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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
星営バス運転手 ハマチさん の役職希望が 人狼 に自動決定されました。
さやさやと星の輝きを頂きにいだく宇宙樅の木。
その根元には、この星の宇宙農家達やこの星に訪れた者達が、
各々見繕ったプレゼントの小箱や袋が、プレゼント交換をする為に置かれている。
おや?
誰かが【星の雫】だなんて言うお酒も置いているようだ。
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、C国狂人が1名、共鳴者が2名、智狼が1名、公証人が1名、求婚者が2名、叫迷狂人が2名、照坊主が1名いるようだ。
あふっ、
プレゼント交換なんて素敵かな。
樅の木の下に、プレゼントを置いて交換しましょう。
〔この何十年もののお酒は、メロンよさんが昔とある人から分けて貰ったとても美味しいお酒らしい。
メロンよさんのプレゼントとは別個に、置いてあるようだ。誰でも飲んでもいいみたいで、幸せな気分になれるみたいだ。
もしかしたら、人によっては少しだけ不思議で素敵な効果もあるかもね?〕
宇宙農家のプリンセス メロンよちゃんが「時間を進める」を選択しました。
/*
やー、本参加されるとなったらなるかもって思ってたけど、見事に求婚者だったっス。流石、宇宙海賊キャラの系譜を継ぐキャラ(?)っスー。
実際は、求婚者なんて宇宙コンビニ以来な訳ですが。
/*
私の方はアオイ君か。
ふむ。……、出来れば蝙蝠の蒼ログ>共鳴>呪狼になりたかったが……、囁き相手としてはまたとない相手だ。
プロで少しだけ私の謎部分も振らせて貰ったからな。
―ちょっと巻き戻し・>>0:592―
んー、そーだねー、最初はここの暮らしに戸惑ったけれどね、見渡す限りはたけばっかりだったし、食べるものも全然違うしね。
でも、バスの運転手になってさ、2(5)年くらいか、
おかげですっかり慣れた慣れた。
[まあ、たまには海の青も見てみたいような気もするけれど、この星の一員になったねと、熱心に語るものだから。バス停みのがしちゃった。]
/*
はいはーい、真っ赤な服を着たサンタ服運転手だよ。
食べられる側と思いきや、食べる側だね。
こっちは食べても何を食べたかは分かんないけれどね。
―東の森バス停(新設)―
ひがしのもりぃ〜♪ひがしのもりぃ〜♪
[道なき道をかっ飛ばして、新しく設置された、いや大地に突き刺さったバス停はまさに東の森の入り口。
誰が名付けたか、新しいバス停の名前を外に聞こえるように連呼する。
誰か客がいないか確認することだろう。**]
/*
こけっこー。
とりあえず挨拶に来たでー。
ワイ実はお肉が好きなんや。
それにとっても賢いしグルメやから、それが何かまでわかっちゃうんよー。
[いきなり呼びかけた見知らぬ人間を仔狐はどう思うものなんだろう。人に慣れているならいいのだけど。]
あ、そうだ、お前腹減ってないか?
[狐が魚を食うのかはわからないが、思いつきで先ほど南で釣り上げたフルーツフィッシュを取り出して、ちょいちょいと手招きをしてみた。]
息子さんでもなかか。
風詠のにいちゃにゃ嫁さんもらだ話聞かんものな。
[弟でも息子でも無い、と否定されれば>>593
2人の顔を見比べてうむと頷いた。確かに、似てはいない]
農業体験? お一人でが?
んだら逞しいにーさんじゃのお…若けうちがら農家ばなりてぇ思う奴ば多いが
実際鋤持つやっこさんは少ね。行動起すんは尊いこった……
ん? シャケさどげした?
[和やかに話を続ける中、明らかに挙動不審になったグリフォン>>588。
何か鳩の様に首をくりくりっとしている様に見えて首を傾げたが、その観察力がありながらもその口は挙げ句の果てにはチャボとシャモとシャケを間違える有様である]
[意図は分からぬが、何か他にも心配事でも在ったのだろうか。ぎこちない様子に目を細め、2人の顔を代わる代わる見てみるが、違和感はあれどその正体には気付かない。
ぼんたゆきが、何だ?
ひょっとして一連の事件の間に痛んでしまったのだろうか、だとしたらまぁジャムか汁物にでもすればいいが…確信は持つに至らない]
そんなよーな、そげもねよーな…?
んま、家さ屋根ん下で詳しい話聞こが。
そっちのにーさんもねんねこの様だ。
[すやすやと眠る子供の姿>>0:589は平和そのもの。
矢張りこどもというのは可愛い物だと内心ほっこりしつつ、
こんな小さな子があげなでっけぇ『さいず』の狼ば渡り合ったのだなと思うとその恐怖と勇気に涙したくなる。
ついでに風詠みの男とバイクの再会>>0:600で
遂に耐え切れなくなった。
静かに泣いた。]
––雪山の麓・白い合掌造––
[暫く会話等しながら山を降りただろうか。
凄惨な破壊痕が途切れれば、果樹園はもうすぐ其処だ。
麓に着く頃には雪は大分弱まり、ちらちらとちらつく程度になった。
小屋にポチを入れ、その背から勢い良く、牧場から仕入れた肥料を混ぜたぬる湯をかけてやれば気持ち良さそうにぶるぶると身を揺らす。
果樹を確認すれば、どれもこれも白の中でしゃんと背を伸ばして誇らしげに立っている]
さ、皆に礼ばせねばな。
そん前に布団敷かねばなぁ。其処のにーさんの為。
[縁側から家に入り、客人達にまぁおすわりにと促す間に、座布団の傍で黒猫が一声鳴く。
早く火を付けろと言わんばかり。あいあいと返事しつつ、戸棚に向かい
分厚くふわふわとした毛布や敷き布団を抱え、囲炉裏の傍に丁寧に敷く。
眠るノイエを横たえてやったのは誰だっただろうか、少なくともシュンギョウは頭を少しばかり乱暴に撫でてやった、筈だ。
その後、囲炉裏に火を入れると自分は奥の方に向かう。7(18)分もすれば皿を持って戻って来た]
―北部 果樹園への道中―
[挙動不審のアイコンタクトが青年>>0:594に通じた。
1人と1グリフォン揃って挙動不審になっただけのようでもあったが。]
そ、そやそや。
細かい話は後でゆーっくりとな。
いや、無事だったんやし、別に説明とかいらんよねー。
コココ〜。
……ん?
[上手く?誤魔化せた>>9。
ほっと胸毛を膨らませるが看破出来ない事に気が付いてしまった。]
果樹園ば守ゥでぐれだ恩にゃ、果樹園のモンで礼すがね。
ほうれ、ぼんたゆきの天麩羅ぜよ。試食しちぁくれんがね?
酒コもあっがよ、己れァちっくとこっからも仕事あんでね。
[薄い紙で包まれた、揚げたての天麩羅。薄く切って揚げた物だが所々にぴょいと例の脚らしき物が出ている。
今は飲めないが土産に持って行けとでも云うのだろう、飾り気の無いシンプルな瓶に白濁りのある液体を入れたものを2つ傍に置いた]
んで…狼ッコ、云うだが。
冷静ばなりゃあんなでっけ狼ッコ、有り得ん。
一体全体何ば起きちょぅきす?
[2人が座っていれば、顔が合わせられる様な位置にどっかりと座って。
別の所で所用をしているようであれば聞けるタイミングを見計らって、問う。
鍋の中では大根の煮汁が再び湯気を出し始める*]
シャケって遠のいとるだろがああああぁっ。
[男が静かに涙する横で、背中で眠る少年に配慮した小声での叫びが、静かになった針葉樹林に微かに響いていた。]
[シモツキが尾でぼんたゆきを返してくれれば肩の力を息と共にほうと抜き。
手の中の果実を鞄に入れて、そのついでに例のおやつのサルナシを取り出す]
ありがとね、シモツキちゃん…キミはとっても聞き分けのいい子だ!
それでこれおやつ…あれ?
[知らぬ間に出入り口へと飛び去ってしまったヒトツメアクマ。
きょとん、きょろきょろ。少女は座り込んだまま辺りを見回す。
どこだ? 天井? お風呂? トイレ?
お礼をしないまま行かれちゃった?
しょんぼりのしょ、が出かけた時に、あおい、あおいと微かに呼ぶ声。]
シモツキちゃん? え、きらきらとり?
[きらきらとりって。さっきの羽の事かしら?
発芽した果実は取り敢えず右手に、裸足の脚に玄関の傍に置いておいた長靴を履いて
ぱたぱたと外に出てみると––––ひとり。いちわ。いっぴき。]
――東の森バス停付近――
[くるりと振り返ると、そこには、不思議な言葉の主である男の人がいた。
子狐は、じぃぃぃぃーっと見つめた。
歳の頃は子狐の飼い主と同じようなものだろうか。背は、この男の人のほうが3(20)センチほど高いように見える。
それから、なんだか、甘い香りが漂ってくる。
おいしい人?]
え––––––––と………
[自分と同じ年代くらいの少女は目玉を見つめ。
目玉はきらきらとりを見つめ。
きらきらとりは少女の傍で、ばさばさしていただろうか。]
えっと………
[右手に発芽ぼんたゆき。
左手にサルナシの実、数粒。
ここはボクのおうちではなく。
とり。ひと。えっと。]
……ゆうびんきょくのかた、ですか?
[判子は無かった。持ってる筈も無かった*]
[バスを止めて先ほどの男との会話を>>5
思い出す。]
あっ、それいいかも、シンジョーさんサンキュー!
[そんなやりとりもあったろうか、
たしかこっちに引っ越してきたときにいろんなものを持ってきたかも、あとで家を探してみよっかと。
さて、新しくできたばかりなのにこうやって乗車してくれる人間>>3がいるのはいいことだ。]
おにーさん、どちらまで?
このバス、星役場前までいくけれどね。
―雪山の麓・白い合掌造―
[わいのわいのと会話をしつつも漸く果樹園へと辿り着く。
少年はよほど疲れ切っているらしく、背中でぐっすりと眠って起きる気配はない。]
坊、お疲れなー。
シュンギョウはんは記憶力はアレやけど、いい人やから安心してゆっくり休むんやで。
[ベッドに寝かされた少年をもふもふと翼で撫でる。
そして、腰に下げた荷物袋から紙とペンを取り出して、嘴でペンを咥えて自分無線番号とメモ書きを枕元に残す。
『厶セ冫σは"ωこ"ぅかぃと<
ぉきたられωら<Uτ
千ャホ〃』]
「お前腹減ってないか?>>7」
[おいしそうな香りのする男の人が、手招きする。
手には、同じく甘い香りの魚。けっこうでかい>>0:575。
この時、子狐の満腹指数は42パーセントくらい。
ぴょこぴょこと近づいてみる。]
[ザーザザザ…――。]
コケ?
なんか混線しとるよーな?
[普段使わないワイヤレス無線機。
嘴や鉤爪で細かい操作はできないので気にしないでおいた。]
[子供を寝かせれば大人?の時間。]
おおう、ええのう。
[用意された所々足の残る天麩羅に濁り酒。
もふんと座り込んだグリフォンは、置かれた瓶の口を咥え逆さにして酒を半分ほど一気に飲む。]
コケ〜、冷えた身体があったまるわあ。
そやなー、話すと長いんやけどー。
最初はな西の高原にでっかい雪兎が現れて、温泉の湯路を塞いでたのが最初なんや。
[ぼんたゆきを探す少女の事はぼかしつつ。
これまでの経緯や超巨大化薬が原因ではないかという推測を簡単に男へと説明する。
話し終える頃には酔いは24(100)ぐらい回っていた。]
[お、様子見をしてたら新たな足音が。
誰だ誰だ、家の中からって事は、アオイか、シモツキか?
現れたのは、俺よりも年下そうな女の子。元々の俺の体なら、確実にそう言えた訳だけど、この体、少しだけ小柄になってるから、下手すると向こうからは同年代に思われやしないかって気になるな。]
「……ゆうびんきょくのかた、ですか?」
………、
な ん で や ね ん !
[空中に裏手!]
/*
クリスマスチキンwww
サンタさんにクリスマスチキンがいるなら俺はトナカイになるべきか…
そういえば木彫りのトナカイ持ってた!(ハッとした顔
ハッ、思わず突っ込みをしてしまったっス。
この星は、そこはかとなくツッコミが出来る人が少ない気がしてならないっス…。
[横の方を見ながらぼやく。小さく舌打ちして向き直る。]
いやいやいや、俺は郵便局の人じゃないっスよー。
[んー、でも何て言おうか。少し考えてから口を開く。+チョキ+]
ぐ・通りすがりのぼんたゆきハンターっス。
ち・トバおにーさんに聞いて、ぼんたゆきを探してるっス。もしかして、お嬢ちゃんは、アオイっス?
ぱ・………郵便局員になる未来の可能性もある、ナナっス!
みゅーん。
[子狐のお腹は、腹ペコじゃないけど、もぐもぐしたいかもという、微妙な感じである。
さっきぼんたゆきを食べて、とっても美味しかったのが、まだ残っていた。
おもむろに子狐は…+グー+。
グ 男の人の手をぺろり。
チ 魚をもぐむしゃぁ。
パ 寄ってきた蝶>>0:601をぱくり。]
……ゆびんきょく、ちがう
[横で話を聞きながら、アオイの手のサルナシの実の香りを気にしたり、ナナやコガネウタドリの周りをぱたぱた飛び回っている。]
[壊れかけの通信機からノイズ音がする]
…なんだ?
壊れたせいでどっかの電波受信した、かな?
鶏の鳴き声みたいなの聞こえた気がするけど…。
あれ?無線機から連絡だ、ちょっと待ってて。
[バスの無線機から何か連絡が入ったらしい。
役場からかなと、男をそう制して、一旦運転席へ]
……珍しいな。
スヴェン君じゃないか。
こんな森でどうしたんだ。
宇宙麦畑から巨大生物でも追って来たのか。
[巨大生物の話を聞いていた男は、宇宙スズメが巨大化したのを追って来たのかとスヴェンに尋ねた。]
[運転席の無線機から声が漏れる。]
はーい、ハマチさんだよーん。
何か用があるのかな?
あれぇ?なんか変だな。
ニワトリの声が聞こえるな。
[役場とは別の無線とつながってしまったような。
鶏の鳴き声と男の声が入ってくる。]
[仔狐が嫌がらなければ、だが、延々触っていたいくらいの触り心地の良い毛並みだったが、懐に入れた通信機が妙なノイズ音を出していたので我に返った。]
ん…なんだ?またか。やっぱ壊れてんのか?
[と、片手で通信機を操作しつつ]
あ、そうだ、お前さん、こんなの見かけなかったか?
[網に入り込んだ蝶を掻き分けて水分を吸ってない方のぼんたゆきを取り出すと仔狐に見せて聞いてみる。]
コケ〜?
[チャラチャチャチャチャ〜♪
何処からか『3光年くっきんぐ☆』のテーマ曲が流れる。]
ちょい待ちぃ。
確かこれは借りた無線機の呼び出し音や。
プレゼント交換はじまるって連絡かなあ?
行くって約束しとったし。
ええと……んー?
どうやるんやっけ?
[液晶のついていないかなり旧式のハンズフリー無線機を腰の荷物袋から取り出して嘴でコツコツ。
グリフォンは普段は機械類を使わない。
液晶を、ボタンを、ことごとく破壊するからだ。]
こけぇ?
ダ、レ、が、ニ、ワ、ト、リ、やねん!
[プレゼント交換会の連絡とは別に。
無線から聞こえた聞き捨てならない単語>>*8>>*9に、怒りに満ちた低い鳴き声を返した。]
[鶏の鳴き声の次は女性と思しき声が聞こえた]
ハマ…チ?
鰤?
鶏の声はやっぱ聞き間違いじゃなかったみたいだな。
おーい、聞こえるかー?
アオイちゃん?じゃない、よなあ…
[宇宙船で鶏は飼ってないし女性もいないしな…混線か?]
あ、思い出したそのフレーズ。
さっき樅の木に引っ掛かってた…ええっとトリさんか…。
その様子じゃ大丈夫だあね。
[一体なぜ無線機が混線しているのだろうと、どっかぶつけたのかなと**]
あはは、シモツキ、きゅー!
かっわいーなーっスー♪
[けらけらと笑う。あー、やっぱ俺、少しおかしいな。こういう反応が、何だか可愛く思える。前なら、「はいはい、分かったっス。」なんて適当にいなしてたと思うのに。]
あっ!ちくちく!
こ、このーっ!
[シモツキの目玉(?)をつんつくつんしようと、89連打の指差し攻撃で反撃だ!]
す、すみません!?
[よく知る知人の訛りにちょっと似たその返しは謎の覇気に満ちていた>>23。
シンジョーさんは色々なお客さんを丁寧にもてなしてくれる人だから
訪ねて来たセールスマンは物を売り込むどころか彼のペースに乗せられ、すっかり癒されてしまってもう仕事が出来ないとは何処かで聞いた噂。
この見た事の無い様なきらきらとりさんと、女の子もシンジョーさんのお客さんかな。
つい郵便と思ってしまったのは鳥さんがセットだったからである]
あ…トバ、さ…トバさんってあの、えーっと、キミみたいな紫色の髪で、
こんなに、こーんなにおっきくて、それでなんか『ハイカラ』な感じの
サングラスの、おにーさんですかっ?
[しっかり記憶に刻んだ名を聞けば>>24、早口で彼の容姿を捲し立てる。
ウィンドウォーカーさんも、男の子がぼんたゆきを見つけてくれたって。知らないうちに、色んな人が。]
はい、ボクがアオイです!
えっとあの、もしかして、さっきココ入って来たコ、キミが連れてきてくれたんですか?
[楽園にしても都合が良過ぎるとは薄ら思っていた。
気付けば増えていたらしき名も知らぬ協力者に、ゴーグルの下から輝く視線を向ける]
ニワトリやない言っとるやろ。コケッコ。
トリでも人間でもないでー。
確かに樅にはちょーっと引っかかったが、ワイは誇り高きコッココグリフォンや。
黄金梨農家をやっとる。
[ぷりぷりと怒りを隠さずに声を返す。]
[ぺろりと舐めた指先は、ほんのり甘く、おいしかった。
子狐の毛並みを、大きな手が撫でる>>33。
ちょっとべたべたしていた気がするが、おいしいなら仕方ないね。
男の人は、懐から取り出した何かをしばらくの間いじっていたが、
「こんなの見かけなかったか?」
やがて、差し出したのは、…子狐が恐れ>>0:94、一度は克服したものの>>0:336、また恐怖のどん底に叩き落した>>0:415、白いふわふわだった。
子狐は、逃げ出した。
…+表+(遠くから様子を伺っている。/バス停の方向へ。)]
[何故だ。何故、郵便局と間違えたんだろう。ううん、この星では、小柄な奴が郵便局員を務めるとかそういう慣習があるのだろーか。なんて、俺は少女が考えてる事なんて分からないから考えていたぞ。]
ハ、ハイカラぁ?
[何か、調子、狂うな。いやでも、ここ宇宙農家な星だし、こんなものなのか、…なー?]
ああ、そういえば、トバと俺の髪の毛の色は似ていたっスね。あっちの方が、鮮やかで深い紫色っスけど。
[呟き。俺の方は、なんつーか色素が薄いんだよな。グラデって言えば聞こえ方は上等だが。]
そうっスよ、アオイ。
[やっぱりこのお嬢ちゃんがアオイで合ってたっス。]
そのおにーさんに聞いて、…あー、まー。結果的に連れて来たって言うか…ここに逃げ込んだって言うか…っス。
[最後の方は小さな声になってしまう。明後日の方を見ながら、頬に付いた泥をこそげとるように、ぽりと掻いた。追いかけた挙げ句、結局3回も取り逃してるんだから、連れて来たとは違うし。]
樅の木に引っかかって…?クッ…
[聞こえてきた会話に笑いをかみ殺し、ってやべえ、梨農家?農家の先輩じゃねえか。]
え、えーと…コッココグリフォン…?の梨農家さん、です、か。
この星には来たばっかなもんで、すまん、てっきり鶏かと。
俺は体験農家に来たんだけど、農家になろうと思ってるからどっかで会った時はよろしく頼むよ。
[慣れない敬語を使おうとしたが一言目で諦めた]
きゅきゅきゅきゅーーーーー!!?
[目玉への89連打は持ち前のすばしっこさで24(89)撃くらいはなんとか回避。
いたい。]
[アオイとなにやら話しているのはわかっていたが、
おかんむりモードのシモツキはナナを翼でべしべししはじめた。]
きゅっきゅー!きゅーーー!!
いま笑ったやろ。
[こけえ、と一瞬黙り込むも。]
ん、なんや農家希望なんか?
だったら堅苦しい挨拶とかいらへんよー。
まいふれんど、や。
よし、改めて挨拶するで。
ワイはコッココグリフォンのチャボ。
純白の身体と翼と頭の赤色が目印や、よろしくなー。
[ころっと機嫌は直った。]
はい、ハマチさんだよ。
本当は浜チェルシって言うんだけれどね。
みんなハマチさんっていうもんだからねぇ。
ま、あだ名みたいなものだよ。
バスの運転手でね、いまバスの無線機からお話ししているんだよ。
[話しかけてきた男に自己紹介>>*12]
[あ、ふつーに当たっちゃったっス。
ちょっぴり、罪悪感っぽいのが+裏+(無い/16(30)%程)……くっ。ここは、]
きゅ、きゅっきゅきゅー♪
[………誤摩化す!]
[あっ、こら、てめー!ちょっぴり罪悪感を感じた気がしたけど、この、シモツキ、てめー!]
ちょっ、じゃ、邪魔っス!
話の邪魔邪魔、喋れないじゃないっスー。
[俺のほんのりシリアスシーン(?)が、きゅっきゅきゅアタックで消えてゆく…!]
梨農家のコッココグリフォンのチャボっちにこの星に来たばっかりの人かぁ…こちらこそどっかで会ったらよろしくね。
[バスで回っていればそのうち出会えるだろうと]
知らん声と思ったらあのバスの運転手か。
ワイはバス使わんからなー。
ハマチはんもよろしくなー。
[もう一人の運転手>>*19の自己紹介にも挨拶を返す。]
わ、笑ってない、ぞ?
[バレてる…。あ、でもなんだかフレンドリーだな、この先輩。]
チャボさん、ね。純白の身体に翼に赤色の…うん、想像ついた。とても。
俺はトバってんだ。
農家やろうと思ってるから、いろいろお世話になると思う。
お姉さん、の方はハマチさんね。バスの運転手…
バス!
今、東の森の前に来てたりするか?
乗ろうかとちょうど思ってたとこなんだが…まだいるかな?
[やられた時は二倍返しよ、とママはよく言っていた。
一通りぼすぼすすれば、満足……とまではいかないが
むーー、と低いうなり声をあげながら警戒している。]
コケェ、ハイテクはよーわからん。
連絡は受け取れたけどもなんかごちゃごちゃしとる。
[無線機と格闘をしていたグリフォンは、ちょっとだけぷりぷりしつつ顔を上げる。
ちなみに連絡内容は1(3)
1、自分の農園からプレゼント用意ができたとのこと
2、プレゼント交換はじまるよーの連絡
3、間違い電話]
[うっかり口走った単語に、
目の前の少女は随分困惑しているらしい>>41。
ゆうびんきょく。はいから。んぅ、『ハイカラ』って言葉が無い星の人?
このヒト、あんまりこの星の人って感じがしないのは何故だろう]
ひょっとして妹さん? んぅ、でもその言い方じゃ違うのか。
えへへ、お陰ですっっっごく助かりました!
このコ達、家族で大切に育てたコだから…1個でも無駄にはしたくないな、って。
ありがとうございます! えっと…
[鞄を少し開き、中のぼんたゆきを見せて笑いかけてから
目の前の、ちょっぴり気まずそうな少女の名を聞こうと。
……しているうちに、目の前は少女とシモツキの第二次つんつん大戦となっていた]
………ほえ…
[西は今日も平和です。巨大兎が欠伸してるけど。]
雪兎はともかく、狼の巨大化はコルンはんの麦のせいやないって。
あいつら麦なんて食べへんもん。
[青年>>47へ慰めるように言って天麩羅を突く。]
そうそう。
頼んどいたプレゼントの準備ができたみたいなんや。
だからも少ししたらワイ取りに行かんと。
[出発前に借りた通信機の番号を知らせておいたお陰でなんとか無事に連絡が来た。
ちなみ準備を頼んでおいた理由は至極簡単。
キラキラ可愛い包装がグリフォンには出来ないからである。]
[天麩羅を食った男がしみじみと感想を述べれば>>36
満足そうに鼻を啜ろうとしたが。果て。
試作品のぼんたゆきば食わした事はあった気がすっが、
あん時の味ぁ野性味が強過ぎで薄いもんじゃった]
んゥ? 風詠みのにいちゃ、
己れぁおめさに、完成品のコレを食わせた事ばあったがね………?
[無精髭の多い顎を撫でつつ記憶を探るが、直にチャボがほっこり酒蒸し>>22になって語り出す。
巨大化した雪兎と共に南下、というか西へ大移動した兎の群れ。
熊の如きさいずの狼の襲来による雪崩。その話には自分の血を分けた少女の影は余り見られず。男は泣いた。温泉栽培施設の不運に。兎と狼の不運に。]
んならばも、半の日以上温泉栽培施設ば止まっちょるのが…!!
そげに止まりっぱだど、キノコだのバナナだの…だったけな?
台無しばなっちまうでないか!
ウチは助かっでも彼方さんは解決しとらんのがね?
その巨大化薬?ゆーんは如何にせば効果切れるんぢゃ、
[聞く間に青年が1つ、向き直り。言の葉を続けた>>47。
しかし男はぶんぶんと首を振り振り膝をぱんと叩く]
トバはんか。
なにを育てるつもりか知らんけど。
農家仲間ならいくらでも協力するでー。
ん?
東の森に居るん?
ワイは北の山やから、ずいぶん遠くと混線しとるなあ。
きゅ、きゅ、
きゅーーーーーっ!!!
[今度は両の手から繰り出される広範囲攻撃!
……くっ、このスピード……避けきれるか……っ!?
29
0〜5:今世紀稀に見る身のこなしで全回避
6〜50:野生をなめるな!30(32)撃回避!
51〜90:咄嗟に飛び退くも傷は深いぞしっかりしろ!
91〜100:避けきれない!クリーンヒット!]
そっかチャボさんバス使わないのか…。
あ、そだ、大きな荷物があったら運んだげるよ。
[役場のサービスの一環でもある。]
トバさんか…うーん、トバっちって呼んでいいかな?
[初対面の相手にやけになれなれしいのだが、これも性格なのだ。]
そ、だよ。
今ちょうど森の前にいるよ。
バスに乗るの?
乗るまでまってるよ。
[トバの質問に>>*22そう応える
急がない急がないのがこのバスの特色。]
ハッ、…これは、互いの名誉をかけた戦いだったっスよ?
[何時の間にか、アオイがぼんやりと俺とシモツキを見ている。つんつんが楽し過ぎて…否、口から出任せでこの場は乗り切ろう。]
じゃなくて。
俺がトバおにーさんの妹?
冗談は止めてくれっスよー。
[けらけらと笑う。その間も、シモツキアタックがあれば攻防の続きだ。]
あ、うん、まあ、何もやってないけど、良かったならそれでいいっスよ。
[この子も善人パターンだなー。暮らしてく分には、とっても良い土地、良い星、なんだろう、けど。言葉に出来ない苦みを何故か感じる。]
へぇ、家族で大切にっスかー。
愛情たっぷり、太陽の恵みも雨風の恵みもって奴っスー?
[俺は、話の続きをしようとアオイに向き直る。]
[無線機を置いて、再びシンジョーと新しい乗客の方へ向いて]
今、連絡があって乗客が来るらしいので、しばらく止まりまぁす!発車までちょっと待っててね。
[こういうのんびりした星では乗客待ちは日常茶飯事のようなものである。]
[通信機を片手に持ったまま、森の入り口の方を振り返る。]
なんて親切…。
おーい、バス来てるみたいだぞ。
お前さんも乗るか?バス。
[仔狐はまだ此方を警戒しているだろうか。
迷子ならば飼い主が探しているだろうし、星役場まで行けば飼い主を知っている人がいるかもしれない、と、仔狐に森の入り口を指差して聞いてみる。
意味が伝わるかはわからないが…歩いて帰るのはしんどいから、まだバスがいるならば乗りたいところだった。
仔狐がついてくるならば一緒に、まだここに残るようならば役場で誰かに仔狐のことを聞いてみようと、バス停まで向かう。]
にいちゃ…そん気持ちば分かるぜよ!
己れも品種開発ばやる身、妙ちきりんなモンば試しとうなる。
んで迷惑もこじゃんとかけた!! 流氷パイナップルば32(60)頭身と
でがくビルドアップして暴れた事ばあった、奴ァ強敵だったきね…
[傍にプロテインベリーをうっかり植えた結果である。
プロテインベリーは成るべく他の作物と離れた所に植えましょう。
宇宙農家との約束だ。背中に流れる見事な北桜に混じる傷を撫でつつ呟く]
にいちゃの麦コが原因かはわがらねが、
何やら起ぎりゃどーにかせばええ、作物守ンのが農家の意地ぜよ。
おめさんは事実、どーにかせてくれたが。
己れ等のぼんたァ守ってくれたな?
んだらば、次ぁ己れが西の、うさぎッコロばトコ往が…ッ、だ。
[品種改良という点では生物学的視点を持ちながらも、
この男の最後の解決法は常に肉体。寒さも肉体で乗り越えた。
次は自分が行く番だと言わんばかりに勢い良く立ち上がる]
否…否否否否、否。己れァアオイば待たせちょるんじゃな…
…朝がら1人さしちまっちょる、娘ッコ1人じゃまいね…
[が、すぐに頭を抱えてぶつぶつ言い始めた。
傍ではチャボが通信を終えて身支度を始めた。
兎転がしに行くならついでにひとっ飛び運んで貰いたいところだが、だが、だが、だが。唸る。
その男の膝を、囲炉裏の温もりに引かれた、ノイエが回収した例のぼんたゆきがぴょんぴょんと通過していった]
まだ何を育てるかは決めかねてるんだよなあ…
おお、頼もしいな、先輩。頼りにしてるぜ。
ん、ああ、今東の森で…チャボさんは北の山なのか。
[北に見えた山を思い出して]
結構距離あるよなあ…
きゅ……
[ぜはーぜはーと息を切らしながら被害は2撃に抑えた。
追加で73回ほど翼で撃つと、
流石に疲れて尻尾を丸めて防御表示でターンエンドだ*]
一応、星役場の捕獲隊が動いとったけど。
超巨大化栄養剤はなー。
効果が劇的すぎて作物ならともかく動物ならそんなに長い効果時間はなかったよーな?
[巨大化した黄金梨はすぐになます切りにしてしまったので効果時間がどれくらいであったかは曖昧である。
涙を流す果樹園主>>54に首を傾ける。]
ああ、アオイちゃんなら元気やったから大丈夫よ。
でっかい雪兎見つけた時も一緒やったし。
………………。
コケ。
[酔いのせいかうっかり口を滑らした。
お酒は計画的に。]
[子狐は、男の人ときっちり同じ距離を保ちながら、ぴょこぴょこと後ろを着いていく。>>58
男の人は好き。おいしかったから。
だけど、あの白いふわふわだけはどうしても駄目なのだ。触手に食べられちゃうよ。
と、やがて前方に、一度は乗ろうとしたバスが停車しているのが見える。]
こんこん!
[ぱっと嬉しくなる子狐。
次第に距離を詰め、男の人と一緒にバス停まで向かう。]
……名誉…初対面で名誉なんて…キシドー、ですか…!?
[騎士道。正直こないだ『メロンよの部屋』で聞いただけのよくわかんない言葉である。
適当な確信の無い単語が思わずぽろぽろ出てしまうのを出任せと言うならこちらもそうだ。
シモツキアタックをディフェンス・アンド・カウンターしつつ会話を続けようとする少女>>56を感心するように見つめながら、次の言葉を探る]
えへへ、それじゃトバさんとはお知り合いですか?
賞金稼ぎさんのお手伝いさん、みたいな…
んぅ、助かりました! 今はあの、これぐらいしかお礼できないですけど。
[ふんわりとした想像を巡らせつつ。サルナシの実を3粒ほど渡す。
シモツキがまだ臨戦であれば停戦を促す様にこちらにも3粒。
ついでにきらきらとりさんにも、キミも食べる?と差し出すだろう]
太陽…はあんまり出ないかな。
雨風、よりかは雪吹雪、みたいな?
ボクんち、雪山の方にあるんです。愛情はもちろん、こーんなに。
[両手を広げてこーんなに!と。めいっぱいの大きさを示してみせた]
[ふっ、シモツキ、その攻撃は既に見切って…54
0〜5:いる!全撃回避だ!
6〜50:いる。甘いな…72(73)撃回避っス!
51〜90:うにゃー!ぼすぼすアタックの再来だと…!
91〜100:ちょっ、ちょ、ちょっ、会話の邪魔過ぎる〜〜〜!!!]
この星だとバスよりも自分で飛んだ方が早いからなー。
荷物もじぶんで荷車ひっぱるし。
[一部地域で有名に荷馬車ならぬ荷グリフォン車である。]
でもまあ、折角やし、今度バス使わせてもらうわ。
トバはんも、決まらないならワイんトコや別の農家にバイトで入って何が向いとるか探すのも手やで。
北の雪山から南のジャングルもどきまで色々やし。
……………
んゥ?
[頭を抱えて震える両腕がひたり、止まった。
泣きじゃくるせいか一定間隔でずびずびと啜っていた鼻の音も。
というか、全部が静止した。]
…チャボさ。
アオイ、 一緒 だったと?
なんぜ… 何ぜアオイぁ 西ば居るがね?
[小声でツッコミが響いたが、今回に限っては何故か間違えなかった。
陰の落ちる顔をゆっくりと上げて、娘の名を零したグリフォン>>64の双眼をぢっ と見据える目は。
何かこう、酷く、酷く、静かだった。]
[話を聞くに、チャボさんは空飛べるんだな、と想像の中のコッココグリフォン像が徐々に完成していく。まあ最初の想像からほとんど変わってはいないのだが]
バイトか…そうだなー。
[いきなり何もかも一人でってのは難しそうだし、ノウハウ覚えるまでどこかでお世話になるのもいいかもしれない。]
黄金の梨ってやつもすごい気になるし…
チャボさんとこで手伝いさせて貰えるなら頼みたいな。
[しばらく待っていると、一人の青年>>69と子狐>>65が乗り込んできた。]
いえいえ、乗客がいるからこそのバスですからね!
そこの子狐ちゃんもどうぞどうぞ。
役場までね、了解了解!
[にかーっと笑って出迎えるだろう。
連絡の入っていた客を乗せれば]
お待ちどう、発車しますよーん!
ああ、そだ、そちらのおにーさんも役場でいいんだね。
[運転席に向かう途中でそんな事を言っていたような>>60
再確認して、ほかに乗客がいないようならバスを出すことにしようか。
行先は星役場前**]
……酔ってもちゃんと聞こえとるからな。
[どさくさ紛れにシャモ呼ばわりした青年>>62の腹の辺りに、どすっと前足を落としておく。]
…………。
……。
えーと、な。
[それが上手いこと決まったかどうか、確認する余裕はない。
ぢっと見つめて来る静かな目>>71。
暖かな部屋の中が一気に氷点下へと落ちたような空気。
グリフォンも目は左右に何度も泳ぐ。]
……逃げたぼんたゆきを探してたよーな?
[アオイちゃんごめんなあぁ!!
心の中で叫ぶように謝罪しながら、コテリと首を傾け。]
そうや!
プレゼント取りに行かんと!
ワイのプレゼントを待っている人がおる!
そ、そいじゃあ、坊の事よろしく!!
[突然、早口で捲し立てながらガタッと立ち上がり逃げ出し、+表+(酔ってたのでこけた/雪の中へと飛んでいった。)]
コケ〜。
ワイの果樹園、2(4)(東/西/南/北)にあるから、気が向いたら来るとええよー。
[この通信を最後に音声は暫く途絶えた。
逃げ出そうとしてこけたせいである。**]
西ね、一通り落ち着いたら行ってみるよ。
ありがと…ん?
[唐突に通信が途絶えたがチャボさん、忙しいのかな?
今日はあちこち歩いて少し疲れた。
それに加えてこのバスの揺れ具合がなんとも…心地良…ぐぅ]
- 東の森バス停(新設) -
いや、今言ったように、君が森に居たので宇宙スズメが巨大化して、スヴェン君が追って来たのかと思ったのだ。
[男はスヴェン>>70の問いに答える。]
詳しくは私も知らないんだ。
スヴェン君は、北の果樹園のアオイ君は知っていたかな。
私はアオイ君から話を聞いたのだが、銀河キノコなど(>>0:83)を栽培している温泉栽培施設の方で、梨農家のチャボ君と一緒に巨大雪兎を発見した(>>0:258)らしい。
星役場の方からも、緊急放送(>>0:286>>0:287)が流れていてな。私は直接的な被害を確認していないが、巨大雪兎以外にも巨大生物発生注意報が発令されている。
農地に被害が出ないと言いきれない状況だろう。
[男はスヴェンがチェルシに話す身の上話を黙って聞いていた。元々の身分を、男に開示した時も表情は変わらなかった。]
そうか。
私も星役場までだ。
今の時期はプレゼント交換が行われているので、そのプレゼントを置きに向かっている。
[男はスヴェンに答えた。*]
うぐっ。
[チャボさんが、俺の腹にしっかり一撃を食らわす。さすがの地獄耳だ。
それにしても、この取り乱し様。
ひょっとして、ぼんたゆきが逃げて、それを探しに行ったのを、おっちゃんに秘密にしてたってことか?
嬢ちゃんがそのことを秘密にした理由を、俺はこの後知ることになるんだろうか。**]
[待てシモツキ>>74、それは幻覚だ。
俺は、うにゃーされたんだってばよ。]
………。
[騎士道。俺にはよくよく縁のなさ過ぎる言葉っスけど。]
そーそー、キシドー。キシドーっスよー?
[口から出任せ。ちょろい。]
へ?はー…、ふうん。
トバおにーさんは賞金稼ぎだったっスか。
[心に留める。すこーしだけどな。]
いーや、トバとは初めて会ったっス。
知り合いでも、手をk……、知り合いになるには、あのおにーさんはお人好し過ぎるから、見てらんねーつーかっス。
[知り合いでも手を組むのはねーなーってところ。もっとも、あっちに戻る気はねーんだけどさー。戻っても、あれだし。]
お礼?
[んー?実だな。ぼんたゆきは、流石に味見出来ないか。そりゃそうだ。ころりと、掌の上で3つの実を転がす。]
ありがとうっス。
[口から出たのは、なんてことない感謝の言葉。]
へー。
雪山だから、そんな重装備してるっス?
暖かそうな格好っスよねー。
そんなに愛情一杯なら、雪も溶けちゃいそうっス。
[両手を広げてアピールする様子に、あははーと笑う。]
/*
うーむ。奴隷か…と戦慄したが、確かにそういう買って来る宇宙農夫が居ないとは言いきれないのだよなあ。村建人的には「最後に後味悪い系」に引っ掛かるのではという不安を感じてしまったが。
そして、多分だが、この星の人達良い人が多くて奴隷とかいても普通に一人の人間として扱いそうにも思っていたが。さて。
[男は涙もろい上に娘に似てよく喋る。
いや、泣きながらよく喋ると言った方が正しいか。
しかし高らかに鳴く鳶でも鳴きながら狩りを行う事はあるまい。
静寂の中。
重要な言の葉は、聞き漏らさぬ>>76]
…逃げ………
[破られる静寂。もふもふともがくグリフォン。
ゆっくりと青年の方へ向き直れば>>77何がおかしいのかと言った様な、素朴で、素直な、肯定。
黒猫が逃げ出す。
直後、勢い良く右脚を上げ、床にぶつける男。
がつん。袴の裾からかなり旧式の–––––通信機。]
確かにお人好しですね、トバさん。
初対面のボクに、自分から手伝いしてくれる、
なんて言ってくれて!
此所に来たばっかりで地理とか、わかんないのに…
ん! あったかいですよ?
寒いトコの人は厳しい人ばかりとか、嘘ですもん。
優しいヒトばかりで…んぅ?
[ちかちか。通信マークがゴーグルの右端で光る。
誰だろう、トバさんはメッセージだけって言ってたし、
ウィンドウォーカーさんも確かさっきメッセージ貰ったばかりで–––––––––]
[1秒]
[5秒]
[13秒]
『ア゛ ッ ア゛
ア゛ォ゛イ゛ィイ゛ィイイイイイイ!!!!!
あ、あ あ ああ、とっつ ぁ…
おどっつぁん、おどっつぁ、駄目な どづぁんでごめんなあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!
ゆ゛る、ゅ、ゥ、うううァ、許じでぐれ、情げねェおどっつぁんで、
本、まっこど、己れは、己れあああああ、あ いっづも、いっづもおめば大変な゛時ば居でやれんで、おめに、あ、ひ、ひぐ、ェ、えっ えグァ、あ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!
うァあ、えガ あぅううう… 己れは、 父親、失格じゃあ゛あああああああああ!!!!』
.
[…ボクには分かります。
今、この瞬間。あの山の向こう側。
おとっつぁんはまるで枯れて行く苗に縋り付くみたく、
あの傷だらけの通信機を両手で捧げ持ち、
それに額をくっつけて背を猫みたく曲げて正座して。
床にばしゃばしゃと水溜りを作っているのです。
全部バレてる。
いや、バレたんだ。つい、さっき。]
あ、あ、あああのさおとっつぁん聞いて!?
ボクねボクね、ほらあの、もう6つも集めたんだよ!!!
お願いだから聞いて、まだ出荷には間に合うしそれにそれに
一緒に探してくれる人も居るの、居るって、居るんだよぉぉ!!
だから大丈夫なの、ね? トバさんって大人の人、あの、
賞金稼ぎ?さんだった人らしいしその人も見つけてくれて、
そもそもおとっつぁんは関係な…違う違う違うおとっつぁんは関係けどだってボクのおとっつぁんだし一緒にぼんたゆき作ったしけれどけれど
船ぶつけちゃったのはぜんっっっぶボクの責任なの!!
ボクが飛船ちゃんと運転できなかったのが悪いんだよだっておとっつぁん今朝の雪崩はぜっっったい行かないと大変だったでしょ!?
ボクの方にいっちゃってたら、薔薇キャベツさんトコお昼ご飯食べられなかったかもしれないんだよ!?
だから泣かないでよお願いおとっつぁん、おとっつぁんは悪く無いのすぐおとっつぁん自分の事悪い悪い悪い悪い悪いっていうけどおとっつぁんは今朝は仕方なか…聞いてる!?
あ、いや今のは怒ったんじゃないよだから泣かないでよお願いだからおとっつぁん泣いてるとボクも悲しくなるって…ほんと……しまいにゃ、
あはは…、目に浮かぶようっス。
トバおにーさんの姿。
やっぱりっスよね。
寒いとこほど、人情は深いって言うっス。
・
・
・
・
・
アオイちゃん?
[黙り込んだけど、どうした?]
!?!?!!!????
[え、何これ。凄い勢いで話し出したんだけど!
この子大丈夫?大丈夫っス!?何これ怖い。
って、 泣 き 出 し … ! ! ! ?**]
負傷兵 スヴェンは、バスから見える景色を眺めている。 ( B40 )
[バスに乗り込み発車するまでの間、しばらく通信機に耳を傾けていたが]
黄金の梨か…どんな味なんだろ。
でも農家のツテが出来たのはラッキーだな。
[と、小さく独り言を呟いた。
梨と言えば…ナシ…いや、ナナは無事に種を育てられたのだろうか。
ぼんやりそんなことを思い出しながら聞くともなしに耳に入ってくる会話からプレゼント交換会という単語が頭に残る。
南で会った老人もそんなことを言っていたな。
何かプレゼントに出せるような物はあったっけなあ。
いろいろな星を旅して来たから珍しそうな物はあるにはあるが、果たしてこの星の住人に渡って喜ばれるようなものはあっただろうか。**]
やせいの シモツキは遺言状を貼りました。
[もしこの星が、差別の激しい世界なら俺も>>79安易に身分開示などしなかったろうが、他所の星から連れてこられて宇宙麦畑で働いた間に受けた扱いから、そうで無い事が分かっていた。だから「仕事を探している」程度の感覚で「新たなご主人探しをしている」と言ったのだ。
>>81新城が「そうか。」とだけ返事するのを聞けば、彼の所は人手が足りているのだろうと解釈する
アオイ様達の果樹園はどうなんだろうか。もし会えたら、何か仕事があるか尋ねてみるのもいいかもしれない
…とつらつらと考えて。またうっかり案山子の様にぼうっと突っ立っていたがバスが発車しようとすれば席に着席した。位置は…2(3)
1.運転手席付近(ハマチさん側)
2.新城さんの側
3.トバさんとサヴェイの側]
[チャボさんが飛び立とうとして扉を開けたなら、そこから寒風が吹きこんでいるだろう。
人間の限界を超えた放水のような涙も相まって、囲炉裏の火は、今まさにかき消えようかというところだ。]
……やべぇ。
[本能が警鐘を鳴らす。
こうなることが分からなかったかと、自分の浅ましさに腹が立つ。
涙の海がノイエ少年の布団に届くかというのを見た俺は、]
わりぃ!
ちょっくらこいつ送ってくるわ!
[咄嗟に少年を担ぎ上げ、ついでに白い酒瓶>>14をひっつかむと、まるで逃げ出すように立ち上がる。
俺の進行方向にチャボさんが居たら、踏んづけたかもしれないが、そんな些細なことを気にする余裕は無かった。]
- 東の森バス停(新設) -
[男は、会話の流れからか傍らに座った(>>96下act)スヴェン>>92に問いかける。]
君は行かないのか。
[スヴェンの格好は案山子をしていた時とあまり変わりがないように見え、目に付くのは肩から提げた宇宙スズメを追い払っていた光線銃くらいだった。]
………。
[男は数秒黙っていたが、持っていたプレゼントの入っている袋をスヴェンの膝に置く。]
私の代わりに、スヴェン君が参加してくれるかね。
私は長い間参加して来たので、交換のプレゼントを出しているのも慣習に従ってなんだ。
[男の表情は変わらない。
因みに、袋の中には、置いてくる為の交換用のプレゼントが1(3)箱入っているようだ。]
―バス発車する少し前―
という事は、おにーさんって案山子だったけれど、
ご主人サマに暇を出されて今はフリーってことなのかい。
それで役場にね…。
[スヴェン君と呼ばれた青年の言葉に
>>79少し思案のポーズを]
それじゃいっそのこと、役場で働いてみる?
これから『おしょーがつ』に向けて役場も忙しくなるんだよ。
おにーさんつよそーだし、何かしらお仕事があるかもしれないね。
ま、それからでも身の振り方考えても遅くはないんじゃないかなって。
おや?あんたは確か……
[よくは分からないが、さわさわと触れられた>>4その感覚に目を細めた]
全く今日はよく触れられる日でありやすぜ。
[その後に娘が一人やってきた。アオイ、確かさっきナナが口にした名だ。そしてシモツキと名乗ったヒトツメアクマとナナのじゃれ合いに冷や汗をかいている]
ずいぶんに、にぎやかな事で。
[+裏+ナナの流れ指が直撃/シモツキの流れ翼が直撃]
[出逢いは偶然だった。
星の無い光の無い夜に擬態を解いて出かけ、数ヶ月後に帰ってきた時は、曇り空ですら無かったが人が居ないのを見計らい、丘の麓に降り立ったのだ。]
[巨躯は縮み擬態の姿に戻り、目を開く。]
[人の少女が居るとは思って居なかった。先程の巨躯すら、本来の体よりも小さい姿でしか無かったが、少女が星々が消えたと思ったのは、何のことは無い、空を影で覆ってしまったからだ。]
『 大きな生き物が、少しの間隠してしまったんだ。
だから、もう星は戻っている。 』
[男が竜であることに少女が気付いた様子は無い。
星の海を渡って戻って来た古代竜は、泣きじゃくる少女を、縋り付く少女を、抱きとめ、夜空を見上げるように告げた。]
[- ほんのすぐ昔の出来事だ -]
―いざ星役場へ―
本日は星営バスにご乗車いただきありがとうございまーす!
このバスは星役場行きでぇす。
[帽子から伸びたマイクで放送をかけて、ゆっくりした速度で星役場へ向かう。]
(そうだ、プレゼント…。
あ、そーだ!とっておきのがあった。
これなら…。)
[胸元のペンダント、星型のロケットの中には故郷からもってきたお守り代わりの星の砂が詰まっている。
全部とまではいかないが、おすそ分けくらいならいいのかなと。**]
おっと!
[翼同士がぶつかり、ふぁさっと半身が黄金の粉になって散らばる。衝撃でよろめいて倒れた]
酷えことしやがりやすね、いててて。
[翼を元通りにしながら起き上がる。いつの間にか豹変したアオイに困惑し、そっと根岸◆の羽根を一本差し出した]
[通信機の向こう側で濁流の様な号泣が聞こえる。
此方も土砂降りの様に泣く。
蓋を開ければ結局は親子。
単独で駆け回ったり、雪原で半裸だったり。
逞しく見えて異常に脆い。
怒られるのならばまだマシだろう。
厳しく叱るその態度に怯えつつもほんの少しの、
この年代特有の反抗心が己を保たせ
非を認めざるを得なくとも、
もっと飛船の動かし方をきちんと教えてくれればだとか、
もっと丈夫な箱に入れてよだとか、小生意気に言い返す事も出来たかかもしれない。
そうする事で自尊心だとか、失態の反省だとかが上手くバランスを取るのだが]
[だが この男–––シュンギョウは、
怒りの感情をとうに忘れ。泣くから。兎角、泣くから。
哀れなくらい、可哀想なくらい、全て自分のせいであると
どこぞの聖人か被害妄想狂か。罪人の様に泣くから。
もうパーフェクトな程に彼は己の不届きを嘆き、
娘の不運を悲しみ、それに対して何も知らなかった己に絶望し。
–––それだからもう、こちらも、バランスどころの話じゃない。
激し過ぎる罪悪感という巨大な雪崩に呑み込まれ、
抵抗反抗反論全てを許されぬ。
ある意味最も悪質極まりない優しさというか、いや、
優しさが別ベクトルに品種改良されてしまった、中年の哀愁というか。]
泣がな゛いで…
泣がな゛ぃでっでばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!
[と、少女は泣きながら叫ぶ。
この親子がお互い傍に居ればハグでもし合って30分でもすれば落ち着いたのやもしれんが、悲しいかな、通信というものは近くて遠い。
少女の傍には代わりにもふもふと宥める様なヒトツメアクマ>>95と、恐る恐る羽を差し出す鳥が居た。
ヒトツメアクマの身体はぎゅっと抱きしめて。
差し出された金色に近い様な色の羽はよく見えていないのかハンカチ代わりに涙を拭い。
それでも暫くは泣き続けているだろうか。
しかし、そのぐずりが一瞬にして、止まる。
その表情は、呆然というか。]
……っ…ぉ…おとっつぁん…
そ こ ま で せ ん で よ が ね ! ?
[驚愕であった**]
[ロケットの中身は故郷の星の砂、この星の言い伝えによると宇宙クジラの骨だったものと言われている、
大昔、やせた土地とただただ広い海しかなかった星に宇宙をとてつもなく長い間彷徨って疲れ果てた宇宙クジラがこの星を最期の地と定め、この海の底で永い眠りについた、
その亡骸は海に活力を与え、豊饒の海に変えたと言われている、そして長い長い時を経て骨が砂に変わっても今もこの海に恵みを与えているという。
いわば漁業星の神様のような存在である。
故郷から遠く離れていてもこれを見て元気でいろよと『とさま』からもらったお守りである。]
(ちょっとくらいなら、分けてもいいかな?とさま。)
/*
ネタのモチーフはスターライナー村の骨の星だけれど、
http://melon-cirrus.sakura.ne....
ま、同様の伝説を持つ星がまだまだあるかもしれないってことかなという解釈で
[耳が痛くなるほどの静寂。
まさに嵐の前の静けさが、果樹園主の男>>85が床を踏み打つ音にて破られる。]
こ、ここここ、こけ〜。
[男から溢れ出す滂沱の涙と共に、一瞬人の声とは認識できぬような嗚咽>>87が空気を裂いて響く。
そこに更に落ちた通信機から聞こえる少女のマシンガンの如き叫びが混じり合い、グリフォンにとっては頭の中を撹拌する超音波のようになる。
グリフォンはずりずりと床を這いずりながら、何とか開ける事が出来た扉から逃げようとするも……。]
ほげぇええぇぇっ!!!?
[少年を抱えた青年>>98が倒れたグリフォンのその背を全力で踏みつけていった。
コルン、許すまじ。
倒れたままグリフォンは(すぐ消える)怒りの炎を燃やすのだった。]
––...ザ...INTE..RLUDE..ザザッ...––
[無数のモニタ。無数の矩形ホログラム画面。
円筒形の部屋の底。光差し込まぬ深海を覗き込むが如く、壁面に奔る絶え間なき煌めきは集束する無数の情報の群れ。]
「やられましたねえ。
平行世界の身体データの読み出し、海原の砂より掬い出した可能性の一粒、気が狂いかねない演算の果ての顕現。
であるのに、このざまとは。」
[零れる、微かに苦々しげな呟き。それも直ぐに柔らかな声音に包まれ、押し潰される。限りなく擂り潰され、粉になる。こんな事は何度でもあると言うかのように。]
「私から協力をお願いした身とは言え、トールさん、貴方の身体能力を見込んだ筈ですが。」
[怒りが深い程、笑みも仮面も凍える程の完璧な貌を生み出す。]
「まさか、敢えて逃したなどは……仰りませんよねえ?」
[暗闇で鼻から上は見えないが、口元は微笑みを湛えているのが見える。そこだけを見れば、完全に善人の微笑みにすら見えないことも無い。]
「はぁ。
怖いアンタが居るのに、わざとなんてありえねーっス。
俺と殆ど同じ身体能力だったし、実際は俺よりも瞬発力その他が劣った訳っスけど、だからこそ、俺より小柄な体ゆえにズレが生じたのは、アンタも事後の解析で分かったんじゃないっスか?」
[小柄な人影が、やれやれと肩を竦め両手を広げて呆れた声を出した後、両腕を頭の後ろで組んだ。]
「大体、俺は協力はしたけど、シリアスに巻き込まれるのは御免っス。どうせなら、ボスに話を通しておいた方が良かったんじゃ無いっスか?ま、怒られるのはアンタなんで、いっスけど。」
[そっぽを向く、トール。]
「貴方だと後腐れが無いでしょう?
ある程度の状況を知り、あるレベル以上の情報共有が行い得る者のうち、貴方が一番適任だったのです。
それに、あの方に言う訳にはなりません。『これ』は私が独自に行っていた一環ですから。
そもそも、まだ実験段階でしか無かったものです。」
[思案するように、指先を顎に触れさせる。やがて、亀裂が出来るかのように喜悦の笑みが口元に浮かんだ。]
「仕方ありませんか。
その代わり、改変体が捕まらない場合は、もう一度ご協力願いますよ。
ああ何、逃げた宙域の特定も出来ております。
墜落直後まで通信機で繋がっていたのですから何処に落ちたのかなど、把握出来ないなどありません。」
[くつくつ、と抑えきれない笑いが洩れる。冷静に狂っているとも思える声音。耳障りの良い柔らかな響き。]
「使える手数に入るかは判りませんが、丁度良い塩梅の人物も探し出せる事でしょう。喩え木偶にすら劣る者だろうとも、泳がせばそれなりの情報は得られるでしょうからね。」
[滴るような悪意と愉悦の混合の様なものを笑顔から滲ませると、矩形のホロモニタの数は膨れ上がり部屋の一面を覆い尽くした。]
––...ザザッ.....INT.ザ..ERLUDE..OUT...ブツッ...––
──…くしゅっ
[今、何か嫌な感じがしたなー。多分気のせい、気のせい、うんうん。どうすっかなー、つーか、人が居る所でこの星のことをもっとよく知った方が良さそうだよなー。]
あー、えと、…俺、帰るわ。
[じゃ、と片手をあげる。帰るっても、この家の庭から出てくだけだけどな。帰る場所は無いし。]
なんで、えっと、この星で人が多いとこって知ってるっス?
[聞けなければ、適当に歩いていくつもりでいる。]
─北西の家の入口付近─
──…くしゅっ
[今、何か嫌な感じがしたなー。多分気のせい、気のせい、うんうん。どうすっかなー、つーか、人が居る所でこの星のことをもっとよく知った方が良さそうだよなー。]
あー、えと、…俺、帰るわ。
[じゃ、と片手をあげる。帰るっても、この家の庭から出てくだけだけどな。帰る場所は無いし。]
なんで、えっと、この星で人が多いとこって知ってるっス?
[聞けなければ、適当に歩いていくつもりでいる。]
[ぱち。
暫くして、少女のゴーグルの縁、スイッチが鳴った。
通信が終わったらしい。一度ゴーグルを外してみれば
ばしゃばしゃとでるわでるわ、内側に溜まっていたしょっぱい水。
しかし少女は散々泣き終えてスッキリしたというか––––]
…うん。
急いで、急いで残りのコ、探そ。探さねば。
[先刻は機嫌良く語り>>67、一瞬前は喚いていた。
秋の空以上にくるくると変わる表情が、今は非常に真剣そのもの]
シモツキちゃん、とりさん、えっと…
…トバさんの、お友達さん。
このコの仲間、もしまた、見かけたら教えてください!
[周囲を取り囲むいきものと少女に向き直り、
改めて念を押す様に。しかし紫の髪の少女は何処かへ向かおうとするところ>>117で、
振り返り際のその問いに、んぅと首を捻ってから]
…人の多いところ? だとしたら星役場の産直市場…
んぅ、もっと、もーっと多いところ…
[急いで、と焦る割には熟考する。
自分の–––更に急いで探さねばならぬぼんたゆきに繋がるやもしれないからか。直感か。
数秒考えて膝を打った]
っあ! 確かね、あのね。
もうすぐ樅の樹の下でプレゼント交換をする、のかな。
シンジョーさんさっきそう言ってたし、だから
今星役場に戻れば結構ヒトは多いと思う…思います!
うん、ボクも役場の方…バス事務所の方に行かなきゃ、だ。
[ハマチさんがぼんたゆきを持っている…その情報はシモツキから入手したばかり。
芽吹いたぼんたゆきは懐にしまって鞄を背負い、庭の端に停めてあった自転車に向かう。]
何ならあの、お友達さん。自転車一緒に乗ってきます?
シモツキちゃん、ハマチ、あそびいく?
俺は、ナナっス♪
[にぱー。とアオイに笑ってやる。]
了解っスよ。
[今度ちゃんと捕まえたら、ぼんたゆきを味見させて欲しいとは、今は何か言えねーなー。]
星役場の産直市場に、…へー、今プレゼント交換なんてやってるっスかー。その樅の木の下に人がいーっぱい、と。
[この辺の宙域は、その時期なのか。]
え?
良いっスか?
乗ってく、乗ってくー!
[ラッキー!地元民の案内、チャリ、ついてるぅ!足取り軽く、アオイの後ろを追って、置いてある自転車へと向かう。]
[残虐無比な青年の手で止めを刺されたグリフォン。
べったりと扉の前で倒れるその白い体に再び降り出した雪が積もっていく。]
ワイは死んだ、すいーつ……食べたい。
[現実逃避とも思える意味不明な事を呟いていたが、やがて親子通信が終わり多少なりとも静寂が戻れば。]
…………ハッ。
アカン、ヴァルハラが見えたで。
シュンギョウはん、ごちそーさん。
ワイは、一旦……自分の家に帰るわあ。
プレゼント交換会、あるからなあ……。
[ふらふらと立ち上がって、涙に濡れた室内から扉の外へとでると、泣いていた男を振り返る。]
…………。
あんなあ、アオイちゃんもしかっりしとるから。
そんな心配せんでも大丈夫と思うよ。
でも、心配なら一緒行くん?
雪兎居たとこで良ければうち帰る途中やし。
[巨大雪兎>>59をその肉体で何とかしようとしていたのを思い出し、一応尋ねる。
グリフォンの黄金の梨園は温泉栽培施設や高原よりもさらに西、役場からはかなり遠い場所にある。
男が来るにせよ、一羽にせよ、悄然としきったグリフォンは飛び立ち、ぼてんと落ちる。
それを4(10)回程繰り返してから、雪山をどうにか飛び立つことになる。]
[少女がもふもふに慰められている>>109丁度その一方。
中年の嗚咽響き渡る合掌造り。
グリフォンはもふもふともがき、
青年は少年を連れてバイク型飛船で飛び出した。
猫は若干ヒステリックを起しつつ柱に駆け上り背の毛を逆立てている。
男、1人、寒気の中、半裸、号泣。
少女の泣き声と違い流石はもうすぐ半世紀を生きる者といえるだろうか、
中年のオーバーすぎる慟哭、その姿と原因も相まって異常かつ壮絶だ。
彼の妻は語る。
これでも所構わずハラキリに走ろうとする癖は無くなったのよ、と。]
ッア゛…アォイ゛ばなぁんも悪ぐながどよォォォォォ!!!!
おとっづぁんが、おどっづぁんが機械わがんねで、
ぢんにうんべ、う、運転教えでやれんがで…ぃぐッ…
もぢっと、はっ…はよ連絡どっでやりゃ、おめ1人にづれおめさぜ…あ゛あ゛あ゛ぅ……
[言いつつその姿勢は土下座通り越して床に減り込む勢い。
既に囲炉裏の火は消えている。暫くわんわんと泣き喚き。
それがようやっと落ち着いて来て。激しく肩をゆらししゃっくりしつつ、鼻をすする大きな音が断続的になる。]
ずまんなぁ…出荷すっ時全部とっぢまわなぎゃよがっだなああ゛あ゛あ!!!!
も、熟れで出荷ばできンの残っでなが、熟れでねのしが……
…
[挟み込まれた静寂。
チャボの若干やつれたような声>>123。
通信の向こうがわの少女も泣き疲れていたからか、
男はしっかりと聞き取れた>>123]
…
……わがっだ、アオイ、待っとれ!!
おとっつぁ、今からぼんた、『増やす』わ!!!!!
[何か、閃いた様に双眼を一瞬かっぴらく。
通信を切り、びしゃびしゃになった床を大股に歩き出し、いつも以上に真っ赤にした目でチャボに向き直り]
なは…すまん、まいね。取り乱しだ…
西の果てば帰るがね? こお、一緒ば連れてってくれねが。
んだがアオイば会いにいくんぢゃあなか。
何やら起ぎりゃどーにかせばええ、
どーにかすンのが農家の意地ぜよ。
[通信機をしまいなおすと先程纏めた荷物を背負い直し、
チャボの背中に乗らせてもらっただろうか。
結果、4回の墜落を繰り返す事になったが、こういう事では泣かぬ男だった。
寧ろ、そんな日もあらよ。とチャボの消耗を自分のせいとは気付いていない様子。他人事の様に慰めていた。]
そーそー、そこの鳥さんは、コガネウタドリって呼ばれてるみたいっスよー。
[そういや、コガネウタドリは、体全体がふわっと粒子にもなる不思議な鳥な訳でFAなのか?俺は一度だけ、コガネウタドリを振り返って、アオイの自転車に駆け寄る。]
……落ち着きやしたか?良かった。
(本当に良かった……ですかい?)
そう、とりさんでさ。
あっしのことは、コガネウタドリと呼んでくだせえ。
[鱗粉を散らしながらアオイの周りをくるりと旋回した。自転車を珍しそうに見つめるが、自分は乗る訳にもいかない。そっと浮きあがり、翼でついていくことにした]
ええよう、もう、慣れとるから……。
[4度も墜落をした後では、慰め>>127に突っ込む元気もなかった。
それでも、一度空へと舞い上がれば例えニワトリのようでもグリフォン。
降る雪をものともせず針葉樹林の上を飛び越えて、あっという間に西の高原まで辿り着いた。]
―西の高原―
コッコー。
確か、湯路はこの辺りやったけど。
ここらへんでええ?
それともうちまで来るん?
[少女と出会った丘の上で、ぐるりと旋回。]
―東の森から44(60)分後・星役場前バス停―
星役場前〜♪星役場前〜♪
[バスはようやく星役場前にたどり着く
この臨時便の運用もここで終了、さて運用報告を済ませてプレゼントの準備をしなきゃ]
プレゼントよりも、まずは自分の身の拠り所を。と思いまして
[>>100 新城に『君は行かないのか』と尋ねられれば、そう返す。家も無く、明日はどうなるか分からない者にプレゼントを渡されても貰った方も困るだろうし、そもそも気の利いたものを贈れる自信も無い]
………?
[新城が自分の膝の上に袋を置き、代わりに参加しろと言えば]
ご命令ならば。そういたしましょう
[慣習に従って交換のプレゼントを出しているという新城に、こちらも奴隷の慣習としてその指示に従うつもりで]
交換されて受け取ったプレゼントは、新城さんにお渡しします。それでよろしいですね?
「ザ... ザ ザ... ...」
[酷いノイズは次第に薄れ、指向性を持った波長が風を渡る。]
「俺だ、コルンだ。
おっちゃんも、どうやら落ち着いたみたいだな。空気が変わったのを感じたよ。
…と、とりあえず、「こんな感じ」でどうだ?
やりたい事あったら、教えてほしい。
目の前に居たら通信使う意味も無いもんな、悪いが一足先に星役場に向かわせてもらったよ。」
にし、ラッキーセブンのナナ!っス!
[敬語なんて使って、礼儀正しいっス?これも俺から滲み出す貫禄があるからっスね(ドヤァ)…な訳はねーな。うん。]
へー、色んなものを置いてくって事はー、
プレゼントを置いた後にー、代わりに、誰かが置いたプレゼントを持ってく形の、交換会っス?
星営バス運転手 ハマチさんは遺言状を貼りました。
………、あのさ、別に敬語じゃなくって良いっスよ?
気楽に気軽にゴーゴー?
[ひょいっと自転車の後ろに乗る。立ち乗りか腰掛け場所があるかは知らないけど、乗れるんならどうやっても乗る。]
オッケー。どんどんスピード出していこうっス!
[自転車が風を切って走り出す。]
ねー、アオイっち、青春って感じっスね、これー。
って、アオイっちは、まだ大人じゃないから分かんないかな。
[にひー、と自転車の後ろで笑う。]
―西の高原―
[舞い上がったグリフォンの身体>>132苦心する様子も無く
しっかりとしがみつき、針葉樹林を飛び越えて。
肌に直接ぶつかる雪風も物ともせず、西の高原へ]
んゥ…然様か。
此所ば、兎が大きなって湯路ば塞いどるきね?
[額の上に手で庇を作って高所から見下げる。]
原因が…風詠みのにぃちゃのアリス麦かもしれぬが
巨大化栄養剤っちゅー可能性もあるのだよな。
時に…シャチさ、西の果て。
おめさんの家辺りの天気ば今、如何だろうかね?
[暫く思案したかと思えば、逆に聞き返した]
………、あのさ、別に敬語じゃなくって良いっスよ?
気楽に気軽にゴーゴー?
[ひょいっと自転車の後ろに乗る。立ち乗りか腰掛け場所があるかは知らないけど、乗れるんならどうやっても乗る。]
オッケー。どんどんスピード出していこうっス!
[自転車が風を切って走り出す。]
ねー、アオイっち、青春って感じっスね、これー。
って、アオイっちは、まだ分かんないかなー。
[にひー、と自転車の後ろで笑う。]
んゥ? セブンのナナなんです?
ボクはてっきり菜っ葉のなのかと…ん! そーです!!
やっぱ皆、いろんな予定があるから。好きなたいみんぐで
置いてって持ってければ、沢山のヒトが交換できるでしょ?
[人の良い笑みを浮かべてドヤ顔をする少女は快活そのもの。
南の人なのかな?なんて思いつつ自転車の後ろに乗せる。
元は温泉から借りたもの、何を運ぶのかは知らないが
荷台の様なものがついており、そこにナナは座れただろうか]
気軽にゴーゴー、りょーかい!
…せいしゅんー? んぅ…よくわかんない。
[からりとしたかけ声に、自分も志気を上げる様に返すが
あまり聞き慣れない単語が飛んで来たので首を傾げた。
漕ぐうちにサヴェイのトーテムポールが次第に近付いて来る]
- バス車内 -
そうか。
[表情変わらぬ侭、拠り所をというスヴェンに返事する。]
命令では無いが……
そうだな、私の代わりに参加して、君が受け取ってくれ。
受け取ったプレゼントは、君が好きに使うと良い。
あれから結構たっとるから。
まだ居るかはわからんけどねー。
[答え>>137ながらも温泉が出来上がっていた方向へと翼を向ける。]
コケ?
ワイのトコの天気?
ええと、確か……。
[今朝の星天気予報で見た梨農園周囲の天気は1(4)
1、一日快晴
2、季節外れのスコール
3、曇り所により竜巻
4、磁気嵐注意報でとったわ…]
カラッと快晴。
空飛ぶにはぴったりの日和やな!
[出荷する作物を持って出る時も雲一つなく晴れていた。
急に異常気象が起きる事など、エフェクト・バタフライ>>0:284が羽搏きでもしない限りないだろう。]
[ふっ、残念。俺はドヤ顔する程、身の程知らずでも恥知らずでもねーっス。キリッ顔だってしねーっス。]
……菜っ葉。
[くそっ!考えまで農家に浸食されてる…!いやでも、トバの、ナナシっていう、ネーミングセンスの無さに比べれば、6倍は、まだマシっスかねー…。]
ラッキーセブンのナナにしといてくれっス。
なるほどー、農家が多いと忙しい人も多いだろうし、やっぱ、自由に交換してね方式な方法がとられるっスかー。
[荷台に腰を降ろし、手をアオイの肩にかけている。]
あれは何っス?
トーテムポールとか言う奴っスー?
[俺は観光気分だった。見えて来た構造物なんかには指差しては尋ねている。]
快晴か! んだら夕方近ぅなって霧ば流れて来る事も無さそうじゃ。
有難てェ。せばやっこさんの様子見せちょくれ。
如何にでっけえうさぎなんかの?
[晴れと聞けば微かに口角を上げて明るい声を出し。
更に少し身を乗り出して、眼下を眺める。チャボがそちらに向かって飛べば例の温泉は見えただろうか。
そして兎は、1(3)
1.陰も形も無かった。
2.そのままのサイズでそこに居た。
3.更なる巨大化を遂げていた。]
まま、待ってくだせえ!
[コガネウタドリ、それほど飛ぶのは遅い訳ではないのだが、いかんせん早い、早すぎる。何がなるかも分からない果樹園の木を避けながらでは追いつけない。バサッと大きく翼を羽ばたかせると、羽根の1つが小鳥になる]
2人には羽根についてもらって、後から追いかけやしょう。
[すうっと後ろに下がっていった]
…んゥ? 兎一羽も居らんがね……
[結局、あの兎の巨大化作用はアリス麦の物だったのか。
それとも巨大化栄養剤そのものにも怪しいセールスマンらしく、効果期限があったのか。
先程まで湯路を塞いでいた巨大な兎はそこには存在せず、平和にぴょんぴょんと高原を跳ね回る小さな白い影が見えただろう、が。]
………応。別ば意味でまいね、ありゃア?
[塞き止められていた湯が一気に流れ出したせいか。元々小さな水路だった筈の湯路が
まるで嵐の日の川の様に強い勢いを持ち、高原の草木を薙ぎ倒し巻き込みながら
一気その『湯気立つ湖』から流れ出ていた。
湯路の導く先、星役場の傍。もちろんそこには終着点たる温泉栽培施設がある。
そこに一気に湯が流れ込んだら一体何が起きるのやら]
[ガッ キィ––––––– ………ォォオ ツ ツツツ ツ ツ]
んゥ? 風詠みのにぃちゃがね。
「そんな感じ」に聞こえるがよ、心配かけてすまなんだ。
[肩を竦めた時に思わず出てしまうような、鼻笑いの様な、溜息の様な音]
やりたい事…やらねばならん、にゃ、丁度よか。
……今確認したが––––兎がの、消えちょるんぜよ。
シャケさが言うに兎が流れば塞き止めてたんじゃろ?
ソレがのうなって、湯路に一気、湯ば流れ込んどる。
温泉栽培施設の番台にソレ、伝えてくれんがね?
何が対策せねば一気にそっちに湯来て、えれえこっちゃね!
星役場の捕獲隊が仕事したんかな?
にしては、えらいことになっとるけど。
あれじゃあ、色々流されてしまうわあ。
[洪水の如く激しく流れる湯の川と、縮んでいく温泉湖の上をくるりくるりと旋回する。]
[あっけなく目的を達成した俺は、中央のツリーを見て、]
そういえば、今日はプレゼント交換の日だったな。
チャボさんも言ってたな。
…メロンよちゃんに頼んでたアレ、出来上がってっかな?
取りにいってみっか。
[きっと今頃は、3%くらい。もうすぐ完成するはずだ。
メロンよちゃんの家に、足を進める。]
- 星役場到着 -
ありがとう、チェルシ君。
[バスが星役場に到着すれば、チェルシに声をかけた後、トバに続いて降り始めた。
星役場からは、ささやかな演奏と歌>>0:#10が聞こえて来ていた。男は、以前耳にしたハンドベルの演奏を思い出す。今回はどんな演奏がされているだろうか。]
君は、今は奴隷ではないのだろう?
[ふと、立ち止まり先程車内で交わした会話>>141>>150に付け加えるように付け足した。星役場の雰囲気は柔らかく、室内は暖かかった。幾らかは料理も饗されているのだろう。
男は、星役場の宇宙樅の木を指差し、スヴェンを促した。
役場に先に向かうか、飾り付けをされた宇宙樅の木の傍へ向かうか、それはスヴェン次第だろう。*]
くしっ…
[バスから降りて星役場の樅の木を目指して歩いているとくしゃみが出た。誰かに噂されている気がする…いや、湖に落ちたせいだろう。早く風呂に入りたい。]
前より人が多いな…。
[プレゼント交換会があるからか、星役場は手続きをした時よりも賑やかになっていた。]
[脇を走り抜ける風景。コガネウタドリが一緒に流されていってしまった>>149。
あっ、と振り向こうとした瞬間に舞い散る羽ひとつ。あれ?鳥に?
籠の中ではシモツキが鳴いているだろうか、それとも肩や頭に乗っているかもしれない]
ラッキーセブンのナナね、ラッキーな感じがいいんだ。
そそ、それにおっかぁがゆーにはね、
全ての人が同じリズムで働いてる訳じゃないから、って。
バスもあんまり時間キビキビっていうよりかは、融通効くんだ。
[トーテムポールが次第に近付いて来る>>147。
高く聳える信仰の証。しかしアオイはそれを良くは知らない]
とーてむ? って言うの?
ナナちゃん、ボクの知らない事一杯知ってるねぇ。
[感心するように呟きつつ、ペダルを漕ぐ脚は緩めない。
まだぼんたゆき回収のミッションは終わってはいないのである]
とりあえず、星役場に連絡しよか。
ええと、確かこうやれば……?
[激しく羽搏き空中で制止しながら、後ろ足で腰に下げた荷物袋をげしげしと蹴る。
通信機のスイッチを入れようとしているつもりである。]
繋がったかな?
えー、こちら西高原。
お湯が溢れてそっち行くでー!
気を付けてやー。
[尚、当然だが通信機は星役場とは繋がっていない。]
えー、こちら西高原。
お湯が溢れてそっち行くでー!
気を付けてやー。
[何故か混線先へとつながっていたのだ。]
ああ、そーなんだ、じゃあわかんないことがあったら聞いてくれよ、困ったときはお互い様だからね…。
[役場に行ったことがないらしい>>145のでもう少しアドバイスを
もしかしたら彼の仕事ぶりをみて別の住人が雇ってくれることもあるかもしれないと言い含めておこう。
そういえば運賃は役場から16(100)%の補助が出ているそうで、これもサービスの一環なんだって]
……チャボさ。
それ、繋がってねえぜよ。
[無理な体勢で通信を試みる友>>157…何か見てたら泣けて来た。
ぶつん。それを察したかの様に男が手に持っていた旧式の通信機が音を立てる。
男はそれに言葉を返す。旧式故に、そして先程散々許容範囲以上の音声をぶつけまくった故に
きちんと通信が出来たかどうかは定かではない、が。]
何がら、風詠みのにいちゃに言伝といだわ。
番台の翁に伝えどいてくりゃと…ンだが、
何りっとるっちゅー量ば溜まっとるんじゃ。
己れも出来るこたしどかんとな…んだら此所で降ろしてくりゃ、シャモさ。
[兎をどかすついでに自分の使命––––高らかに宣言した『ぼんたゆきを増やす』
それも果たそうと思案していたが、これはまた風向きが妙な方向に変わったものだ。
荷物を背負い直しつつ友に告げる。また名前間違えつつ。]
あれ?星役場やないん?
なんか堰き止められていたお湯がすごい勢いで役場近くの温泉栽培施設へと流れて行ってるんよー。
二人ともまだ東の森なん?
もし近くにいるなら気を付けてーな。
[ゆっくり入浴するにはちょっと激しすぎる流れを見下ろしつつ現状説明する。]
いや、既に俺もハマチさんも役場だ…。
大体の事情は、うん、なんか知らんがやばいくらいにお湯が来てるってことはわかった。
温泉施設があるのか…そりゃいいな…
[とか言ってる場合じゃない気がする。]
こっちは星役場だよ。トバっちもね。
温泉栽培施設のほうへ温泉が…。
まいったね。これは…。
[ちょっとあたふたしている]
あっははは、ちょーっち早過ぎたかもしれねーっスねー。
[コガネウタドリが見る見る引き離される。シモツキはどうだろう?って、あれ?鳥の方は追いついて来た、のか?+裏+
表.いや、あれは違うな。
裏.もっとスピード出して離そうっス!]
んー、ほら、そこはさ、不運や不幸よりは、幸運や幸福の方が良いって奴っス。
[不運はそりゃー、避けたい避けたいって経歴だったし。]
あー、それは分かるっスー。
人によって、すげー時間掛かる人もいれば、短時間で出来ちゃう人もいるし、各々の都合に合わせてって奴っスよねー。
[俺は近づき、そしてそのうち遠ざかるだろうトーテムポールを見て口を開いた。]
そう、トーテムポールっスー。
動物とかを彫ってたりするっスよー。
んー、何だっけかな、確か、クラン(氏族)を象徴する柱として建てられるってのもあった筈だけど、詳しいことは、建てた人に聞いた方が早いっスー。
[もう通り過ぎるしな。]
……うん、そうみたいや。
勝手に違うトコに音飛ばしてるからもう壊れとるかも。
[暫くもごもごと呟いていたが、背中の男>>159の言葉に頭の羽根飾りをしょぼんとさせた。]
ありがとなー。
ワイはやっぱりハイテクは苦手や。
大事にならんとええけど……。
とりあえず。
お湯の来なそーなトコに下りるなー。
[そう言うとお湯の反乱から離れた最初の丘の上へとすーっと滑空していく。]
あと、そーそー。
シャチでもシャモやないからな。
チャボやチャボ!
振り落すぞ!!!
[若干キレ気味の着陸はいつもの調子に戻ってきた証拠だった。]
[さてお客さんも全員下ろし、バスを車庫に戻そうとすると再び無線機から奇妙な通信>>157が入る。
やっぱり調子が変である。]
『えー、こちら西高原。
お湯が溢れてそっち行くでー!
気を付けてやー。』
こっちの方へお湯が…こりゃ大変だなもー!
[あたふたしていることだろう。]
―星役場到着―
[皆が降りて役場に向かうのに続こうと、自分を席を立つ]
ありがとうございます、チェルシさん
[新城が運転手の名を呼ぶのを聞けば、自分も>>158親切な申し出への感謝も込め名前を呼び礼を言いバスの運賃30を払う。そして彼に続いてバスから外に出ると演奏と歌が聞こえてきた]
『君は、今は奴隷ではないのだろう?』
[そう>>154新城に尋ねられれば、困った風に小首を傾げる]
そうですね、ですが…それは、言い方を変えれば今は浮浪者という事ですので
[奴隷にとって、「主人がいる」という事は身の保証があるという事だ。生まれ育ったわけで無いこの星において、奴隷の立場から急に解放された事を手放しで喜んでもいられない]
おぉ、本当に通じた。道具は使ってみるもんだ。
イマイチ慣れねぇんで、返しが遅くなるのは容赦してくれ。
それにしても、ハハッ、こりゃ波乱の連続だな。
何とかやってみるよ。
おーい、近くの温泉施設にお湯が大量に流れ込んで来てるってよ!規模はわからんが気をつけてくれ!
[どうしたものかわからなかったが、周りにいる人混みに向かって呼びかける。半径91メートルくらいには届いたろうか。]
あっ…子狐…子狐はどこ行ったんだ?
[バスを降りてから見ていない。こっちには大量のお湯が向かっているらしいが人間ならまだしも子狐が巻き込まれでもしたら大変なんじゃないだろうか。
辺りを見渡すと、子狐は+表+(近くにいた/見失ってしまった)]
己れもはいてくのろじーば苦手じゃよ…ンだが出来んに越したこたなばなァ……
[自分が飛船を一切動かせないお陰で、娘に教える事が出来なかったのだ。
ああ思い出したらまた何か熱いものが込み上げて来る。耐えよ、耐え忍べと念じつつ。
滑空の方向を見ればぽふぽふと軽く首筋を撫でる]
や、湯の傍…せばな、あの畔でええがよ。
その方が己れ等の子等も『グングン育つ』からの。
[背中に背負った風呂敷包みをしっかり背負いなおしつつ、友に告げたが
いつもの鶏冠の赤さを取り戻しつつあったチャボには聞こえただろうか。]
だらそっちに…んゥ? 4(6)
1.チャボさ?
2.シャモさ?
3.シシャモさ?
4.シャケさ?
5.レグホーン?
6.振り…プリマスロック?
あそこ、ですか。では行ってきますね
[星役場の宇宙樅の木を新城から指差されれば、彼に微笑み会釈をし指示通り「プレゼント」を置きに向かった。星役場の雰囲気は柔らかく、室内は暖かかく。料理も饗されているようで、仕事の相談をするのは後日にする事に決めた。きっと今日くらいはここで飢えや寒さは凌げるだろう*]
おおい、近くの温泉施設に大量のお湯が流れてくるかもしれないよー。
[急いでバスから降りて周りの人に呼びかけながら、
星役場の窓口にそのことを報告しに行くことだろう*]
いた…!
[いきなり大声を出したせいで周りからは怪訝な目で見られている気がしないでもないが、騒めいている人混みの中に子狐の姿を発見して安堵のため息を漏らす。
危ないから回収しておこう…と子狐を抱えあげた。]
――温泉栽培施設・銭湯――
[勢いよく暖簾を潜る。]
おっじゃまっしまー…じゃなくて、大変だっ!
西の湯路を塞いでた雪兎が、跡形も無く消えたらしいぞ!
[星役場から程ない距離に、その施設はあった。
西の湯路を迂回して引き入れる温泉の管が、巨大な雪兎に塞がれ、せき止められていた。
その雪兎が跡形もなく消えたため、大量のお湯がここに流れ込もうとしているのだ。
番台には老人の後頭部が見える。老人は…+裏+(振り向いた。/寝息を立てている。)]
も、もっとスピードって…追いかけっこじゃないんだからー!
[言いつつ楽しそうな様子につい車輪が加速する。
いやこれは違うんだボクは急がなくちゃ早く回収しなくちゃという奴で]
そうだねぇ、不幸になりたいヒトなんて居ないよね。
この星にも幸せになりたくて来ました! って言って
農業始めに来るヒト、結構居るんだ。
うん、何かね、噂なんだけど150年くらいに1回しか
実をつけない樹とかあるらし…それは長過ぎるねっ!
[からからからから、車輪が鳴る。
長い長い、2本の門番の間を自転車がすうと抜ければ、
後ろの少女の声も近くで聞こえる]
くらん? …栗とモンブラン?
でもどちらかといえばサトウキビみた…あ、氏族、か。
昔から代々此所に住んでるヒト、みたいな奴かなー。
[近い年代(なのかな)の子とのお喋りはやはり心地よい。
11(20)分も走るうちにやがて星役場が見えて来るだろうか]
ボクはこのコ…自転車返さなきゃ。
ナナちゃんは星役場の前でいーのかな?
ココー?
そかー、じゃあ、近くにするわ。
[着陸しかけたグリフォンは、翼をぴんっと広げ地面すれすれでぐるりと方向転換。
暫く、湯の川に平行に飛んでから、比較的足場のしっかりした畔へと着陸態勢に入ったその刹那、最早何度目かも忘れた『シャケ』と呼び間違う声が聞こえ。]
よし、墜ちろ。
[言葉で学ばぬものに容赦など存在しない。
唐突な横回転により、背の男>>169を湯の中へと振り落しにかかった。]
気ィせんば良が良が、通じるだけ幸運ばもんぜよ?
んゥ、もしそっちアオイ居だら、温泉ば傍寄らん様
言っといてくりゃな。
何ば起きるが分からん!
…せば、サヴェ公ば大丈夫なんが?
応よ! 然様然様、そのあた り ぉわっ
あ あああああああ–––––––ッッッッッと!?
[この感覚。『はいから』な言葉ではでじゃびゅとか呼ぶらしい。
どうやらまた呼び方で彼の機嫌を損ねてしまったらしく、気付けば空中に投げ出され、+裏+表:湯の中に落下した。/ギリギリ身を捩り、浅く湯の残る場所に着地した]
いえーい!
[加速する自転車!んー、のびのび…。]
……ま、ハッピーエンドが一番じゃねーっス?
[俺がのってたとこはバッドエンド撒き散らしたりしてたけどな。そゆ事、ここじゃ言えねーな、うん。]
ひゃくごじゅーねん、っス?
宇宙植物的には、有り有りなんだろうけど、その果実、どんな味か食べてみたいっスねー。
[にしし、と笑う。]
そ、クランは氏族って意味っスー。
へー、じゃあ、その人がトーテムポールを建てる風習を持ってたのかもしれねっスね。
[おっと…喋ってるうちに…、早いな。もうその星役場らしき場所が見えて来た。あーあ、俺も乗り物欲しいもんだ。]
ん、星役場前で良いっスよー。
サンキュ!
[星役場前で自転車が止まるなら俺はひょいっと荷台から降りようとした。]
…………チッ。
[無事に着地したらしい一応友人>>177へ舌打ちひとつ。]
んじゃ、気つけてなー。
湯に落ちたりするんやないで。
湯に落ちたりな。
コケッコー!
[呪いのように2度繰り返し。
一度、男の上を回ると西の梨園目指し、グリフォンは飛んで行った。**]
二人は巻き込まれるんやないでー。
幾らお湯でも風邪引くからなー。
そいや、二人とも梨食うん?
[飛びながらまだ繋がっているのかは分からない通信に向け鳴いた。**]
[バスから降り立った子狐は、星役場の雑踏にまぎれる。
あっちにちょこちょこ、こっちにちょこちょこ、行ったり来たり。
バスで星役場までつれて来てくれた男の人ともはぐれてしまったようだった。
人ごみの向こうに、飼い主>>162の姿が見えた。]
コンコン!
[こっちだよ〜と自分の居場所を伝えたつもりだったが、急に血相を変えて何かを叫ぶと、走っていってしまった。
あちこちで声が上がり、周囲が急に慌しくなり始める。
追いかけようとした矢先、ふわっと抱き上げられる優しい感触>>172。
子狐は、青年の去っていった温泉施設の方を見ている。]
負傷兵 スヴェンは、樅の木の下にお酒が置いてあるのを見つけた。 ( B55 )
はいよー、教えてくれてサンキューな、チャボさん。
[威勢良く答えてはみたが、お湯の勢い次第だなこりゃ。]
梨?好物だぜー。
[黄金の梨は絶対にそのうち食わせて貰おうと思いながら返事をした]
りょーかいっスー♪
アオイっち、まったねー。
[手を大きく振ってアオイとはさよなら。
俺は、良い匂いのしてくる星役場へと足を向けた。]
へー、ここが星役場っスかー。
[きょろきょろ。お!あれが宇宙樅の木…てか、大きなクリスマスツリーか。沢山人が居るなー。俺は、4(5)
1.宇宙樅の木に近づいて行った。
2.プレゼント気になる。
3.産直市場見に行こうかなー。
4.体験学習用の種見に行こう。もっと手に入れる!
5.あれ?あれは……+表+(トバ/岩の家の人)]
ああ、了解した。
サヴェイかぁ。
あいつは今頃、牛舎で遊んでると思うよ。
さっき、よく似た鳴き声がバス停ンとこで聞こえたんだが、気のせいだよな、きっと。
っと、おぉぉお!?
……おいおい、嬢ちゃん、温泉に来ちまったぞ。
[落ちる直前、反射的に猫の如く身を捩ったからか、
娘の様に深い湯の中にダイブする事は免れ、浅いそこにばしゃりと両脚で降り立った。
普段は雪を踏みしめる裸足だが、突然の熱にも特に怯んだ様子は無い]
…ぉ、おー!! シャ…チャボさも気ィ付けろなぁ!!
[空を見上げ、高らかに二度繰り返し鳴く友>>180に大きく手を振り見送った]
……風呂、何杯分じゃろうなァ、此奴…
[脚で湯をぱしゃぱしゃと踏み分け、溜まった湖の方から流れ出る路の方へ。
落下の浮遊感にも慣れぬ物で若干恐怖の涙が滲んでいる。
それを払って……目を細める。
轟々と流れ続ける湯の速度は異様な物だ。
温度。湿度。西の大地の土壌。光の具合。
水はご覧の通り今は困る程に豊富だが温泉の成分はどうだろう。
指に付けて嘗めてみる。
+裏+いけるな/……んゥ。]
これは冗談キツイですぜ。
[こちらは置いていかれたコガネウタドリ。+パー+(小鳥を見失ってしまったようだ/小鳥も引き離されてしまったようだ/もはや道に迷ってしまったようだ)]
おー!こっちはなんとか星役場に報告するからね。
気を付けるよ!
梨?
梨は好きだね。
[とりあえず差し迫るお湯について知らせる事と
お湯をどうにかしないと]
種!先ずは種っス。
ここはもう、宇宙農家らしく、種ゲットっス!
[闘志を漲らせるレベルで、種を見る。この先の生活にも関わるっスからねー。体験学習コーナーの前に、行くと、しげしげと見る。]
ん、これっスね。
トバが持ってた、育つまで何が出来るか分からない種ってのは。
それは選ばねーっスよ!
芋とかだとさ、増やすにも良いし食べ応えあるのに、それを選ばないで、何になるっスか。
[じぃ。51
0-10.これだ!芋の、種!
11-50.これ、…っス?(0%で芋)
51-90.やっべー、名前書いてないから分からん。
91-99.4(20)分程、悩む。
100.芋を買えばいいんだよ!]
[くそ…、種の名前が書かれてないから、分からない。
星役場の職員とかスタッフが話して選ぶのか、それとも悪戯で外されてるんだろうか。]
て、あれ?
[何か騒がしいな。温泉が、どうたらこうたら。
何が起こってるのか今いち分からないが、何かあったんだろうか?]
…わがらんな。
[思い違いだったらしい。栽培に適した成分とは思えない。
温泉が傍に在る事による恩恵、温度や湿度、土の柔らかさ。
我が子達が急速に成長するのに適した環境ではあるが、
水質がやはり引っかかる。
だがそこに不意に入る通信。古い通信機がノイズを纏いながらも、最悪のニュースを運んで来た]
アオイば温泉に…!?
[不味い。
これはもう躊躇している場合ではない。
慌てて風呂敷を開けば、そこには赤い芽が異様に伸びて絡まった白い物体––––発芽済みのぼんたゆきがあった。
もやしの様に、芽を食用とする事が可能かどうか実験していたのだが
どうにも芽の味は濃厚に苦く、おひたしにも出来ないもので。
だが肥料に戻すには何やら惜しく、ずっと負ぶっていた訳である]
『ぴんぽんぱんぽーん!
只今、温泉栽培施設の方に温泉が流れ込みそうだという一報がありました。
つきましては近くにいる方は施設に近づかないなどお気をつけてください。繰り返します…』
[などと放送がなされるだろう**]
/*
さ、どうするかな。
ここから、トバの通信機のターンにするつもりだが…。
トバ+裏+
アオイ+裏+
コルン+裏+
ハマチ[+表+
シュンギョウ+表+
……
…………
……………………
ま゛ こ゛ と゛ か゛ ッッッ!?
なっ…あああ己れっちゅーこだあああ…先ばでぱぁとちんと向かわしとくんじゃった!!
に、逃げさしとげれ、何とかこっぢ、塞き止めようとは思うが既にこじゃんと流れこんぢょる、防ぐ事はできん!!
だぁ らはあッッッ!!!!!
[背に腹は変えられぬし今は果実の出来に拘っている場合でも無い。
きちんと成長する事をお祈りしつつ、湖が湯路へと流れ出る地点の付近に勢い良く、もやしぼんたゆきをぶん投げる。
温かな空気。充分な湿気。豊かな土壌。開けた高原、惜しみなく降り注ぐ日の光。
水質以外の全ての条件が揃ったこの地、力を失っていた赤い新芽が一気に伸び上がる。
作物の成長速度は多種多様。ぼんたゆきは、環境に依る。
『ポチ』の様にめぎめぎと絡み合う太い幹を膨らませ、根が一気に地面を持ち上げ隆起させる。
流れる温泉を勢い良く吸い上げさらにぶくぶくと太りだし、成分のせいか普段とは全く違う成長の仕方をした植物はガジュマロの如く。湯の流れを阻止するが如く絡み合いもつれあい膨れ上がり、
それでも少々の隙間はあるのでそこから僅かな湯は流れ出るのだが–––––ダムの様に湯路に立ちはだかった。
湯の流れは弱まる。小川の様に、穏やかに、ちょろちょろと**]
嬢ちゃんには、逃げろって伝えたよ。
…なんつー間の悪さだ。
さては、おっちゃん達親子で、何か持ってるな。
番台のじいちゃん、この一大事に全然起きる気配がねぇ。
他に管理者が居ないか探してみるが、最悪、俺がどうにかするしかねぇな。
まあ、嬢ちゃんが逃げる時間くらいは稼いでみせるさ、任しとけ。**
––閑話休題:銀河キノコの話––
冬といったらお鍋ですが––––
お鍋といったら白菜、白滝、それからキノコ。
普段とちょっぴり違った、幻想的なお鍋をやってみたい。
そんなクリスマスのファミリーな皆様、
銀河キノコ>>0:83を具材に選んでみては如何ですか?
銀河キノコはとってもメルヘンなキノコ。
胞子がまるで星屑や銀河の様にきらきらとしています。
また、煮込むと夜闇の様な美しい藍色の煮汁を出すので
スープに入れるとあら不思議。
宇宙の雫を貰ってきたかのようなザ・コスモなスープに!
もちろん、歯ごたえも銀河級。
白滝と一緒にお鍋に入れればそう。
あの白滝がまるでミルキーウェイ。
味はまろやか目にも美味しい。
そんな銀河キノコ、おひとつ3(9)00円で
温泉栽培施設にて絶賛販売中です!!
/*
こんばんは。
叫迷ログをどうしようか迷い開示の方向で使わせて頂きました。唐突ですみません。
もし2IDで一杯一杯でしたら雑談方向に囁きは使いましょうか?
アオイ君が、やりたいことなどあれば乗りたいところですので、お返事頂けると幸いです。
/*
温泉ざっぱーんのイベントも、どんどん消化されて、星役場の被害を逸らそうと思ってたログは脳裏から消えた。
星役場のみの逸らしは、流石に根本解決ではないので、皆のイベント消化が凄いとしかもう言いようが無い…。
湯路を塞いで…なるほど。
じゃあ誰かが退治したんかな、巨大雪兎。
それで湯が流れて…ってとこかもな。
まさかチャボさん…すごい強いのか…?
[兎が忽然と消えたことは知らなかったので見てみたかったな、などと少し残念に思う。
そしてまだ見たことがないチャボさん像が巨大化していく。ちょっと怖い。]
/*
こんばんは、
こちらこそこちらの窓に反応起せず申し訳ありません。
表ログの方で次から次に思いつきが連鎖して此方放置気味になっておりました。
新城さんの本当の姿の話、ろまん一杯かつ情景が目に見えるようでとてもゾクゾク来ていたのですが…!!
(大きないきもの、のサイズ感が…!!)
此方としては、もう表の方でやりすぎかしら、自重せねば、と不安になる程にはやりたい事をやらせて頂いております。
このまま、竜と夜と星の話で叫迷を広げていくのも、雑談に回るのも自分はどちらでも構いません。
どうも、お気遣いありがとうございます!
そうかもしれないな。
君はチャボ君と知り合いなんだな。
[体験学習コーナーに居た男は、何時の間にかチャボと知り合っていたのだろう。**]
/*
分かりました。
私は良いぞもっとやれと思っています。
(クオリティが高いのとキャラの性格から付いていけていませんが(笑))
今日は就寝しますので明日改めて返事します。**
ああ、知り合いっていうかまだ声しか知らないんだ。
通信機が壊れてからやたら混線してさ、偶々繋がった縁というか。
いい人…いや、鳥なんだっけ。いい鳥だよな。
チャボさんと知り合いってことは、にいさんもやっぱこの星の人なのか。
あ、俺は今日ここに来たばっかで。名前はトバだ。
よろしくな、えーと…?
[思い出したように自己紹介をして、星の農夫らしき男に名前を聞こうと**]
[楽しい時間はあっという間。
程なくしてホシヤクバに辿りついたらしく、
乗り物の動きも緩くなったのを感じてひょこっと籠から目玉を出してみた。]
きゅっきゅー!
[良くも悪くもつんつんの怒りはとっくに忘れて
去っていくナナへ翼をふりふり。]
[ハマチさんのいた場所は覚えている。
確かこの近く、あっちの方。
でも、遊びに行くって言ってたアオイは違うとこに向かっていった。]
?
[+裏+
表:ついて行ってみよう。
裏:はまちに あそびいくー]
きゅっきゅきゅー!
[ばいばーい!と温泉栽培施設へ向かうアオイに翼をふりふり。
自分は再び、記憶を頼りに星役場の星営バス事務所へぱたぱた。]
きゅー♪ きゅー♪ きゅー♪ きゅー♪
[前にも聞いた気がする星内放送を真似るように鳴いて]
おん、せーん?
[暢気に羽ばたいていた**]
うげ、依頼か?これ…。
[賞金稼ぎなんて仕事は特になるのも辞めるのも証明や登録は必要ない。(中にはちゃんとした協会に所属している者もいるらしいが。)
俺が突然農家になるだなんて決めたことは仲間内しか知らないし、どこからか依頼が来ることも予想はしていた。
でも俺にはもう関係ない話だ、とメッセージを聞くのを途中で止めようとしたが、それでも何故か最後まで聞いてしまった。
その依頼人(?)が話す“首”の特徴がどこかで覚えがあるような気がしたからだ。**]
元賞金稼ぎ トバは遺言状を貼りました。
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