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臓物商 イルド は 記者見習い ジキル に投票した
准教授 ルシアン は リーン に投票した
ブックカフェ店員 ベル は リーン に投票した
研究者 シルビア は リーン に投票した
intervene.408 カルア は ブックカフェ店員 ベル に投票した
花屋 トルニー は リーン に投票した
記者見習い ジキル は 美術商 グノ に投票した
リーン は 記者見習い ジキル に投票した
美術商 グノ は リーン に投票した
リーン は村人の手により処刑された……
研究者 シルビア は、准教授 ルシアン を占った。
美術商 グノ は、研究者 シルビア を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
《★占》 准教授 ルシアンは 人間 のようだ。
《★霊》 リーンは 人間 のようだ。
現在の生存者は、臓物商 イルド、准教授 ルシアン、ブックカフェ店員 ベル、研究者 シルビア、intervene.408 カルア、花屋 トルニー、記者見習い ジキル、美術商 グノの8名。
[そんな心の内の引っ掛かりも邪魔した所為で
「殺るわよ」と己が告げた言葉にも、未だ従い切れないままでいた。
少なくとも、真に身に危険が迫るその時になるか、
或いは、人らしい理性が遂に無くなるその時にならなければ――。]
[聴こえたコエ>>3:*25。
何かあるのかなと思い、ならばトルニーに判断を委ねようとしたんだ。
もしかしたらこの夜は、食事にありつけることはなかったかもしれない]
/*
あら死んじゃった
とりあえず死亡描写が載るまではお墓の様子を読みつつ地上を見守りましょう
ところでこれ襲撃失敗なのかそれとも意図的襲撃なしなのか
[新たな来訪者達。
そこには得体の知れない何かを感じさせる相手がいて。
彼女はね、彼を──カルアを食べたいと言ったんだ。
だけどいつも決めているのは自分ばかりだから、相手の好みがあるならばと、そう咄嗟に判断を委ねてしまうんだ。
返るコエがなくて、この日の夜はおあずけを喰らってしまうんだ。もっとも、彼女にはそんな余裕、ないかもしれないけどね*]
/*
うーん この状況どうすればいいの
多分ベル近辺の人間が襲われた、の、だよね
狩人さんのロール待った方が良さそうなんだけど
それかベルの食人ロールとか
/*ベルはこれ、リーンを狼SGにしようとしている空気?
そうだよね?
てことは俺、結果伏せたほうが楽しい?
どどどどうしよう。なやむー。
―――…冗談に聞こえるのなら。
私の言葉が悪いのではなく、君の耳が悪いのだ。
[彼女の一笑に、堅物然とした男が無礼を返す。>>3:138
親であるための資格が、彼女にとってどれ程大層な意味を持つかは知らない。しかし、己の肩に掛かりかねないそれを振り払おうとしているようにも見えた。]
―――分からないな、其方の方面への造詣は深くない。
私にはそう見えたと言うだけだ。
しかし、違うと言うのなら否定し続ければ良い。
君は女だ。君が否定し続ける限り、
たとえ子を成そうとも、親にはなり得ぬのだから。
[逆説を以ってすれば、彼女が肯定するなら、血縁を超えるとも理解している。無意識に彼女を煽る朴念仁は、最後に緩く息を吐いた。]
[さて、存外白熱し始めた言い合い。
繊細な作業に携わる施術人にからどれ程の気を削いだか。
己にとっては生命の在り処など瑣末なことなれど。
眠るように瞼を伏せた少女は―――…、
嗚呼、やはり。 とても、* うつくしい。 *]
[>>3:23リーンのコエが途切れたのは、いつだっただろうね。
途切れ途切れながら、どこか幸福そうに聴こえてはいんだ]
おやすみって言えるくらいなら、おはようも言えるよね。
[おはようと告げるコエがないのを、まだ彼女は知らない。
リーンのが起きたと知れたら、どうにかしてトルニーをせっついて、彼女が見たいと言った花を持って触れさせられる事は出来たりしないかな。
なんて事を考えて。]
ちゃんと起きるのよ。
おやすみ、リーン。**
/*
アドニスを悼みに行きたいのだが、
明日、西村京太郎ばりの行動範囲を要求されるのか。
まずは残業を倒さねばなりませぬな。(シュッシュッ
/*
リーンは人狼かい?
てかさ、俺、すげえいい人&有能警官になってねえ?(震え
いいんですか、俺みたいな奴が有能みたいなんで
ただの公僕ですよ、税金泥棒ですよ(怯え
准教授 ルシアンは、ブックカフェ店員 ベル を投票先に選びました。
[相手の顔は髪の間からちらちらと伺うのみであったが、自分の言葉に一瞬、哀しげに眉を寄せる表情が見えた>>+0。
正直な答えに肩を竦めつつ]
死んだ人間が、死んだ人間を笑ってもな……。
[所詮は生きているが故の足掻きであり、死して残るものが何もないと思えば、今更そうしようという気も起きなかった]
[それに、これは自身では自覚のしようもないことだが――肉体の軛を離れたことで、壊れて病んだ脳から切り離されたことが、少しばかり男の魂に良い影響を与えたのかもしれない]
そっちこそ。
僕みたいなのでも、人間が死んだら哀しいのか?
[先の表情の真意を問おうと、こちらからも問いを一つ]
准教授 ルシアンは、花屋 トルニー を投票先に選びました。
准教授 ルシアンは、ブックカフェ店員 ベル を投票先に選びました。
/*
ぼくほんとははちじちょうどのあずさにごうじゃないです
ただのひとです
えたいのしれなくないです
[それから暫し思案するように目を伏せて――。
一応右手はライトに添えたまま、唐突に口を開いた。]
とりあえずこれで、現場をちゃんと見ている人は
第一発見者のベルちゃんだけじゃ
無くなったわけだしぃ……。
アドニスを一先ず、何処か安らげる場所に運ばない?
こんな所に置かれてるままじゃ、可哀想だわ。
[そのアドニスに対してあまりまじまじと視線を向けることはしないまま――。
自ら言いだした手前、彼の遺体を運ぶ役は努める心算で居た**]
[その時リーンのコエ>>3:*23からは悲壮は感じられず、寧ろ、ほんとうに幸せそうにさえ聞こえた。
けれど伝えられる言葉から察せられるものは決して芳しく無い。
そしてそれなのに何も出来ずにいる己の有様に、つきりと胸の内刺さる感覚。]
判った、解ったわよ……っ
[それは彼女が、ふたりを守ろうという意思を示したことに対してで]
だから、 ……また、あした、
[「あいましょう」の言葉までは言い切れぬまま。
「おやすみ」を途中まで紡いだリーンに、辛うじての期待ばかり籠った別れの挨拶を、コエに載せて送っていた。
ルナディーマという名前を、リーンは恐らくこの時初めて知ったのだろうとトルニーは思う。
何故だかその名を呼んだ時の彼女のコエは、濃紺と真紅の花のいろに似ているような気がした**]
/*
ベルちゃんは選択肢譲ってくれたのに、こちらこそごめんね……!
散々悩んだのだけれど、ちょっとあの状況でトルニーが動いてくれるかが解らなかったのと、集合現場の場があまり動いていなかったので襲撃躊躇ってしまったのでした。
/*
08>06>04>ep
25>26>27>28
だめ ねる 3と5で固まってるのか
殆ど読めてないしね……そこそこに確定入れないと後で自分も相手も困るしな、やめとこ
という栞
/*
お間抜けしてるから狩人さんじゃないことは目に見えてるだろーしなー
ゆるーい非狩CO……
霊能者と狩人はだれなんだろ……[リーン]と[リーン]かな
[どこまでが彼女で、どこまでが異物なのか。
その境界線は酷く曖昧で、それぞれがある筈の貌をたどるしか無い。
僅かでも傷が付けば、ただならぬ量の血が溢れる肉の管を避け
蜘蛛の糸のような神経を避け、
やっとの想いで取り外したのは、小指の爪程も無い電子チップ]
…これン中に、アンタの「自分」が
入ってりゃいいんだけどな。
[銀のトレイに小さなチップの硬質的な音を響かせて、進む術式から塞ぐ術式に切り替えようとした 瞬間。
彼女の心音が、止まる。
それを捉えた耳は、目は、即座に理由を探すが
いくら探してもそんなものは見つからない]
…ッ! おい!どういう事だよ!!!
[ただ静かに鼓動が止む。
そんな奇異も起きぬとは言えないのが、この医の世界]
[取り外したチップを戻せばよもや、とトレイのそれを手に取って。
執念のように手を動かすのを辞めないのは、命の為というより自分の仕事の完遂を目指すが為。
だがそこで ふと、彼女の言葉を思い出す]
…… たすけて、 …か。
アンタは、これを戻される事を望んではいない?
[眠るように、緑の睫毛を伏せた瞼は応えない。
その一方で自分は理解している。仮令チップを戻せたとしても、それが完了するまでは、鼓動を打たない彼女の身体は保たないと言う事くらい。それならば、彼女の過去を縛るこれを戻すのは己の自己満足だけなのでは、と手は止まって。
男の五感が、壊れるように元に戻る。
彼女の意識を奪ってから、何時間・何日経ったのかすら把握していない。その場に男と店主はまだ居るだろうか。
もし居るのであれば、彼女の原因不明の絶命と、埋められたチップの話をするだろう**]
そんな姿だと、どこ行っても安らげなさそうだがなあ
[実際眠れてねえし。と自分の移動を提案するトルニー>>4に手をヒラヒラさせながら軽口を叩く。
さっき贖罪しろと言われたばかりだ]
でも、そうさな ずっとここにあんのも気分悪いだろし
移動してくれるってなら、折角だし頼もうか
……ありがとな
[目を細めながら礼を言うとニコライの方へ向き直り、尋ねてみる]
どうやら死人見ねえと逝けねえみたいだし
俺はこのままこいつらの後着いてくけど、お前はどうする?
[行き先があると言うのならここで別れ、着いていくというなら一緒に恐らく安置所だろう、へ向かおうかと。
その際に人狼伝承についての話でも聞こうかな、という算段]
/*
てかさ、俺の勘の良さがロールのせいかずは抜けた印象になってねえ?
それだけで俺、震えてんだけど(ふるふる
い、言っとくけど、昨日死ななかったら臭いに気付く予定なかったんだぜ! わかってるだろうけど!
俺人間だもん! 人狼じゃねえもん!
混ざってる臭いをかぎ分けられる程鼻良くねえよ!!
/*
……死んだから気付いてるけどさ……
てかさ、俺、大丈夫だよね…?
(灰の扱いや墓下の扱いでやっぱりぷるぷるしている)
/*
はっ、ジキルはそういうことだったのか……(ノノ)
3dからは24h更新ですってアナウンス、念の為に入れておけば良かったよ、ね!1d2dは言ってたんだからね……
ごめんねごめんね!
花屋 トルニーは、ブックカフェ店員 ベル を投票先に選びました。
花屋 トルニーは、intervene.408 カルア を能力(襲う)の対象に選びました。
花屋 トルニーは、研究者 シルビア を能力(襲う)の対象に選びました。
[ぼくにやや遅れてやってきた三人を振り返り、ぺこ、と軽くお辞儀をする。
アドニスさんを運ぶ、というなら手を貸しただろう。
シルビアさんやベルには頼めないことだ。
体を持ち上げれば、ぼたぼたと警官の上着や体に溜まっていた血液、肉片が落ちる。匂いは更に増しただろうか]
…シルビアさん、グノさんが貴女の所在を知りたがって
ましたけど、会えました?
ティンと一緒に、朝にはいなくなってたからどこに行ったのかなと思ってました。
[さすがに警官の遺体を直視することはできず、思い出したように研究者に話しかける。
傍らにはあの犬型端末がいただろうか。さすがにこの手で耳に触れてやろうとは思えなかったが]
/*
万が一の為に今の内にセット変更。
いまのPC視点でなんとか動き作れるか、な、という処に
ベルは吊り通った場合確実に殺せる人が欲しいので、一先ずカルアは外してる中
[その場にいる人間たちの顔を見比べて、ぼくは息を吐く。
極限状態に置かれた人たちの表情は、どれも芳しくなかっただろう。
カルアさんやシルビアさんには、ぼくの服に転々と赤黒い染みが残っているのに気が付くだろうか*]
―アドニスの遺体前→安置所―
[ジキル>>7からの手伝いの申し出には、緩く笑んで「ありがと」の一言を返した。
彼の体調が気に掛かりもして顔色を軽く伺ったが、然程焦燥の色も感じられなければ、安堵にも似た溜息が零れた。
ほんの微か彼が纏っていた血の匂い>>3:117は、アドニスのそれに掻き消えてはっきりとは嗅ぎ取れぬままだった。
他にもアドニスの運搬に手を貸す者がいたならば、おなじように感謝を述べたことだろう。
尤もジキルの問いかけで、シルビアがその場に居ることに気付けば、「血みどろ」の現場に居合わせている彼女に対し、一瞬だけでも心配の視線は向いてしまったのだが]
―――――…、本当に大丈夫なのかしらね。
[いきるためなら間違いではないと彼に告げた時、その返答>>3:91が彼から返ってきた記憶は無かった。
ふっと思い出されたそのことに目を伏せつつも。
一先ずはアドニスの件をなんとかしなければとこの時は思う。
無残に喰らわれた肉体の残りを運ぶ先は、然程遠くないオフィスビル内。
昨日ルシアンが向かった先の――既に他の亡骸のある安置室。]
―安置室―
[アドニスだったものを運び終えてからは、その惨い姿を隠すためのシーツを棚から引っ張り出し、亡骸に掛けた。
マルキやニコライの遺体に対しても、夜を経たその身体の状態をちらりと見遣ってからは、同じようにシーツでその身体を覆った。]
アタシにできることなんて、
結局、こんな弔いくらいなのかしら、ね。
……ありがと。
[そう、手を貸しに来た者には再びの礼を述べてから――。
乾いた血臭に再び眉を寄せ、花と口許を覆う。
少しくらいは何か話をしたかもしれないが、トルニーは安置室にはあまり長居をしなかった。
結局この日トルニーは直ぐに、居住棟2Fの例の部屋に引っ込んでしまうことになる**]
[明確に答えぬまま途切れさせてしまった答え>>3:*25。
ベルが己に判断を委ねようとしていたことは>>*1この時思わずに、喰らうべき相手のことを考えていた。
ジキルは昨日のニコライに関する証言と様子の危うさから、敢えて喰らう必要は無く別の利用価値があると考えていた。
ルシアンが何か「ふしぎな」力を持っているとはトルニーは未だ思っておらず、対話交わした限りにおいて
は明らかな懸念材料も見つかってはいなかった。それに少しだけ気に掛かっていた言葉もある>>3:15。
グノに関してもそれは同様で、あの時のリーンの希望>>2:*31もあればわざわざ選ぼうとは考えない。
はっきり話した記憶の無いイルドに関しては生かすか殺すかの価値判断ができていない。
強いて言うならば文字通り、中年男の見目に「食指は動かない」といった程度だ――いまのところは。]
[そうして結局、本当に危険やもしれぬシルビアやカルア。
目に見える危機が迫らないいまは踏み出せぬままで――]
今日は、保留。
……一晩だけなら、耐えられるわ。
[「アタシは」という念の為の一言を付し忘れたまま、「食指動く相手は居ない」という今宵の意思をベルに伝えた。]
あーァ……らしくネェ。
こんなんだから、どっかミスったんかね?
[助けるだなんて事をちらとでも考えたからか。
自分が望んだ彼女の過去は手に入れて、銀のトレイに乗っている。それで良いのだ。
旧皮質の直ぐ上に接合されていた理由と、繋がっていた神経とを考えれば、何か本能的な部分を制御されていたのだろうという推測は立つ。
後は手元のチップがそれ以上を教えてくれるだろう。
接合部は全て記憶しているから、誰かに此れを同じように取り付けろと言われれば恐らく可能…ではあるが。
今回の様な事が起こらない保証は何処にも無い。]
[その夜は、とても、とても、苦しくて。
月も見られぬおおかみのなきごえが、コエに乗って途切れ途切れに響いた。
きっと次の朝に、そして次の夜になった時には
血に対する渇きはもっと強くなっている**]
グノ、悪ィ。
ペットは撫でるだけのつもりだったんだが…
一寸ばかり可愛がりが過ぎたみてェだ。
で。どうする。こんだけ綺麗な個体、このまま保存して
そっち趣味の奴等に売った方が高値になるんじゃねェの?
…それとも、旦那の方はまだ見たいモンがあるんかね。
これ以上この子を掘っても、
人間と同じモノ以外何も出ないと思うが。
[どこまでも無垢で、ヒトとして非凡に美しいだけの少女の身体。
それを商品として扱う男に、店主は何を思うだろう。
そしてそれに夢見ていた男もまた。
死者の傷痕を埋めるのに、極限の集中は必要無い。
既にだいぶ体力を失っている男は、戻った五感を確かめるように、会話をしながら閉頭作業を進める**]
→ 安置室 ―
[安置室にはマルキと、ニコライの遺体。
問うものがあればそれには簡潔に答えるだろう]
… 人狼だと、思ったから刺しました。
[ウソだ。そんな判断をさしはさむ余裕はなかった。
ただ、自分の命を優先しただけ。もう答えは出ている。
ぼくの声はうすら寒く響いたかもしれない。
昨日、ぼくを支えて歩いてくれたトルニーさんにすら。
真白いシーツの下、遺体となった三人のことを思い出し、そうしてまだ事件が終わっていないことを実感し。
ぼくは、夜のドームを歩き出した。どこか、落ち着けるところを探して眠ろうと**]
― 独自・路地裏手前 ―
[彼に、「気をつけてね」と言ったのは、
目の前で起こるかもしれない殺戮を、自分では防げないと理解してしまったからだ
超長距離戦闘ならまだ此方にも分があるかもしれない、しかし、距離を詰められれば此方に勝ち目はないだろうと
最初の被害者の喰い千切られたソレを見て 第二の被害者の凡その戦闘スペックの高さから、察して
ヒトと桁違いの力を持つ、人狼、その牙から、
直ぐ側の人間すら護れない、なんて事実は覆す事は出来なさそうだったから
気休めにしかならない程度の凶器が、どうか、役に立つように、と
細やかな祈りを捧げ、注意をするしか出来なかった
―――僕が君を護るなんて、出来もしないと分かっているのに、言う気にはなれなかった]
正義の味方ぶって、誰かを殺してしまうのは
……もう、嫌なんだよ
[菖蒲の柔らかな微笑みを思い出しながら漏れてしまった言葉は、闇に溶けて]
― 回想・死体発見現場→安置室 ―
[ヒトの原型を留めていないソレを運ぼう、との提案>>4に、はっとして 意識を現実に引き戻し]
安らげる場所って言ったらマルキのいるあの部屋かな
この中で力あるの僕だろうし、手伝うよ
[―――こんな事じゃ、罪滅ぼしには、ならないだろうけれど
薄暗い裏通りで雑魚寝をしていて貰うよりはと、移動を試みる
血肉の滴る現場>>7に耐性が無かったら不味い、とシルビアとベルに見たくないなら見なくてもいい、と急いで伝え
ニコライが死んでいるとは知らないのもあって、作業の途中に見えた、赤髪の彼に付着した血痕>>8は気になり
安置室で其れを問い、簡潔な理由>>13が返ってくれば、責めも慰めも、彼には意味が無いかもしれないと ただ、そっか、と相槌を打つだけ]
[安置室から立ち去るトルニーと赤髪の少年に向け 何かあったら教えて欲しい、とアドレスを端末上に表示させ
この極限状態だ 両者から反応がなかったとしても、仕方ないなんて言いながら諦めるだろう
自分はまだここに残るから、と、二人を送り出せば
今運ばれて来たソレに被せられたシーツを剥がし、少々、物色を、始める]
/*しかしあと1w何処だろう。
グノ?臭い所もたまにあるけど白アピも多いんだよねえ。
そんでもってリーン赤前提としたルシアンC狂だったからそこも崩れる。
カルア狩はさすがに確定だろうからトルニーとのラインも無いし、ジキルは狼少年のくだりからほぼ白とみてて…って辿るとグノorトルニーなんだよね。
ベルがもう一人はそれどころじゃない、って言ってたのをどう取るか…
メタならシルビアがグノの結果言わないのが、連赤引きによるダレ防止かなとか深読みしてる部分もある。
あのネックレスが諮詢するのは、何だろう。
むむむ。面白い。リーン白がとても面白い。
一応霊としてやんわりと結果発表はしたつもりだけれど…
今日が赤勝ちか村かのターニングポイントになるかなー?
グノさんとルシアンに、お前リーン死なすとかありえないだろって糾弾されて、フルモッコにされて死ぬんでも良いんだけどさー
吊りどーなるかねー。
おじさん今日は術後会話と放置しまくってきたメールの返事だけで終わりそうだぉー…
/*
今更だが
ベルもあの時あの部屋に呼んだか呼ばなかったら、とか考えてる
多分お外で待機させてたなぁ こんな物みせらんないって
/*皆様真面目な社会人でいらっしゃる\(^o^)/←ふまじめ
ここぞとばかりにイルドのおっさんとぅーどぅーりすと作りに励む。
そういえば、まりちゃんは何処なのかなー…。
グノな気がすこうししている。ルシアンの文体も匂うんだけど彼女にしては硬い気がしてて…しかし今回はほんまにわからぬ…透けてんのは私だけだ…\(^o^)/はずかしい!
あんもさんはお茶会でしか会ってないから目星すら立たぬ…。
…それにしてもベルが可愛くて俺は俺は状態。
むぎゅうしてちゅーして舌先噛みちぎられたい。
グノさんもたまに見せるデレがたまらんくて死にそうだし。
ふぉぉぉ…エログロが足りない!たりない!
ベルちゃん凸したい!(が、女子ズに手を出し過ぎである(ノータッチなのシルビアだけだwww
/*
とんでもない襲撃ミスではあるけど、トルニーさん視点の物語だと、カルアさん残ってて良かったよね、と思うわけで。
落とすならグノさん辺りかなぁ。うーん……。
ちょい考えるのは後で、現在動かそう。
―安置所―
[少し前までは、自分がここへモノを運んでたのになあ、と安置所の扉を眺めた後、中へ入り込む。
薄暗く感じる部屋の中、横たわる遺体は既に2つ。
ニコライの方の死因を見にいけば、僅かに瞳が揺らいだ]
ふぅん……刺殺ね しかも滅多刺し
[死因は違えど、やはり死体その物は子供時代を彷彿させてあまり気分のいいものではない。
白い布が舞うのと、その音を捉えそちらを向くとシーツが被せ終わった後だった]
……こんな小綺麗な部屋まで運んでもらって、
弔われただけでも、俺にしちゃ上等
[弔ってもらえるだけの仕事をしたとも、それに値するような奴だったとも思えないが。
それでも好意は素直に受け取っておこうと]
─ アドニス発見現場 ─
[新たにやって来た人達の顔を見て、カルアとトルニーの手に得物があれば、オフェリアの瞳にわずかな怯えを乗せる。
人のフリの自制を保つ為に掻き抱いていた身体を両の腕から解放しながら、彼女は新たなにやって来た人達に目礼だけはするんだ]
あ、そうか。
安らげる場所……。このまんまじゃ、あんまりだもんね。
[トルニーの提案>>4を聞けば、緩慢な声音で言葉を滑らせるんだ。
まだ状況がよく飲み込めていないといった、夢見心地みたいな心境を演出させていたかもしれないね。
もっとも、彼女の真実を知る者や、疑いの目を向ける者にはどう映るかは判らないけど]
[そうしてアドニスの遺体が運ばれるなら、安らかに眠れる様にと祈りを捧げる仕種を見せて、遺体を安置場へと運ぶ人々を見送ることを選ぶんだ]
気分転換したいなら、いつでも店に来て。
ちょっと今は手元狂いそうだけど、あったかい珈琲でも飲んだら、少しは気分転換になるかもしれないから。
[なんて告げててね]
[珈琲を淹れる。そう口にしてふと、グノとの約束を思い出すんだ。
それが頭に過ぎりながら、もうひとつの約束を交わした白衣姿の女性がいたならば、ベルは彼女を見上げる]
あ、シルビアさん。
お話があるみたいだったけど、今日のうちがいい?
それとも、明日にする?
[現在地、遺体発見現場。
シルビアの話の内容なんて当然予測すらしていない彼女は、この状況に怯えや恐怖を抱く同性という接し方で、シルビアの様子を気遣う言葉を滲ませて問いかける]
できれば、明日の方がいい、かも。
こんな状況だし。
[珈琲淹れるなんて言ったけど、やっぱり無理かなぁ。
自嘲めいた独り言を洩らしながら、シルビアに力ない苦笑を向ける。
真実を知れる者がいる。そんな情報は理解していても、それがシルビアだなんて判っていないから。
だから凄惨な現場を見つけてしまい、力なくした人間の小娘に見える様にと、彼女はいつもと変わらない振る舞いを続けるんだ]
[さて、シルビアは提案を飲んでくれたかな。
見送った人達に良ければ店にと言ったのと、それからグノの来訪を待つ為。その為にふらりと力なく、彼女は店へと向かうことにするんだ。
勿論シルビアが提案を受けてくれなければ、彼女を連れて店に行く事になるだろうけど。
そんなベルは店に泊まり込む事を選択して、次の朝を迎える事になるんだ。
小さな身体に持て余すくらいの、飢えを覚えながらね。 ]
そっか。
じゃあ今夜はいっかいお預けかな。
[判断を委ねたトルニーからのコエ>>*5を聴けば、そう自嘲めいた様にコエを乗せるんだ]
耐えられるかなぁ、どうだろう。ふふ、判んないや。
今は、わかんないことを愉しもう。
[己の理解出来ない部分への好奇心。
人の血肉への飢えを満たす快楽を、まるで検体観察の課題の様なものへとすり替えて、好奇心を満たす快楽へとチェンジさせる]
[夜。
ブックカフェの店主が身体休める筈のベッドに身を丸めれば、今宵は貪れない快楽を思い、押し殺す吐息をいくらか洩らしたりするんだ。
わずかに聴こえるおおかみのなきごえ>>*6には、ほんの少し眉を下げてしまう。
彼の獣が、人らしい理性を残すひと>>*0だとうっすらと理解してしまったから。
だからそのなきごえに、わずかな狂気みたいなものを見い出せば、複雑な想いがこみ上げてしまうんだ]
[現場に到着すると、そこなはあの夜以来会っていなかったジキルと、捜し人のベルがそこに。
>>16カルアと思わしき人からの言葉には、大丈夫です、と返答して。
自分の目で確認したいと現場をみやる。
ティンを通して見た時のような肉塊が散らばる景色、それは人狼の仕業だと確信できた。
あの夜微かに確認したものと似てはいたが、実際にみたことのある死体とは一線を引き、空っぽの胃の中がぐるりと回る。
酸い香りがする口内で、湧き出るツバを無理やり飲み込んで。]
アドニスさん。
安らかにお休み下さい。
[柄にもなく彼のいる天に祈って、死ぬその瞬間の痛みを少しでも和らげたらと。]
[現場に到着すると、そこにはあの夜以来会っていなかったジキルと、捜し人のベルがそこに。
>>16カルアと思わしき人からの言葉には、大丈夫です、と返答して。
自分の目で確認したいと現場をみやる。
ティンを通して見た時のような肉塊が散らばる景色、それは人狼の仕業だと確信できた。
あの夜微かに確認したものと似てはいたが、実際にみたことのある死体とは一線を引き、空っぽの胃の中がぐるりと回る。
酸い香りがする口内で、湧き出るツバを無理やり飲み込んで。]
アドニスさん。
安らかにお休み下さい。
[柄にもなく彼のいる天に祈って、死ぬその瞬間の痛みを少しでも和らげたらと。]
[ 例えば彼女が持った快楽に弱い狂気に触れなければ、あのひとは、人のままでいられたのではないのだろうか。ってね。
人狼であるトルニーを、綺麗だと思ったのは事実だけれども。
それでも、遠く聴こえるなきごえは。
罪悪感に似た何かを呼び起こして、だから耳を塞ぐ様に褥で身を縮こませたんだ。]
/*
俺、相当強いことになってねえか?
と思ったが、村側の戦闘要員が要人警護官と警官の二人しかいなかった時点でトップクラスだった件について
……でも警護官のが強えし(ふるふる
[そうして朝を迎えれば、おはようのコエが返るのを、表面上だけ期待してみるんだ]
おはよう、リーン。
わたしは一応、無事だよ。今日こそ、会えればいいよね。
[途切れたコエを思えば、返るコエへの期待はないと、本当のところは理解しながらね。
それでも、掛けずにはいられなかったんだ。**]
[ベルと話してから、雰囲気が変わったように思えるジキルに話しかけられ>>7て。
観察すると衣服に少量ではない茶色に変色したシミ。]
ジキル…くん。
うん、グノさんとは話せました。
…それより、大丈夫です?
顔色悪い気がします。
[トルニー>>4の提案を取り、遺体を運ぶつもりだろう彼に問うて、トルニー、ジキル、カルアと共に、簡易的に作られていた安置室連れ立って。
そこにはマルキと、もう1人。
話したこともない花紺青の髪を持つ青年。
カルアがジキルへ>>16訪ね、答え>>13で全てを察した。
自分が最初に人を殺した時のことを思い、彼に重ね、気遣うようにそっと背を撫でた。]
記者見習い ジキルは、ブックカフェ店員 ベル を投票先に選びました。
/*
12/1までにEP含めて終了に持ち込めるかとソワソワしつつ。
あとあれ、やはりお肉食べてるとここで落としたロル思い出して食欲が減退しましてね。フヘヘ
― 商業棟・薬局 ―
[メディカルセンターに戻る気もせず、胃腸薬を取りに薬局へ。前回の来店が遠い昔のことみたいだ。
キャッシャー後ろに照明のスイッチを見つけ、店内を明るくする。目当てのものはすぐ見つかった。
特に連絡はなし。別れた後、カルアさんが何か掴んだのかはわからない。アドレスはもらったから、後で聞いてもいいだろう>>17。
ついでに、シルビアさんにも名刺を渡しておいた。余裕があればメールくらいくれるだろうが、正直なところわからない]
ふー…
[薬と、ついでに置いてあったペットボトルのお茶を拝借して飲む。ついでに、携帯用の栄養補助食品とやらを齧る]
[_ティン:グノの後ろ_
グノの後ろをついてゆくと、あやしげな店にたどり着いた。
つかづ離れずの距離を保つも、店内にはいられてはそれも難しく、見つかるのもいたしかたなしの距離に詰めることになった。
そこにはグノはもちろん、ルシアンと、イルドと、ここからだと姿は見えないが、イルドのゴーグルに反射して見える新芽のような青緑を持つ人間の姿。メールによるとリーンという少女か。
けれど生体反応は3人のみ。]
リーン、しんでるの。
[音声を発さずロボットは話す。
そこにいる人に見つかったかみつからなかったかもわからないが、そっとそのことを主人へと伝えた。]
…イルドさん。そういや、来なかったな。
マルキのときには、最初に見つけたっていうのに。
[頭に浮かぶのは、モグリの医者。ベルがメールを彼にしなかったことも一瞬考えたが、集まっていた面々を考えればイルドさんにも連絡をしたはずで。
『明日、会いたいんですが』と短文でメッセージを送っておく。
恐らくぼくはこのまま、夜を過ごすだろう。
あれだけ高揚した人狼とそれを取り巻く人間たちに、そして自分に、ぼくはどんどんと失望していく。人を駆り立てる一時の感情は、自分に向けられれば酷く恐ろしい]
…はは。もうすっかり登場人物になってるんだな。
[間違った選択肢を選んだ。この事件に巻き込まれた。
そうしてニコライが死んだ。
全員が死ぬまで終わらない、なんて物語の終わりは、今回に限っては望まない。
終わりに向かうための心が、今のぼくには足りない*]
― 翌日・商業棟2F薬局 ―
[イルドさんからのメールをチェックし、薬局のトイレで顔を洗う。とりあえず、誰かが食われた、なんて連絡は来てなさそうだけれど。
薬局窓ごしにドームを見ても、閉鎖は変わらない**]
/*
無理に朝を迎えなくても良くないかと、気づいてすまねぇとなって震えた。
あとシルビアは、ベル以外にやりたいことなければ会いに来ていいんだよ。
―回想・安置室―
[安置室に誰もいない事を確認すれば、手早く警官服の上着ボタンを外し 目的の物を探そうと]
情報を教えてくれるんだったよね
死人に口はないなんて言うけど、吐いてもらうよ
[何時ぞやの口約束を言い訳に、ホルスター見つけだし 其処から一度目にした拳銃を取り出すが……血糊がこびり付いていて 手入れをしなければ使えないだろう
最も、使い込まれているだろう人様の愛機を盗んでいくつもりなど、更々無いのだが]
お巡りさんも銃好きだったのかな?
話してみたかったかも
[彼に出会ったのは朝方 相当に手入れを面倒がっていない限り、装填数はマックスにしている筈
ブックカフェ前で一発撃ち込んで、その後は装填する時間など無かっただろうと踏んでの行動だ
慎重に取り出して銃種を確認、最大装弾数を記憶の奥底から呼び寄せて、弾数と照らし合わせれば
一発分「だけ」、無くなっていて]
つまり、彼は、コレで抵抗出来ずに死んだってわけか
[くるくる、と空になったマガジンを弄ぶ
路地裏に入る前からある程度は相手方の、人を超える力の強さは予測していたけれど、これは、どう受け取るべきか
腕や足の傷の具合から、揉み合いになった訳でもなさそうだと判断をすれば、元の形に戻して、元の場所に仕舞い込む……弾だけは、抜いておいたけれど
次に漁るのは、携帯端末
彼の知り合いが人狼で、油断している間に殺された
なんて物が事実ならば、この小さな機械から探し当てるのもなかなか良さそうだと思って
まあ、此れには期待をしていない 何故ならば―――]
今時、端末にロック掛けない人間なんてそういないよね……
[かくりと項垂れて、溜息をつく
ハッキング系の技術があれば、得られる物はあっただろうが 残念な事に持ち合わせていない]
[時間を掛けたのに収穫はこれだけか、なんて皮肉を放っても
弾丸も、何も、飛んで来る事はなく
シーツを元通り身体に掛け、
またね、と言わんばかりに手を振りながら、その場を後にした]
―???―
[もう目覚めないかもしれないという予感はあっても不思議と、怖くはなかった。麻酔を深く吸い込んで、意識は深い海を泳ぐ。
どこまでも深く、深く、暗い。
そうして"底"に着くと、身体の周りで何かが浮かんでいる。小さな小さな電子機器の欠片。
それが、泡のように消えた瞬間。それまで締め付けるように続いていた頭痛はぴたりと止んだ。
同時に、命の灯も消える]
[イルドの手術が失敗したわけではなかった。
ここに連れてこられる前日に投与された薬品と、感情制御装置の劣化の影響で遅かれ早かれ尽きるはずのものだった。
薬の副作用か、偶発的に芽生えた"能力"も、知らぬ間に命を縮めていたのかもしれない。現に、殺すのも死ぬのもごめんだ、と思っていたはずなのに今わの際に願ったことは――]
(……わたしが、人狼だったってことにしてほしい
それで二人を守れたら……うれしい…な……)
[見た目で人狼かそうでないか区別できないのなら、死体でもきっとそうだろう。そうであってほしいと願いを込めて届けた願いはちゃんと届いただろうか。
――今夜も、無事に生き延びただろうか]
―昨日・安置室へ遺体を運んだ話―
[カルア>>16の助力には礼を言い、行先がマルキのいる部屋となることに対しても頷いた。
シルビア>>22もまた安置室まで行くと聞いた時は目を見開くも、彼女の意思ならばと思い断ることはしなかった。
見送ることを選んだベル>>19の別れ際の言葉は、ええ、と微かな笑みを載せて受け取った。
夢見心地のような彼女のオフェリアに、先程浮かんでいた怯えの色>>18を宥めるようにもみえる微笑で。
遺体を運ぶことに意識を向けていた所為か、ベル>>20がシルビアに対して告げた提案はこの時、トルニーの耳には入っていなかった。
安置室に着いてからジキル>>13が話したことについては思うことあれど、けれどそれへの訝しさ示す言葉は出さぬまま黙っていた。
それから、カルアと互いにアドレスを交換していなかったことに言われて>>17気付き、少しばつの悪い顔をしつつも連絡先を伝えた。
そこでジキルのことにも思い当たり、同じようにアドレスの交換を申し出た。
その後、残るというカルアをおいていく形で、安置室を出ようとして]
……あれ?ここは……?
[目を開くと、そこは"手術台"の傍らだった。すぐ側でイルドが丁寧な縫合作業をしている。
額の傷跡がなければただ眠っているように見えて、まじまじと覗きこむ。当然ながらイルドは気づかない]
……お願い、聞いてくれたんだ
ありがとう。イルド=サン
[その声も当然届かないが、逆に変わらず届く"声"もあった。安否を気づかい、励ます声、それから――飢えに渇く声]
―翌朝・居住棟2F―
[この日の目覚めは気分優れぬものだった。
ゆるりと長身を起こす素振りも何処か気怠げに。
昨夜と同じく水を替えた花瓶に挿したルナディーマを、少し遠くから見詰めて]
リー…
[未だ再び顔を合わせぬそのひとの名を紡ぎかけて、はっとした。
円い端末を急いで開き、登録済のアドレス一覧を表示して]
なんで今まで思いつかなかったのよ。
[シルビアとカルア、もし昨日交わしていたならジキルにも。
少し考えてから、ベルのアドレスも宛先に追加して。
急ぐ指先で本文を打ち込み、送信した。]
『おはよう。トルニーよ。
リーンちゃんって何処にいるかとか判るかしら?
それから、イルドも。
この二人をアタシはずっと見ていないの。
それで気に掛かっている。
もしアドレスを知ってるなら教えて頂戴。
他にも何か判ったことがあったら報せて。』
[情報が無いならそれまでだが、やれるだけのことは、と。]
/*
しかし、これは先生が霊、かな……。いいんだよね?
てっきりイルドの解剖が霊かと思い込んでt
占:シルビア
霊:ルシアン
狩:カルア
ライト警棒アタシがずっと持ったままなのは不味いかもな……
と思ってたら違ったスナイパーさんなのだった!
という訳で警棒は有難く持ちっぱさせて頂きます。
[当然ながら今の肉体に痛みはまったくない。念のためワンピースの裾を持ち上げてみたが足も二本、指先までちゃんとある。
違うことといえば何を触ろうとしてもすり抜けてしまうことと、妙に頭がすっきりしていること。
それから、"声"は聞こえてくるが此方の声は向こうに届かないこと]
(……ごめんね)
[せめて、大丈夫だよと伝えたかった。死んじゃったけど、わたしは大丈夫。ここにいるよと言えたらどんなにいいだろう。仲間に、それから――グノに]*
─ 翌日/ブックカフェ、書斎 ─
[この朝を迎えるまで、果たして訪ねて来た人はいたかな。
いたならば勿論、店員として対応しただろうね。
目が覚めた彼女は、身体の底から湧き立つ飢えを感じて、自分の喉元を片手で押さえたんだ]
……っ、あは。 やっぱり、こうなるんだねぇ。
[飲み込み切れない飢え。
それは、初めて人の肉を──サファイアの指を咬み喰らった時からあった、恐れに繋がっていくんだ。
もし指以外の血肉の味を、それを喰らう快楽を覚えてしまったらどうなるんだろう。
きっと本当に、ただの飢えた化物になって、大好きな人も、優しくしてくれた人も、どうでもいい人だって。
みんな皆みーんな──……
たべてしまいたくなるんだろうなって]
[この状況に置かれてから、彼女の中ではずっと二つの選択肢があったんだ。
ひとつは、暫く誰も食べなくていいってくらい、ドームの中の人達を喰べちゃうこと。
もうひとつはね。
この状況においての忌むべき化物として、大人しく──……。]
あ、メール。
[なんて考えて店の書斎にあるソファベッドで丸まっている時、トルニーからのメール>>36に気づいたんだ。
それには素直に、イルドのアドレスを教えてみたりしながらも、どうするのと添えたりしただろうね]
そういえばおじさん、どうしてるんだろう。
[まだ少し残っている人らしさかな。つい、いつも通りそんなことをこぼしてみる。
そうして下着姿で眠っていた身体に、衣服を纏わせて。
シルビアが、それ以外の人でも訪ねてくるなら、応対するつもりで店に出る]
[リーンに施される施術は実に繊細な作業だった。>>5
人の肉体を斯様にも器用に細胞を裂き、中身を覗く医者もそうはいない。彼が立つのは口ばかりではないようだ。
そうして、幾らかの時間を掛け、更けゆく夜の静寂の中で取り出されたのは一枚の電子チップ。少女が抱える魂の設計図は、彼女に相応しく雛のように小さなものだった。
しかし、己はそれが取り出された瞬間に、ほんの少し眸を揺らす。
叡智の集大成たる人を創るという神の領域。
魂の在り処を見て取れば、肉体は生命の維持を手放した。
まるで、その小さなチップこそ、彼女の魂だと言うように。]
―――…魂との乖離は、器の機能を停止させた。
そう言うことだろう。
[医者たる彼は肉体に生を見るが、己は取り出された欠片に生を見る。彼女を器の束縛から解放したなどと偽善的な思考は持たない。
ただ、魂を手放した肉体が再び息を吹き返すことは無いだろう。
大仕事を超えた男に、些細な労いを投じながら。
自由からも束縛からも別離した、小さな魂を見ていた。>>6]
[男は失態だと判じたようだが、それに構わず懐を探る。>>11
ほどなく取り出したのは空のアンプルケース。
未使用であるそれを、イルドに軽く投げて寄越した。]
片側を押せばカーボナイトガスが出る。
貴重な魂だ、傷つけぬよう保管しておけ。
―――…いや、親鳥に返しておけと言ったほうが正しいか。
[本来生命体の細胞を凍結させて持ち運びを可能とさせる専門器具であるが、精密機器の保管にも優れる。
空気中に晒し続け、魂が劣化することを厭ったが故の行動。]
私が思い描いていたものとは違うが、収穫としては悪くない。
君の腕の確認と云う意味でもな。
[緩く首を振って、それ以上少女の掘削には気の削げた風。>>12
魂の絵図すら、親鳥の元へと返却する算段。
水を向けられた彼女には、堪ったものでは無いだろうが。]
[無論、彼女が魂の所持を断れば己が貰い受ける心算である。
器は渡すと言ったが、魂については己の求めるところだ。
己の求める設計図と違えていたとしても、美に疎い男が度々感性を刺激された魂には他ならぬだから。
―――夜が深けていく。津々と静かに。
夜明け前に静かに店を後にした男は、夜を渡った。
どこか茫洋と見上げたドームの狭い空は、いつの間にか迫るような閉塞感を増していた。*]
[遺体安置を終え、ジキルから>>25メアドをもらう。
そういえばこの前はもらってなかったとこちらも連絡先を渡して。
道中フードコートへ寄りちょいとご飯を拝借しつつ、ひとまず家へと。]
ー自宅:住居ビル11階ー
…ティン、どうしてるんだろ。
[思い出しロボットから定期的に送られてくるレポートを読む。]
グノさん、なにくれたんだろ。
帰ってきたらみなきゃ。
……これは、リーン、って人…?
死んでるの…?
[人のすがたを保ったまま死んでいる。それが表すのは人狼以外の、理性に支配された殺人者がいるということ。
グノ、ルシアン、イルド。
誰が手を下したかわからないが、ジキルのことといい、嫌な空気がドームのなかに溜まるのを実感していた。]
…とりあえず映像みたいかな。
ティン、そろそろ帰ってきて。
[そう命令を飛ばし、冷蔵庫の中にある野菜ジュースとフードコートでもらってきたフランスパンを噛む。
さっとシャワーを浴び、その日はベッドの中に潜り込んだ。]
[思い出せなかったいつかの昔話は、あの晩に読んだ手紙>>2:*26でまた幾らか思い出せるようになっていた。
そうだった。
あの時の「ほおずきちゃん」――鬼灯もまた、はじめは、死の望みに同調していたということ。
白い壁に隔てられたこどもの人狼にはその背景は判らなかったけれども。
その時の彼女の身分が研究所の検体だったと知れば自ずとその絶望も思い浮かばれる。
彼女自身の身で何かを試すかにあるような、あお鬼灯のむすめのコエを聞いて、
如何してもトルニーは「愉しみに」することなどできずに居た。
そんな心地であった中で、衝動に苛まれる夜を越した。
その為にベル>>*9に何かを呼び起こさすことになるとは気づかぬまま**]
― 昼・自宅 ―
[快適な睡眠を邪魔する物は何もなく、久々に清々しい昼を迎えられたなと伸びをする
……と、言うよりは、身体が深い深い休息を求めていて 端末のライトにも、ブラインドの隙間から輝く太陽にも、反応しなかったというだけなのだが
自身の疲労具合を正確に把握しないまま、寝返りを打ち
ゆっくりと二通のメールを作成する]
To:トルニー
From:カルア
____________________
二人が何処にいるかは知らない
役に立てなくて申し訳ないね
イルドのアドレスは知っているけど……もう誰かから受け取ってたりするかな
そうでないなら再度メールする
気に掛かった事って何だろう?
聞いてもいいかな
To:ドクター
From:カルア
____________________
そういえば、ライターを預かったままなんだけど
いつ返せばいいかな
P.S.
ドクターは女性の顔と胸、何方が好みだろう?
[リーンとイルドとの関係や追記とは名ばかりの本題に対して、どう返事が返ってくるか、そこそこに期待をしつつ
装備と銃器達のメンテナンスに取り掛かる為、ソファから立ち上がろうと]
―― 回想 自店舗にて ――
あら、耳にはこれでも自信がある方なのにね?
[割と本音で一蹴したにも関わらず。
言葉のラリーは続いていたらしく、鋭角のスマッシュを打たれてしまった。>>1
冗談が通じない男に。]
わたしはね、何も血が繋がって居ないから等とは思ってないわ。
ただ、自分の好奇心や利益、そして不安をぬぐい去る為に、我が子を差し出すことの出来る大人が親になんて成れやしないのよ。
[そうだ。わたしは心の中でリーンを信じきっていなかったのだ。
それこそが立派な答えではないか。
メスを入れられ、暴かれていく過去との繋がりをわたしはただ一人の傍観者として、眺めていたのだから。]
[モグリの医者と振舞う臓物商が、術中に声を上げる。」>>5
しかしわたしにとってはその声は、今まさに天からの祝福を受けた証だと捉えていた。
リーンはもう二度と戻ってこない。
憎悪と猜疑が渦巻くこの場所へは。
けれどそれが彼女にとって幸せなことのように思えたのは、埋め込まれた小さな金属を目にした時だったかも知れないけれども。]
だから言ったじゃない。手加減して欲しいわねって…。
まぁいいわ。リーンはわたしが引き受ける。
幸い傷だって貴方が縫合するならそれほど目立たないでしょうからね。
[怪しげな店内の奥に、いい年をした大人が三人。
亡き少女を囲みながら話す事といえば相変わらず商売や己の自己探求と満足心のことだけで。>>12 >>40
遺体の処置も儘らなない内から魂の保存を行う手立てを、臓物商へと伝達していた。]
魂の隔離? 面白いことをするのね。
けど、死んでもなお囚われる身を、彼女は望むのかしら?
[もし望まぬとも、その場に放り込まれたならその運命に従わなければならないのか。
わたし達が何らかの意図により、ドームに閉じ込められたようにまた――]
でも、だったらわたしが引き受けてもいいかしら?
勿論、タダでとは、言わないけれど。
[取引を持ちかけられたのなら、乗る姿勢を崩さず。
これが微かに吐いた嘘への罪滅しになるならば。
苦水であろうとも飲み干す覚悟で。
とは言ってもわたし自身そう長くはないであろうこの人生の、最後くらいは人として善意振ろうかという建前のもので。*]
[それから届いたのはカルアからの返信>>46。
やはりリーンのことについては触れられていなかったが――。
そういえば確か、彼とイルドは会ったことがあるとベルも言っていた>>1:138ことが、この時のカルアの文面からは思い出された。
二人とも何処に居るかは知れないという返信には眉を下げつつも]
『今、ベルちゃんからイルドのアドレスは教えて貰ったところだったの。
カルアもありがとう。
気に掛かったというか、単純にその二人とは
顔を合わせたことが無かったの。
リーンちゃんは結構前にちらっと見かけたのだけれど
それっきり会わず仕舞いになっちゃってて。
この中に人狼が居るっていうなら、
実際に会って、どんな人なのか見極めたいなって思っていたのよ。
勿論、無理はしないようにするわ。』
[建物内では時の感覚が鈍るもの。
わたし達は一体どれくらいの時間を費やしていたのだろう。
夜明け前と思われる時間に、ルシアンは立ち去っていった。
臓物商は片付けもあるのかその場にまだ留まっていただろうか。
わたしはというと、リーンを抱き店の外へと出ていた。
犬型のあの子は、わたしの店の中まで付いてきていたのかしら?
だとしたら、リーンが灯す命の炎が消え去る瞬間もきっと――]
でもいいわ。疑いたければ疑えばいい。
人間なんてね、仮令真実を突きつけられても、自分の都合のいいようにしか解釈しない、狡い生き物なのよ…。
わたし達は人狼で命の危機を脅かされているけれども、殺されるのは結局、人の感情で殺されるのよ…。
[夜明け前の風は冷たく身を凪いでいく。
あゝ、今日もまた、新たな犠牲者がでるのかと思えば。
ワンちゃんをおびき寄せる餌を増やさなければと、頭の片隅で打算を講じているのだけれども。]
[リーンが鼓動を手放した後、投げられたのは小さなアンプル。
冷却と共に組織ごと保存するガスが込められているというそれに、小さな銀の魂を詰めろという。]
…だとよ、グノ。
後生大事にペンダントにでもして持ってっか?
[透明なケースの中に収められたそれを、冗談を含ませながら男>>41の言うとおりに彼女>>51へ差し出して]
そんじゃ、元通りにする方向で片付けますわ。
正直今から全部バラすのも骨折れるしナァ。
[普通の医者がホッチキスで済ませるのを嘲笑うかのように一針ずつ、極細の透明な意図で縫合してゆく。
出来上がったのは、安らかに眠る緑姫。*]
[翌日。
起きると、時計の針は午前をさしていた。
足元には犬型のそれが戻ってきていて。]
…おはよ、ティン。
リーンって人のこと、みんなに言った方がいいのかな。
でも教えたら不思議に思われる、かなぁ。
やめとこうか。
[そう言っておいて自分はパジャマから着替えを。
タートルネックは変わらず、コート代りの白衣を脱ぎパンツルックへ。
そして昨日のやくそく通り、ベルのところへ尋ねた。
その途中誰かと会えば一緒にファルブスへと。]
― 回想:拘束より三日目 ―
[画廊より離れた翌。
己は何をして居たかと言えば、安置室へと向かっていた。
理由は当然、死体の数を確認するためであった。
例え、路傍に打ち捨てられた骸があったとしても、多少なりと理性を有する者なら、亡骸はこちらへ運ぶはずだと踏んで。
―――ジキルにはニコライこそ化け物に見えたのだろうと告げたが、己自身の見解はまるで逆しまだった。
臆病にして、警戒心の高い彼。誰より人を、或いは彼が見る世界を疑っていた姿は人間本来のものとしか見えなかった。
自らを狩られる側に置いた言動の数々。
故に、まだ化け物は居るのだと半ば断じていた。
だからこそ、安置室で馴染みの顔が生気なく横たわっていても、作った顔は常の無表情に近かった。
[蓄積した疲労は容赦なく手足に纏わり付いていて。
店主がその場を去った後で店の現状回帰が終わって即、雑に置かれた椅子へ体躯を預ける。]
あ゛−−−−−−−−−−−−−!
っだりーー…
[さっきまで居たバルーンの中とは比較にならない密度の埃臭い空気の中で、手術のために外していた端末を鼻の上に戻す。
ちらつくのは幾つかのメール。
送信からかなりの時間が経っていたグノからのものを真っ先に開いて、それなりに文量のある中身に目を走らせた。
あの女への連絡先がまだ繋がった事に些か驚いて]
相変わらず仕事がデキる女はこっちの形見が狭くなるね。
シルビア…まぁ、首謀ってタマじゃねーよな。
[彼女の迂闊さと、このドームの周到さは相反する。万一、死体回収屋から足が付いた時に簡単に切り離せる手駒と言った所なのだろうか。
未だ、まだ些かの疑念はあるが、十分に咀嚼ができた]
[そしてそうと決まれば、そのイルド当人のアドレスへと、次のように新規のメールを送信した。]
『はじめまして。私はトルニーです。
ベルという子からアナタのアドレスを教えて頂きました。
アナタとお会いしてお話したいことがあります。
それと、リーンという子のことも探しています。
もし何か判っていることがあれば教えて頂けませんか。』
宛先 : Baby Journalist
差出人: Art dealer
――――――――――――――――――――――――
おはよう坊や。メールありがとう。
シルビアとは電話で話すことができたわ。
貴方から頂いた情報のお陰もあって、
結構話が弾んだのよ? 感謝しているわ。
ところでマルキ以降、新たな犠牲者って出ているのかしら?
此方はちょっと事情が有ってその辺が把握できていないの。
優秀な記者ならなにか情報を持っているわよね?
それと、リーンが亡くなったわ。
遺体はわたしが預かっているけど、出来れば人目に触れさせたくないから、場所のことは内密に。
では、また何かあったらよろしくね。
――――――――――――――――――――――――
臓物商 イルドは、intervene.408 カルア を投票先に選びました。
[返ってきたトルニーの返信>>52には、見た目がうさんくさい人だけど、自分には優しい人だとそう返すんだ。
それから暫くすれば、ジキルが姿を見せるんだ。シルビアを伴ってね>>60]
あ、ジキルさんもシルビアさんもいらっしゃい。
少しは眠れた? 目覚ましの一杯、淹れようか?
[営業スマイルをカルアから許してもらいはしたけれど>>3:61、さすがに笑ってられる状況じゃないからね。
だから元気のない顔で、そう声をけてみて。
それから彼女は、内心で苦笑するんだ。
まだ、人のフリをしていたいのかと。]
花屋 トルニーは、臓物商 イルド を能力(襲う)の対象に選びました。
[返ってこないリーンのコエ。
予想していた通りとはいえ、それは何だか淋しい]
会えると、いいね。
[トルニーのコエ>>*13を拾えば、送り出す様に呟いてみるんだ]
[次に聴こえたトルニーのコエ>>*15。
それには何がどうしてだとか、色んな疑問が浮かびはしたけれど、それを口にする事はなかったんだ。
ただ、一言。]
事実関係からの先は、それを洗うひとのものだと思うよ。
[自分には優しい。
そう、あくまでイルドの評はベルの主観でしかない。だからね、そうやって言う事しか出来ないでいたんだ]
[内容に目を通せば、新しい死体のこと。
隣に座ったシルビアさんに読まれるのは避けたく、ぼくは椅子を立つ]
ちょっと、電話してきます。
コーヒー置いといてください。
[そう嘘をついて、一旦店の前へ]
[ベルからのメールはふたつ。
送信者名を捉えた目は、勝手に暖かかったシャワーを思い出し。長時間の酷使に充血した目がふわりと溶けるような感覚に襲われる。
よくもまぁ此処まで絆されたもんだ、と自嘲して、開いたそれ>>3:78>>3:88に、銃身を撫でていた手が止まる]
…泣いたかな、あいつ。
[市民が最もあてにしているであろう警官の死。
その事実は死体以上の絶望を彼女に与えただろうと、目を伏せ。
あの時自分に義体パーツを、と口にした彼女>>2:174は、外への希望を持っていた。焦がれる”店主”のために。
…今はどうだろう]
To:ベル
From:イルド
ーーーーーーーーーーーー
添い寝が欲しいのが俺だけじゃなくなったら、呼んだらいい。
一晩かけて、鬼灯の中身を聞いてやる。
[せめて。カンケー無い事ばかりを、文字にして]
うん、いつもの、だね。
[カウンターに腰掛けるシルビア>>66にはそう頷き、彼女が店に置くカップを取り出して準備を勧める。
いつもなら、『はぁい』と仔犬が吠えるみたいに返事をしていたところだけど、さすがにそんな気にはなれないんだ]
こちらも想像通りだよ。ただ、二日くらい前は眠れなかったから、その影響でちょっと眠れるけど。
[>>68ジキルにはそう返して、彼の分のカップも用意していくんだ。
メールの着信の様子に、何かあったのだろうかとあまり効果のない背伸びをして、キッチンカウンターの向こうの彼を見てしまう]
To:グノさん From:ジキル
Sub:Re:
____________________
ええ、無事に会えたみたいですね。
新たな犠牲者の件、ですが。
アドニスさんとニコライが死にました。
ニコライは一昨日、刺されて死にました。
…狼と疑われたから、です。
けど翌日アドニスさんが食い殺されて、
ベルに見つけれています。だからまだ、拘
束措置は続くかと。
…リーンの件、なぜ死んだんですか?
____________________
宛先 : Little Daughter(>>63)
差出人: Art dealer
――――――――――――――――――――――――
今日はお疲れ様。
最後まで色々とありがとう。
メールの返信があったということは、
リーンの処置は済んだってことかしら?
あとで確認しに行かないと。
あら、あの子のこと?
気まぐれは気紛れよ。
ワンちゃんをおびき寄せるための餌は、沢山撒いて行かないとね?
でも肝心な時に役に立たなかったら困るから、試し打飼い主ににて気まぐれな子だから、ご機嫌取りはこまめにね。
――――――――――――――――――――――――
― 回想:拘束より三日目 ―
[画廊より離れた翌。
己は何をして居たかと言えば、安置室へと向かっていた。
理由は当然、死体の数を確認するためであった。
例え、路傍に打ち捨てられた骸があったとしても、多少なりと理性を有する者なら、亡骸はこちらへ運ぶはずだと踏んで。
―――ジキルにはニコライこそ化け物に見えたのだろうと告げたが、己自身の見解はまるで逆しまだった。
臆病にして、警戒心の高い彼。
誰より人を――、或いは彼が見る世界を、疑っていた姿。
あれは、人間本来のものとしか見えなかった。
自らを狩られる側に置いた言動の数々。
彼は到底、人の皮膚を牙で裂き、爪で鮮血を散らす類の輩でない。
故に、まだ化け物は居るのだと半ば断じていた。
己が傾倒した翡翠姫も、焦れし化物ではなかったのだから。]
[―――だからこそ。
安置室で馴染みの顔が生気なく横たわっていても、作りあげた顔は常の無表情に近かった。何処かで死して、誰かに運ばれたのだろうアドニスの骸。
ニコライのものより、損傷が激しいところを見れば、犯人など火を見るより明らか。]
―――…死体は嫌いだと聞いていたはずだがな。
ああ、死体が増える前に、と言う事か。
相変わらず、怠け者だ。
[コツ、コツ。と、革靴の音を鳴らし、距離を削る。
死体にはいくらか物色された後>>31>>32が見えたが、別段それを死者への冒涜などとは思わなかった。
ただ、そろりと腕を伸ばし、彼がトラウマ如く抱えていた拳銃を抜き出す。掌の中に納まる程度の武器で、彼の人生は変わったのだと聞いた。
ご丁寧に抜き取られた弾を数え、知識のみで指を添える。
溜息のように、深く息をつき、彼の懐に残っていた薬莢のみの空弾を一つ入手。
殺意がなければ、どれ程優れた武器を手にして居ようと魂は断てぬ。
己はそれを証明するように、安置室を後にすると、オフィスビルのEVを呼んだ。]
[聳える摩天楼の屋上で、空に向けて放った空砲。
死体嫌いには実弾ないくらいが丁度良い。弔いなど柄でない。
だが、長く尾を引いた音は、天国に届いたことだろう。
己の目には自信がある。
あの男は、きっと、地獄に落ちはしない。*]
[次に携帯端末を弄られるの>>31を見れば笑いを噛み殺して。
がっくり項垂れるのを見れば堪えきれずに大笑い]
そりゃ今時いねえわな 居たら日頃の捜査が楽できら
だけどそれのロックナンバーは4ケタだぜ
あんま使ってねえから解除しても意味ねえけど
[いつも使ってるのは配給されてるスクリーンの方。
アドレスやら何やらは大体そっちに入っている。
勿論、メールも]
スクリーンの方は止めとけ? 指紋スキャナも入ってるから
まあ呼び出されたんじゃねえから、誤魔化しても何の手掛かりもねえけど
……悪かったな、本当に何も遺せねえで
[皮肉を言われれば>>32やはり申し訳なさそうな顔をして。
出ていく彼を見送った]
[顰め面をしながら、グノさんのメールに返信をする。
リーンが死んだ]
…… 人狼じゃなく、殺されたんだろうな。
トルニーさんになんて伝えよう?いや、隠しておくべきか?
[たった一言ほどしか、話していない子が死んだ。
事件前であれば、きっとまたグノさんに一から十まで問い詰めるようなメールができただろうけれど。
誰かの死を考えるだけで、ただずぶずぶと沈み込んでいくような感覚が頭に靄をかける。
ぼくはぼんやりと暫く、リーンのことを考えて商業棟2Fに立ち尽くしていた]
宛先 : Baby Journalist(>>74)
差出人: Art dealer
――――――――――――――――――――――――
連絡ありがとう。
そう、知らない間にニコラスとあの警官がね…。
でもニコラスが人狼に疑われて…ね。
でもそのあとに警官が食い殺されていたのならば、
やっぱり人狼はまだいるってことなのね。
ちなみにベルの様子を知ってる?
わたしにもメールが届いていたんだけど、駆けつけることができなくてね。
さぞかし驚いただろうけど、それ以上にショックで倒れていなければいいけれど…。
リーンの件は秘密よ。
知りたかったら改めて取材依頼してみなさい?
――――――――――――――――――――――――
─ 店に人が来る前の話 ─
[彼女が店にて人を出迎える前、トルニーへのメールを終えてからかな。
イルドからのメールに気づいたんだ>>71]
……っ。
[それを見て一瞬泣きそうになったのは、何でか彼女自身も判らない。
『わたしと添い寝したら、喰われてしまうよ。
それでも良ければ、いつでもどうぞ。
貴方の望む鬼灯の中身なんて、きっとそんな結果しかないから』
なんて返信を綴りはしたけれど、送るタイミングを逃したのは来客に気づいたから>>65。*]
/*はぁー、みんなみんなどういう感性持ってたらこんな情緒的な文章と行動ができるんだろ。すごい本当。かっこいいなぁ…
To:メカ野郎
From:ヤブ医者
ーーーーーーーーーーーー
お前のせいで晴れて禁煙生活だ。つうのは冗談。
そこらへんの店で調達したからもういらねェよ。
律儀に返したいってーなら、ベルの店にでも置いといてくれ。
P.S.両方だよ当然だろ
[ゆめゆめあいつもこの異常環境下に適応力を持っているらしい。どうでもいい追伸に、彼の余裕が伺える。
死体にビビったように見えたのはやっぱり俺の読み間違いだと、認識を改めた]
─ 現在/ブックカフェ ─
隠し事?
えーと、えーと……。
身長がここ数年全然伸びないのに、胸がまたちょと大きくなったコトとか?
[ジキルが去った店内、オーダーの品をカウンターに置けば、シルビアから問いかけられるんだ>>80。
それにはきょとんと首を傾げて、そんな下らない事を話してしまう。まぁ、事実といえば事実なのだけどね]
それに、急にそんなこと訊くなんてどうしたの、シルビアさん。
人の腹を探る人は、自分の腹にもイチモツある人だって、物語の定番だよー。
……シルビアさんは、何か隠してるの?
[大人は怠慢だ。
ベルのことが心配なら、その足でブックカフェへと向かえばいい話なのだが。]
――ついメールで済ませてしまってる。
だって流石にリーンのことが有って、すぐにだれかの心配が出来るほど私もタフでは――…
[シャラン――][胸元でアンプルが揺れる。]
[留まっている内でも、時は進み歯車は回転し続ける。
死か、生かのゲーム。
でも、わたしは狂気染みたそのゲームの進行へ、少しだけ干渉出る術を持ち合わせている。]
To:トルニー
From:カルア
____________________
僕もリーンは軽く顔を合わせた程度で、
どんな子なのかすら知らないんだよ
何か分かったらまた連絡する
そっか、なるべく一人で行動しないようにはしてね
見極めるコツがあれば教えて欲しいかも
[何度目かの朝を迎え、また足を一歩踏み出す。
死者の数は日に日に増えているが、当然と言えば当然か。
疑うものと疑われるものが存在しているのだ、平穏な日常など遠い。
短い前髪を掻き上げ、空を仰ぐ。相変わらず空も遠い。
鳥篭は何処にも行けぬ魂を閉じ込めたまま、今日も門扉を硬く閉ざしていた。]
―――…しかし、探さねばなるまいな。
求めねばなるまい。
……仮令、これが針の上だとしても。
[独り言を漏らして首を左右。
ドームの中央区に位置する広場に出れば、多少の開放感も得られたが瑣末なものだ。されど、
広場の噴水が音を立てて水を拡げれば、自然と双眸が其方へ走った。
水のヴェールを背に、花如く麗人が憂いを帯びている。>>85
―――…声よりも先に感嘆の呼気が零れ、らしからず、一枚の絵画のようだとすら思った。]
そうね、わたしが此処に居ても、罠にかかった獲物を逃したら元も子もないわね。
[まるで自分自身に言い聞かせるかのように呟くと。
わたしは身支度を整え、自室を後にした。
干渉できるといった所で、罠にかからなければ意味がないし、自らが餌になったところで、罠は発動しない。
だからこそ、わたしは出ていかなければならない。
――大人は怠慢だ。
けれど、動かなければならない時も、色々とある。
それが今なのか、もう少し先なのか。
……それとも完全無意味なのかは。
もう一つの夜が明けて見なければ、
分からないのだけれども**]
[カルアが出ていった後、しばらくその場にいると新たな来訪者が来た>>77]
よお、死体でも確認に来た?
[相手が自分の死を知らないことなど知らず、凭れたままそんなことを。生前と同じように。
怠け者だと言われれば何も言えずに笑って]
そうできると思ったんだがなあ……
生憎と、まだ許されてねえもんで まだここさ迷ってるよ
[表情を変えすらしない男を見て、そういう奴だよな、と肩を竦める。
聞こえないとわかっていても、同じように話し掛け、同じように態度に出す。
再び物色されても何も言わない。
昔、自分も散々やったことだ。自業自得な部分もある。
だからやるなとは言わない。言えない。
拳銃を引っ張り出されるのを見れば、目を細める。
唯一、過去を自分から語った相手。
今手にしているその拳銃が件の拳銃だと、彼は気付いただろうか]
『そうだったのね。
ひょっとしたらリーンちゃんのこともって
思ってたのだけれど。
わざわざありがとうね、カルア。
アタシも何かあったら連絡する。
単独行動も出来るだけ避けるようにするわ。
コツとかはよく解らないけれど、なんとかアタシなりに
探りを入れてはみる心算。
P.S.
もしアタシが 』
[返信を綴っているうち、ふっと眸に影を落とす。
幾らか時間掛かって、カルア>>88にもう一文付け加えようとしたところで――。
そのひと>>89の視線に気づき、はっと顔を上げた。
その拍子に長い指先は滑り、タイトルにRe.を連ねたままの、途中までしか書き上げていない文章を誤送信した。]
[隠し事、と言われて送りそびれたメールを思い出したんだ>>83。
だから後ろ手にこそりと、端末が入った定位置にと片手を伸ばす。
確かそのまま画面を閉じたから、わずか横目で弄れば、すぐにメールは送信出来るんだ。
ただ、ベルの正体を知る者にとって、そんな行動が彼女に牙を向ける前準備に見えたかもしれないけどね]
[生憎、今は歩き回れるような状態ではない
床に広がっている細々としたパーツ達が、物理的に行き先を阻んでいる
此方から情報提供するのは無理そうだなぁ、なんて申し訳なくなりつつ
無理はしないようにすると言う言葉を信じ、トルニーへと返事をすれば
もう一通のメールが、電子文字が目に入り]
―――脳天も心臓も駄目なら何処を撃てばいいものかね
[ヤブ医者様はあの質問の本意を知りながら答えたのか、否か
そんな下らない思考を回す程度には、一般人と掛け離れた何かに動かされていたのかもしれない]
[人狼が一晩に一人を襲うこと。
人間側は、疑わしい人間を一人ずつ"処刑"していくこと。
占い師と、霊能者。
人狼に加担する人間のこと。
――人狼がいなくなるか、人狼に抵抗出来る人数の人間がいなくなるまで、騒動は続くこと]
[疑問が差し挟まれなければ、話すのはその辺りのことだろう]
―噴水広場―
マラーク先生。
[視線の先に居たのはルシアン>>89。
着信>>90を示すバイブレーションは右手にちゃんと伝わってはいたのだが、先ずは目の前の相手を優先した。
ふわりと浮かべる笑みは、けれど幾らか眉が下がったままの苦笑いめいたもの。]
その、おはようございます。
そういえば、先生、昨日はお会いしてなかったようなぁ……。
何か判ったこととか――ありましたか?
[問いを放ったこと自体は他愛ない気持ちからだったが、実際に言葉にしてから、リーンやイルドについての情報への期待が抱かれて。
青い目を真っ直ぐアメジストのそれへと向けた。]
[昨日会った覚えがないといえば、グノもそうだった。
思えば挨拶程度しか交わして居なかった彼女とも、
その素性を探ってみるのも兼ねて話しはすべきかと思えども]
[そんな奴への返信は 『会いたきゃ探せ』 ただそれだけ。
もう片方へはそれなりに面白い返答が書けそうだったが]
To:トルニー
From:イルド
ーーーーーーーーーーーー
はじめまして。
お目通りが叶ってない美人からの連絡は歓迎するよ。
リーンの事はよく知ってる。さっきまで一緒だったからな。
彼女に会いたかったのなら残念だ、
もうあの子と話はできないよ。
正確な死因はわからんが、俺が仕事をヘマったせいだろう。
此れでも俺に『お会いして話しがしたい』なら場所をくれ。
/*
このままだとトルニーちゃん確実にイルド殺しに向かいそうなのだけれど
流石に一言も会話していない人を襲撃するのは
ちょっと個人的に躊躇われてしまうんだよね……
思いの外情報集まってしまって アタシは!
返信くれたみんなありがとうありがとう
[彼と評すれば良いのか、彼女と評すれば良いのか分からぬ相手の落し処は己の中で佳人と括られた。思えば、相手を連想する際は、常に美しき花が記憶を縁取る。
相手にとって特別な花、己の辿り着けなかった一つの完成形。
数日前と同じように鮮やかな色合い見せる花弁から、視線を起こして会釈を向けた。端末を弄っていた指先が揺れたのも見えたが、態々問うほど下世話でもない。>>92]
邪魔をしたか、すまないな。
しかし、随分と疲れているように見える。
まだ、ルナディーマの方が健康的だ。
[簡単な謝罪を挟み、相手への距離を消化。
己も眼に見えぬ疲労が溜まり始める時分であるが、姿勢はピンと伸びたまま。>>97]
君が聞いて楽しい話は無いな。
―――…いいや、知りたいことがあるなら直接問いたまえ。
現時点の死体の数を知っているかと云う話ならイエスだ。
[輝くような空色が、相手の双眸には閉じ込められている。
端的に返す言葉は、語尾を意識して揺らさず。>>98]
[送りそびれたメールを送信しながらも、視線は言葉紡ぐシルビアへと向ける>>96。
日常と変わらないやり取りを経て、非日常の現状によく口にした、コエに出した、そんな単語が滑り落ちてきたんだ]
ッ!
[緩慢な動作でシルビアを振り返れば、彼女の手元にあったカップの中身が浴びせられる>>101]
ダメじゃない、シルビアさん。
[その熱さにわずか身震いしながらも、普段の仔犬がキャンと吠える様な幼ない高さの残る声ではなく、感情を失くした声がシルビアの名前を呼ぶんだ]
何を見たか知らないけど、重要な隠し事を暴く時、どうして独りでいるのかな、アナタ。
[普段なら感情の乗る声が、それを失くすのは、人でないものの吠え声に聴こえたかもしれないね]
なぁに、たべられたいの?
[クスクスと、知らずベルは笑っていたんだ。
思い出すのは、この店に来て紙の本を読むシルビアの指先]
ちょうど良かった。
わたしね、あのね──……
[肉を喰らう快楽の味を思い出して、蕩けた様な囁きが落ちて、シルビアの耳に入り込むんだ。
それは異様な声音に聴こえただろうね。
そんな声を吐き出した化物は、とろりと蜜が溢れた様なうっとりとした笑みで、シルビアをまっすぐに見つめたんだ。
ブルネットの髪に、淹れて間もない珈琲の雫を滴らせながらね]
[とろりと恍惚の表情でシルビアを見つめて、そうして距離を詰める。
けれどその動きは緩慢。
シルビアが逃げ出そうとしても、追う素振りは見せても、最終的には逃がすつもりなんだ。
シルビアが誰か呼んで、得物である自分を仕留めてくれないかなって。
まだ少しだけ残っている理性に近い何かが、そうしたいと望んだから。]
記者見習い ジキルは、研究者 シルビア を投票先に選びました。
[ルシアンに問いを掛けた時、右手はさらにもう一度着信>>102に震えた。
同じ誰かからの繰り返しのコールでないとは言い切れないし、
それがもしイルドその人からのものだったら――。]
あ、ううん……って、疲れてるように見えました?
確かに少し、堪えるかなって……。
心配して下さって、ありがとうございます、先生。
[ルシアン>>103からの謝罪にははっとして、苦笑いを向けた。
堪える状況というのは確かに真実で――。
ルナディーマはこんな時でも明るく健気に咲いている、と花を見下ろし思う。
そして其処まで視線を配うルシアンのことを、トルニーはこの時は嬉しく思っていた。
そして、直接問え、という言葉には暫し考えて――。]
じゃあ、……。
質問の前に、ちょっとだけメール、失礼します。
[あたかも失礼な学生とは違うとばかりに一応の断りを入れてから、ちらりと視線を端末へと落とした。未読は二件。]
記者見習い ジキルは、ブックカフェ店員 ベル を投票先に選びました。
[ぼくは、まだ店内の異変に気づかない。
まさか先ほどまで静かだった店内は、異様な雰囲気に包まれていただろうに、美術商へのメッセージをゆっくりと打っていたのだ]
____________________
To:グノさん From:ジキル
Sub:Re:
____________________
ベルの話じゃ、「狼は複数かも」って。
今カフェでシルビアさんと話してますよ。
表情はあまり明るくないけど、店開けるく
らいはできるみたい。
…正直、知りたいと知りたくないが半々、
ですね。
____________________
もしアタシが、って
そんな今にも死にそうな事言わないでよ
[まるで、遺言のような―――
彼>>92がどんな状況にいるか、そんな文章が出来上がったなんて偶然だと、それを知る事のない男は動揺を隠せずに
また、いつの間にか、知り合いが死んでいくのは……御免だ]
無理はしないと言ったのは何奴なんだ!
何処にいるんだ!返事をしろ!
[嫌いな通話機能を使ってでも、急いで連絡を取ろうと試みる
しかし、直ぐに声が聞けた所で、飛んで行く事は 出来ないのだけれども]
臓物商 イルドは、准教授 ルシアン を投票先に選びました。
/*うおーん!!ベルちゃあああ!!!!べーーるーーちゃーーーーん。殺されたい…けど止めて欲しいと望むなら止めるうう
薬? なんで?
治るわけないじゃない。
わたしが狼なのは、病気でもなんでもないのに。
[自宅の書斎にある、サファイアがファイリングしていたものを思い出すんだ。
遺伝子研究のサンプリングとして捕まっていた人狼である母と、研究者であった父がサファイアに送っていた手紙とか、画像とか。
基本は母の惚気で終わっていたけれど、ただ理解していることがあるんだ。
この時代の中、架空世界でしか存在していなかったそれが、自分の母親だってことをね。
だからシルビアの言葉>>109を否定して、彼女はシルビアを脅かす威圧を持って距離を詰めて行くんだ>>110]
ねぇ、トルニーさん。
シルビアさんから、ウラナイシだって告白されちゃった。
でも、わたし、食べる気はないよ。
[どこか冷静に、端的に自分の現状を伝えて。
そうして、意思も届けようとする。
誰に食指を伸ばすのかは、任せるといった意思を]
[自分が狼だと告げる声>>118は、ちょうど顔を覗かせたジキル>>117が耳に出来ることだろうね。
ちなみに追いかける素振りは見せるけど、彼女にはね、シルビアを喰い殺す意思は、今のところないんだ。
──だって死にたいのは、彼女自身なんだから。]
ブックカフェ店員 ベルは、研究者 シルビア を投票先に選びました。
[限りあるネットワークで情報共有を計る様。
己は片手を上げて、返信を促した。
下種の勘繰りは出来るが、園芸家の顔が脳裏を過ぎった故に打ち切った。>>111]
ああ、幾らルナディーマが贈答用に生み出されたとは言え、
花に生命力劣るとは、一言居士も揮おうと言うもの。
―――…別段、心配したわけでは無いが。
[見たままに告げた男は、相手の楽観に眉間に皺を刻む。
偽善も善も、己とは縁遠い感覚だ。
その、違和を打ち払う為、彼女は聞き流すだろうと、世間話めいて口を開き直す。]
ルナディーマの水上げは眼を瞠るものがある。
最初から観賞用に創られねばそうはなるまい―――、
[そこでふと、些細な疑問が沸きあがる。
己はルナディーマは相手に贈られる花だと思っていた。
だが、もう一つの可能性は考えて居なかった。]
―――…その花。
もしや、君も誰かに贈るものだったのだろうか。
[瑣末な疑問だ。
死体が量産される閉鎖空間で問うことでもない。
だが、叡智の従順なる下僕は、知欲を優先させた。]
To:Art dealer
From:イルド
ーーーーーーーーーーーー
その礼は嫌味かね。あの子が生き返ったら受け取るよ。
なんてな、処置は終わってる。キレーな顔して眠ってるよ。
後はアンタに任せる。
それはそうと、あの銃はドッグフードの匂いでも付いてるワケ?
犬が寄ってきてくれるってんなら歓迎だが。
俺がご機嫌取りは苦手だって知ってるだろ…。
[くるくると銃を回して、照準を合わせる。
しっとりと手に馴染むそれを、また背中へと仕舞った]
[ルシアンからの返答が如何であれ、この時のトルニーの頭は、もう既にイルドへの問い詰めと――果し合いのことしか考えられなくなっていた。
短絡的な思考からの憎悪は、身の内に抱える渇きと結びつく。
それが夜の狂気と更に結びついたならば――。]
そして、
――――…殺意を抱いたのは、私だ。
[放った揺れぬ低音。
きっとスピーカーを潜り抜け、回線の向こうにまでも静かに響く。*]
[そばでそっと彼女を見つめていれたら。
それだけでよかった。
人狼としって、彼女を殺さなければ日常に戻れないと知っても、言わなかったのは殺したくなかったから。]
ごめんなさい。
大好き、です。
[そばでそっと彼女を見つめていれたら。
それだけでよかった。
人狼としって、彼女を殺さなければ日常に戻れないと知っても、誰かに言わなかったのは殺したくなかったから。]
ごめんなさい。
大好き、です。
おじさん、何かしたの?
[貰ったメールが過ぎりながら、聴こえたコエ>>*19にそう告げるんだ]
それでいいかどうかって、もう結果出てるからなぁ。
貴女の保身次第、じゃないかなって思うよ。
[自分の保身なんてねいらないと、コエに滲ませた意味は気づかれるかな]
研究者 シルビアは、ブックカフェ店員 ベル を投票先に選びました。
研究者 シルビアは、記者見習い ジキル を能力(占う)の対象に選びました。
―― ドーム中央付近 ――
[坊や記者から「ぶしょう」と思われていたとは露知らず。
わたしはあの日と同じく考え事をしながら、ヒールの音を奏でていた。
ただ、あの日と違うのは――
胸で揺れるアンプルのみ。]
――おや?
[視線の遠く先に広がる噴水広場。
その場所で揺らぐ、人影が二つ。
傍から見たらお似合いの二人、となるのだろうかと、
下世話な想像を抱きながら。]
――…どうして「彼」には、渡さなかったのだろう。
[宝石のような色を纏う彼にもまた、
わたしの思惑には使えただろうに。
――それともまだ、何かが…
引っかかっていたからだろうか**]
美術商 グノは、ブックカフェ店員 ベル を投票先に選びました。
美術商 グノは、研究者 シルビア を能力(守る)の対象に選びました。
研究者 シルビアは、花屋 トルニー を能力(占う)の対象に選びました。
っ、ぅ…っ
[>>122戻ったジキルから投げつけられた古書を避けることは多分、可能だった筈。それでもしないのは、ちょっとした茶番を描いているから。
本当は大事に扱いたいそれを、わずかに赤色が滲み始めたオフェリアの瞳がはまる目許に当たるんだ。
思いのほか痛みがあって、ついよろけながら左の目許をおさえてしまう]
[遠くで犬の掛ける足音が聞こえる。
錯覚だろうか。
あゝ、でも――]
だからわたしはペットショップの店員には、
転職しないんだからね。
[なんて。
紡ぐ言葉に、唇の端が少しだけ歪んだのだった**]
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