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まあ、ナナはんは宇宙警察としたらアレやもんなあ。
いくらなんでもないわなー。
コケコケ。
[少女ふたりのやり取りにさりげなく失礼な感想を交えつつ、物珍しげにポッドを眺めている。*]
え、あ。違うんだ…
じゃあ、このコとナナちゃんはどういう、アレ?
移住しに来た、そうなんだっけナナちゃん。でもナナちゃんが、
そんな脱出ポッド?みたいなので、
たった1人で来る訳ないよね。
[予想という妄想が外れたらしく>>86、んー、と小首を傾げて
新城の触れるポッド>>88とナナ>>87を代わる代わる観察。
地面に減り込んでいるそれは移住の為に乗って来たとは思えない様な衝突っぷりだ。
でも彼女はこれを探していたのだろう]
……あ、このコ?
このコは…もう売りには出せないかなぁ。残念、だけど。
けど、うちの果樹園に植えて…そうだね、このくらいなら
あったかい温室にいれてあげて、暫くして成長したら
外の方に植え直してあげたら実を付けるように、なるかな?
[手の中でころころと、動かなくなったぼんたゆきを撫でつつ苦笑した]
え…あ、えっと…。
[俺は新城を窺う。やり辛いなー。少し考えた後、俺は、+表+]
表.実は……っス。
裏.あの、俺……
[一度、口籠る。]
ん、そうっスか。
ねー、アオイっち、+裏+
表.このまま、ポッドの上で育てるとかは無理だったっス?
裏.……や、いいっス。果樹園で大事にしてくれっス。
[大事そうにぼんたゆきを撫でるアオイにそんな事を言う。]
[きょとり。
ポッドを一瞥。
ナナを一瞥。
ぼんたゆきを一瞥。
合計三瞥。]
…………あ………じゃ、じゃあ………
う、うわあああっ、じゃあこの根っ子、剥がさなきゃ!?
[このポッド、という物がナナの物だとしたら
自分は、いや自分の逃がしたぼんたゆきは。
人の所持品を勝手に根っ子塗れにしてしまったという事になる。
その結論に至るのが、『少女が一人で脱出ポッドでこの星に衝突する』という、事情を知らぬ者からすれば奇妙な事実よりも早かった。何よりも、早かった。
慌てて新城の傍に駆け寄り、そこにしっかりと纏わり付く髭根を払わねばと表面に手を伸ばし、]
あっ、…そっス。
このポッドで来たけど、…何か、言いたいっス?
その、アオイのお父さんと似たようとか、よく分からないっスけど…。
[話を促すように。俺の両手は、指同士を合わせせわしなく動く。]
ボクのおとっつぁんね、この星のヒトじゃないんだ。
あかいめだまのさそりとひろげたわしの…とにかく遠いトコから来たって!
けどねー、ここ来る時よくわかんないけど、船じゃなくて、バスじゃなくて。
[上を見上げる、空はまだ夜には遠く星1つ無い]
…んぅ、何だったかな?
とにかく、こっそり1人で来たから、大変だったんだって。
ぽっど…じゃなかったと思うけど、でも、1人で、衝突したって。
[只でさえよく泣き嗚咽で話が中断され、
自分ですら意味の分からない、様々な地方の滅茶苦茶な訛りで喋る父の事だ。
詳しい事はわからないけど、思い出せないけど]
ナナちゃん、こっそり衝突したの?
……………、…。
[衝突した。1人で。こっそりと言う事は、…逃亡…か?]
……そうっスねー、俺は、
[少しだけ、空気が吸いやすくなる。
俺は何時もより大きく目を開いた。今は少し、冷たい眼差しをしていることは知っている。その視線はアオイではなくて、ポッドへと向けられていたから角度はあったけれど。]
俺は、こっそりじゃなくって、ハプニング的に衝突したっス。遠い遠い空から、遠い遠い海を潜って、鎖された場所から、飛び出して。
[目を閉じ、浮かべられたのは微笑だった。沸き出す感情のままに浮かべる笑みは、俺からはどういう笑みなのか見えない。]
[視線の向こう、ポッドは根に覆われている。
ナナの瞳のいろがよく見える、けれど何だかその色が、冷たい水みたいだ]
…んぅ。
[なのに口が笑った。目蓋も緩やかに閉じた。
同じ年齢に見えるのにやっぱり、最初に感じた様な、そんな遠さがあった。
少女が語る様に、遠い遠い遠い。]
じゃあ、このコは…ナナちゃんをここに連れて来たコで。
ボクはてっきり、ナナちゃんはこういう事件みたいなの調べるヒトなのかなって。
トバさんが悪い人捕まえる、賞金稼ぎさんだったから、
そういうオツキアイなのかなー、なんて思っちゃった。
[頭を掻いて気まずそうに笑い]
んーっと…んと。えっと。
[その手をそのまま伸ばして]
お疲れ様さま、だったんだ。
[ぽふぽふ]
[父は多くを語らない。語れど言葉は滅茶苦茶だ。
少女の住む世界は雪山と云えど穏やかなもの。
雪崩と狼と自然災害。殺意に晒される事は余り無かった。
厳しくとも和やかで–––まぁ時々不思議な事件は起きるけれど
この星はは豊かだったから。少女の世界のテンポは穏やかだから。
12にもなれど齢にそぐわぬ幼さが口から仕草から拭えない。
ナナの、此所に辿り着くまでに超えた死線の数々>>28>>29>>30>>31も想像は付かない。
でもその微笑みが、ただ笑い返すだけの物だとか
面白おかしいとか、そういうものじゃあないとわかったから、
感覚的な物に過ぎないが、頭を撫でる事をアオイは選んだ。
本体を失ったぼんたゆきの根は、未だ土から水を吸う気配がある**]
[意識は本物の複製品《コピー》、体は本物と平行世界のデータの改変体《クローン》。そこに在る意識は、自分だと判っても、別物として生きるには日が浅過ぎる。]
(この子か。)
[無機物にも魂を見るようなアニミズム。或いは自己の世界の延長にも、世界と調和し生きる者ともアオイは見える。]
お付き合いっスかー。
ふふっ、俺、とびっきりのワルかもしれねーっスよ?
[微笑から、しししと笑う。それは間違いじゃない。本体のあいつは、そして俺の「過去」は悪者だ。間違っても正義の味方なんかじゃない。そしてこの体は、まだ手なんて1つも汚してないけれど]
ああ、でも。
[口から洩れるのは否定の言葉。]
そうかもっス。
俺、お疲れ様してきたっス。
[遠い遠い深淵より逃げ出して。
遠い遠い世界の狭間から掬い上げた可能性はまだ保持しても、きっと、意識の俺はそれを否定するだろう。だってほら、ここで、第2の人生を生きたいって思ったから。]
[だから多分、あともう少しの切欠があれば。
俺はナナとして、あいつはトールとして。
俺はあいつに全て任せ、俺は俺として生きて良いんだと思う事が出来るだろう。]
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