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・・・。
[その叫びを聴いて、カタリナは無残なカタリナに目を向けた。]
・・・守るべき羊を守れなかった羊飼い、か。
ごめんね、エルナさん。フリーデルさん。
あの子たちのように、守れなかったよ・・・。
…あ……かたりな……かたり、な…
…やめて……くらら…ふりーでる……おねが、い……
[うわごとのようにつぶやきながら、そちらへと向かおうとする
そのとき、伸ばした手に何かが当たった
きらりと光る刃は、たぶん誰かから離れた小さなナイフ]
…………ぁ………
[震える手で握ったそれを
自分の顔目掛けて振り下ろさんと]
ああぁあああぁああぁあああぁあああぁあああぁああぁあああぁあああぁあ!!!
[もうなにも見たくない もうなにも考えたくない
夢ならどうか覚めて、と─────**]
もう狼に抵抗できるだけの犬は残っていない。
羊を守る犬がいなければ、羊は蹂躙されるだけだ。
ちらとヨアヒムさんのほうを見ても、あの狂気に呑まれた眼を見れば。
・・・あれはもう人を守る犬ではなく、人の皮を被った狼だろう。いつ羊を食べてもおかしくない。
/*
はあ…はあ……(一仕事終えた顔)
ほんとはヨアヒムの小刀がいいかなと思ったんですが、相手の出方待ちになっちゃうので諦めました
リデルはまだ信仰が残されてるからマシかな、と思ったけどカタリナざくざくでそれを見失うのは返って惨くもありましょうか。
ヨアララは痛みはあれど真実を知るまでは思いを遂げたと満足する事は出来そう。
エルナ耐えられず死亡、リデル殺害の無為な復讐エンドかヨアorエルナ死亡からの唯一の生存者の嘆きエンドとか期待してしまいます。
― 夕暮れ・処刑場 ―
[実体を持たない身体はふわりふわりと辺りをさ迷って
醜い人間達の姿をみる。
“民意による処刑”は昨夜に増して残虐性と狂気を帯びて]
……君は、だれ
[それはあの子にあげたもの
泣き虫なあの子に]
返せよ。
[それは“お前”のモノじゃない]
[響き渡る悲鳴や怒号やわらいごえ
ぐらり、がらり、俺の夢が音をたてて崩れさってゆく。
腕を伸ばしても触れられない
声を張り上げても届かない
此岸の彼等は我等に見向きもしない]
あの子達を使えば、殺せたのかもしれない。
けど、カタリナとして考えたら愛犬に殺人を犯させるなんて選択肢はとりようが無かったんだよね・・・。
どれだけ狂気に飲まれても、犬に酷いことは出来ない。
人を殺す気にはなっても、犬のことは裏切れない・・・。
カタリナが死ぬってことは、あの子たちも死んでしまうようなものなのだけれど。
どうなるだろう。
[あの子達を使えば、あの黒幕を殺せたのかもしれない。
けれど、カタリナはガーディとハーディに殺人の手伝いをさせるのはどうしても抵抗があった。
どれだけ狂気に飲まれても、愛犬に酷いことは出来ない。
人を殺す気にはなっても、愛犬のことは裏切れない。
だから、1人で殺しにいくことを決意した。
カタリナが死ぬことは、あの子たちも死んでしまうようなものなのだけれど。
勝って真実を暴き、帰ってくるつもりで。
その結果が、このざまだった。
悲惨としか言いようがない。]
[ああ、本当にひどい悪夢だ。
見知った人々が狂気に染まり、あるいは憎しみあるいは泣き叫んで]
ふ、はは……。
皆ひどいなあ。ひどいひどい。
父さんたちなんて、小さい頃、道具にイタズラした時より怖い顔してるじゃないですか。
[平和な日々が続いていたなら、善良でいられた人々を見つめる。息子の仇と襲いかかってきた両親に笑いかけた]
ああ…目が覚めたら、勝手に材料使ったの謝らないと。
それで、いつもありがとうって……たまには、言ってみようか。
[いつだって僕のためを考えてくれる家族だから。きっと僕じゃなくて、惑わされて人狼を殺そうとしただけなんだ……これは夢の中だけど]
主人公が負けた物語ってどれだけ悲惨なのか。
ごらんの有様だよ・・・。な感じですね。
カタリナが生きていると、クララさんを黒幕として告発して「人狼なんていなかった」ENDでしたけど。
それだとありきたりで、主旨的にもフルボッコじゃなくて勧善懲悪ものになってしまうんですよね。
[カタリナが返事をしてくれたことにホッとする。
誰からも顧みられない、誰にも話しかけられない世界は、
あまりにも孤独で、寂しすぎて。
けど。
どうしようもない違和感。
これは本当に、カタリナなのか?
不安を誤魔化すように、目の前の事態ではない話を振る。]
あ、あの、カタリナ、ねえ。
あのさ、約束、その、
山に一緒に行けなくて、ごめんね。
僕、行きたかったんだけど、
いき、
生きたかっ、、
[ぽろぽろと、目から涙が零れた]
[バケモノが、あの子が大事なんだと言っていた気がする。
なのに、体は守れても心は傷つき暗く染められる一方なのだ。
現実も真実も受けとめられてはいなかったけれど――なぜだか、ざまぁ見ろと思えなかった。
ひどく、悲しかった]
エルナ!!!!!
[叫んで、我武者羅に走って
彼女が自身の顔目掛けて振り下ろしたナイフ>>15を掌で受け止める
間一髪間に合って。それが深く突き刺さった右手から噴き出す鮮血が彼女の頬を濡らしたろうか
痛みに一瞬眉を顰めながらもそのまま、左腕で彼女を抱きしめ耳元で優しい声音で告げる]
エルナ、エルナ大丈夫。
悪夢はもう終わったんだ、なにもかも
日常にかえろう?
エルナのおじいちゃんも、おばあちゃんも。3軒先のヤコブさんも
いつも宿屋に併設してる酒場ででクダ巻いてるディーターさんも
俺の家の隣にすんでる半分ボケがきたモーリッツ老も
こないだ髭が生えてきたペーターも
それから俺の母ちゃんも。みんなみんないつもどおりの毎日が始まる
疑心暗鬼なんてなかったんだ。だから大丈夫だから、大丈夫だから落ち着いて、エルナ、エルナ
[懇願するような、哀願するような。そんな色を帯びた声は、狂乱する処刑場には酷く場違いのように響いたことだろうか]
その、
ヨアヒムとエルナと、山に行って、
またカタリナにお土産持っていくはずだったんだ。
冬になったら、冬いちごをとって、
春になったら、たんぽぽを摘んで、
ずっとずっと、幸せに過ごすはずだったんだ。
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