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─ ゲルトの家 ─
うーん、むにゃむにゃ。
もう食べれないよお〜。
[ お決まりの寝言を言いながら高いびきを掻いていたところに、
ふ、
っと何かの気配を感じた気がして、ごろん、と寝がえりをうった。
ざしゅっと布の裂ける音がして、ぼんやりと目を開ける。
そこに 何かが いた。]
──仕立屋──
[おじいちゃんの手伝いをしながらもパターンを引いて
それから棚から木綿とフェルト、刺繍糸などを取り出して
型紙に沿って切りながらえへへと笑う]
ゲルト喜んでくれるといいなー
[そうやって嬉しそうに作業を進める
気づかないうちに夜は更けていく**]
ほう……勘のいい奴だ。
[ 一息に首を刈るはずだった長い爪は、空振りしていた。
目を覚ましたらしい獲物に、まだ人の顔をした獣は薄く笑う。 ]
そのまま寝ていれば、知らない内に死ねたものを。
……ひィっ?!
[ 寝ぼけた頭が、冷水でも浴びたように、さあっと覚めて行った。
泳ぐように無様にあとずさる。 ]
う、おわっ!
[ ベッドの端から転げ落ち、尻をしたたかに打ちつけた。 ]
お、おま、
誰、な、何、なんで?!
[ 言葉にならない。
ただ、こいつは、なんかヤバイ。
なにか尋常じゃない。
あの、爪、なに?! ]
抵抗しても無駄だ。
お前は我に食われる。
そして、我はお前の皮を被って……この村を食いつくす。
[ 人狼は、穏やかで、そして邪悪な笑みを浮かべた。 ]
/*
『ヨアヒム』としては自分が必要とされないのならもう生きている意味がないから
だからゲルトの仇討ちが終わるまでは頑張るけど、それ以上は多分頑張れない、はず
[食事も済ませて、水を浴びる。一日の汚れを落とせば、あとは少し本でも読んで寝るだけだ。
ふと、外に出たときに。気のせいだろうか。
遠目には、村の灯りが少ない気もする。]
・・・?
[首を傾げて、考える。
しかし、特に思い当たることもない。
気のせいだろう、色々やっているうちに時間が早くすぎただけ……と考えて、カタリナはその日を自宅で過ごした。]
[ 何を言ってるか分からない。
何が起こってるか分からない。
尻をついたまま、足の力でずりずりと後ずさる。
べた、と背中が壁に着いた。 ]
な、なんで僕なんだよ!
僕なんか食べてもおいしくないよ?!
[ 股の間に生ぬるい感じがした。
くそ、恥ずかしい、なんでこんな、なんで、 ]
[ 人狼の姿が変わる。
爪が長いだけの人型から、狼の頭、銀色の毛皮、太い両腕を持った、
人外の姿へ。
無様で惨めな獲物へ、ゆっくりと進む。 ]
ひっ……ヒィィッ?!
[ 目の前で行われる変身に、息さえまともに出来ない。
化物だ。本当に化物なんだ。
ああ、なんで。
なんでなんでなんでなんでなんで、
僕は集会所に行かなかったんだろう?!
なんで両親は無理やりにでも連れて行ってくれなかったんだ! ]
や、やだ、
やだ、し、死にたくない!
殺さないで、お願いだから殺さないでよォォ!
[ 涙と鼻水を垂らしながら、ゲルトは懇願する。 ]
そ、そうだ!
村はずれにカタリナって子が住んでるよ!
女の子だからきっとおいしいし、一人暮らしだからすぐには不審には思われないよ!
ね、ね、カタリナにしよう!
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