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[回数を口にすれば蘇る過去の記憶。
まず、出会いは何処からだっけ。
あまりに強烈過ぎる記憶は端々しか脳裏に浮かばないことを今改めて知った。
嗚呼、確か腹を割いてやった。
女じゃあるまいしそれくらいはいいだろうって。
何回目かの喧嘩で百足を耳に入れてやったのは、何処ぞの小説で読んだ話がきっかけ。
理由は単純明白。
どんな感じなのか知りたかったから。]
………どれもなかなか面白かったなァ。
[何だか 興奮してきた。]
[下腹辺りにズクリ、と。
熱が灯りつつあったのだが。
乾いた音で頭に打撃。
思考が遮断されれば、合わせて鋏の音も止まり──…]
………じっちゃんの名にかけて解き明かせよ、少年。
[軽口を叩く姿はにんまり顔で鋏を持っていた時よりも落ち着いており。
重みがなくなったのなら、立ち上がりつつ腰を上げる。
ふらふらと足取り覚束ない相手を眺めつつ、後を追いかけて]
…………。
[無言でその身体にのしかかってやった。
抵抗される前に目蓋を下ろせば、*おやすみのポーズ*]
投票を委任します。
臨時教師 ノルベルトは、狼っ子♡ アントワネット に投票を委任しました。
………し、て…る。
[相手の耳元辺りに唇を寄せられたのなら
ボソボソと 自分すら聞き取れない言葉を囁いて。
その後、何と無く首元辺りに頭を固定すれば、一度擦り寄るような真似をして、
*猫は欠伸を咬み殺す*]
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