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[すたこらさっさと逃げていくゲルトにはひらひらと手を振りつつ]
村長もいつもお疲れ様。
[しかし、続く村長の言葉>>115にはぱちくりと目を瞬かせて]
……?
エルナはともかく……
[行商を商いにしている彼にまでそんな声をかけるとは。
まさか、あの噂を本気にでもしているのだろうか?
まぁ、村長という立場上、例え現実味の無い話であっても笑って放置する訳にはいかないのだろう。
良い人だ。気苦労は絶えなさそうだけれど。
将来ハゲるんじゃなかな。
と、口には出さずにそっと思う。
そんな彼の頭、もとい心情を慮って
ここは大人しく頷いておく事にした]
[曰く、
パン焼きかまどに、何か見慣れぬ物が入っていたけど、取り出す前に燃え尽きてしまった。
畑の隅に、見ようによっては足跡に見えなくもない物がついていた。
裏の物置に置いてあった物の位置が、少し違うようなきがする。
森の奥に誰かいたような気配を感じた。
異変と呼ぶまでもないような、小さな異変が、
黒い羽のように静かに降り積もる。]
[アルビンにも心当たりはないらしい>>135
では、まだこの村には危難は及んでいないと見ていいのだろうか。
・・・いや、しかしそれにしてはヨアヒムの様子が少し気にかかる。
イタズラはするし、仕事の態度は不真面目だし、いかにも悪い奴だが、
そういうことに気付く勘は・・・少なくともゲルトよりはある]
・・・さん、今日も精が出るな。
・・・、ちょっと顔色が悪いんじゃないか、年頃の女の子なんだから甘く見るな。
・・・さん、良い天気ですね。今年の鶏の調子はどうですか?
[道中、村人に声をかけたり、気遣ったり、時にはトーマスやゲルト達に聞いたように、村や山の様子をさりげなく聞いたりして]
─ 村長の家 ─
[ただいま、と妻に声をかけて、靴から泥を落とし、余所行きの服を着替える]
[熱いお茶を飲み、一息をついてから、出かけて居る間に溜まった仕事を片付ける]
[小さな村だから、そんな大した出来事はない。
あすこの家で飼ってる犬が夜吠えて困るとか、
最近畑に足跡らしきものがあるので、イタズラしてる奴をとっちめてほしいとか、
獣柵が壊れていたので、作りなおしたいから村の男衆を借りたいとか、
そんな些細なことばかり]
[村に帰って来たばかりの時は、不安もあり悪い方向へとばかり考えてしまっていたが]
[異常もなく、見知らぬ他人が来たわけでもないと分かって、今はヨアヒムの感じた「視線」とやらも、考えすぎじゃないか、という意見になっていた]
[それでも念のため、音の漏れにくい私室の方にヨアヒムを通したのは、聞くことで彼の不安を取り除いてやろうという責任感のため]
[先代から使い続けている文机は、重厚な飴色。
その前に備え付けたテーブルとソファの応接セット。
ソファにはなんと綿花のクッションまで入っていて、体が沈む。
むろん、都会の流行の家具に比べたら、いかにも貧相で泥くさい田舎のソファだったが、それでもこの小さな村ではなかなかの上等品だった]
そこに座っていい。
[自分は文机に腰を下ろす。
妻が入ってきて、ヨアヒムの前にマフィンとお茶を置いて行った]
・・・別にいらんのに。
悪たれにはもったいない。
[文句をつけたが、妻は笑って出て行った]
[村長に招かれ、応接間へと通されれば>>143マフィンとお茶が出されたろうか。村長の妻に会釈を返せば別に出さなくてもいいのにと渋る村長の声が響いた]
……
[出された紅茶とマフィンには手を付けず暫し、言い淀んでいたがぽつり、ぽつりと語りだした]
あ、のさ。今日の昼前の事なんだ。
いつもみたいにゲルトと2人で喋って、のんびりしてて
んでもってリナの家で昼食でも貰いに行こうって話になったんだ
そんでさ、リナん家って結構村のはずれにあるじゃん。森も近いしさ
それで羊厩舎の前を通りがかったら……森の方から何か、視線を感じたんだ。
初めはトーマスさんかと思ったんだけどそれにしては冷たくて
野生の獣にしてはなんて言うんだろう……ぞくっとするような感覚?があってさ
[所謂殺意、という奴であろうか。それを肌で感じれば脳がエマージェンシーを発する
でもそれをうまく説明できずにいて
ゆらり、とカップの紅茶の水面が揺れる]
――…え?これだけでいいのかって?
あはは。いいんだよ、今日はなんかそんな気分でさ。
[誤魔化すように笑って告げれば、パン屋は不思議そうな顔をしたかもしれない]
あぁ、そうだね。それじゃあ水も貰ってくよ。ありがとう。
[人の手の入らない家はそれだけで錆びれてゆくもので。
保存食はもちろん釜戸や調理道具なんかも自宅に置いておいても大して使われないまま駄目になってしまうので、最近は本当に寝るためだけの小屋という体である。
家の裏手の井戸も、きっととっくに苔むしている事だろう。
まだほんのりと温かいパンの袋を手にしながら帰路へつこうと歩き
ふ、と思いついて長い夜の暇つぶしをする為の本を借りようかと図書館へ足を向けた。……ランプの油はまだあったかな?]
[どうせ、おやつ目当てだったんだろう・・・という言葉は、手がつけられないまま冷めていく紅茶の波紋に溶けて消えた]
・・・。
[『いつもの弟の顔で、あいつは笑ったんだ』]
「会合で証言した生存者は、村の人間が最後の三人になった時のことをそう語った。
『信じてくれてありがとうお兄ちゃんって、でもあいつは赤い目で、白い牙で、うああ、ああああ!!』]
ヨアヒム。
・・・近所の××村のことを知っているか?
近所と言っても、山3つ向こうだが・・・。
[しばしためらって]
その村が、野生の・・・「狼」に襲われたそうでな。
お前が感じたのは、それかもしれない。
獣柵が壊れてるという報告を聞いた。早急に修理させよう。
[「人狼」については、まだ言わずに。
ただ、脅威が迫ってることは伝えて、用心させるに越したことはないと判断した]
──集会所→道端──
[皆と別れて帰り道を急ぐ
さすがにそろそろ帰らないとまずい
手にはアルビンから買った赤色の果実
それを危なっかしくぽんぽんと放りながら
稜線に沈んでいく太陽が眩しい。それに目を細める]
太陽さんー さようーならー
[歌いながら道を駆けていく**]
ああ、××村なら知ってる。確か再従妹が嫁いで――……
おお、かみ?
[暫し言い淀んだ後、村長から告げられたのは、その村が野生の狼に襲われたという話だった]
狼…ああ、リナの羊を狙ったってことかぁ。でも人間にまでそのなんつーんだろ、襲うぞーっていうの向けるのは勘弁してほしいなぁ。
でもよかった。狼で。だってさ……『人』だったりしたら
[恐怖で足がすくんじゃいそう、とおどけて。夜盗の類かと思っていたが、山3つ向こうの村を襲った狼が流れてきたのだろうか
再従妹に久々に手紙でも書いてみようか、なんて考えながらカップの中にある、冷めた紅茶を飲み干した]
・・・!
[そういえばそうだった。
ヨアヒムの再従妹の運命を思って、少し息が速くなる。
いや、それだけじゃない。
ヴァルターの義理の姉や、又従兄弟だって・・・]
・・・ああ。
[いや、今はやめておこう。
無用なパニックを引き起こすことは避けたい。
「人狼」が退治された後に明かしたって遅くはあるまい?
・・・その村が滅んだってことを]
山3つと言っても、獣の足なら人間とはまた違った距離だろう。
用心するに越したことはない。
「狼」は……ズル賢いからな。
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