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[そうして、客人を泊めつつ監視をする手はずを整えていると、一人息子のペーターがやってきた]
人狼はすでに森に逃げて、この中にはいない、か。
そうだといいな。
父さんも、本当にそうだといいと思っているよ。
[武骨な手で、息子の頭を撫でる]
皆本当にいい若者たちだ。
父さんも、進んで疑いたいなんて思っていない。
・・・こう考えてはどうかな。
隔離することで、彼らの疑いも晴らすことが出来る。
一晩の辛抱だ。明日誰も被害にあっていなければ・・・。
[羊たちには、今日のごはんは備えで我慢してもらおう。
カタリナ自身は、何も喉に通る気がしなかった。
ふと食料を見ると、ゲルトさんが採ってきてくれた果物が目に入った。
剥いてみても一欠片でお腹いっぱいだった。]
・・・。
[羊飼いの杖を持っていくことにする。
これには、槍が仕込まれている。]
・・・。
[そして、ガーディとハーディを見つめた。
手紙を書くことにする。]
行商人 アルビンは、仕立て屋 エルナ を投票先に選びました。
[ペーターを追い出し、さて、とリーザと一緒に村長投票をした時の古い投票箱を出してくる]
また、これに選ばれる日が来るとはな。
しかも、今度は命がかかっていると来ている。
[笑うしかない]
前庭に出しておこう。
誰でも投票できるように。
もちろん、グレーの人々にも投票権がある。
全員が全員人狼とは限らないのだからな。
[なんとも言えない顔をしてるリーザに、安心させるように笑いかけた]
[人狼は、村を滅ぼすバケモノ
村の誰かに成り代わって、夜な夜な村を襲う
その人狼がこの村の中の誰かで
昨日の夜何をしていたかわからない人たちの中にいて
処刑?何それ?
投票で一番怪しい人を?
わたし、殺されちゃうの?
わたしは、ただゲルトのエプロンを作っていただけで
嘘…だ…
嘘だ嘘だうそだうそだうそだ…
[そうだゲルトを殺したのもきっと他の何かで
人狼なんているわけない あんな優しい皆の中に
処刑なんてほんとにするわけない
そうやって思考は現実から逃げるように]
―ゲルトの家―
[真新しい血しか見た事はなかった。それも、家畜のものか怪我をした自分のもので。赤黒い染みと未だ香る臭いに、ぐっと吐き気が込み上げた。
ひどい。ひどい。
まるで、圧倒的な力で命を刈り取られたような。
人外の存在なんてある訳がないと思いたいのに、村人を疑うよりずっと容易かった]
壁際と、倒れ込んだ場所でしょうか……?
抵抗して逃げ回った跡がない。
先に、ご遺体を見てからの方が良かったでしょうか…。
[成人男性のゲルトが相手なら、不意をつかなければこうはならないのではないだろうか。成り変わったというのなら女性さえ除外出来ない。
ゲルトが人懐こいとはいえ、夜中に家に訪れてもおかしくない人物。彼の幼馴染たちや村長。カタリナは逆に訪れられる方だったか、どうだったか。すぐに思い浮かぶのはその辺りだ]
[恐る恐る、床に這いつくばって辺りを探る。
見張っていた者にはドン引きされ、泥の足跡らしきモノはともかく血痕を何とかしようと水を汲んできた人々に訝しげに見られている。
人の出入りがあったせいではっきりしないが、泥の足跡はあまり大きくないようだ。
具体的な体格は掴めなかったが、尋常でない力を持っているらしいとはいえ多人数で囲めば何とかできそうに思えてホッと息をつく。
――そして]
[何人かの村人が、村長の家を遠巻きにするようにして見ている。
投票箱が据えられたのにも気付いたはずなのに、近づいてこない]
どうした。
投票しないのか?
・・・そうか、自分の手を汚すのは嫌か。
[村人は目を逸らした。
・・・こんな状況なのに、妙なおかしさを感じた。
こちらは命がけであれこれ考え、立ち向かっているのに、疑惑が向かないと分かった村人たちの、この臆病さ、卑劣さはなんだ]
これは……ハサミ?
……血。
[落ち着いたのも束の間、どくりと心臓が震えた。
遺体を包んだのかシーツが剥がれたベッドの下、適当に放り込まれたように転がっていたそれ。
証拠を隠そうとしていると思われないように、急いで懐に潜ませる。
ゲルトの抵抗の跡ならば。傷がある者が犯人?
犯人が用いた凶器ならば。――エルナ? いや、裁縫用なら女性は外せない。
そもそも出所は。布切用かの見分けもつかない。逆に罪をなすりつけようとしていると思われはしないか。思考が、まとまらない]
[ぶるりと一つ震える。
犯人を追いつめるかもしれないモノ。
一つ間違えば己に疑いを招くかもしれないモノ。
死にたくない。殺したくない。殺されたくない。誰かに、死んでほしくない。
自分と村を護るために、冷え切った頭で必死に考える
人狼なんて信じたくなかった。けれどそれ以上に村の誰かが犯人だなんて、認めたくなかった。
――だから、灰色に混じった黒を、排除しなければいけないんだ]
[村長として守ってきたのは、こんな臆病者たちだったのだろうか。
毎日見回りをした。声をかけ、困っていたら助けた。
お前たちが選んだ村長だ。
前代から引き継ぎ、これまでずっと村を盛り立ててきた
なのに、]
[なのになのになのに]
[お前たちは私が困ってる時に、助けてくれないのか。
私以外の全員の名前を書いて、私を助けようとはしてくれないのか]
[カタリナは、考えていた。
考えることをやめられなかった。
村長はあまり信心深い方ではなかったように見えた。
それでも、立場上、教会への寄付金を惜しむような真似は出来ないだろう。村長にとって、教会という存在は邪魔だったのではないだろうか?
カタリナ自身も、ずっと不安に思っていたのだ。
実は煙たがられているのではないか――。
この村の中にはガーディを恐がる者もいた。村外れの羊飼いと仲良くしようという者自体、少ないのだ。影でどんなことを言われているかなんて、分からない。
ゲルトさんだって、あまり仕事に積極的な方では無い。
その悪友コンビのヨアヒムさんに、エルナさん、そしてカタリナまで容疑者に入っている。
不利益と判断した者を一掃する為の茶番だったんじゃないだろうか・・・?と疑っていた。
その為に人狼の仕業と見せかけ、意図的に容疑者を作り、その容疑者を全滅させる。
そうと考えれば、すべて辻褄が合うように思えていた。]
・・・私は臆病ものじゃない。
ああ、私は出来るとも。
村を守るためなら、人殺しだって出来るとも!
リーザ!
紙とペンを持って来い!
[妻が震えながら渡す紙に、村長は大きく黒々と名前を書いた]
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