろう。ついでに世界的指名手配犯の1人幻想の怪盗についても何か盗まれたという悪い意味で知っているかもしれないなってね
「ごめんください」
扉をノックする。返事が聞こえた気がした
入ってきていいと言われた気がしてな
だからボクはドアノブに手をかけた
開けたらそこは玄関じゃなくて「ボイラー室」
ーーー
[少し埃っぽいが、暖炉のすぐ裏だからかボイラー室はとても暖かい]
…にしても、玄関あけたらボイラー室って、しかも出られないなんて、この屋敷普通じゃないぞ
さ、ここで伸びてないで行くわよトナちゃん。急がないと…誰とも絡めない残念なネタ陣営になるわよ。それは絶対に避けるべきなの。惨めなことよ。
[これは、どういうことでしょう?解説のタック・ライさん?|情報クライヨメヨー|はぁい、ありがとうございます。さて、ロージードロシーはどう動くのでしょうか…?]
うん、トナちゃん、あそこの森とか、非常に迷いやすくていい感じだわ。ナチュラルに迷い込めそうな感じする…
トナちゃん「って、なんでドロシーさん、俺の頭んとこにまたがって…?」
トナカイだろうがさっさと乗せて走れや?あぁ?
トナちゃん「ひ、ヒィ!分かったっスー!」
[おおっと、これは速い!まさにシベリアンエクスプレス!|トナカイハ時速80Kmクライデ走ルカラネー。ハヤイヨネー|森の中を、颯爽と走り抜けていきます。まるでチーターのようです。|サッキト言テルコトチガウシトナカイダヨー]
走るのよトナちゃん!出番のために!絡みのために!
7人目、迷い人 スー がやってきました。
迷い人 スーは、おまかせ を希望しました。
[その日はいつもと同じ、平凡で平和な1日のはずだった。
スーは朝起きて、学校へいく準備をし、朝食を食べて、いつもと同じ時間に家を出た。寝癖によってぴょんと跳ねた前髪を手櫛で撫でつけながら、愛用の自転車に乗っていつもと同じ通学路を進んでいく。
けれど、いつもと同じなのはそこまでだった。
突然、自転車の前輪が何かに引っかかったように跳ね、スーはバランスを崩して地面に叩きつけられる。10代前半である彼の小さな身体はその衝撃であっさりと意識を手放した。
どのくらい時間が経っただろうか。
スーが意識を取り戻したとき、辺りの風景は一変していた。ごちゃごちゃと家の立ち並ぶ住宅街から、鬱蒼とした薄暗い森の中に。
「なんだよ………これ…………。ここ、どこだよ…………」
呟く声に答えを返す者はなく、スーは途方に暮れるほかなかった]
[駆ける子供の足元。地面の感触がふっと消え去る]
は?
[まさか道を間違えたか、否、そんなはずがない。この森は探索し尽くしたしなによりあの人に稽古をつけてもらう時のために地形の変化は常に調べている。
けれど、事実。地面は足の下に無く、つまりは子供を支えるものはない]
ふ、ざけ......うわぁぁぁ!!
[憐れ子供は宙を切り裂き空を落ちる。その先は、大きな煙突]
『ボフン!!ガラン!!!ガシャン!!』
[煙突の中を煤とともに落ち、燃えかけで残っていた薪を崩し、その上を転がって分厚い絨毯を汚し]
......なに
本気で、なに
不運の星でも取り付いた......?
[幸いにして刀は共にある。それだけ確認して窓の外をみて、思わず口が開いた。
森とは一転、ものすごく雪が積もっている。
それはもう北国、例えば陸奥だとかみちのくだとか越後だとか言われる地のようだ。
しかも窓は割れないし(刀で何度もぶん殴ってみた。ヒビ一つ入らなかった)扉も斬れない(刀で実際に斬ってみた。傷一つつかなかった)。
どうやら、閉じ込められたらしい]
「いってぇ………なんなんだよ………くそっ」
意識が覚醒したことで、身体が痛みを訴え始める。それなりの速度で走っていた自転車から落ちただけに軽いとは言えない程度の怪我を負っていた。特に、額からの出血と右足の擦り傷が甚大だ。
「だれか……だれかぁ………」
辺りを見回し助けを呼ぶも答えを返す者はおらず、心細さだけが増大していく。不安に押し潰され、スーが涙目になった頃、遠くに小さな明かりが瞬いた。
「……グスッ………グスッ………!
明かり?……だれか…だれかいるのか?」
絶望の中で降って湧いた希望に思わず身体の痛みを忘れ、明かりの方へと向かっていく。
重たい身体を引きずってたどり着いたそこには大きく、不気味な洋館がそびえ立っていた………
[どうにもできないので仕方なく獲物を刀で捌き、持ち歩きやすくする。
汚れ?既に煤で汚れまくりで近くの優雅な調度品にも映っているのだ。もう汚れなんて自分は知らない]
何のいたずらだか知らないけど、帰れたらいいんだけどな
夕飯食べて風呂に入って寝かしつけてプレゼント置いて
あー、母さんや父さんにもプレゼント贈らないと
水道ないからやりにくいなー
水道あったら体洗おう。暖炉燃やせるものあるか?
「あいたたたた…………」(クルクル
洋館内に入り込んだスーは初めに入った部屋にあった救急箱から包帯を取り出し、傷口にクルクルと巻きつけていた。館の住人の姿はないが、何処かで会えたならば事情を説明し、ウチに連絡を取ってもらおう、などと楽観的に考えている。先ほどまで涙目だったくせに、希望を見つけたことであっという間に上機嫌である。
「(クルクル………)よしっ、ちょっと余っちゃったけど大丈夫だよなっ!少し休んだら、住んでる人を探して助けてもらおう………よいしょ…っと…………zzz」
部屋にあった高級そうなソファに身体を横たえると、すぐに彼の意識は薄れていくのだった。
あ!見えた!いわくありげな洞穴よ!あそこ異世界に繋がってる!しってる!私知ってるから!ハイヨー!トナちゃん!
トナちゃん「ひえぇぇっ!どうとでもなれっス!」
[トンネルの中に入って行きましたよー?トンネルの向こうは不思議の街かー?|関係ナイケドセントチヒロハ日本ノエイガノ興行収入イチイナノヨー]
とおう!はい!10点満点!
[見事な着地ですねー。ここどこでしょうか?タック・ライさん。|洋館ダネー。チイサナ礼拝堂カナー?|屋敷に礼拝堂、相手はなかなかの金持ちのようです!]
グッジョォウブ、トナちゃん。特別に有給を消化する権利をあげるわ。
トナちゃん「それより賃上げして欲しいんすけど…」
さ、探索を始めるわよ…どこかに誰かいないかしら…?
んむぅ…
[目が覚めても埃っぽいボイラー室の中。少々窮屈なものの比較的小柄なクリスには体を寝かせて休めるほどのスペースはあった]
さ、寒いぞ…さっきまで暖かかったのに、燃料切れか?
[建て付けが悪いのか入ってきた扉はもう開かないので外には出れず。中に入るにしてもこの寒さでは凍え死んでしまう。暖まれる食料ももうない。嗚呼小籠包。あなたは何処にいるの?]
燃料残っているといいな…(キィ…
おっ、たくさんあるぞ
よかった。これで暖まれる
[石炭が入っているだろう部屋の隅にある金属の箱を開けて取り出し、ガラス付きの火が弱くなった暖炉が見える石炭を入れる用の小窓を少し開けると投げ込む]
火はいい。見ているだけでも暖かい
特に、薪が燃えてるのは古き良き伝統だと思う
火が強くなったら薪を入れようか
[小窓から火の強さを確認しつつ、視覚でも楽しんでいる]
子供の頃
サンジ「クリスたんかわいいなぁー!なでなでー」
クリス「ぼ、ぼくはこどもじゃないもん!あにきなんてだいきらい!」(逃走
サンジ「まってよクリスたーん!あとでチョコレートあげるから!」
クリス「おかしでつれるとおもうな!ぼくはおとなだぞー!おとなはおかしにつられないんだぞー!」
サンジ「ごめんごめんって、だから機嫌直してよ。ね?」
子供扱いするし、なんでもお菓子で解決しようとする兄なんて大嫌いだ
「うぅ……さみぃ………」(ガタガタ
目覚めると、部屋に入ったときに燃えていた暖炉の火は消え、室温は凍えんばかりに下がっていた。
「火……火、どこだよ……」(ガタガタ
スーは暖炉の火をつけようとするも、ガスストーブやエアコン程度しか使ったことのない彼に暖炉の火をつけるという作業は難易度が高すぎる。
「なんだよ………なんでつかないんだよ………凍えちまうだろ………つけ……ついてくれよぉ………」(ガタガタ
ライターを使い、直接薪に火を付けようとするも薪に火は移らず、寒さによって体力だけが奪われていく。
「……ダメだ………どこか……あったかいとこ…………だれか……たすけ…て…………⁉︎」(ガチャ……ガチャガチャガチャ)
困ったことにドアがあかない。溜まった涙の水圧……などではなく、鍵でも掛けられているような手応えだ。それはつまり、スーがこの極寒の部屋に閉じ込められたことを意味していた。
ゴトン……ゴトン………
「?………なんの音………?」(ガタガタ
見るとどこからか暖炉に石炭が投げ込まれ、小さく、ほとんど消えていた炎が再び燃え始めるのが見えた。どうしてひとりでに火がついたのか、石炭がどこから投げ込まれたのかなどという疑問もあったが、まずは暖をとるのが先決である。スーはいそいそと暖炉に近づき、冷え切った身体を暖めるのだった。
8人目、わんこ ころ がやってきました。
わんこ ころは、C国狂人 を希望しました。
[とある冬の日の昼下がり]
「ころちゃん、おやつの時間よ」
[ご主人が呼ぶ声で、うつらうつらしていた俺は目覚め、ご主人の元へと駆け寄る]
わんわん!
ハッハッハッハッ……
[ご主人がおやつというそれは、ころころという音がする]
(これは、俺の大好物のチョコボールじゃないか…
ああなんてすばらしい)
わんわんっ!
[俺は甘くて苦いチョコボールを味わった]
[と、その時である]
「コロコロ…」
…!
[最後の1個のチョコボールがコロコロと転がってしまったのだ]
(やばい追いかけなきゃ)
わんわん!
[チョコボールは止まるどころかどんどん加速して勢いを増していく
俺は追いかけた
がむしゃらに追いかけた]
「ころちゃん…?」
[ご主人の制止も聞こえることなく、気付けば家の外を出ていた
チョコボールは家の前の坂道にさしかかろうとしていた]
[ぼーっとガラス窓から炎を眺めていると>>23暖炉の向こう側に誰かが見えたような気がしたが、熱気でよく見えない]
…?今黒いのが動いた気がするぞ
虫か、野生動物か、あるいは人か…?
[黒い影の大きさ的に虫はあり得ないとして、動物か人だろう。もしここに主が居るのなら、あるいは他にも閉じ込められている人が居るのなら、どうにかしてコンタクトを取りたいところだ]
にしても、どうしたらいいものだろう
ああ、小籠包食べたいなぁ…ピザでも可。薪を見ていたら本場の薪で焼いたマルゲリータが食べたくなってきたんだ
[とりあえず、火が大きくなってきた事だからと薪を暖炉に投げ込んだ]
これはコナラかクヌギだろうか?
やはり、薪はいいものだな
[ぱちぱちと炎の弾ける心地よい音と、木が焼けた時の独特の匂いがボイラー室を覆った]
(あともう少し、ここで手を伸ばせば…)
[手を伸ばしてチョコボールを手中に収めたその瞬間…]
(あっ、やべ)
[手を伸ばした瞬間バランスを崩し、そのままチョコボールの如く坂道をコロコロと転がってしまった]
9人目、長身白髪の男 アドニス がやってきました。
長身白髪の男 アドニスは、おまかせ を希望しました。
はっ…はぁ…っ!くっ…もう、ここまで追手が…!
(男は傷ついた左腕を庇いながら、霧深い森を走る)
やはり、私には、正義の味方など…無理、な話、だったか…っ
(まずは、何処か遠くへ。そう考えながら一層深い霧を抜けると、おぼろげに洋館らしき建物が見えてきた)
丁度いい…あの、建物へ…
パチパチ……パチパチ………
先ほど>>26現れた薪が燃えているのを見ながら(どうやら炎の向こうに窓か何かがあり、そこから誰かが投げ込んでいるようにも見える)これまでのことを振り返る。
いつも通りに学校に向かう→転倒→森の中
…………わけがわからないよ。
身体が暖まってきたおかげで冷静な思考が戻ってきたものの、状況を理解するにはまだ圧倒的に情報が足りていない。スーは考えるのを放棄し、炎が踊るのを見つめるのだった。
「あと……はら減ったなぁ…………」
心なしか炎の向こうから小籠包……マルゲリータ……と呟く声がしたような気がして、それがさらに空腹感を煽る。
「はぁ………」(グゥゥゥ……ぱたり……
溜息をつきながら横になるスーであった。
(男は洋館の裏手に回り、窓からそっと中を伺う。人気がないことを確認すると、小型のナイフを取り出し手慣れた様子で窓ガラスをくり抜き、その穴から鍵を開けた。すぐさま身を滑り込ませ、とりあえず窓を閉めて切り取ったガラス片も嵌め込んだ)
ここは…使用人部屋か…?
(洋館の雰囲気に似合わず質素な造りと家具の部屋。なら、当分人は来ないであろうと予想し、安堵の息を吐いた。シーツを適当に裂き腕の止血を行うと、仄かな暖かさのせいもあり次第に眠気が襲ってきた)
…まぁ、なんとか、なるだろ…
(壁にもたれて目を瞑ると、男はすぐさま眠りに落ちた)
[昨日から散々ここが何処で、何故扉を開けたら目の前にボイラー室があって、しかも出られなくなったのかなんて考えたが]
わかったことは、考えてもわからないから仕方ないって事だな
仕方なし。
[ポケットを探る。レシートやティッシュなどが出てきたが食料になりそうなものはポケットの中にいつもストックしているチョコレートと、この館のある村の前に訪れた集落で買ったやたら大きいマシュマロだけだ]
せっかく火があるのだから…
[石炭などを投げ入れた小窓を開くと炎がぱちりと弾け熱気が直に伝わってくる。これは流石のクリスでも熱いなと思った。マシュマロを袋から取り出してナイフに刺し、チラチラとこちらに出てくる火にさっとかざすと、甘い匂いが立ち上り美味しそうな焦げ目がついた。それを、一口]
…あまい
が、半端じゃなくうまい…
[飢えは最高の調味料と誰が言ったか。いつになれば館の主人がこの「建て付けの悪い」ボイラー室に居る自分を助けてくれるかわからないから、とりあえずマシュマロは1つだけにしよう。残りはまた、今度。と、マシュマロの袋を閉じた]
10人目、綾取り ツリガネ がやってきました。
綾取り ツリガネは、人狼 を希望しました。
[久留里久留里と時は回り、
ヒラリヒラリと場所を移って。
さあ今宵はこの物語。
運命の糸は絡まり縺れ合い果たして何を見せるか]
[女は糸を持つだけ、舞台に上がり躍る。他の登場人物がどう動くかなんて、女の知ったことではないのだ]
うぅぅ……なんで…なんで…
《泣き疲れたユイは、王様ベッドで一人、座り込んでいた》
……あ、そうだ!
おじいちゃんからもらった「夢の魔導書」に何か書いてあるかもしれない。
《ユイは、内ポケットにしまっていた小さな魔導書を取り出した》
ええと、夢の世界から現の世界に帰る方法は……あ、あった!
【Dream Clear 私を、現の世界に戻して】
《ユイは、そう唱えて、ゆっくりと目を瞑った》
………
……
…
はっ。…えっ???
なん…で?なんでここなの?
…ここが、現の世界だとは思えない…
じゃあ、なんで……
《ユイは、再び泣き出した》
あたし、閉じ込められちゃったの?
うわぁぁぁぁぁぁん
出して!!帰りたい!!
《ユイは強くドアを叩く》
《ドアはびくともしない》
うぅ…
《ユイはそのまま、再び眠りについた》
11人目、美食家 リリアーヌ がやってきました。
美食家 リリアーヌは、おまかせ を希望しました。
メリークリスマッスゥ
あああああ、なんていい香りなんだろ
チキン?
ぱっりっっぱりのチキン?
って、え〜、このクリスマスカードに書かれた洋館ってここだよね
うっわ、おいしそうなものにありつけそうじゃん
気がきくぅ!!
こんにちはぁ!!!!!!
誰もいないんですかぁ!!!!
(キッチンいっちゃいますよ)
ギギギィバタン
背後で大きな音を立てて扉が閉まった
色々忘れた
役職希望とか
ってか、なんやねん、役職把握できんので好きにしゃべるわ
エアパワー
ってか、パス、ヒントどっかにあったんですか?
[捌いた兎を部屋の中で見つけたマッチと薪で燃やしながら考える。兎は肉汁を垂らしながらじわじわと焼けていて。
パチパチと燃える音の中で、ふと耳に入った泣き声>>34]
『うわぁぁぁぁぁぁん
出して!!帰りたい!!』
[ドアを叩く音もする。それは暖炉を正面において右側の方からだったか]
......他にもいる?
それも、子供?
......なんなんだ、ここは。
ドアも開かないし、窓も開かない
[隣室の物音は既に聞こえなくなっている。力尽きてしまったか。
だが、誰かいるならば心強いと、少しだけ思う。
ならば、後で隣室の子供が起きた時に壁を叩いてみようか]
12人目、人見知り ティナ がやってきました。
人見知り ティナは、おまかせ を希望しました。
「…あれ?」
[いつものように鳥籠のカバーを外そうとして…カバーが乱れていることに気がついた。普段はこんなことなんてないのに…どうしてだろう。首を傾げつつカバーを外すと]
え……?
[そこに、いつもの愛らしい黄色い姿はなかった。籠の鍵が外れてしまっていたことから、そこから逃げだしてしまったということは容易に想像出来た。けれどここは締め切ってある部屋。カナリアが籠から出られたとしても、部屋から逃げ出せたはずは無かった]
うそ、うそ、うそ…
[必死に探しても、どこにもその姿は見当たらない。雛から大事に育てた、小さな、大切な友達。一度も外の世界に触れさせたことは無かった。もしも外に出てしまっていたら、すぐに猫や寒さにやられて…]
「そんなことない、きっと大丈夫」
[と、首を振りながら言い聞かせる。悪く考えすぎだ。こんな寒いのに、自分から外に出るわけなんてないだろう、と]
[口下手で極度の人見知りのティナにとってカナリアは唯一の友達だった。ぱたぱたぱたぱた…部屋中を探し回る。徐々に強まる不安と焦りが動作を荒くしていった]
[結局、家中を探したが見つからず、鳥籠のある部屋に戻ってもう1度全体を引っ掻き回し、窓が閉まっていることを確認した。神隠しにあったとしか思えなかった]
ピィピィピィ…
[へたりこんだティナの耳に、どこからかカナリアの鳴き声が飛び込んできた。けれど姿は見えない。きっと、空耳だ、無事を願う気持ちが、聞こえさせたのだ…]
ピヒピピ…ピルルルルル…
[いや、耳を澄ますとやはり聞こえる。それは空耳では無かった。カナリアの鳴き声は確かにする。でも、一体どこから?]
[周囲をぐるっと見回す。その視界の隅に、ちらっと黄色い影が映った。はっとして視線を向ける。そこには等身大の鏡があるはずだった]
……っ!?
[本来ならばティナが1人で立ちすくんでる様子が映るはずの鏡の中で、カナリアがティナの回りをくるくると踊るように飛び回っていた。けれどもちろん、実際の部屋にカナリアの姿は無い]
「どういう、こと……?」
[よく見れば、鏡の中に映っている部屋は、見慣れた自分の部屋ではなく、どこか全く別の部屋のようだった。信じられない思いで鏡に近づき、恐る恐る左手で鏡に触れた。そのとき]
「きゃあぁっ…!?」
[すっと左手が見えない力に引っ張られる。そのままバランスを崩し鏡に向かって倒れこむ。冷たい水に飛び込むような感触…思わずティナは身震いをした…のあと、気がつくとどこかに投げ出されていた]
さぁって、探検をはっじめようかしら?
ここはひとつランダムを使いこなして先輩風でもふかしておきたいところね…
移動先
1暖炉がパチパチいってるところ
2風がびゅうびゅう鳴ってるところ
3犬がワンワン吠えてるところ
4食器がカチャカチャ音を立ててるところ
5蛇口がジャージャーうるさいところ
6ヤバげなところ
そーれ!
1(6)
ふっふっふ、なんだか人がいそうな気配のところを引けたわ…グッジョォブよ、私…
[タック・ライさん、今の1(6)って、どういう…|[[1d6 ]]ダネー。コレノスペース消シテ貼ツケルトサイコロフレルヨー|なるほどー、6を変えたりすると…?|最大値カワルネー]
おっ邪魔しまーす!
トナちゃん「お、お邪魔するっす…」
[いっきなりのドア全開!>>36暖炉の前の人物はどう動くのか?|全裸ノヘンタイイルカラネー。ヨソクデキナイネー]
ふぅ…お腹いっぱい…
《空腹だったユイは、夢でお菓子を食べていた》
〔ギギギィバタン〕
《ドアが閉まった様な大きな音で、ユイは目覚めた》
…ドアが…開いた??
《ドアに飛びかかり、色々試してみるが、ドアは動かない》
開かない…か。
ってことは…他に…人がいる…?敵…なの?
でも大丈夫。私は強くなったんだ!
王子様が、ずっとそばにいてくれる…って。怖くない。全然。
絶対抜け出して。お家に帰るんだ。
【Dream True 夢の物よ。現となれ!】
《ユイの目の前に、ダイナマイトとライターが出現した》
出来た!!出来たよ!!!
《ユイはダイナマイトに火をつけ、ドアの前に投げた》
〔ドォォォォォォン〕
《耳が張り裂けそうなほどの大音量が響いた》
ドアは…だめ…か。
あたしは…めげないよ。王子様がそばにいてくれる。あたしは…絶対に抜け出すんだ!
ユイは、大きく目を見開き、小さな魔導書と睨みあった。
[どばーん!!!と扉を全開にされ、入ってきたのはステッキを持ったハイテンションの……少女?]
……、兎、食べるか?
[とりあえず焼いた兎肉を差し出してみる。鉄串に刺した兎肉はまだ熱いだろうし、まだ煤に塗れている自分は異様かもしれないけれど。
まあとりあえずは、いつの間にかしまっていた扉は諦めて、この少女?と知り合うことから始めようと]
[少女?に兎串を差し出した途端に隣の部屋から大音量。しかも爆発音だ。
起きたかと考えて、とりあえず少女?に串を渡すだけ渡すと壁に向かう。
コンコン
一度壁をノックし、これでは伝わらないかと思って刀を取りだし、鞘のまま叩きつける。割と大きな音が鳴ったが、気づくだろうか]
はっ!これはやってしまった感…感じるわ。神よりこわーい村建ての怒りを…!
[おおっと。これは、レフェリーどう判断する?|先輩風トカイッテヤッチマッタナー情報クライヨメヨー]
また、また運命が…ラ神が導いたら出会いましょう?ハイヨー!トナちゃん!
トナちゃん「は、はいっス!」
[トナちゃんのシベリアンエクスプレスのような脚力で、ロージードロシー、初期位置の礼拝堂へと戻っていきます。]
それでは行って参ります。お母様、お父様
[ 今日は、すじ雲の薄くかかる晴れの日だ。
出かけるのには丁度いい。と、両親に手を振り屋敷の外へ踏み出しながら、足早クリスは何となくにそう思った。
足早の息女であるクリスにとって、学院や家の柵から解き放たれる休日は、何物にも代え難い至福のときである。
別に、学業や家族が嫌いになったわけではない。学べることは幸運で、知識の泉は乾いた心を潤してくれる。また王国の隅々にまで根をはる商会を築き上げた父親はクリスの誇りであり。元女狩人として自然と生きる者の生業を語る母親はクリスにとって強さの象徴だ。
だから、今の生活に不満はなどはない。クリスの望みは余程のものでなければ叶い、彼女の未来に陰りはあり得ないのだから。
整えられた生垣を左右に構える庭の道を通り、クリスは鉄柵のような外界との扉を開く。そこから一歩踏み出せば、彼女は足早商会の一人娘から仮面を被り、謎の時計職人《螺子巻アンダンテ》へと成り代わるのた。]
聞こえる聞こえた聞かされた。私に問いかける時の足音。ちっくたっく、ちっくたっく、ぼーん、ぼーん。鳴いて亡いて泣いている
[ 今この時、自分は正体不明、神出鬼没の螺子巻アンダンテなのだと、確かに聞こえる時計の声に耳を傾け、彼女は自身に言い聞かせる。
アンダンテは時の足音を聞き、壊れた時間を直して回る。
それは何者にも侵されない、彼女だけの時間だ。
栗色のブーツで一歩踏み出し、底の厚い踵が地面に触れる感触を確かめながら、螺子巻アンダンテは自身を呼ぶ声に向かって歩を進める。]
助ける助けた助けられた。どれだけ歪んだ時間であっても、私は全てを元に戻すの
[ その先にある時の濁流が、自分を飲み込もうとアギトを開いて待ち構えているとは露知らず。]
……
[暖炉の向こう側の黒い影は寝てしまったのか反応がない]
せっかく、人が居ると思ったのに
話せないのでは意味がないではないか…
(いやでも、自分が居ることを知らせなくては。なんとか…)
[ポケットの中を探る。ナイフ、レシート、あいぽっぽ、関所の通行証にストックのマシュマロとチョコレート、さっき食べた肉まんの下に敷いてあったアレ]
…ロクなものがない
[1番マシそうなチョコレートをひとかけら割って、暖炉の向こうに届くように投げ入れた]
これで、よし。と
[チョコレートを投げ入れとりあえず、一休み。ふと見ると薪に隠れて見えていなかったが右側からも光が漏れている。ここは暖炉が2つあるのだろうか?薪をどかして見てみるとこちらの暖炉はきちんと火が燃えて…]
アレは…何かを焼いているのか?
[串に刺さった塊の肉。何かはわからないが暖かくて美味しそうだ。いや、それよりも]
真っ黒に焦げているわけではない。ということは、最近誰かが肉をあそこに置いた…?
[驚いた。こっちにも人は居ると考えるのが普通だろう。ポケットからチョコレートの余りを取り出し、右暖炉にも投げ込んだ。肉を焼いている誰かが気づくのを願って]
【ドォォォォォォォン‼︎】
「⁉︎……なんだよ⁉︎なんの音だよ……」
どうやら暖炉の前でうとうとしていたようだ。突然の轟音に夢の世界から引きずり戻される。スーは身を起こして耳を澄ますが、暖炉のパチパチと燃える音の他、なんの音も聞き取ることは出来なかった。
[ころん、と暖炉から出てきた塊を見て、壁から振り向く。壁の向こうの少女が気づいたのならまた何か反応があるだろうと
暖炉から出てきたのは……]
チョコ?
どこから?
[というか暖炉から出てくるということは自分が転がり出てきた場所ということで、つまりは煤塗れな自分と同じように煤塗れということで]
食えなくなったんだけどこれは……
せっかくの甘味……
[とりあえず火の勢いを弱めて声をかけてみる]
誰かいるのか?
どうやってここに来た?
[もう少し声を張らないと聞こえないだろうか]
【ドォォォォォォォン‼︎】
「⁉︎……なんだよ⁉︎なんの音だよ……」
どうやら暖炉の前でうとうとしていたようだ。突然の轟音に夢の世界から引きずり戻される。スーは身を起こして耳を澄ますが、暖炉のパチパチと燃える音の他、なんの音も聞き取ることは出来なかった。
【………コツン】
「………チョコレート?」
炎の向こうから投げ込まれたのか、少し溶けたチョコレートが飛んできた。スーはチョコレートを口に入れ、その甘味を楽しむ。
「なぁ…誰か居るんだろ?ここ………どこだかわかるよな……?なぁ、返事してくr熱っ⁉︎」
暖炉の向こうにいる人物に詰め寄ろうとするあまり、炎に近づきすぎたようだ。指先を火の粉が舐める。スーは相手の反応を待った。
『居るぞ。どうやって、と言われたらこの館に入ろうとして、扉を開けたら何故かボイラー室に居たとしか
…君は?ここの館の人か?そうであれば開けて欲しい。このボイラー室、建て付けが悪いのかドアが開かないんだ』
[答えたのは青年くらいの声。ドアが開かないということは自分と同じ状況か。あの変な少女?はとりあえず見なかったことにしておこうってナカノヒト、イッテタ]
オレはこの館の人間じゃない。俺の部屋もドアが開かないし斬れないし、窓も割れなくて困ってたんだ。
でも、そうか。
君はこの館に入る前どんな状況だった?
[質問に答えてから質問を返す。少しでも情報が欲しいと考えて、情報を多くの人と共有できたら、と]
あ、それとチョコレートをもう一つ頼む。
煤に塗れてさっきのが喰えない
せっかくの甘い物だから、ダメって言うならいいんだけど
[今度は少し大きめの声で、ちゃんと伝わるように]
「……………」
しばらく返事を待ってみるが、返答はなかった……いや、少し離れたところでなにか言い争うような大声が聞こえるあたり、炎の向こうの人物は他の何者かと話をしているようだ。何を話しているのか耳をそばだてても内容を聞き取ることは出来ない。スーは一旦暖炉から離れ、部屋の中を調べることにした。
[右暖炉から返事が返ってきたと思ったら、今度は左暖炉からもパニックに陥ったような声がうっすらと聞こえた。とりあえず右の返事が終わったら今度は左の対応を…と冷静になるために深呼吸をして、右暖炉の小窓を開けた]
ここの人とは違うのか…開かない斬れない窓も割れない…ん?斬れない?
君は剣術を嗜むのか?
入る前、といえば普通に村に来たんだ。特別変なところは…いや、住人に話しかけてもまともな返事が返ってこなかったぐらいか。そちらは?
[斬る、という言葉に反応しつつ、村に入って話しかけたおじいさん>>0の事を思い出していた。そして]
チョコレートは君に投げたので最後だ。甘味なら、マシュマロがまだ残っているが、普通に投げて渡したらまた煤まみれになるだろう。なにか、その肉を刺している串のようなものはないか?こちらに近づけてくれればマシュマロを刺してやるが、これでいいなら
…Holy Dream
究極の夢魔法…
仲間を癒し、敵を殲滅する夢の光…
あたしには…まだ無理かな…
〔コンコン……ドンッ〕
《ドアの開く音が聞こえた方から、物音が聞こえた》
……人?人が居るの?
《壁を叩こうと思ったが、やめた》
敵…かもしれない…
でも…何か起こさなきゃ…始まらないかな…?
《恐る恐る、壁を叩いた》
〔コンコン。コンコン。〕
何が起こるか…わからない…
《ユイは魔導書を持ったまま、壁の正面を向き、身構えた》
[剣術という声にこくりと頷いて、それでは見えるはずもないと慌てて声を出す。声を出したり話したりすることは苦手じゃないけれど、どちらかというと聞く方が得意だったから、ともすれば動作だけで答えそうになる]
ああ。昔から刀を使ってる。だから剣術というよりも、刀術かもしれないけど。
比較的、何があっても対応できると自負はしてる
[答えながら入る前のことを思いだそうとして、煤塗れになった経緯と連鎖的に家族のことを思いだす。家族は心配しているのだろうか]
仕事から帰って来るときに、急に地面が無くなって……
煙突に突っ込んでこの部屋に落ちてきたんだ。
火は部屋にあったマッチと薪で。
肉は仕事で狩ったもの。まだあるならマシュマロの代わりに渡そうか?
[言いながら串の一つを取って向こうへと伸ばす。炎で火傷するかしないかのギリギリのライン。届くといいが]
[カン!と暖炉の向こうに出る間もなく串が突き立つ感触。耳を澄ませば向こう側で何やら話し声。どうやら他にも誰かがいるらしい。
なれば拘束ばかりもしていられないか]
『コンコン。コンコン』
[とりあえず串を戻したところで、壁を叩く音。どうやら隣室の子供が気づいたようだ。
壁に向かい、声をかける。大きな声にするが、聞こえるだろうか]
誰かいるのか!!
さっき泣いていた子か?
大丈夫か?
[左側暖炉には人影がない辺り、きっと部屋の散策でもしているのだろうか?とりあえず伝える事は言ったのでじきに返事が来るだろう。今度は>>59右から]
刀か。良いものを使っているな
ボクもそこそこ刃物には詳しいつもりだったが、刀は触ったことはないな
[つい、嬉しくなり話しこもうとしてしまうがハッと我にかえる。今はそんな場合ではない]
ふむ。地面がなくなるとは不思議な話だな
いや、ボクのもおかしいのだろうが、この館はもしかして妖館の類なのだろうか?
だとすれば、出るのに苦戦しそうだ
ああ、ボクはボイラー室に居るから薪とマッチはこちらにもあるが、肉は少し欲しいな。分けてもらえないだろうか
[こちらに向けられた串が刺さらないように気をつけながら大きなマシュマロを1つ刺した。下手したら自分に刺さりそうで少し、怖い]
【カタンッ……】
暖炉の方から聞こえた音に反応し、スーはそちらに走り寄る。そのまま相手の話も聞かずにまくし立てた。
「なぁ!誰か居るんだよな⁉︎居るんだろ‼︎お、俺はスー、スー=オライムレイ‼︎自転車で事故ったら森の中にいて、それでここにきて部屋に入ったらドアが開かなくて、しかも寒くてそれで……それで………グスッ……」
やっと人と話せた……その安堵感で思わず涙ぐむ。あぁ、これでウチに帰れる。こんなわけのわからない状況から逃げられる……スーはまだそう思っていた。
[マシュマロを刺し終えると、右暖炉の人物はバタバタとどこかへ。泣いて…などと聞こえた辺り他にも誰か居るのかもしれないな。そして>>62左暖炉からまくしたてるような、若いというかどちらかといえば幼い?右暖炉の人物とどちらが歳下だろうか]
…落ち着け。ボクはクリソコーラ・ディシウム。長いからクリスと呼んでくれ
君もここの人ではなく迷い人か…自転車事故とは災難だったな
落ち着いて聞いてくれ。ボク達はもしかしたら妖館に迷い込んだのかもしれない。だとしたら、暫くここから出られないかもしれない…
とりあえず、マシュマロでも食わないか?暖炉で焼けばあったまるし、心も落ち着くと思う…
[パニックに陥った人を落ち着けるのはどうも苦手だ。最善手ではないだろうが、とりあえず]
ココカラ出ラレナイ………
その言葉にスーは再び絶望を感じた。暖炉に身を乗り出していた姿勢からへなへなと力が抜け、ぺたん、と座り込む。
「……クリス………ぼくはスー……スー=オライムレイだ。ぼく……もうウチに帰れないのかな……こっから出られないのかな………マシュマロ?あ、さっきのチョコレートくれたの、クリスだよな!ありがとう!マシュマロもよかったら欲しいんだけど……さっきみたいに投げ込んでくれないか?」
帰る手段がないのは絶望だが、食べ物をくれると言うなら断る道理はない。再び暖炉に擦り寄るスーに尻尾があれば、パタパタと振られていたことだろう。
[クッキークリームのチョコボールのようにただひたすらに坂道を転がった俺は、目が回って気絶したようだ
数時間後、目が覚めると見知らぬ部屋にいた
毛足が長いカーペット敷きで、小さなベッドのある部屋
まるでおとぎ話に出てくる洋館のようだ
そこには自分とは似ても似つかない犬のぬいぐるみが置いてあった]
(ここはどこだ)
(ご主人はどこだ)
わんわん!
[声を出してみたものの、何も反応がない
ここには俺しかいないのだろうか]
スー君。ね
マシュマロを投げ込むのは構わないが、煤まみれになってもボクは知らないぞ
[ポイっとマシュマロを向こうに投げた]
まあ帰る手段がないと決まった訳じゃないだろう
妖館なら…例えば中に住んでる亡霊を成仏させるとか少々手間だが…出る方法があるかもしれないだろう?
[落ち着いて話しているように聞こえるが、本人もかなり動揺している]
ぱくっ
飛んできたマシュマロを口で受け止める。うまうま。亡霊?成仏?クリスはなにを言ってるんだろう?そんな非科学的なもの、あるわけないのに……ごっくん。まぁ、追求はしないでおこう。食べ物をくれた恩人を変人呼ばわりするのが非礼であることくらいは理解できる……もしマシュマロで口が塞がっていなければ言ってしまっていたに違いないが。
「クリスー、さっき誰かと話してたみたいだけど、その人に助けてもらえたりしないのかな?ぼくの部屋の扉も開かないんだけど、その人なら外から開けてくれたり出来ないのかな?………あと、マシュマロ…まだある?」(グゥゥゥ…
腹が減っては戦は出来ぬ。再度マシュマロを要求するスーなのだった。
マシュマロ?もう数も少ないのだが、もう一つだけだぞ
[もう一つマシュマロを投げ込む。ジュッと聞こえた気がしたが気のせいだと信じよう]
ああ、もう一人の方もダメみたいだぞ
壊れないどころか窓も割れないらしい。どう足掻いても無理だそうだ
[というか、脱出法があるならこんなにのんびり話さず真っ先に脱出しようなどと口に出すだろう…と少々思いつつ、火が弱くなった左暖炉に細めの薪を入れた]
[ アンダンテが見つけたのは、廃屋と言われても仕方がない、燻んだ青色のトビラが目立つ一戸建てだった。
小一時間ほど歩いて、声に呼ばれるままに足を運び、気がつけばそのトビラの前に、アンダンテは立ち尽くしていた。
気を向けてみれば、久しぶりに長距離を歩いたせいか脹脛がジンジンと痛む。やはり学院まで毎朝馬車を走らせて貰うのは箱入りが過ぎるらしい、たまには徒歩で通うのも悪くないと思い直し、アンダンテは改めて目の前のトビラを観察する。。
色は燻んだ青。とっては真鍮だと思われるが錆付いていて、素手で触るのは躊躇ってしまう様相を呈している。
そしてこの先に、自分に助けを求めていた時計がある。
ならば行かねばなるまい。と、《螺子巻アンダンテ》はそう思う。
けれど見るからに怪しい建物だわ。と足早クリスはそう思う。
どちらが正しいかなんて、やってみないと分からない。未知に挑むというのは、何時だってそういう事なのだ。]
見つける見つけた見つかった。可哀想な時計の針。こんなトビラの奥にいちゃ、誰もあなたに気づけない。でも大丈夫、私が聞いた
[ 女は度胸! と言うのは母の弁。だが今はソレに習おうと、アンダンテは遠征用に持ち歩いてるリュックサックから取り出した、厚手の生地を用いた手袋をして、赤錆塗れのドアノブを掴んで捻りーートビラを、開いた。]
おうのう…礼拝堂とか、すっごくエンカしにくいと思わない?トナちゃん。だって、隣に部屋、ほぼ確定でないじゃない。多分離れ的なサムシングよ?ひたすらソロルの日々かしら…
[これはどういうことでしょう?|礼拝堂ハタブン廊下トダケ繋ガテルダロカラネー、タブンアエナインジャネ?|おなるほど、ロージードロシーのソロル、見せてもらいましょう]
あー、もう、ひーまー
トナちゃん、なんかやってよ?
トナちゃん「え、俺っすか?え、えーと…」
[おっと、クリスマスツリーの赤いオーナメントを取りましたよ?それを鼻に持ってきて…?|アーコレスベルワ]
トナちゃん「る、ルドルフ?」
つまんなーい
[案の定滑りました。]
ぱくっ…ジュッ………
「………あっちぃ」(もきゅもきゅ
少々舌を火傷したような気がしないでもないが、マシュマロをもきゅもきゅする作業に没頭する………ごっくん。クリスが薪を入れてくれたのか、少し火の大きくなっただんあを見ながら思考を巡らせる。自分だけでなく、クリスや他の部屋にいる誰かもドアを開けることが出来ない……さらにその誰かの話では窓さえ割ることが出来ない、と。あきらかに異常としか言えない。ここは一旦脱出を諦め、部屋の探索を優先すべきなのかもしれない。
「クリふぅ……ぼく、とりあえず部屋に何か役に立つものがないか調べてみる。あと、マシュマロごちそうさま」
そう言って暖炉のそばから立ち上がり、部屋の探索を再開することにした。
おう。ボクの所には石炭と薪と火かき棒ぐらいしかないから、もし何かあれば教えてくれ
[見えていた影が小さくなり、やがて見えなくなる。何か使えるものを探しに行ったのだろう。久しぶりに1人になって少し疲れたクリスは緊張が緩んだのか薪の上に座り込んだ]
…まったく。いつになったら出られるんだろうか
小籠包食べたいなぁ…ピザなら今はバジルソースのやつがいい
[そうこう考えているうちに、眠ってしまったのだった]
なんだろ(´・_・`)
大きな音がしたり、子供の泣き声?が聞こえたり…
気のせいかなぁ?
犬が走って行ったようだけど、ペットかなぁ
食堂ね、うん、銀の食器が並んでるっつうことは
ぐうぎゅるるう
うまめしですよね?
ってか、貯蔵庫ありましたよ
え?さっき貯蔵庫からラム酒漬けのチェリーの瓶、一つもらって来ちゃったんだけどまずかったかなぁ?
一応、メモは残したんだけどな
なんか、ドアの向こうで人の気配がするんだよ
(ちなみに絶対チョコ持ってるやついるよな?
匂いで分かる!)
だけど、どこも鍵がかかってってさ
で、ここはサンドイッチがテーブルにのってると思ったら、カードにリリアーヌ様ってあるから、うちの部屋ってこと…だよね?
ね?
パタン
ガチャ
って!!!
うおおおぃ、ドアが勝手にしまったんですけど
誰かいるのか?
うん、まぁ、サンドイッチ食べてから考えよう
チェリーと…
ごめんなさい、シャンパンも持って来ちゃいました
けほっ、けほ! い、いったい何なのよ……あ、いや
[ トビラを開けた瞬間、咽せ返るような埃混じりの空気がアンダンテへと、より正確には開け放たれた空気の出口へと押し寄せた。
反射的に目を閉じ鼻を庇っていたのだが、何時までも口と鼻を塞いでいる訳にもいかず我慢の限界に達したところ、濁った空気を吸い込んでしまったらしい。
思わず素に戻ってしまい、次にそれを自覚して、すぐさまハッとし咳払いをすると。]
驚く驚いた驚かされた。手荒い歓迎ね。おかげで身体中埃まみれよ、困ったものだわ
[ ほんのり上気した顔から手を離し、目尻に薄っすらと貯まった涙を拭いながら、なんとか体裁を保つ。
螺子巻アンダンテはこの程度では慌てない不動心を持つミステリアスな女性でなければならないのだ。
心を落ち着かせ、もとい最初から動じてなどいない鋼メンタルのアンダンテは、部屋の様子を確認し幾つかの違和感を感じた。
第一に、部屋の大きさが明らかにおかしい。外から見た、正しくこじんまりとしたボロ屋という感想から、この部屋は大きくかけ離れている。小屋の外見と比べて、この部屋はどう考えても大きいのだ。
第二に、部屋の内装が玄関のそれではない。普通、こう言った一戸建てならば、外からトビラを開けて入った先には玄関がある。アンダンテの住まう屋敷クラスともなるとエントランスホールと言った具合に、玄関がそのまま一つの広間になっていることも珍しくない、が。
あちこちが草臥れてはいるものの、実家の物に勝るとも劣らない立派な円形のテーブル。それに蜘蛛の巣さえ張っていなければ、さぞ座り心地の良さそうな椅子。虫食いだらけではあるが、元は良い品であった事を思わせるタペストリー。
ここは談話室だ。しかもそれなりの格を持った家の談話室“だった”に違いない。
第三に、部屋が暖かい。いやむしろ暑いと言ってもいいほどに空気が温められている。先ほど、トビラを開いた途端に中の空気が飛び出してきたのも、それが原因だ。
見てみれば、部屋の壁に取り付けられた煖炉の中でゴウゴウと燃える炎がその原因なのだと分かる。
はっきりと言おう。この部屋は異常だ。
アンダンテは以下の点を踏まえてこの場をそう評した。廃屋のトビラを開くとそこは豪奢の残り香が漂う談話室でした。など、余りにオカルト染みている。
自分の力もその類いのモノだと分かっていても、これはそもそもの格が違う。圧力が違う。見たものを引き込もうとする負の強さを感じる。
この部屋は本来この場にあるべきではないと、理屈ではなく心で理解してしまった。
帰らなくては、振り向いて、トビラを開き、家に帰って足早クリスに戻らなくては……そう思った、それがいけなかった。
ぞわり、と。“足早クリス”の背筋を舐めるようにして、形容し難い悪寒が足元から這い上がった。鳥肌が立つ。自然と足が震える。喉の奥から得体の知れない恐怖が込み上げてくる。]
う、あぁ、あ
[ 汗が出るほど暑いのに、ガチガチと音を鳴らして、まるで歯の根が合わない。
身体中の筋肉が強張って、足が上手く動かせない、移動が出来ない。
ならばせめて、自分の居るべき世界を見て落ち着こうと、クリスはぎこちない動きで後ろを確認しようと振り向き。
当然のようにそこにある、古ぼけたタペストリーを目にした。目にしてしまった。]
(ト、ビラが消え、え? 無くて、出られない。私の居場所が、消え)
[ これは本当に自分の身体なのか、自由が利かない、思った通りに動いてくれない。心の芯まで震え切って、クリスはそれでも足を踏み出した。
部屋の反対側、そこにもう一つのトビラを見つけたからだ。
きっとアレが本当のトビラであるに違いない。咳き込んでいた間に方向を見間違えたんだ。と、そう心に言い聞かせて、ドアノブを掴む。
開かない。
まるで空間ごと固定されているかのように、押しても引いても叩いてもビクともしない。お気に入りのブーツで蹴りつけても、爪先が痛むだけであった。
どうあっても、出られない。閉じ込められた。入ってきたトビラは失せ、もう一つのトビラは開かない。リュックサックに保存食が幾らか入っているが、そんなものは今のクリスにとって何の気休めにもならなかった。]
いや……だ、いやだ嫌だイヤだ
[ 痙攣する喉を振り絞って紡がれたのは、否定の言葉。現状を否定し、この身に降りかかった理不尽を否定し、待ち受けているであろう悲劇を否定する。何故自分がこのような目に遭わねばならないのかと、クリスの心が吠えているのだ。何時ものように、助けを求める時計の声を聞いて、駆けつけて、直してあげて、それだけが望みだったと言うのに。]
『……けて』
[ こんなの可笑しいじゃないか。クリスの心はそう訴える。私がいったい何をしたのか、この様な仕打ちを受ける謂れがどこにあったと言うのか。
私は何のために、何のために。
その場に蹲った、クリスの口から嗚咽が漏れ出す。もう限界だ。心の決壊は直ぐそこだ。後は考えることを放棄して、頭を空っぽにしてしまえばーー。]
『たす……けて』
[
ーー声が聞こえた。
彼女を呼ぶ声が、救いを求める声が、壊れた時間の声が。
微かだが、確かに聞こえる。
泣きじゃくりたい彼女の心に、その声は届いていた。
それに今、ようやく気がついただけの話。]
『助けて!』
[ 懇願にも等しい、そして自身の心を反映したかのような声に、彼女はハッと顔を上げた。
小さな古時計だった。壁に掛けられて幾星霜。時間を刻み、そして刻めなくなった古時計がそこにはあった。
不思議と、そんな姿を見ていると、身体に力が篭る。折れかけていた心に芯が宿る。
何故だが、とても暖かい気持ちになれる。
そうだ、そうなのだ。]
見つける見つけた見つかった。可哀想な古時計。《螺子巻アンダンテ》は狼狽えない。あなたをきっと、助けてみせるの
[ よく通る声が、寂しい談話室に響く。穴だらけの絨毯を、栗色のブーツが踏み締める。
《螺子巻アンダンテ》は正体不明神出鬼没の時計職人。
そう、“たかが不気味な部屋に閉じ込められた”程度で、謎の天才時計職人は動じない。そこに助けを求む時計の声がある限り。
耳を澄ませば聞こえてくる。この部屋の外からも、助けを呼ぶ声がする。]
大丈夫。あなた達は全員きっちり、この螺子巻アンダンテが救うから
村の設定が変更されました。
13人目、着ぐるみ? ヴィダル・サ・スーン がやってきました。
着ぐるみ? ヴィダル・サ・スーンは、おまかせ を希望しました。
[迷子の子供を探していた。娘のように可愛がっていたあの子供はほんの少し前に逸れ、ヴィダルはいつもなら、踏み入れない森の奥へと踏み入れた。]
一体どこへ、行ったんだ
[ヴィダルは迷子の子供を探して森の奥へ奥へと進んでいく。少しずつ変わりゆく景色に不安を覚えることはなかったが、あの子供がいなくなるのは何よりもヴィダルにとってはこわいことだった。
やがて森は突然途絶え、目の前に大きな洋館が目に付いた。少しだけ大きな身体の自分でも容易に扉を潜ることは出来そうである。
もしかしたら、ここに入り込んだのだろうか。
ヴィダルはゆっくりと真っ暗な扉の奥へと足を踏み入れた。ギイイ、と不気味な音と共に扉が閉まる音を背後に聴きながら。]
さ、こっちで本当の自己紹介ー
ロージードロシーは私のつけた魔法少女ネームよ!
本当の名前は美奈子…でも、これすっごくダッサイから嫌なのよねぇ。
もともとは美奈子老師って呼ばれてたわ。みなごろしのみなころうし、なんちゃって?
あー、そうそう。年齢も10歳じゃないわよ?
えーと、どれくらいだったっけ…?ま、とにかくたくさんね!
魔術と仙道で気ままに遊んでるわ。とりあえず、これくらいで!
[夢を見ていた。そんな記憶がある。可愛らしい少女が、甘そうな菓子をしあわせそうに頬張る夢を。]
…っは、ここは…そうか。私は、逃げて…
[一瞬見慣れぬ光景に戸惑うものの、すぐさま自身の状況を思い出す。窓に寄り、外の気配を伺う。]
追手はいないようだな…ん?窓が…直っている?
おかしい。人が近くにいれば、どれだけ眠りが深くとも覚醒するはず。なにか、仕掛けが…?
[窓ガラスを軽く調べてみても、魔術に疎い男に分かるはずもなく。幻かと眉に唾をつけてみても、ガラスに変わりはなく。早々に理解することを諦めた。]
ふむ…まぁいい。とにかく、そろそろここから出ていかなければ…かなり時間をくってしまったが、諦めるわけにはいかないしな…
[外の気配を伺うと、僅かに人の気配がする。気付かれないよう、慎重にドアノブに手を掛け、回す…ガチャガチャと、引っかかるような音が響いた。]
…?開かない?鍵穴は…ない。外鍵のみとは…仕方ない、窓から…と、はは、そもそも窓ガラスだけじゃない。鍵ごと消えてるじゃないか…!
[閉じ込められた。侵入者用の罠か何かか。努めて冷静に窓ガラスをナイフで切りつけたが、入ってきた時とは違い傷一つ付かなかった。そのままの勢いで、ドア、壁、床…どれも、傷一つ付かないことを確認する。]
参った…これはとんだ場所に逃げ込んだものだ。ここまで徹底しているんだ。すでに私がここにいることは知られているのだろう。近いうちに人が来る…そいつに対してアクションを取った方が賢明だな。
[大方、何かのトラップだろう。なら、こちらから取れるアクションはほぼ無いに等しい。そう考えて、無駄な体力消費をしないためにも備え付けられた質素なベッドに潜り込んだ。下手をしたら長期間拘束される。明日からの行動は明日考えよう、そんな事を思いつつ、男は再度眠りに落ちていった。]
あ、でもでも、一番得意なのは体術ね?
ぶっちゃけ、定休召喚ぐらいしかできないし。
プロレス観戦とか好きよー
…いったぁ……
[幸い、転がっていたクッションが衝撃を和らげたようで、怪我はしていないようだった。手をついて起き上がり、頭を振って周囲を見回す。そこは、埃っぽい図書室だった]
なに、ここ…?本たくさんあるし…
書斎とか、図書室とか、そんな感じ…
[後ろを振り返ると、そこにさっきまでいた部屋はなく、代わりに暖炉があった。そしてその上には古ぼけた長丸の鏡がかかっていた。急いで近寄って鏡に触れてみる。ペタペタペタ…いくら触れど鏡はただの鏡だった]
たぶん、ここから、出てきたんだよね…?
信じられない…どうしたらいいの…
[よたよたと数歩後ずさって座り込む。どちらかというと、信じられない出来事を前にして腰が抜けたと言った方が正しいか]
まず手始めにドアから調べてみる。
ガチャ……ガチャガチャ………
先ほど試したときと変わらず、開く気配はない。また鍵穴も見当たらないため、こちら側からドアのロックを外すことは出来ないようだ。この部屋には窓がなく、出入り口もこのドア一つしかないため、ここが開かなければ脱出は不可能である。散々ドアを調べまわした上でそう結論付け、スーはドアから離れた。
次に部屋の様子を調べる。
部屋にあるのは先ほどまでクリスと話をしていた暖炉、ここにたどり着いてから先ほどまで寝ていたソファ(二人掛け)×2(向かい合うようにして部屋の中央に置かれている)、ソファの間に配置された大きめの机、机の上には応急処置に使った救急箱が乗っている。
マントルピースの上には瓶に入った精巧な舟の模型、マトリョーシカ風の人形、青い目のフランス人形(正直、マトリョーシカとフランス人形を並べるセンスはどうなのかと思う)。
入り口のドアから見て右側の壁には大きな鹿の頭部の剥製が飾られ、無機質な目がスーに向けられる。左側の壁にはなにもなく、クリーム色をした壁紙が隠されることなく見えていた。
「使えそうなものはなんもねぇ、ってことかな……」
…おはようございます
[カタリという音に眠い目を擦りながら起き上がる。ここは薪の上で寝ていたからか全身が少し痛い。おはようございますを言ったところで誰が返事をする訳でもないが、クセといったところか]
…!!
[いつのまにか飛行帽が取れて狼耳が露わになってしまっていた。これではいけない。飛行帽を被り直し、音のなった方を見据える。左暖炉からだろう。小窓を開けて]
スー君、何か見つかったか?
[しばらくすると落ち着いてきて、ようやく立てるようになった。目の前の通路の先に扉が見える。恐る恐る近づいて開けようとしたが、扉は糊づけされたかのようにピッタリとくっついたまま、押しても引いても微塵も動かなかった。他にここから出られそうなところはないか…図書室の中をぐるぐると歩き回った]
[扉から向かって奥の壁に暖炉があり、暖炉と扉は一直線の通路で結ばれている。本棚はこの通路を挟んで横の壁と平行になるよう、4列になっていた。窓はどこにもなく、この部屋の外がどうなっているのかはわからなかった]
出入り口は、この扉だけ、なのね…
「だ…誰か…誰かいませんか…」
[両手で扉を叩く。最初は囁き声程度だったのが、段々と大きな声で]
「誰かいませんか…!助けて…!」
[自分の発した助けて、という言葉にはっとした。こんな言葉、自分が実際に言うときがくるなんて…今までの、ひっそりと平和に過ごしてきた日々からは考えられなかった]
[いくら叩いて叫んでも、誰かが来る気配は微塵もなかった。本棚にはたくさんの蜘蛛の巣がかかり、床の上には埃が積もっていて、それらはかなり長い間、人がこの部屋に踏み入れていないことを雄弁に物語っていた]
この部屋、使われてないみたい…
人が来なかったら…どうしよう…
でも暖炉には火があるし…
……あれ?
暖炉に誰がどうやって火を?
………魔法の、部屋?
でも、そんなはず…
魔法なんてありえない
でも、暖炉も、さっきの出来事も…
[混乱しながら、ふらふらと暖炉の前に戻って座り込む。近くにあったクッションを抱きしめて、少しでもこの恐怖や不安を落ち着かせようと]
〈………〉
…あれ、今、暖炉から、何か聞こえた?
〈……………〉
今の、人の声?
[助けては欲しいものの、いざ実際に人の声を聞くと、途端に身体がきゅうっと縮こまり、声が出なくなる]
ど、どうしよう……怖い、怖い、怖い…!
[目を見開き、クッションを固く握り締める。知らない人は、怖い。別に危害を加えられそうだとか、何かトラウマがある訳ではない。なぜか、どうしても苦手なのだ]
で、でも、この状況で、そんなこと…
[言っていられない、と決意し、精一杯の勇気を振り絞って暖炉に向かって話しかける]
「だ、誰か、いるんですか…?」
[目覚めた
朝になっても薄暗いこのカーペット敷きの部屋には相変わらず誰も来ていないようだ]
(扉の向こうには誰かいるのだろうか
物音が聞こえた気がするが)
わんわん!
(誰かいるか?)
[扉の向こうに誰かいるのかすらわからない
背伸びをしてドアノブに手を掛けようとするが、扉は開か重く、犬の力では開きそうもなかった]
わぅーん…
(お腹空いた…
俺、どうなってしまうんだろうな…)
/*
このスラッシュと星みたいな記号って確か、中の人の発言って意味だよね…
初RP村で、RPでこんなに緊張したの初めてってくらい緊張してますよろしくお願いします
/*
普通の犬にチョコボール食べさせたら死んでしまうようなっていうのが昨日からすごく気になる…
動物好き、人間苦手なティナはころちゃんと仲良くなりたいなって考えてるけど、どうしたらいいのかなぁ
[招待状が届くわけでもなく、さあ眠りから醒めれば舞台に上げられていた]
…ああ、また、か。
[黒髪をさらりと流したまま、洋館を見上げる。…とは言っても扉の前ではない。建物に囲まれたそこは恐らく"中庭"。剪定されているのかいないのか、自然すぎて不気味な木々を見据えた]
直接扉の方へは回れない。外壁は高すぎる。いつも通り、運命の糸が絡まってしまった…ということか。
[無駄のない動きで立ち上がれば、元いる世界では有数の進学校の制服。ブレザーにどう見ても切ったチェックのスカート…を翻らせ]
−−ガシャン!!!
[手近な窓に回し蹴りを放った。ガラスの割れる音は館中に響き渡ったことだろう]
寒い
とても寒いぞ
[とりあえずスーに声をかけておく。じきに返事が来るだろう。寝る前に火を入れておいた石炭入れの上にある小窓の火を覗くと小さくなっている。石炭を入れておこう]
ゴトリ…
[少し火から離れた場所に落ちた。火かき棒でつついて火に入れる。すると火は大きく燃え上がった]
…三方面暖炉って、贅沢だな
「…………………大丈夫か!」
うっすら声が聞こえた
…大丈夫か?…敵意は…ない…
この家の…人…?
もしくは…助け?
《少しの安堵から、ユイの額にうっすらと涙が流れた》
うぅ…助けて!!!助けてよ!!!
帰りたい!!!帰りたいの!!!
《心の奥底の何かが爆発したかの様に、ユイは叫んだ》
『独りじゃ、なかった』
《何の反応も聞く前に、ユイはそのまま眠ってしまった》
ってか、暖炉からなんか音が聞こえる気がするんだよな〜
「誰か、いるの?」
返事は期待せずに暖炉に向かって声をかける
チェリーを一つ口の中に放り込み、指についたラム酒をぺろっとなめた
朝ご飯…
ふらっとドアに向かう
開かない!?だと?
ぐぅぎゅうるる(盛大に)
ふざけんな!
ドアに蹴り
暖炉に駆け寄り
「朝ご飯〜
まだですかぁ?」
[辺りを見回してみる。そういえば、あまり探索とかはしていなかった。もしかしたら別の扉などがあるかもしれないのに]
向かって右側、薪がたくさん積んである
きっちり縛られたもの、途中なのかバラバラに置かれているもの。木の色も匂いも様々である
そして小窓。向こう側には肉を焼いていた刀使いが居るようだ
左側。小窓からはスー君が居る部屋が熱気で揺らめきとても見にくいがうっすら見えなくもない。こっち側の小窓を向いて椅子が1つ。クリスはそれにずっと座っていた
椅子の近くには石炭を入れる金属の箱
前方。煤けた小窓がある。暗いので煤けた小窓の先は見えにくいが、まあ仕方がない。向こうには誰か居るのだろうか?
後方。自分が入ってきたドアだ。開かない
…ん?椅子の下、収納スペースか?
[床下収納に使われるような、引っ張って開けるタイプの扉がある。開けた先は真っ暗。もしかしたら、何処かに出られるかもしれない]
…行くか
ー談話室ー
うふふ、直る直った直された。コレでもう大丈夫、あなたの時間はまた歩き出したから
[ ご満悦、といった表情で微笑む《螺子巻アンダンテ》。目の前の壁にはピカピカに磨かれた古時計がかけられており、歯車模様の細工を施された二本の針は、正しい時間を刻んでいた。
実を言うと、謎の時計職人アンダンテにとって、時計とは本来なら無用の長物に他ならない。時の足音を聞く彼女は、常に正しい時間を知ることが出来るからである。
だが、それ故に、彼女は足並みの揃わない足音が分かる。
同情。憐れみ。突き詰めてしまえば、アンダンテの行動は単なる自己満足に過ぎないのかも知れない。自分にはそう“聞こえる”だけで、時計が本当に助けを求めているか、自分の助けを欲しているかなど知る由もないのだ。
けど、それでも。]
構わない。あなた達が“正しい”時間を刻む事が、きっと“正しい”事なんだって、私は信じてる
[ そっと古時計の側面に手を当て、アンダンテは慈しむようにニスの塗られた其処を撫でる。
時間の壊れた場所はこの部屋だけではない。そう遠くない場所からも、乱れた時の足音が聞こえるのだ。
この部屋を、出なくてはならない。
トビラは一つ。何をやっても、うんともすんとも言わない頑固なトビラだ。]
燃える燃えた燃やされた。やり甲斐があるわね? こういうオカルトなトビラには、開ける為の法則があるって本で読んだ事があるわ
[ グイッと力こぶを作って、アンダンテは己を鼓舞し問題に立ち向かう。在りし日の少女がそうありたいと願った、どんな苦難にも立ち向かえるヒーローのように。
ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、ボーン
古時計が時間を告げる音を鳴らす。同時に、これは彼女にとっての戦いが始まったことを示す、闘争のゴングでもあった。]
[暗い道、レンガで舗装された地下通路と言ったところだろうか。ところどころ電球は切れ、とても不気味な空気が流れている。手持ちの懐中電灯を右手に進むと、行き止まり]
…行き止まりか。いや、舗装されているということは、使われてたということで、何かあるはずだぞ
[よくよく見れば、看板。土で汚れて字は見にくいがそれは…]
「第二ボイラー室」
[ボイラー室からは逃げられないらしい。とりあえず今は入らず元のボイラー室に戻る事にしよう。スー君から返事が来ているかもしれない]
まずは馬鹿みたいに叩くのを辞めろ!!
[このままでは此方の声は通らない、と叫んだ。音が止めば言葉を続けただろう]
まず、ドアは開かない。次に、君たちは食料を持っているのか? 最後に、窓は内側から割るのは不可能だろう。
『…ず…馬鹿……い……のを……ろ‼︎』
『……まま………方………らな…』
「なんだよ‼︎聞こえないんだよ‼︎誰かいるんなら、助けてくれよ‼︎こっちの声は聞こえてるんだろ‼︎」(ダンダンダンッ……ダンッ‼︎
「はぁ……はぁ………手ぇ……いってぇ………」(ズルズル……ぺたん
扉に倒れかかるように膝をつく。
『……、ド……開かない。………、君……食料…………の……?……に、窓………割る…………不可能………』
ドアの向こうから途切れ途切れに声が聞こえてくる。少し距離があるみたい………向かいの部屋…くらいか?わかりにくいが、どうやらあちらも閉じ込められたらしいことを察することは出来た………いや、薄々分かっていたのだから、確認できたというべきか。
「こっちもドアが開かないんだ‼︎この部屋から出られない‼︎クリスが暖炉の向こうにいるけど、この部屋にはぼくだけだ‼︎」
相手に聞こえるように大きく叫ぶ。直接脱出の助けにはならなさそうだが、今は情報を集めるとき、と割り切ることにした……あと、手が痛い。
>>96 ーーーガシャンッ!
[否応無しに目が醒めた。敵襲かとナイフを構えるも、部屋の中は何事も変わり無く。外の気配も変わり無い。然し、何らかの事態が起きた事には変わり無い。]
他にも人がいる事は確か、か…さて、これからどうするか。
[ベッドの上で気怠そうに髪を掻き上げると、男はこれからのことについて思考を始めたのだった。]
王子…様?
《ユイは夢の中で、綺麗な白髪の男の後ろ姿を、眺めていた》
待って、待って!なんで…逃げるの?
《王子様に似たその男は、そのまま怪しげな館に入っていった》
……開かない
どうして…王子様…
《後ろを見ると、数人、怪しい人がいた》
…王子様を、追っていたの?
何を…する気?
【Dream Wave 寝なさい!】
《怪しげな人達は、一人残らずその場に寝た》
…出てきて…王子様…!!
むう。あちこちドアを叩く音やら部屋を歩き回る足音もするんだな
なのに、ご飯まだですか?
お昼も過ぎましたよ
しゃーないな
こういうときの四次…スウェット・ポーチ!
保存食ならまだ結構あるし、暖炉もあるから火も使えるっと
ん?んん?うち以外の人は大丈夫なのかな
暖炉つながりで渡せちゃったりする?
あっち!あちちち
ん、でも、この火かき棒にくくりつけて投げ込めなくもない
「お腹空いてる人ぉ
食べ物ならあるよぉ」
まず、いり豆があるんですね
これをバルサミコに浸して、ピクルスにもできるわけです
あぶります
恐らくお豆の煎られる美味しそうな香がすると思うんですよ
どうでしょう?
って、ぼっちクッキング開催中ですね、うち
まず、マシュマロがあるんですね
これをそのまま食べて、あまい!って言うこともできるんです
あぶります
恐らく砂糖が溶けるような甘い香がすると思うんですよ
どうでしょう?
って、ボク一体どうしちゃったんでしょうね。こんな喋り方して
まず薪しかないんですね
これをそのまま囓って、ナラだかクヌギだかの木の香りを楽しむことができるんです
あぶります
恐らくなにかが焦げるような不快な香りがすると思うんですよ
どうでしょう?
………あぁ、ひもじいよぉ………クリスー、マシュマロもういっこだけもらえないかなー?
ひょいっ………ぱくっ……もきゅもきゅ………
「おいひくはなひよ…………(ごっくん)でも、なにか料理的なことをしろっていう電波を受け取ったもののなんも食材がなかったからしかたなく…………って、なにを言ってるんだぼくは」
まず兎肉がありますね。
これを焼いて食べて、野性味の強いジビエもどきを味わうこともできるんです
いぶします
おそらく桜や檜のいい匂いが芳しい香りがすると思うんですよ
...非常食にしよ
[不意に口からそんな言葉と共に燻製もどきが完成。兎肉は美味しい。
隣の子供は泣きわめいていたが眠ってしまったようだし、暖炉の向こうの剣士にもらったマシュマロを炙って食べる]
甘い...美味い。
んー、お腹減ったわねぇ。
真剣狩る真剣狩る(まじかるまじかる)るるるるる〜
料理よ、出てこーい!
[おおっと、これは?|トナカイノカルパッチョダネー、フィンランドデハフツーニクウヨー]
我ながらおっいしそー♡いっただっきまーす!
んー♡トナカイの生のお肉、とっても舌触りが滑らかね♡濃厚でクセもむしろその濃厚さのアクセントになってるわよねぇ♡そこにチーズも絡まって濃厚ささらにドン!ジビエだって舐めたらいけないわよねぇ…
そしてこのバルサミコのソースの芳醇な香り…お肉なのにこのソースのおかげですっすっといけちゃうわ♡酸味がむしろコクを強くするのよねぇ…散りばめられたハーブが、さらに食欲をそそっちゃう♡
ううーん、結論としては、ほし、みっちゅです!なかんじねぇ…トナちゃん食べないの?
トナちゃん「共食いっぽい感じがしてやなんで遠慮するっす…」
まず、たくさんの本があります
これを開くと、たくさんの美味しそうなレシピが載っています
お腹が空きます
恐らくこの部屋には食料はおろか水分すらないのでひもじくなるだけなんですよ
………今の、なんだったんだろう
なんか、お腹、空いたなぁ…
/*
流行りには乗っかりたいけど料理ではないからな…
どうにかして他人とエンカしたいんだけど、どうしたらいいのかわかりません(震
わんこ ころは、ランダム に希望を変更しました。
[足を踏み入れたそこはどうやら客間のようだった。上品なレースをあしらったクロスが敷かれたテーブルには、これまたアンティークを思わせる食器が並んでいる。壁には見たこともない見事な絵画がいくつも並んでおり、その横に絵画を映し出すようにゆらめく炎を灯したロウソクが壁に留められた杭に引っかかるようにぶら下がっている。
あの娘はここにいやしないだろうか。
ヴィダルはテーブルの脚ほどまであるクロスをめくりあげ、身を乗り出すようにしてテーブルの中を覗き込んだ。
当然、探している少女の姿は見つかるはずもなく。
諦めて身体を引っ込めようとしてぐいっ、と腹の辺りの
皮膚の引っ張られる感覚と共に奥へと身体を戻された。]
…?
[何度もも試してはみるものの、身体がテーブルから抜ける気配はない。
完全に身動きが取れなくなり、ヴィダルは沈黙した。]
はっ。
《目が覚めた時、見えたのは変わらぬ殺風景》
……いい香りがする
これは…何…?肉…?
どこかに、火があるの…?
《ユイは、ドアが開いていないことに気づき、再び落胆した》
さっきのは…助けじゃなかった…か
じゃあ…同じ目にあってる人…とか?
妙に…騒がしい気がする…
嫌な…予感…争いの…夢…?
《ユイは、魔導書を見た》
よし、私も…頑張らなきゃ!
そうだ
剣士、剣士、聞こえるか?
兎の焼肉ができたから、もしお腹すかせてる人がいるなら渡してくれ。
今日の兎は五匹で少なめだったけど、自分の分は確保したから
[向こうに渡す方法はあまり考えていないけれど、適当に革袋に入れて渡せばいいだろう。なんなら家具を壊して袋にしてもいい
家主には後で謝ればいいのだ。
子供が暖炉の中、炎に話しかければ、何処か他の暖炉や火元に声が届くかもしれない]
[男は微動だにしないまま、延々と思考を続ける。陽もすっかり落ちて肌寒くなってきた頃、ようやく溜息を一つついた。]
―――既に出ている結論に、無駄に思考時間を延ばして抵抗してみたところで結果は変わらなかった。ここで餓死するまで待つか、自分で死ぬか。やってきた奴を殺すか、自分が殺されるか。だいたいこれくらいしか選択肢はないだろう。
[体温を保つためだ、と自分に言い訳して布団を被る。]
そういや、これだけゆっくり寝ているのも久しぶりだな。
[自嘲気味に零して、心地よい微睡に身を委ねていると。不意に、声が聞こえた。]
>>114『お…じさ…!』
…おじさま?まぁそんなふうに呼ばれてもおかしくはない歳ではあるが…では無くて。自分をそんな風に呼ぶ人物に心当たりは無いのだが。
[もう一度聞こえやしないかと耳を済ますも、なにかの空耳かと疑うほどの音源もない。妙に冴えてしまったので、小さな机の上にある燭台に火でもつけようと、部屋を物色し始めた。]
[右暖炉からカタンと音が聞こえた。見てみると肉がいくつか中に入った皮袋。お腹を空かせた人が居たら渡せと言われたら、スー君にもわけなければな。とりあえず自分でも一口大にナイフで切って口に運ぶ]
これはうまいな…
しかし、なんの肉なのだろう。体も小さいし、兎とかだろうか
[鼻を通る肉の匂いと、久々に食べたまともな食料にクリスはとても喜んだ。早くスー君は来ないだろうかと左暖炉を見つめつつ、もう一口]
ー談話室ー
聞こえる聞こえた聞かされた。破壊の音。砕け散る悲鳴。誰か、居るのね。ビックリしたわ
[ 遠く聞こえた音に、アンダンテは自分以外にこの建物へ何者かが居ることを確信した。人か、獣か、はたまた化け物か。その正体は霧のようで、今はまだ掴めない。
だが、一人ではない。と言うのは、存外に気を落ち着かせてくれるものらしい。それが善性であっても、仮に悪性であっても、だ。
それは兎も角、アンダンテに課せられた急務はこの部屋からの脱出である。
身体中に取っついた埃は一応払ったものの、やはり何処か身体を洗える場所で綺麗に流したいし、そも手持ちの携帯食料の残りも心許ないのだ。
最悪のパターンを想像し、薄ら寒いものを感じながら、しかし直ぐさま《螺子巻アンダンテ》としての面構えを取り戻して、アンダンテは再度部屋の様子を確かめる。
ーーその時だ。]
『……か、……ですか……?』
[ 声を、聞いた。何処か無機質な時計の声ではない、掠れて聞こえはしたものの……あれは、少女の声だ。
けれど、その発生源が今も炎をたたえる暖炉の中というのは、一体全体どういう訳なのだろうか。]
ふふ。でもでもけれど、思う思った思わされた。不思議な部屋なんだもの。暖炉に火の妖精さんが居たって、不思議ではないわね
[ 流石14歳真っ盛りだ、なんともないぜ。
と、まぁ冗談はさて置き。アンダンテは物怖じせず、むしろウキウキした様子で暖炉の前に屈み>>94へと語りかける。]
大丈夫。聞こえる聞こえた聞かされたわ。暖炉の中の、貴女はだぁれ?
怪しい少女 ソフィア が見物しにやってきました。
怪しい少女 ソフィアは、見物人 を希望しました。
今、私はとある洋館の前に来ている。
私が住んでいた世界とは全く異なっている世界。迷い込んだわけではない。自ら望んでこの世界に来た。
…どうやって?そんなのどうだっていいよ。
んー、洋館の中にはもう人がいるみたいね。せっかくならもっと早く来るべきだったかな?
まあ私はこいつらと仲良く遊ぶ気なんてないんだけどさ。
とりあえず中に入ってみようかな。
[少女の周りに濃い霧のようなものが現れ、それが晴れるころには少女の姿は消えていた]
うーふーふーふーふー
暇ね、暇よ。それに少し寒いわ。礼拝堂に暖炉なんてないし…
…でも、村建ての怒りをこれ以上買いたくないわ。我慢よドロシー、あと少し!
トナちゃん「俺、全裸なんでスッゲー寒いんスけど…」
魔法少女のマスコットは服着ないの!
着せてやれっ!!!
[不意に空中に叫び、なぜ叫んだのかと首を傾げる。
やることもなかったから刀の素振りをしていたのだが
何か受信したのだろうか]
三方面暖炉なのに火の強さをどれも最大にしたのが悪かったのか
[流石に寒がりのクリスも汗をかいてきた。あまり好きではないが帽子を取る]
あついな…
[狼の耳がぴょこりと動いた。それがくすぐったいというか誰にも見られてないのに恥ずかしくて、また帽子を深く被る]
…火弱めようかな。放っておけば勝手に弱くなるだろうし
14人目、匿名希望 Tさん がやってきました。
匿名希望 Tさんは、求婚者 を希望しました。
僕の名前は鈴木。42才の今をときめくフリーターだ…
今は怪人ツェーの中の人をやってるんだ。
毎日のアルバイト生活に限界を迎えつつあり、日々幻想(妄想)にふける時間が多くなったのが僕の現状だ。
はぁ…
それはそうと、暖炉から『着せてやれっ‼︎』という怒号が聞こえたのだけれど、この暖炉 どうなっているのか………なんとなく、暖炉にむかって話しかけてみる。
「あー、あー……ホンジツハセイテンナリ、マイクテス、マイクテス…………おーい、だれかいるのー?」
[やはり、使用人用のものだろうか。所々ささくれた質素な木の机の上には、これまた小さな燭台が。使用した形跡のある、赤い蝋燭と共に設置してあった。]
恐らく、マッチか何かが…あった。
[机を調べると引き出しが付いており、その中にマッチの箱を確認。引き出してみれば、10本ほどマッチが残っていた。火をつけて眺めていれば、多少の気休めになるだろう。]
…?なんだ?声が…僅かだが、聴こえる。
[揺らめく蝋燭の炎から、ボソボソと、どうやら複数人の声が聞こえた。内容までは分からない。男は耳が焦げない程度に炎に寄り、その強弱、高さや低さから少しでも情報を得ようと集中した。]
…なにか叫んでるようだな。一体何が起きているんだ…
いや、なんか急に。
祈る場所でとんでもない格好をしてるネタ陣営がいる気がして
[暖炉から聞こえた声に返しながら、刀を納める。少し熱くて上着を脱いでタートルネックの半袖になっていたから、体が冷えないように暖炉に酔って]
何か情報は新しく出たか?
村の設定が変更されました。
いや…
百歩譲って変な人がいる気がしたのは認めよう
ネタ陣営ってなんだよ
なんなんだよ
そっちの方が新しい情報じゃないか!
[手に持っていた火かき棒を地面に叩きつける]
…あー。ごほん
地下通路を見つけたぞ。進んだがボイラー室しかなかった
「いや……なんだろ?突然叫ばないといけないような気がしたんだけど………」
スーはクリスの勘違いに気づかぬまま返事を返す。
「何処か遠くの方でモコモコの毛皮着てるくせに露出発言してる変態陣営がいる気がしてさ……」
暖炉の火が少し弱まったのを感じて、こちらから薪を放り込みながら呟いた。
おっけー。独り言使えますね。色々試しとこう。
((憑狼))
*06土星*
*11岩燕*
+半+
+表+
+チョキ+
*07ボルチモア・チョップ*
{10運命の輪:逆}
*07吉*
青鈍◆
░▓▒▓█▓░░▓▒
運命の輪の逆位置の解釈貼ろうとしたら
*07ボルチモア・チョップ*
って出てきて吹いたwwwwクッソwwww
あ、独り言で遊ぶのやめまーす。暇だからってやめまーす。
逆位置の解釈は、不可抗力の運命的事件で自身の望まない方向に流れが向かう、らしい。アドニスさんにぴったりだった。さすがラ神。今回の行動指針はラ神に任せよう。
露出狂の変態陣営?!それは大変だ!
スー君、そいつにあったら逃げるんだぞ!
[陣営ってなんなのかわからないが、とんでもない聞き間違いをしている。まあ直ちに問題はないだろう。直ちには]
おや?火強くしたのか
流石にあつ…いやなんでもない
[こんなところに厚着のもふもふでしかも炎全開にした自分が悪いし、スー君のあたたまりポイントはこの暖炉しかない。最悪自分は帽子を取ればいいし…と言葉を飲み込んだ]
[埃っぽい小さな部屋で急に霧が発生し、その霧を手ではらうように姿を現す]
んー、随分と埃っぽいところに来ちゃったな…。
なんか変なにおいするし。たぶん…倉庫…?…にしてはものが少ないし、よく見たらベッドや暖炉まであるじゃない。散らかってるけど、誰かの個室ってのが妥当ね。
狭いし汚いし居心地わるいなあ。
とにかくこんなところでよーっと。
…あれ。
[ドアノブに手をかけるが、まるで何かに抑えつけられているみたいでびくともしない。ソフィアはあっさりとあきらめ、ドアノブから手を離した。]
鍵がかかっている…わけじゃないな、これは。結界みたいな感じね。結構強い。
ってことはこの部屋に入った時のも使えそうにないや。
[近くにあった椅子の埃をはらってそこに座り、退屈そうにあたりを眺めた。]
ん?使われていないはずの暖炉に火が…。
[立ち上がって暖炉に近づき耳を澄ます。なるほど…とつぶやき、大きく息を吸う]
こ、ここはどこ!?こわいよう…誰かぁ…
[ソフィアはおびえたような声色で怖がっている少女のふりをした]
ああ、君の居る側の反対側にも人が居てね
そいつに分けてやったよ
というか兎だったのか。なかなか捕まえるのは大変だっただろう?
ご馳走様。ありがとう
[と、伝えると本日は晴天なのか?などと聞いている。さっきスー君が本日は晴天なりなんて言っていた気がするし、声は聞こえてるのだろうか]
……やっぱり、聞こえる
《微かに聞こえる会話。ユイはそれを聞こうとしたが、案の定、はっきり聞こえるはずもない》
『わんわん!』
ワンちゃんの…声…?
助けを求めるような……?
この家は…一体どうなってるの?
《他に人がいる安心感と、閉じ込めらた孤独感が入り混じり、恐怖に変わった》
《周囲を見渡す。ベットの横に、何かある》
暖かい…なんだろう…これ…
《はっきりは聞こえないが、明らかに人が会話をしている声が聞こえている》
だ、誰か…いますか?!!
《誰か一人でも聞こえれば、と、勇気を出して叫んだ》
きまぐれ たま が見物しにやってきました。
きまぐれ たまは、見物人 を希望しました。
[俺は相変わらず件のカーペット敷きの部屋にいた
何時間経っただろうか
幸い引き出しの中にビスケットがあったため、それで飢えをしのぐことができた]
「だ、誰か…いますか?!!」
(あれ、今、誰かの叫び声が聞こえた…
近いところに人がいそうだ
ここから出してほしい)
わんわん!
(おーい、ここにいるぞ!)
---------------------42才-----------------------
それはもう後戻りのできない背水の陣である。
彼の人生は彼の住む国ではまさしく崖っぷち一歩前といったところだ。
時は彼が洋館に迷いこむ約3時間前に遡る【ザ・ワールド!】
「流石に冬場で着る服がないとは言え、ツェーの姿で電車に乗るのは危険だったなぁ…もう一歩で痴漢冤罪事件が起きるとこだったよ」
彼が降車する姿を乗客たちは訝しんでおり、乗客たちの9割は彼のことを変質者と思い、残りの1割はショッカーショッカーという言葉を漏らしていた。
15人目、詐欺師 ネッド がやってきました。
詐欺師 ネッドは、呪狼 を希望しました。
詐欺師 ネッド は肩書きと名前を 何でも屋 マサチューセッツ に変更しました。
『わんわん!』
あ…ワンちゃんの…声?
まるで…あたしの言葉に…返答したみたい…
《さすがに、ワンちゃんに弱い所は見せられない。そう思ったユイは、優しく返答した》
ワンちゃん、あなたも、閉じ込められちゃったのかな?
心配しなくて、大丈夫、だよ?
あたしが…あたしがみんなを…助けるから!
《本当に言葉が伝わるのだろうか。そんな疑問を持ちつつ、大きな声で言った》
《ただの強がりなのは、自分でもわかっていた。でも、それで周りに迷惑をかけるわけにはいかない。》
《勇気を持った瞳で、ユイは前を見据えた》
うふふふふ、みんなの優しさが骨身にしみるわ…でもでもね?こっちからはお返事できないの…ローソク灯して百物語的に会話を試みようかしら…?トナちゃんは身長188p、トナカイ頭の筋肉モリモリマッチョメンの変態(全裸)という風貌よ、仲良くしてあげてね?
[いやー、素晴らしい、素晴らしい鍛え上げられた肉体。まるでギリシャ彫刻のようです|デモサムソダネー、カワイソネー]
トナちゃん「誰に向かって話しかけてるんすか…」
良い子のみんなよ?じゃ、ローソクつけるわねー
[今、持っているマッチで、ろうそくに…火をつけました!|魔法デツケナインダネー]
ツッコミたい。『ザ・ワールド』はあくまで時を止めるスタンドなんだってツッコミたい。戻るのは『マンダム』。ほんのちょびっとだけどね
……いや…
気のせいじゃない…
今回の依頼主の名前は見覚えがある。
しかし、誰だっけな…
そもそも、依頼内容は屋敷にて……か…
......半魚人だろ?生足があるなら
人魚なら漢字の順番的に上半身裸じゃないと
あとは、なんだ
デカい(意味深)な!!!
[再び電波を受信して叫びつつツッコミ刀撃が何処かに飛んでいく!]
うんーおそらくここだなー
えらく時間がかかっちまったぜー
それにしても妙に大きな屋敷…と言うか…洋館だな…
それにしても大きな洋館なのに人影が全くないな…
こんな大きな洋館なら普通お世話係ぐらい雇うと思うんだが…お掃除好きの大将さんってところかなー?
(それにしてもこのデカさ!何をさせられるか知らんが、報酬は弾みそうだなーテンション上がりまくりだぜ!)
「ワンちゃん、あなたも、閉じ込められちゃったのかな?
心配しなくて、大丈夫、だよ?
あたしが…あたしがみんなを…助けるから!」
(わんちゃん…?
明らかに俺に話しかけてきてるよな
俺の他に犬がいるとかあんのか…?
いやでもこれは返事しといたほうがよさそうだ)
わぅーん
(ここから出してくれないか…?)
「やっぱりバイト前にはこれだよね」と呟き、
公園からアルバイト先の遊園地に向かった彼の耳に国家権力のサイレンの音が響いた。それを聞いた彼はやはり年末は物騒だなと思ったのであった。
…ふぅ。そろそろ耳が疲れたな。蝋燭は…ふむ。減っていないようだ。これは魔法の道具のようだな。便利なものだ。
[大体の声から、男女合わせて少なくとも5人くらいは居そうだという予想はついた。会話の調子は噛み合わないものも多く、ランダムで声が拾われているだけなのかもしれないが、先刻の破壊音と合わせて考えると自身と同じ様な状況の人物が少なからず居そうだ。]
この屋敷は一体…明日考えるとするか。
[ひとまず睡眠をとると決め、男は蝋燭を吹き消そうとして…消す前に、一言だけ話しかけてみる事にした。]
使用人部屋らしき場所に男がいる。
[だれかが気付けば、外側から開けてもらえるだろう。扉が開けばあとはこちらの自由。たった一言だけ呟いて、蝋燭を吹き消してベッドへと向かうのであった。]
とりあえず中に入るか…ガチャ!
♫どーも!いつでもどこでも即見参!
あなたの手と脚となり何でもペパーミント器用にこなすラブリーチャーミな何でも屋マサチューセッツでーすよろし…
…
っておーい!
おーい誰かいるか!?
お………わっ!
………
………なんだ石像か!
魚に生足が生えた石像…まじで頭逝ってる趣味なこった…
『わぅーん』
《ユイは、ワンちゃんの安心したような声を聞いた》
………そっか。安心したかぁ……
よかった…
それじゃあ、一緒に、寝よっか?
そしたら…夢で…あえるかも、ね!
おやすみ、ワンちゃん……
《ユイの身体は、夢魔力の使い過ぎで疲れ切っていた》
変な石像の後は狼の剥製か…
マサチューセッツは入口のある部屋の隣の部屋へ来ていた…
ここには大量の動物の剥製、その中で一際目立つ存在感に圧倒され、ふと足を止める。
「目が赤い…」
体は剥製にできても眼は腐ってしまう。
だから目は赤い球が入れられている。
何だろう…
初めて来るのに初めてではないような…そんな感覚…
…
………うん?
マサチューセッツは目を開ける。
白い。白い天井。
ふと我に帰り起き上がる。
さっきとは違う真っ白な部屋。
狼の剥製もない。
「俺は何していたんだ?」
起きたばかりの重たい頭を抱えてもう一度上を見る。
キャンドル…高級そうな金色のキャンドルにロウソクが8本。この洋館の大きさや作りを見るに金でできたキャンドルだということは容易に想像できた。
目線を下にやれば木製の揺れる椅子に木製のテーブル、木製の化粧台、そして木製のベット。
そう、俺はベットの上にいる。
ここは寝室か?
キャンドルの火が付いているということは、この洋館に人がで入りしているということ。
マサチューセッツは少し安心感を覚え重たかった目を一度閉じる。
一体俺がここにきてどのくらいの時間がたったのだろうか?
それすらも分からない。
ふと現実にかえりマサチューセッツは起き上がる。
とりあえず人を探そう。
うっふふのふ、みんな優しいわね…
さてさて、ろうそくも付けたし、少しは暖かいわね…
トナちゃん「俺はまだ寒いんスけど…」
…がーんば?
トナちゃん「ひでえっす…」
仕方ないわねぇ
真剣狩る真剣狩るるりるらろー
着る物着る物、出てこーい!
[おっと、あれはなんですか?タック・ライさん?|コテカダネ|コテカですかー。|コテカダヨ]
トナちゃん「これどこに着るんすか…?」
形的に察しなさい?
トナちゃん「変態度増したっす…」
「ふむふむ…困ったな」
マサチューセッツは腕組みをして考え込む。
この部屋には一つだけ観音開きの扉が付いている。
なんの変哲も無い木製のドア。
ただ開かない。
いくら押しても引いても開かない。
このドアの頑丈さは並大抵の硬さではない。もはや壁にドアの絵を描いてドアノブをつけたような、そんな感じのもの。
他にこの部屋から出れそうなところは調べたが何もなかった。
暖炉の火は衰えていない。
だからいつか誰か来るだろう。
それまで寝て待つか…
マサチューセッツはそっと目を閉じた。
修道女 ロゼッタ が見物しにやってきました。
修道女 ロゼッタは、見物人 を希望しました。
彼氏できなかったので出家いたしましたわ。
脱出。頑張って。なんか信じてたら神様が導いてくれますことよ。
信じるものは救われる救われる。救われないのは信仰心が足りないからですわ。
…
謎の電波を受信する事が多いのだが、これも妖館の魔力なのだろうか….
[ガチャガチャと火かき棒をいじりつつ、暖炉の火を調整した]
うう……ん………
目が覚めた。外の様子がわからないので、今が昼なのか夜なのかすら知ることが出来ない。でもまぁ、とりあえず。
「おはようございます」
ふぁぁぁ…
《深く眠りすぎたのか、久しぶりにユイは夢を見なかった》
《辺りは、異様なほどに静まり返る》
……あれ?誰も…いなくなった…?
《感じる、嫌な予兆》
《周りからは、少しの音も聞こえない》
何かが…起こる…気がする…
《ユイは静かに、事の起こりを待つことにした》
(今度こそ誰か来てくれるんじゃないか
しばらく待ってみよう)
[だがしかし、待てど暮らせど誰も来なかった
待ちくたびれた俺はいつの間にか眠っていたようだ]
(やっぱりこれは諦めるしかないのか…)
村の設定が変更されました。
[帽子の中で狼耳がぷるぷると震える。何かを払いのけるように、小刻みに。そして襲いかかる奇妙な寒気]
なぜだ…?
空気は暖かいはず、なのに
[暖炉の管理を怠った訳でもないのに…と。一瞬の出来事だったが嫌な予感がした]
……………くしゅんっ
なんだか嫌な予感がするな…………屋敷全体が息を潜めているような……………脱出を急いだ方がいいのかもしれない…………
…一体、なんだこの変わり様は。
[寝て起きてみれば、漂う気配は炎のような暖かさから、真冬の湖の底を思わせるものへと変化していた。]
何かが、起ころうとしている…
[男は失った片目にそっと触れ、嫌な予感にナイフを握り締めていた。]
アルバイト先の富士Qに到着した。急ではない。
彼はネズミーランドのキャストにも応募していたが、あと一歩のところで書類選考で落ちてしまったのだ。
もちろん、彼の仕事はヒーローショーのやられ役であるわけで。
「とりあえず、この事務所の裏でスタンばってればいいのかなぁ。しかし、この遊園地なんだが怪しげな感じというか…お化け屋敷とか古すぎるしなぁ」
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