人狼物語(瓜科国)


1495 メトロポリタン・ウェアウルフ


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花屋 トルニー

[『もしアタシが 』

 その追伸に掛かれる筈だった言葉は、カルア>>115の想像とは異なるもの。
 けれど今トルニーが行おうとしていることは、まさにそんな「これから死ににいく」遺言が相応しいとも言える、無謀な行為とは言えるだろう。
 もしそれが――ただの人間がたった一人で行おうとすることであるなら。]


 じゃあ、改めて、マラーク先生に質問します。


  リーンちゃんは、イルドに殺されたのですか?

[それが、ジキルとイルドからの返信を見てのトルニーの結論。]

( 119 ) 2014/11/25(火) 23:34:32

ブックカフェ店員 ベル

[自分が狼だと告げる声>>118は、ちょうど顔を覗かせたジキル>>117が耳に出来ることだろうね。

ちなみに追いかける素振りは見せるけど、彼女にはね、シルビアを喰い殺す意思は、今のところないんだ。


    ──だって死にたいのは、彼女自身なんだから。]

( 120 ) 2014/11/25(火) 23:37:42

花屋 トルニー

[端末の円い画面が、メール画面から通話モードに切り替わる。
 小さなスピーカー越しに微かに伝わってくるカルア>>115の声。
 青い瞳を揺らしながら、けれど直ぐには何も伝えなかった。
 ――伝えられずにいた。]

( 121 ) 2014/11/25(火) 23:39:47

花屋 トルニー、メモを貼った。 メモ

( A11 ) 2014/11/25(火) 23:42:01

記者見習い ジキル

[>>120『わたしが狼なのは、病気でもなんでもないのに。』
 当然のことのように、ベルは。

 自分を狼だと言った。
 人狼だと。

 ひゅ、と喉の奥が鳴るのがわかって、慌ててポーチからスタンガンを取り出す。電圧スイッチはどの程度に設定したものか、とにかく電源を入れて使える状態にして]
 
   シルビアさん、逃げろ!

[>>113恐ろしさにか、状況のおかしさにか。
 シルビアさんの後ろ姿ががくりと腰を抜かすのを見て。
 ぼくは店内に走りこんだ。

 ラックに飾ってあった、丁寧に手入れされた古書をベルに向かって投げつけながら]

( 122 ) 2014/11/25(火) 23:46:37

研究者 シルビア

[話す彼女>>118はそれでもやはり人間のそれに思えて。
どうしても彼女を殺すことは出来ないと、心臓が叫ぶ。

だって、このドームへ閉じ込められる前。
ここに通うお客の一人だった頃から、シルビアはベルのことが好きだった。
恋慕か友愛かわからないけれど、人狼だとわかった時から今も変わらず。

そんな相手だから、もがき苦しんでいることも、目を見たらわかるような気がして。

軋む心臓が透明な血をおくり、それが目から流れる。


ころしたく、なかった。]

( 123 ) 2014/11/25(火) 23:47:10

准教授 ルシアン

[限りあるネットワークで情報共有を計る様。
己は片手を上げて、返信を促した。
下種の勘繰りは出来るが、園芸家の顔が脳裏を過ぎった故に打ち切った。>>111]

 ああ、幾らルナディーマが贈答用に生み出されたとは言え、
 花に生命力劣るとは、一言居士も揮おうと言うもの。

 ―――…別段、心配したわけでは無いが。

[見たままに告げた男は、相手の楽観に眉間に皺を刻む。
偽善も善も、己とは縁遠い感覚だ。
その、違和を打ち払う為、彼女は聞き流すだろうと、世間話めいて口を開き直す。]

 ルナディーマの水上げは眼を瞠るものがある。
 最初から観賞用に創られねばそうはなるまい―――、

[そこでふと、些細な疑問が沸きあがる。
己はルナディーマは相手に贈られる花だと思っていた。
だが、もう一つの可能性は考えて居なかった。]

( 124 ) 2014/11/25(火) 23:47:35

准教授 ルシアン


 ―――…その花。
 もしや、君も誰かに贈るものだったのだろうか。

[瑣末な疑問だ。
死体が量産される閉鎖空間で問うことでもない。
だが、叡智の従順なる下僕は、知欲を優先させた。]

( 125 ) 2014/11/25(火) 23:47:55

臓物商 イルド

To:Art dealer
From:イルド
ーーーーーーーーーーーー
その礼は嫌味かね。あの子が生き返ったら受け取るよ。
なんてな、処置は終わってる。キレーな顔して眠ってるよ。
後はアンタに任せる。

それはそうと、あの銃はドッグフードの匂いでも付いてるワケ?
犬が寄ってきてくれるってんなら歓迎だが。
俺がご機嫌取りは苦手だって知ってるだろ…。

[くるくると銃を回して、照準を合わせる。
しっとりと手に馴染むそれを、また背中へと仕舞った]

( 126 ) 2014/11/25(火) 23:48:00

花屋 トルニー

[ルシアンからの返答が如何であれ、この時のトルニーの頭は、もう既にイルドへの問い詰めと――果し合いのことしか考えられなくなっていた。

 短絡的な思考からの憎悪は、身の内に抱える渇きと結びつく。
 それが夜の狂気と更に結びついたならば――。]

( 127 ) 2014/11/25(火) 23:48:52

准教授 ルシアン

[されど、その問いに正答返る前に、相手に動揺が広がる。
ショッキングな電子郵便であったことは一目瞭然だ。>>112

蓄積された情報は、相手を突き動かす。
とても人らしい衝動に支配されたよう、続く明確な問い。>>119

己は一度、瞼を伏せ、アメジストを隠すと、そうだ。と是正を放つ。]

 手を下したのは彼だ。
 

( 128 ) 2014/11/25(火) 23:49:07

准教授 ルシアン


 そして、
 ――――…殺意を抱いたのは、私だ。


[放った揺れぬ低音。
きっとスピーカーを潜り抜け、回線の向こうにまでも静かに響く。*]

( 129 ) 2014/11/25(火) 23:49:45

研究者 シルビア

[そばでそっと彼女を見つめていれたら。
それだけでよかった。
人狼としって、彼女を殺さなければ日常に戻れないと知っても、誰かに言わなかったのは殺したくなかったから。]

ごめんなさい。
大好き、です。

( 130 ) 2014/11/25(火) 23:52:07

研究者 シルビア

[>>122ジキルの声が頭に響く。
続いて、飛んでくる本の群れ。
ベルはどうしただろう。視界がそれに埋め尽くされる。


逃げろ、ってどういうことだったっけ。


全てがスローモーションのように見えた。]

( 131 ) 2014/11/25(火) 23:56:17

美術商 グノ

―― ドーム中央付近 ――


[坊や記者から「ぶしょう」と思われていたとは露知らず。
わたしはあの日と同じく考え事をしながら、ヒールの音を奏でていた。

ただ、あの日と違うのは――
胸で揺れるアンプルのみ。]


 ――おや?


[視線の遠く先に広がる噴水広場。
その場所で揺らぐ、人影が二つ。

傍から見たらお似合いの二人、となるのだろうかと、
下世話な想像を抱きながら。]

( 132 ) 2014/11/25(火) 23:56:35

美術商 グノ



 ――…どうして「彼」には、渡さなかったのだろう。


[宝石のような色を纏う彼にもまた、
わたしの思惑には使えただろうに。


――それともまだ、何かが…
引っかかっていたからだろうか**]

( 133 ) 2014/11/25(火) 23:56:41

臓物商 イルド

[何時もと違う口調。
両親の思い出だと言った鬼灯の中身を、そんな結果と投げやる言葉>>83それらは冗談にしては意味が無い。
今の状況にカンケー、ありすぎる。
グラスの下の目は、もう閉じていて。
送るか迷ったものをやはり送る]

『喰われてやってもいいが 俺に喰われてからにしろ。
 そんな結果なら、悪くない』

[その言葉の指す意味は。叶わぬだろうとは、思いつつも]

( 134 ) 2014/11/25(火) 23:57:30

ブックカフェ店員 ベル

 っ、ぅ…っ

[>>122戻ったジキルから投げつけられた古書を避けることは多分、可能だった筈。それでもしないのは、ちょっとした茶番を描いているから。
本当は大事に扱いたいそれを、わずかに赤色が滲み始めたオフェリアの瞳がはまる目許に当たるんだ。
思いのほか痛みがあって、ついよろけながら左の目許をおさえてしまう]

( 135 ) 2014/11/25(火) 23:58:56

花屋 トルニー

[ルナディーマ(と、己への心配)>>124>>125についてトルニーがどう答えたかは、今は語らないこととして――。

 ルシアン>>128からの答えに、トルニーの確信じみた推測は確信へと変わった。
 けれどその後に、彼のくちびるが揺らぎなく続けた言葉は>>129]


  ………

[何も言わぬまま、けれど、この場で牙を剥くことは、無かった。]

( 136 ) 2014/11/25(火) 23:59:08

美術商 グノ

[遠くで犬の掛ける足音が聞こえる。

錯覚だろうか。

あゝ、でも――]


 だからわたしはペットショップの店員には、
 転職しないんだからね。


[なんて。
紡ぐ言葉に、唇の端が少しだけ歪んだのだった**]

( 137 ) 2014/11/25(火) 23:59:22


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花屋 トルニー
25回 残296pt 飴
記者見習い ジキル
17回 残659pt 飴
美術商 グノ
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