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─ 山 ─
[ 遊び半分真剣半分で、あれこれ集めて、カゴはいっぱいに。
服も軍手も笑顔もすっかり泥だらけ。 ]
お! いいねそれ!
昨夜ハーブ類持ってったけど、やっぱそれだけじゃあ少なすぎるもんね。
僕、もう腹ぺこだよ。
[ エルナが起き上がるのを手伝って、採取カゴを背負う。 ]
しかし、案外拾えたねー。
こりゃ僕の理想とする「楽して儲かる」そのものじゃん!
でも結局まだ渋谷(しぶたに)方面見れてないし、阿佐ヶ谷(あさがたに)だって結構色々実ってるはず!
新宿(しんやど)通って行ったらすぐだし。
[目を覚ますと、扉を叩く音が耳に入ってくる。どうやら本を読んだまま眠りに落ちてしまったようで。時間の経過による当然の生理現象として空腹を覚え、鞄に入っている一週間分にしては心もとない食糧を見やる]
当分、朝は抜きかしらね。
[そんなことを考えている内に、澱んだ意識がだんだんと澄み渡って行くのを感じ、扉を叩く音が来客と繋げて考えられるようになる]
はい、今開けます。
[鍵の掛かっていない扉を開ける。我ながら不用心なものだ]
―パン屋―
あぁ、塔の鐘だ。
朝だな……。
[売れ残りと母のスープでさっと朝食を済ませ、発酵を済ませた生地を成形し焼き上げる父を手伝いながら、いつもの一日が始まる。
見慣れたメニューと見慣れた風景。客は顔なじみばかりだから、定番は固まりやすい。今度から宿屋の女主人好みのパンデボノをもう少し増やそうとか、交わす言葉はそのくらいだ]
若者や子どもの数だって多くはないんだから、おやつ用のケーキやクッキー減らして新作に挑戦してみませんか父さん。
……ダメですか、そうですか。
そりゃ、いつも売れる数が用意できてれば十分だってのは分かりますけど。
[まだ店先に置かれるものの多くは父の手によるもの。自分は午後の少量のパンと菓子の担当だ。何にでも合う丸パンや村のチーズを使ったケーゼブロートも作り甲斐はあるが、どうにも物足りない]
……はいはい、わかってる。
配達と冬支度の手伝いが終わったら在庫の確認、でしょう。
ちゃんとやりますよテンチョー。じゃあ母さん、戻るまで店番お願いします。
[近頃の妙な違和感も気にかかる。少し注意して、村長に相談しておこうか。軽く考え込みながら、秋空の下を歩いていった**]
ゲルト劇場が楽しみすぎて自分の動き考えず入ってしまったとかそんな事はないのですよ。どうしよう。
・村の様子チェック、人狼の気配についてきいとく
・そのうち村長に報告しとく
・話してない人のとこいく。カタリナさんに憧れたい
パン屋 オットーは、楽天家 ゲルト を能力(占う)の対象に選びました。
やあ、おはようアルビン。
勉強熱心だな。感心だ。
ゲルトに見習わせたいものだなあ。
[図書館で出会った行商人に挨拶をする。
ただ山を越えるだけでも大変なのに、重い荷物を持った行商の仕事はなおさらだろう。
実に立派な青年である]
おはよう、クララ。
朝早くから済まないね。
[顔を覗かせた司書に挨拶をする]
──夜・自宅──
[仕事が一段落つけばおじいちゃんとおばあちゃんと食卓を囲む
そこでおじいちゃんが「何か変わったことはなかったか」と聞いてきて]
そんちょーにも聞かれたー
[そう返せば、おじいちゃんも村長に聞かれたらしかった
おばあちゃんは「何かあったのかしら」と心配そうな顔をして。おじいちゃんは「わからないが、気をつけるだよエルナ」と言った]
それもそんちょーに言われたー
[同じことを言うおじいちゃんにむうとむくれるが、おじいちゃんもおばあちゃんも自分の心配をしてくれることはわかかっていたから、素直にわかってるーと返す
そのあと、栗拾いに行く話をしたら心配そうな顔をされたけれど、ヨアヒムとゲルトの名前を出したら納得してくれたみたいだった]
[食事が終われば店のお掃除やパターン引きの勉強をして
そうして夜は更けていく
どこかで何かの鳴き声がした気がして
なぜだか少し怖いと思った]
/*
なんだかト書きの書き方がよくわからん感じになってる…?
おじいちゃんおばあちゃんはエルナの思ったことで使ってただけだったから、軌道修正図っていこう
──朝──
[リンゴン リンゴン と協会の鐘の音が聞こえる
そろそろ起きねばと思いつつベッドの中でしばらくもぞもぞしてから、ゆっくり体を起こす]
うあーあああ………
[欠伸と伸びをひとつしてベッドから飛び降りる
またいつもの1日の始まり]
ー山ー
あはは、ゲルトなんだよその顔!泥パックだー
[なんて、泥んこになった顔をみればけたけた。自分も似たようなものだったけれど]
え、お前夜ハーブもってったの?
もしかして……1人じゃないだろな。気をつけろよ?
おじじが言ってたんだけどさ、最近山3つ向こうの方に狼が出て、村を襲ったらしいし。
あー……お腹すいた!!
[伸びを1つ。採取籠背負いながら、ゲルトの楽して儲かるという言葉に同意する]
そうだなぁ。確かにまだまだ、見てない所沢山だ。
ゴーン
ゴーン
[お昼の鐘を鳴らし、食事を終えて一段落つくと次はお出かけの準備をし始める。]
十字架と鞄と聖書と・・・
あと何か忘れてないかしら?
そういえば借りてた本もあったわね。
[図書館に返却する本を鞄に詰めて、足りない食材を書いたメモをポケットにしまい込む。
村長にお渡しするお薬も鞄に入れて聖堂を出て広場に向かっていった。]
──山──
[木々はもう色づいていて、その中に入ればそこは異世界に来たよう
毎年のことだけど、毎年綺麗だなーと思っている
栗が落ちてるのを見つければ、トゲに気をつけながらそれを拾って。時にそのトゲを、とおーと踏み潰してみたりして
他にも食用にできそうなものがあればカゴに入れる。そのたびに、作られるであろう料理に思いを馳せて幸せそうな顔をして
カゴが一杯になれば落ち葉へ飛び込んで遊ぶ]
わーい!
[もふんと受け止める落ち葉の冷たさが心地良い
空を見上げればどこまでも高く澄んだ秋の空]
やっほー!
[と思わず叫んで笑う
そんなとても楽しい時間]
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