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>>*100
おっと。
[抱きついてきたオデットを抱き留め、ゆっくりと背中を撫でて]
そりゃあ、これでもボクの方が力も有るし。
…戦闘力はオデットの方が上だったけれど。
…眠い?
(窓から夜の空を眺めている)
きょうですでに6日、まだだれが狼かもわからず、
あたしのほかは狼いがいはぜんぶ狼ういるすにかんせんしたC型狂人、しかもほかになぞの蝙蝠人とかいうのももぐりこんでいるらしい。
なのにあたしはまだ狼も蝙蝠もさがせていない・・・
このままじゃ・・・
(そこに突然声がする)
「わーっはっはっはっは!
困っているようだな、そこな美少女よ!」
え・・・だれだ!そのへんたいっぽいこえは!
(謎の声はどこからともなく、ミレイユには姿は見えない)
「我輩は美少女ミレイユの嘆きに応じて現れた!
わが名は、そう、謎のミレイユ仮面!」
へ、へんたいだー!
「変態などではない!
一応プロローグにも仮面紳士として登場しているぞ!」
あー、あたしがむらにくるまえのはなしかぁ。
つまりあれだな、かめんのヘンタイさんだな。
「だから変態などではないというのに。
ともかく、美少女の願い聞き届けた。
今日からはこの我輩が君の代わりに狼を仕留めてやろう!
ではさらばだ、わーっはっはっはっは!」
・・・・・・・・・
(村のどことも知れぬ場所。
追うものと追われるもの。
逃げる誰かの顔は影になって見えず、
追うものの顔にはそこだけ輝く怪しい仮面)
「わーっはっはっは! 村を騒がす狼め!
この我輩が貴様を倒し、村の平和を取り戻すのだ!」
誰か「いや待て、自分は狼なんかじゃない!」
「なにを言う!貴様が狼に違いない!
犯人はいつもそういうんだ!」
誰か「ほんとだ!本物の狼は・・・ギャーッ!」
「ふ・・・悪は倒された」
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