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>>38
あ…ご…ごめん…。
少し驚いちゃって…。
………劇……?
[それはカロルが逃げた事への、
自ら約束を破棄しようとした自分への罰かもしれない。と感じた。]
――うん。喜んで。
>>42
ん…ちょっと…ね。
不思議だね…昨日は私がレベッカさんに同じ事を言ってた…
[と、くすくす笑う]
このままで行こうか、レベッカさん…すごく可愛いし。
うん、やっぱりそうだよなー。
基本が出来てなきゃ、形になんないもんだよね。
オレは劇はたまにしか出ないけど、筋トレとか発声練習多いよ。
おいおい、外でならまだしも、そんな無防備じゃダメだぜー?
いちおー狼の端くれと二人きりなんだから。
[見せようか?なんて様子に、口調ではからかいながらも真剣に。ぽつりぽつりと相槌や質問を挟みながら、話をしていく。「オレも、演劇は大学から」とか、失敗談なんかも。
語るロビンの姿>>40に、目を細めた。今は上品でふんわりとした衣装だけれど、充実感を得て、基礎練や地道な仕込みに取り組む姿が浮かぶようで眩しくて]
[目の前の彼からのもう一押し>>+26
それはふっと、優しく背中を押してくれる、気がする]
………そう、かなあ……
……そう、かも…しれない、ね……
[褒められるのは慣れているはずだが、彼の言葉ひとつひとつにどきどきする
彼が言うのならばそれは“ほんと”の“本当”な気がして
不思議、だ]
[不意に前髪を上げられて
気付いたときには彼の口付けが落とされていて
それは小さな音のはずなのに、妙に大きく聞こえて]
……え…っ……あ………
[顔を真っ赤にして、俯く
なんだかすごく恥ずかしい。心臓の音が煩い]
[たっぷり沈黙したあと、意を決してジュリアーノと目を合わせる
そして、一歩――踏み出す]
ほんとに良いの…?
私…我儘、かもしれない、よ…?
……わ、わかっ、た…
…ジュリくんだけを見る、から………
私を…受け止めて、ね……?
[そう言って、顔を赤らめたまま
にこりと、笑って]
ありがとう、ジュリくん
…嬉しかった
[今までかけてくれた言葉に
キミのしてくれたことに
「好き」になってくれたことに
全部に、ぜんぶに]
[それから聞こえた彼の言葉>>+28には、眉をさげて]
……もう〜……
……ん…まあ、ね……今度で、いいかな……
…ここで着替えちゃうのは、後輩たちに悪いし…
[それは虚勢でもない、偽っているでもない、“本心”
後輩が笑っていてくれれば、それで自分も嬉しいから]
[それからまた俯いてもごもごと何か言おうと
すーはー、と一度深呼吸して、口を開く]
…そ、それでね……ジュリくん……
え、えっとね………そ、その……
…こ、これからもよろしくお願いしますっ…!
[そう必死に紡ぎだして
手を伸ばす
それはもう止まることはない
止めることは、できない、しない
そのままジュリアーノの首の後ろに手を回し、抱きついた*]
はい!行きましょう!よかった。
[カロルの手を引っ張りホールに向かうため階段を降りていく]
私小さい頃から劇って大好きなんです。
なんか魂が宿るっていうか…知ってる人でも演じてるときって別人なんです。そういうのがすごく好きで…
[そんな話しをしながらホールへ向かう]
今さ、結構オレって人を見る目あるよなーってジガジサンしてる。
ロビンってこんな感じの子なんじゃないか、って初めて会った時から思ってて。
ロビンの便箋見た時、気になってる子――カロルの事忘れて受けちゃおうかって思ったくらい嬉しかった。
オレ、ずるい狼だからさ。
可愛い子に目移りして、叶わないかもしれない恋より楽しくて幸せ!って飛びついて。
……超カッコ悪いだろー。
本当は、受けるにしろ断るにしろ、こんな下心隠しておこうと思ってたけど、
[あれこれ話しているうちに、いよいよ劇の準備に動き始めたのか外が慌ただしい。一度言葉を切って、ホールの様子を確かめた]
[これが“恋”というものならば
なんてすてきで、めんどくさくて
―――いとしい、ものなのか
ああ、きっと、これが私の
“はじめての恋”――――――*]
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