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[フラーズという宇宙植物は、通常は蔦を伸ばして成長していく。
そして、2年に一度だけ、人の形の蕾を作る。
蕾は時が来れば緋色の花を咲かせ、大地に降り立つ。
花が咲いている間だけ、少女は自由に駆ける足を得る**]
[フラーズという宇宙植物は、通常は蔦を伸ばして成長していく。
そして、142(300)年に一度だけ、人の形の蕾を作る。
蕾は時が来れば緋色の花を咲かせ、大地に降り立つ。
花が咲いている間だけ、少女は自由に駆ける足を得る**]
―星役場―
へくしゅ!
[数分後、グリフォンの姿は再び星役場にあった。
職員の『無事だったんですかー』の声への反応もそこそこに、湯路を塞ぐ巨大雪兎について煩く鳴きながら報告する。]
今は忙しい時期なのは分かっとる。
でもあんなん大量に現れたら牧草地や畑なんてあっという間に禿野原やで。
原因なんてあのうっさん臭いセールスマンが置いてった超巨大化栄養剤のせいやないの?
試しに使ったらヤバいくらいでかくなって、怖いってんで殆どが倉庫に放り込んだままやったやん。
コケエ?アリス麦?そんなんもあるん?
そっちだったらますますヤバいやん。
作物食べられとるで!
[熱く語ったのが功を奏したの否か。
更に数分後には星の随所に設置された拡声スピーカーより、お馴染みの『宇宙農家のテーマ』と共に緊急放送が流される。]
―拡声スピーカー―
『ぴんぽんぱんぽーん♪
星役場防災課からのお知らせです。
ただいまー。
西の高原にて巨大雪兎が発見されました。
その他、巨大生物発生注意報も発令されています。
情報をお持ちの方は、
星役場防災課までご連絡をお願いいたします。』
…あ、あったあった。
[作業着の水気を可能な限り絞った後。
さくさくと草の上を歩いて3(20)分。最初に辿り着いた道>>141>>278に戻って来た。
上空から確認していた道。大きな風車が目印になって、記憶は容易かった。
(道なのか水路なのか高い所からだとすぐに見分けが付かなかったのだけど)
この先のほんの少し北寄りの分かれ道を進んで、垣根を辿れば親切な知人の農夫の家だ。
途中で自分で停めておいた自転車を見つけ、あぶないあぶない忘れるところだったと呟きつつ歩み寄ると、籠の中から青い蝶が、ひらり]
あっ。
[少女の地元、北の雪山の農業集落には害虫どころかただの虫も殆ど居ない。
時折、ふわふわとした袈裟羅婆裟羅(けせらはさら)が大量発生するが
彼等は純度の高い粉雪を食べに来るだけで、農作物には一切触れない。
温室育ちならぬ寒原育ちの果実達は、その極寒を耐え忍ぶ逞しさを持っていながらも何処か無防備なのだ。]
きれいな子だなぁー。
[少女はというと、逞しくはあった。
無知で、迂闊でもあった。]
––北西の丘の麓、農夫の家––
[自転車を傍らに転がし歩き、更に6(20)分。
湯冷めが怖いとはいえ西気候。道を吹く風は運良く南風。
時々くしゃみは出るけれど、身の髄まで冷えきる前に目指す家へと辿り着く事が出来た]
わ、わ、不思議な草…
[丁寧に手入れされた、薬草や香草達。
寒冷地にも結晶ズミだのシラサギゴミシだの、様々な薬草は生えるが
彼の庭に生える薬草は自分の地方の物とは全く違った造形をしており、見ているだけでも楽しい程だ。
しかし今は見とれている場合ではない。はやく服を乾かして、うさぎさんをどかして、ぼんたゆきを探して、ちゃんとでぱぁとに持って行って………
……目眩がして来た気がする。うん、風邪じゃない筈、精神的なものだ]
あの、シンジョーさん、こんにちはー!
ボクです、アオイですっ。
[とんとん、と軽く戸をノックしてから、岩作りのがっしりとした家におずおずと入る。
洞窟、といつか彼が言ったそこは結晶石の光でほの明るい。
温泉とも空気とも違う、香りとやわらかさのある温もりで満たされており、鼻孔に入り込む香にほうと息をついた。]
コケー、とりあえずは報告は済んだなー。
アオイちゃんも無事に着いたやろか。
今は人手も足りんし、ワイは見回りの手伝いしよか。
[高速乾燥室にて濡れた身体を乾かしてもふもふ率も31(100)%増し。
のっしのしとだいぶ飾りつけの進んだ樅の木の横を通り過ぎ、グリフォンが向かったのは2(3)
1、小腹すいたしついでに食堂にいこか
2、北の発着場なら何か情報あるかもな
3、湯路とは反対側の東の森が気になる]
- 北西の家 -
[アオイが訪れた時、男はこの星特有の白い藁を撚り合わせ作った縄の間に、ぼんたゆきの後脚二つを挟み込み、乾燥の為に吊るそうとしていた。]
アオイ君か。
いらっしゃい。
[入口は常に開いており、今は薬草茶とぼんたゆきの香りが漂っている。男は振り返り、アオイに挨拶をした。
テーブルの上には、子狐がまだ食べたそうならもう八等分の一が切られた、残りのぼんたゆきが微かに沸騰する薬缶の横に置かれている。]
濡れているな。
[濡れた雪蓑を脱ぎ、ソファに座って暖かい結晶石にあたるよう言うと、奥へと一度歩いていった。
再び居間に現れた時には、種々の草花の香りが微かにするバスタオルとタオル二枚を持って来て、バスタオルを頭に被せ、タオル二枚を膝に置いた。
それから、来客用の花柄の絵が描かれたカップを取り出し、アオイに手渡す。*]
―北の発着場―
[舞い降りるでかいニワトリ、もといグリフォンに周囲が騒めくのはいつもの事。
発送待ちの幾つもの荷物の間を、知り合いに挨拶しつつ慣れた様子で歩いて行くと。]
お、コルンはーん。
此処騒がしいけど放送聞こえたん?
牧場の近く困った事になっとるよー。
[脱走中の少年はまだ居ただろうか。
顔見知りの農場主を見かけて更に目立つように翼を広げた。]
牧場の子狐 サヴェイは、見物人 に希望を変更しました。
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