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ココー、恨んどらんって言ったらウソになるなー。
あん時は姉ちゃんの子供……甥っ子姪っ子達だったんだけどなー。
親切な賞金稼ぎの手伝いもあって、宇宙海賊をこれでもかってくらいシバき倒して取り戻せたんよ。
でもなー……。
帰って来れん子も沢山おったからなー。
[丸い目を瞬いて、少し晴れてきた空を見上げた。]
……まあ。
今じゃ宇宙警察がちょいちょい巡察に来てくれるし。
ハゲになった梨畑もワイがここで身に着けたノウハウによって、植林が進んどるからなー。
[あの時、丁度星を訪れていた賞金稼ぎを、半ば脅して出航した船から見たうっすら雲に覆われた卯の花色の母星を思い出して、ちょっとウルッとした。]
そっかー…、そうっスか。
[戻って来た子と戻らなかった子。売り飛ばされた先で、どう生きて行くか。俺はどのように生きてくかは、思い浮かばなくは無かったけれど、そっとそれは閉じた。]
[ただ、この星で触ったあの肩の痕を指先に思い出す。]
じゃあ、今は少しずつ、元通りにはなってるんスね?
[底辺まで擦り切れかけても、元の光景(すがた)を目指して]
[俺が慰めるなんて烏滸がましいとか思う程、俺は人間は出来てない。そんな高潔な生まれに産まれて来ていたなら、俺は、俺の本体は宇宙海賊にはなっていなかったから。]
なんかすまんね、しんみりしてもーて。
[お返しのように翼でナナをぽふぽふと撫でる。]
ちょーっとずつやけどねえ。
いつか見せたいわー、梨の森を。
白い空に金色がキラキラ綺麗でなー。
そいや、さっきのあの色に似とったなあ。
[鳥が空に残した鱗粉>>2>>10は+裏+(まだキラキラと輝いていた/もう消えてしまった)]
[男は、遠くを見る。
ポッドを越えて遥か彼方そらの向こう、永久(とわ)をも思わせる刻の過去(ユメ)。絶滅したとされる種族は、先程覗かせたものの残滓を思わせる深い色の眸をして宙(ソラ)を観ていた。優しい風と黄金(こがね)の空、もう戻らぬ水蜜桃の夢(カコ)は、目蓋を閉じればゆめとしてきえる。]
[男は一度伏せた目蓋を開く。]
いいっス。
もふもふして貰ったお礼っス。
[もふもふ]
ね、チャボっち。
俺待ってるから、何時か……見せてくれっス。
[俺はチャボに寄りかかって、黄金の鱗粉が消えてしまった空を一度見た後、チャボを見上げてそう、笑顔で頼んだ。**]
おばーさんになってしまうかもしれないで。
でもなー、必ず見したるよ。
コケッコー。
[グリフォンは機嫌よく、まるで笑うように空へと向かって一声鳴いた。*]
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