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[自分の声を聞き終わるか終わらないでか、
記者の足は動き出す。
まるで自分はいまだ記者のままだとでも言うように。
その背を黙って見送って
月の光が差す噴水のベンチに腰掛ける。
仰ぎ見た光源は何時もより大きく、今にも落ちて来そうにドームの骨組みの隙間を埋めていた。
下げた目線はおぼろげに、見知った背中>>68を捉えて。
そしてその向こう側で散る光の粒だと思ったもの>>61]
あァ、 ほんっとーに 綺麗だ。
[はっきりとは視えないその姿に
あの時見た赫の瞳を重ねあわせて。
商業棟から出てきた幾つかの人影>>+68>>+69>>+70が見えても、自分はこの場を動かず。そして、動じず。
ベンチに座ったままで2人の顛末を見守るつもり。
…グノがこの場に居ることには、未だ気付いていない]
─ 噴水広場 ─
[リーンの背を追って辿りついた噴水広場。
対峙するトルニーとルシアン。彼女自身はいまだ人の気配には聡くて、トルニーが殺意を向けて見ているルシアン以外の存在も気にかかってしまうんだ>>61。
赤い瞳、銀色の髪。
やはり綺麗だと思う。
あのひとが、狂気を滲ませる様は綺麗だと思えた。けれど、今は]
( ごめんなさい )
[その姿に、鼓動を止めた筈の胸の奥が痛むんだ]
[わたしは疑問を内に秘めながら、密やかに銃を構える。
商売柄、数多に飛び交う噂話が纏わり付いた、少し変わった銃だ。
きっと、今の状況にこそふさわしいものだろう。
だってこの銃は昔、人狼と退治した狩人が使っていたと噂される物だからだ。
全てはこの馬鹿げた茶番を終わらせるために。
―――そしてすべての悪夢から開放を祈って。]
[十字の視界で捉えたのは、紫水晶と傷付いた銀無垢
曝け出された本能と銀の毛並、碧の深みは何処にも見つからず
嵌らなかった違和感のパーツが妙にしっくり来た事に、彼が人狼だった事に驚いていない事に、驚いて]
あー……笑われていたのかな
さっきも、影では馬鹿な奴だと思われてたりして
[思い出すのは、セーフハウスでの出来事
あの時、彼は、何か、異様に見えたのだ
しかし、それは、兵器に囲まれて気が動転しての物だと思っていて]
[―――揺らぐ記憶の鮮やかさを掴もうと、
「勘」と答えた自分に対し、何と言っていた?
―――思い出せ、
確か、何だったか]
………生身の 人間の勘、
[もし、彼が自分と同じ種族ならば
そんな回りくどい言い方など、しないだろう
探していた手掛かりは直ぐ側に落ちていた、なんて]
[その懐から僅かに覗き見える鉄の塊が、かつて己がいきるために手に掛けた男の銃だとまでは気づかないまま。
ほんの僅かな彼の表情の変化>>65をあかい目に映し、そのあかを軽く細めてみせた。
だからといって殺気が凪ぐ訳でもないことは互いに承知の筈。
予想外、と彼が口にした言葉は、何日か前にも微妙に聞き覚えのあるもの。それは彼が続けた言葉もまたそう。]
……そうでしたね。
すべてはディーマの功績。
離れていても、アタシと同じ夢をみてくれる彼女の。
[同じ月の夢を見る園芸家とは、人狼の身ゆえに離ればなれを選んだ。
そして今離れずにいる目の前の学者とは――>>67]
ええ。
アタシとアナタは、生きて同じ夢を見ることは無い。
[やめてとルシアンに叫ぶリーンの声>>+70。
それを耳にしながら、トルニーへと殺意を向けるルシアンへと視線を向けてしまうんだ]
一生トルニーさんの咆哮に悩まされるって言うくらいなら、やめなよ先生。
貴方の夢見の悪さなんて、少なくとも望んでないよ。
[殺意を向けたルシアンの言葉>>67に、溜め息を吐く様に彼女はこぼすんだ。
それをさせたのは、人のフリをしていた時に抱いた愛着というやつだろう。そう、ちょうどルシアンと同じ様に>>5:78]
( ねぇ、サフィー。今どこ? 眠くなれる様な本、いっぱい集めてきてよ )
―噴水広場―
あら、思うのは俺だけじゃねえの?
[そんな気がするというニコライ>>+75に、いよいよ本格的に嫌な予感がしてきた。
二人の後を着けて来てみれば、トルニーの腕が銀色に光っていて]
ああ、そういや
やたら綺麗な銀色してたな なるほど?
[辛うじて思い出せる、襲撃者の情報を思い出した。
その向こうにいる人を見掛ければ眉を寄せる。
なんであいつがここにいんだよ、と思っていると別々の位置から気配が二つ]
何、キャスト勢揃い?
ってか今こんだけしかいねえの? 少なくなったねえ
[そう、世間話のように呟く男の目は哀しそうに揺れていた]
[もう二度と声の届かない人に、祈る様に思う自分に、彼女は気づいてしまうんだ。
きっとあのひとの終わりは、あのひとも、自分も望んでいない終わりなのだろうと]
ごめんね。
[今度は声に出して呟くんだ。当然、あのひとには聴こえないのを承知で。
そうしてただ黙って、彼女はトルニーを見つめることにするんだ]
[そうか、これが恐怖。
なんてつらくて、悲しいんだろう。
死んだ身体でも震えは起こるらしく、先ほど温かい珈琲を飲んだはずなのに今は指先まで冷たく、足元にも力が入らなかったがそれでも、側に。せめて側にと歩みを進めて]
たすけてよ……グノ=サン……
[この場にいるとも知らず、名前を口にしていた。
こんな時にまで誰かに頼らなくてはならない己の無力さがはがゆくて仕方がなかったが、死んでしまった身ではどうすることもできず。
――困った時に頼れる人、といえばひとりしか知らない]
[己の傍に身を潜める女も、下手を打てば命は危うかろう。
誰彼構わず襲い掛かるような相手には今も見えなかったが、
今まで人間社会に紛れ続けた衝動を、ここ数日は押さえきれぬのだ。
その変化に、作為的なものを感じこそすれ、
舞台外の観客に気を逸らす事は無い。
ただ、真っ直ぐに彼女を見つめながら。]
―――だが、そうだな。
[セーフティを外し、重い銃口を彼女に向けた。
機会は一度、至近距離からの狙撃として構え。]
……次は、地上に咲きたまえ。
[漏らした言葉はドームの天頂に吸い込まれた。
空を切り裂く風の音を先に鼓膜で捉え、引き金は凶弾を放つ。]
[細く鳴り響く音色と、反動の重圧。
狙いは定めたが、己の一撃では、仕留め切れまい。
――― そう、唯人の、一つきりでは。
鋭き爪と、熱い弾丸が交差して。
奏でられる音色は喝采のようにも、聞こえていた。*]
[目の前にいる殺害対象へ普段と変わらない視線を、送り
世界を切り替え、思考を切り替え]
―――それでも僕は、君を殺す
[ああ……あの笑顔の意味は、もしかして
超音速で奏でる白銀の曲は、水晶の煌きを合図に鳴り響く]
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