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乱痴気お茶会はつい先ほどまでの騒ぎが嘘のように静まりかえっていた。
皆は身を竦め、たまに顔を左右に向けるも目が合うと電気でも走ったかのように正面へと向き直っていた。
そのうち、どこかで「犯人が」と小さな囁きが漏れる。
続いて「タルトを」「女王様の」との声があちこちで上がり始め、それは見る間に広まり、ざわざわと落ち着かない空気が辺りを満たしていく。
聞き取った断片をつなぎ合わせると、どうやら大事な女王さまのタルトをこっそり盗み食べた者がいるらしい……。
白うさぎはラッパを三回ふきならすと、こう言った。
どうやらこの中には、参加者が1人、犯人が1人、共鳴者が2人、しっかり屋が3人、求婚者が2人、叫迷狂人が3人含まれているようです。
班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)は【時間を進める】ことにしました。
A>>ルシア
["敵なのか"、と。そう呟く彼の声に、きょとんとした風に彼を見やり。
――あァ、そう言えば…白と黒とで、仲が悪いんだっけ。
そんな、今更な情報を頭の隅から引っ張り出す。]
んー…俺は臨時で来てるだけだしなァ。
争い事に巻き込まれるのは、ちょっと勘弁願いたいんだけど。
[案内板の前から去る時に見えた、初めて見た時のような少し硬い表情>>0:114に、"やっぱり人見知りなのかねェ"なんて胸中で独りごちながら、彼の後をついて廊下を進み出す。]
この学校に居るなら君も、闘うのは慣れてるのかな。
…君みたいな年の子が慣れてるって言うのも、何とも物騒な話しだけどさ。
[そんな、取り止めのない話を交わしつつ。特に何も無くもう少し進んだのなら、目的地の一つである職員室も、見えては来るだろうか。]
−メルヒオルと別れた後−
[後方から怒鳴り声(>>0:112 イレーナ)が聞こえて反射的にそちらを振り向く。
声の主は、どうやら綺麗に結ってある桃色の髪を揺らしながら何かから逃げている様子の女の子らしい。
その可愛らしい見た目にそぐわない暴言には少し目を見開いたが。
目線がバッチリ合っただろうか合っていないとしても微笑みを讃えて、足を進めた。]
どうしたの?
もしかしてアンタも新入生なの?
俺もなんだぁ、よかったら…
[一緒に行動しない?
ナンパに聞こえるだろうか。まぁ可愛い子には話かけるのが当然だろう。
そこで拒まれても拒まれなくても、言葉を続けて]
勘違いだったら失礼。
…さっき何かから逃げてたみたいけど、困ったことでも?
…ん?
[青年は眠た気な瞳を暫く瞬かせて、やがてゆるりと上半身を天へと伸ばし、肩を鳴らしました]
ああ…コウモリ人間って呼ばれてるやつさね。
相方は…あ、さっきオレを睨んでた人さ?
[目前に居るその姿を認めて、あくび混じりの声を出します。そうしてガシガシと髪を掻けば、「ま、よろしくさ」と 特に何の警戒も抱くことなく軽く笑うのでした]
メルヒオルは、ランダム を能力(求婚)の対象に選びました。
/*
まあええけどとりまフロリダ
ノルベルトかリリアーヌに求婚したいですふええ
テオドール好きなんやけどまってアッ俺の発言分かり難かったか、
[ふ、と。何処か匂いの変わった空気に息を飲む。キィン…と頭に響いた音に眉を寄せ、目を瞑れば瞼の裏には、仄かな赤の色が広がっていた。]
………何だ、コレ。
んー…良くわからないんだけど、誰かが近くに居る気がするんだよねェ。
[頭の中だけで浮かべた、そんな言葉は。
果たして、"お仲間"達には――届いただろうか?]
皇子 柳は、臨時教師 ノルベルト を能力(求婚)の対象に選びました。
……なにこれ、赤い。
[赤い色に少しだけ驚いて。聞こえてきた声に返す。]
えっと、はじめましてだとは思うけど聞こえているわ。
他には誰かいるのかしら?
……あ。本当に居た。
[頭の中へと響いてきた、女性と思しき声に。自分の感じた"気配"が本物だった事に、少なからず驚く。
しかしながら、不思議な事もあるものだ。こっそりと辺りを見回しても、それらしい姿も見えないのだから。]
えぇっと…俺はノルベルトって言うんだけど。
君は、誰かなァ。
[顔に浮かべた笑みも、呑気な口調もそのままに。ただ声だけは頭の中へと留めたまま、聞こえてきた声へとそう問い掛けてみた。]
[目を瞑れば、まるで以前から知っていたように頭の中で話を聞いていた。]
女の子とお話し中に失礼。
二人っきりじゃなくてごめんね。
[俺もいるんだ。存在を示すその声は赤い視界に包まれてどこか弾んでいた。]
可愛い声の子はさっき会ったね。
一応名乗ろうかなぁ俺はテオドールっていうんだ、よろしくね。
ノルベルト、ね。
私はイレーナ。イレーナ=セスナよ。
……まぁよろしく。
[ノルベルト。そう名乗った相手の名前を確認するように心の中でもう一度呟く。
高飛車な態度で相手の質問に返した。]
>>テオドール
ナンパならお断りと言ったわよね?
[周りには聞こえぬ声で告げて、隣の彼をげしっと蹴る。
心の中では、律儀に彼の名前を繰り返した。テオドール。]
(1)>>0:105>>0:106ノルベルト
[賛辞(と受け取った)の言葉を聞けば、少しは機嫌は戻っただろうか。
続いたとんでもない勘違いに、すぐに再び、薄らと顰め面を浮かべたけれど。]
それ、俺のこと馬鹿にしてない?
[否定も兼ねた文句を落として、苦笑する相手を睨み付ける。
とは言っても、慣れた表情筋が作ったのは精々"不機嫌そうな顔"――そんなところだっただろう。]
…そりゃ、そうだけど。
[身を引いて手を振りながら、揶揄うような言葉には、う、と声を詰まらせた。
"この姿"でいるうちは、そう在らなければならないと、自分でも理解っていたから。
とはいえどう足掻いても女に――"彼女"になりきれない突き出た喉仏が、その邪魔をするのが厭わしい。]
/*てかクラス決めランダムでみんなしてたああああ(失態)
急がなきゃおもてたからひいいいい:(´◦ω◦`):
診断の基準にしちまった…:(´◦ω◦`):
一応ランダム。もう遅いが。2(2)
[新しく聞こえてきた声>>C3に、ぱちりと目を瞬かせ。あぁ、外からはこの声は聞こえないんだっけ、と慌ててまた表情を緩める。
名前を告げた、少し高飛車な少女の声>>C4と、何処か弾んだ男の声と。その何方にも聞き覚えは無かったけれど、きっとこの学園の何処かに居るのだろう。]
…へェ、結構人が居るんだねェ。
と言うか、中々便利だなァこの声。
君達、俺の隣で耳打ちしてる訳でも無いんでしょ。
[そんな、当たり前の事を口にしつつ。
此処に来てから、可笑しな事ばかりだと思うも、不思議な事に少しばかり慣れてきている自分も居て。]
(……面倒事は御免だけど、少しだけ楽しんでみるのもいい、かねェ)
[そんなのんびりとした考えを胸に、瞼に映る赤い色へと想いを馳せた。]
[呆れたような溜息と共に流された視線から、思わずつい、と目を逸らす。
見下されているようで、上からの視線は気に入らなかった。]
――そういうのはプライベートだろ。
会ったばかりのセンセに話すことじゃないし。
[どう言ったものかと思案しながら。
納得させられれば、彼は先の我儘を聞き届けるだろうか、とは思うけれど。
我儘を押し付けておきながら身勝手な論理を盾に、目は合わせないまま吐き捨てる。]
………置いて、来られないものがあったんだよ。
[最後に言葉を零すように、小さく呟いて。]
あーもう、趣味でいいや、趣味で。
[手の甲を口元へ当てて、こほんと咳払いをしてみながら。
半ば投げやりに、先の彼の言葉を繰り返した。*]
/*1がブラック2がホワイトてそういう意味だったのな。:(´◦ω◦`):
あほ、わたしばか…。
まぁ今更なんだけどな。クラス変えはできないだろから。うん
リリアーヌかわいい!!!!可愛いけどわたしのキャラ的に合わせたらあかんきがする!!!!!どうしよう!!!!!話しかけたい!!!!!!
/*
謎のノリで共鳴出してそして通っちゃったけどまってwww生徒会wwwwwできない(真顔)
かんがえようそうだかんがえよう
近くにいれば流石にわかるでしょうに。
便利なことに反論はないわ。
[呆れ目で言う。見たことのない相手の姿をどんな感じなのだろう、と思いながら会話をしていく。
勿論、近くに居ない相手が臨時教師と言うことを知らない。]
[返された返答は半周回って好意の言葉。決して心情を悟られてはならないという意地から無理やり笑みを浮かべる。
しかしそれも、此方から仕掛けた攻撃を避けられるまでの話。
すれ違う一瞬に見えたのは、腹立つ程にいやらしい笑み。
今度こそ眉を顰めて軽く舌打ちをした。
身体を引けば、顎を少し引いて相手を睨めつける。
更に続いた言葉を聞けば、むしろ笑顔で相手に近づいて。]
ごめんね、好きな子には意地悪したくなる質なんで。
さっき言ったとおりアンタの事は嫌いだからさ、優ァしく、じっっくり、肉を裂いてあげる…
[つつ…と胸からヘソの辺りまで人差し指でなぞった。
まぁ、何かされる前に手を離したが。
そうして踵を返すと静かに舌をだして嘔吐の真似事をしただろう。
舌打ちを背中に浴びながら。*]
メルヒオルは、中毒 テオドール を能力(求婚)の対象に選びました。
>>イレーナ
いって…!
ナンパじゃないよ、仕事仕事
[というか、ちょっとした遊び。
足を蹴られながらも、手を握る際に相手の耳元で囁く。
ホワイトの教室に行く事を「遊び」と揶揄して]
>>テオドール
[耳元で囁かれれば、びくりと震えて。そのあと、相手を見上げて言う。]
っ!?
い、いきなり耳元で喋らないで頂戴!
遊びって…というかどこに向かってるの?
こっちってブラックじゃないんじゃ…?
>>0:78リリアーヌ
帰宅部の仲間、誰か居るのかねェ
[心中を弾ませながら部活一覧に目を通し、大声を上げて―――そのすぐ後。背後から僅かに感じた気配に、青年は勢い良く背後を振り向きました]
〜…っと、何だ…女の子さ?
[そうしてその姿を認めるや否や、肩の力を抜き眼光の鋭さを目を閉じて笑むことで緩めます。語尾の疑問は、――彼女が”彼女”でないと、見抜いていたからでしょうか]
なあ、あんたは何部に入るんさ?
[ちょいちょいと此方へ手招きし、その眉間に刻まれた皺に「癖になるさよ」と、歯を見せて笑って。頭の片隅では、何で此奴女装してるんだ? そんな疑問も泡沫のように浮かび消えていたけれど]
>>0:85柳(回想)
あ、あんた…何頬染めてるんさ…
[ヒク、と青年の頬は限りなく引き攣ります。セクハラに近しい(同性)発言をしたことは、青年自身可也自覚してはいますが、まさか頬を紅潮させ、怖くない表情で睨まれるなんて! …そして青年の胸中で、またその表情に擽られている自分が居ることを自覚せずに、ただ離された手を怪しまれない程度に手早く自分に引き戻します]
ライソ教えるのに随分警戒心あるさね。…ってか、今度会ったらって…
ああ、俺はえーと、…教室行くんだった
[「会えるのかよ、この広い校舎で」と、彼を怪訝そうに見つめその澄んだ瞳の奥を覗き込み。…恥ずかしくなっては、ふいと視線を逸らして、「…会えたら、の話さね」そんな言葉も継ぎ足しました。(…露出狂に興味なんてねェけどさ、)その綺麗なお顔を写真に収めれば、誰かしらに売れるのではないかと企てを脳裏に。
そうした内に、本来の用事を思い出せば。青年は瞳を大きくさせて ”ブラッククラス、どこにあるのさ?”と、慌ただしく足をバタバタさせながら問いました]
【>>93>>94ノルベルト】
[ 白の領域を乱した 色彩ある絵具を暫く見つめて その汚れを落とすように指先を擦れば やがて諦め手を下ろし ” 異人が珍しい ”との言葉に ( 住んでた場所、どこ ) なんて 怪訝さにも似た疑問を胸に 首を傾げ。
――やがて聞こえた” 冗談 ”には 小さく鼻で笑って ” そんなの、スパイみたいだろ ” と真面目顔を崩して 困惑にも似た表情を浮かべる。]
――格好は、別に。
腕章は、人それぞれ。
…俺は、強い。強いから、クイーン候補生。
……強さによって、名称が異なる。
腕章、無い。それは多分、一年生。
[ 姿形について 半ば流暢に感じられる日本語で 早口で告げれば やがて唇を一度閉じて自分の腕章を片手で優しく引っ張りながら 言葉を流す。( やっぱ、新人教師だ )なんて 確認にも 嘲笑にも似たものは 建前を守る為にも唾と共に飲み込み 、]
↓
↓
――俺が知らない、唯一のこと。
なァ、あんた。…求婚者って、知ってる
[ 先程から探りにも似た質疑や視線を感じ得 それを黙認しているからこその質問。少し歩けば職員室、という辺りで 曲がり角を曲がる前に 掴み所の無い表情の方へと振り向き 、 ずい、と顔を近付けて 。 ヒソヒソ、秘密を話すように その耳元で 低い声で 、 疑問を囁いた。]
( ――髪にも、絵の具 )
[ その途中で 深海の底のような色の髪にまたしても穢れがあることに ちょっとだけ呆れを浮かばせながら 。
果たして ” なんでも知ってる ” と言った割に そこだけ知らないなんて バカにされるだろうか ]
[現れた二人を見て、両方黒い方だっけ、と呟く。]
…睨んでねぇし
[笑う赤髪の少年に軽く文句を言うと、まあよろしく、と目を伏せたまま小さく言った]
>>0:111ルシア
[まさか青年は、自分がモン○スターハンターに出てきそうだと思われているとは微塵たりとも考えずに、何の所以あってか此方を睨むように見てくる(ていうか睨んできてる)相手を一瞥して、その表情の強さに少し、少しだけ顔を後ろへと逸らしました]
え、えーと…オレはビスケッタ。
ビスケッタ・カーマインさ。…長いから、適当に呼んで欲しいさね。
[深い青は相も変わらず自分を睨んでいるように見えて、はて、自分は何かしてしまっただろうかと首を右に傾げ、左へ傾げ。全く全然思い当たらない節に、喉を唸らせながらも、やがて意を決したのか「なあ、オレなんかあんたにしたか?」と、指を組み尋ねました]
おっ、宜しくさ〜。
[シオリの姿を視界に認めれば、へらへらと笑みを浮かべて手を振って、弁解に近しい彼>>13の言葉が耳に入れば、目を伏せた姿を見て「もっと仲良くやろうさ」と、その腰に手を回し自分へと引き寄せます]
しっかし隠密家?なのさね?
ちょっと良く分かんねェが、オレのコンセプトは【報酬を貰いながらキングに近付く!】ってコトで。
メルヒオルは、腹を睨みつつ、これからどうするか思案した。** ( B12 )
[>>1:2 ノルベルトの、白黒に興味がなさそうな顔を伺って、自分が戦い慣れてるなんて面白い話に、振り向き気味に答える]
全然、慣れてねえっていうか闘ったことなんてないンですけど
でも多分避けられないと思うんで、じゃあ先生がいたら出来るだけ巻き込まないようにしてあげますよ
[それを言う間、顔は彼の方を向いているのに、目は合わせなかった。視線は、彼の足元のあたりを彷徨っている。
ひとつ、ふたつと言葉を交わしているうちに職員室の前にやってきたので、分かれようとするノルベルトの腕をゆるく掴み、しばらく押し黙ってから、薄い唇を遠慮がちに開いた]
ーーあの、良かったらっていうか、出来ればアドレス、携帯の。教えて…っと、さっきあった奴とも交換したし、そいつも先生も白だし、今後そういう機会ないかもしれないし…先生だから駄目かもしれないけど、でも臨時だし…
[早口でたくさんの理由を並べたてて、声が小さくなっていく。どんどん俯いて、口は襟元にまた隠れて、目が険しくなる。すいません、とつかんでいた腕を離して、駄目かと問うと、彼は教えてくれただろうか。
↓
もし教えてくれたなら、ありがとうございますと口元をむずむずさせて喜色を孕んだ声で言った。]
あ、あと絵の具、綺麗な顔なのに、すぐ取ればいいのに…
[背は同じくらいだろうか、俯いているから自分の方が下なのかと思っていたが、帽子を被っているからどうなのだろう。同じくらいの高さの頬についたボルドーの絵の具を親指でこすって、とれないのに焦って俯いてぱっと手を離す]
色々すんません、じゃあ
[なんだか色々してしまった、慌てると全部出てしまうんだと恥じ、後悔に穴があったら入りたいくらいで教室へ早足で急いだ]
[ふと、先日放送された内容>>0:110を思い返して、青年は物思いに耽りました]
(自由行動、ただし勝負を仕掛けてもオッケー…さね)
[―――勝ったら言うことを一つ、聞かせることが出来る。
中々に胸の高鳴るものではありますが、はたして青年に誰かに命ずるものなどあるのでしょうか]
(…焼きそばパン買って来い、とかさ?)
[ぱたぱた。指に挟んだシャーペンを振りながら、頬杖をついて考えを巡らせてみたり。勝負自体は、学園らしいと面白そうではありますが。…勝てるかどうかも不安の種]
ま、取り敢えず水着買いに行きてェさ!
[青年はグッと背伸びをして、柄はどれにしようかとまた思いを巡らせました]
B>>リリアーヌ
んー、馬鹿になんてしてないんだけどなァ。
単純に、そう思っただけでさ。
[彼の浮かべた、何とも不機嫌そうな顔>>5に、ひとつ苦笑を零し。此方の指摘に言葉を詰まらせる様に、また少し表情を和らげる。
しかし、ついと逸らされた視線>>6には、そしてツンと吐き捨てるように零された言葉には、少しだけ困ったように眉を下げはしたけれど。]
プライベートは…まァ、そうだけどさ。
でもそんな"お願い"をされたら、気にはなるでしょ。
[元々の呑気な性格も相まって、どうにもデリカシーが無い、と言われがちな自分だ。
野暮な事を聞いたかなァ、と頬を掻きながら、どうしたものかと思い見て。
軽く視線を上に上げ、白く塗られた天井を眺めていれば、小さく呟かれた言葉が耳へと入ってきた。]
↓
↓
………、へェ。そっか。
まァ、君にも色々あるんだろうねェ。
[半ば投げやりな言葉に、溜息混じりにそう返し。聞こえた"置いて来られないもの"が、何なのか。気になりはしたけれど。
けれど、先程から彼の顔に浮かぶのは、どうにも不機嫌そうな表情ばかり。此方の言葉で気を悪くさせてしまっているのだろうか、と小さく息を吐きながら、はらりとひとつ舞った生徒手帳の欠片を目で追った。]
…でも、生徒手帳を破っちゃったら困るでしょ。
取り敢えず、再発行しに行こっか。
授業中の依怙贔屓は御免だけど、教室の外でなら、君の"声"の代わりにくらいはなってあげるからさ。
[へらりと笑い、そんな提案を投げかけて。またそのうち、もう少しだけ彼の表情が和らいだ時には、"置いて来られないもの"が何かを聞いてみよう、なんて。
そんな思惑は、胸の内にだけに。]
――教室――(2)>>10 ビスケッタ
……おー。
[扉を開けて覗いた先の彼が、不意に勢い良く振り返れば。
僅かに圧倒されて息を呑みつつ、ごく小さく感嘆の声を落とした。]
(そういや、そういう学校だった)
[引きかけた足を戻しながら、改めて思い知らされる。
そこまで大きな音を立てたつもりはない。声だってかけてなんていない。
それでも目敏く気付かれたのは、自分が迂闊だったか、それとも彼が敏感なのか。]
[此方の姿に気付いたように、へらりと表情が変われば、此方もつられて息を吐いて。]
……、
[不自然に浮き上がった語尾は気にはなったけれど、それより何よりまずは第一印象だと、驚いて僅かに躊躇う顔を作ってみせる。
気を取り直したように手招かれれば素直に近付いて、彼の問いには首を傾げた。]
―――…、?
[一覧を横から眺めながら、口元に手を当てて首をこてりと。
笑顔混じりの指摘には、その手を眉間への当てて苦笑してみせただろうか。
あちらの内心なんて、知りもしないので。精々物静かな箱入り娘にでも見えれば良いと、声は出しはしない。]
@>>柳
[困惑と共に返された"スパイみたいだろ"、と言う言葉>>12には、先程までの真面目な雰囲気と何だかちぐはぐな気がして、小さく吹き出しはしただろうか。]
スパイみたい、ねェ。
確かにこの真っ白な中でその黒い学ランは、そう思われても仕方ないかなァ。
手袋だけは白いけど…汚しちゃったしね。
[最後の一言は、少しだけ申し訳無さそうに。
色を落とすかのように擦られた彼の指先の鮮やかさは、薄れるどころかその面積を広げるだけで。罪悪感と共に、その白に広がる鮮やかさに、ほんの少しの愉悦を感じたのはこれもまた、性分だろうか。
続けられた、腕章――そして、この学校の説明。自分の知っている"学校"とは、やはり勝手の違うそのシステムに、小さく息を吐く。]
へェ。
じゃあ君は…俗に言う"優等生"、って事か。
なら、来年はキングになる事を目指してるのかな。
[自分の"強さ"に自信があるように見える彼の事だから、やはり目的は頂上なのだろうか、とそんな事を考えつつも、窓から見える大廊下へと足を進める。
そうして、最後の曲がり角。相も変わらずグレーにはならずに白のままの廊下の角で、少し前を行く彼の黒がはためいた。]
↓
↓
……"求婚者"?
[仄かに息を感じる程に近付いた唇から聞こえた単語>>13に、小さく眉を上げて。
まるで何かの秘密を話すように潜められた彼の声に釣られるように、此方の声も自然と潜まる。
横目にチラリと見えた、彼の瞳に軽く目を細め。陽の光を微かに浴びたそこに、"あァ、真っ黒だと思っていたけど、少し色も入っているのか"、なんて事に気付きながらも、問われた問いを思い見る。]
んー…"求婚者"かァ。
悪いけど、聞いた事も無いかな。
"何でも知っている"君の質問に答えられないのは、ちょっと残念だけどねェ。
[最後の一言は、やはりへらりと笑いながら。別に揶揄るつもりは無いのだけれど、彼には果たしてどう伝わっただろうか。
ここでさらりと答えてやれれば、彼のその真面目そうな顔を崩す事も出来たかも知れない。それについては…少しだけ、残念ではあったけれど。
だが、知らないものは仕方が無い。肩を竦め、あっさりと自分の持つ"知らない"とい情報だけを、彼へと渡す。]
↓
↓
しっかし、この学校にはそんな勢力も居るんだ。本当に変わってるねェ。
……君は、何処かに属しているのかな。
[白に、黒に。そして各々の称号に。学園を表で束ねる"生徒会"、キングに仕える"しもべ"、裏で暗躍する"隠密"。資料で流し読んだだけのそれらの単語を頭の中から引っ張り出しながら、まるで一つの国のようなこの学園の構造に、今更ながら驚かされる。
そうして新たに出た"求婚者"。
目の前の彼は、それらの勢力に属しているのだろうか、と。ふと疑問に思った事を口にしながら、陽の光に暗く煌めくその瞳に目を向ける。
投げて見たその質問に、彼が答えてくれるかは…分からないけれど。]
しゅーっちしん!しゅーっちしん!!!!!!!!!!!!!!!!俺たちわアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア〈発狂〉
(2)>>18>>19 ノルベルト
…あんた、デリカシーないよな。
っても、いらないけど。
[先程から苦笑ばかりの相手に溜息を吐きながら、ぽつりと。
そもそも自分も女ではないのだから、そんなもの必要は無いのだろうけれど。]
女の子のご機嫌取らなきゃいけない男ってのも。
……意外と大変だよなぁ。
[頬を掻きながら考えを巡らせる様子に、フォローではないけれど一言。
機嫌を取られているようだ、とは思ったけれど。それも何だか、こちらだけが大人気ないようで気に入らない。
…別にいざこざ起こしたい訳じゃないんだけどさ。こちとら性格まで、ころころ気分の変わる女じゃあないんたまから。]
そりゃ、こんな学校来るくらいなんだから。
…誰だって事情のひとつふたつ、あるだろ。
[相手につられて、ではないけれど、諦めたように溜息を吐き出す。
伸ばした髪に何とはなしに触れながら、そうして自分の手を、きゅっと握り込んで。]
……は?
いや、いらないんだけど。
[生徒手帳の再発行、と言われれば、露骨に嫌な顔をしてみせる。
それじゃあ、何の為に破り捨てたのか分かりやしない。だってあの手帳は――]
(――"私"のじゃないし。)
[口に出かけた言葉を、すんでのところで飲み込んで。
声の代わりになってやるなんて、そんな言葉には胡乱な視線を向ける。
ここで反論したところで、果たして見逃しては貰えるのか。妙なところが意固地そうな相手を見ながら、嗚呼、やっぱり面倒な奴に捕まってしまったと、首を振った。]
はー、……場所、わかんの。
[やれやれと頭を掻く――代わりに、丁寧に髪を撫でつけて。さっさとしろよと彼を見上げる。
――次は燃やしたら、しっかり証拠隠滅できるかもな。そんなことは心の内に止めながら。]
>>1:14 ビスケッタ
[微妙に気圧された様子のモ●ハン少年に、ちょっとだけ、いやかなり悪いなと思って努めて笑おうとする。意識すると、眉がぴくぴくしてしまって上手く行かない。彼の名前を聞くと、どいつもこいつも名前が長い、噛みそうだと思った。]
ビスケッタ…ビスケでいいか
[モ●ハンじゃなくてハ●ター×ハ●ターだったなと思いつつ、どっちもハンターじゃないかと一人で突っ込む。こういうことを言えば馴染めるんじゃと思ったけれど、もう遅い。ルシアにしてみれば何故だか、うんうん唸っている少年の髪が、燃えるような赤に透けて綺麗だとぼんやりながめていたら、全くもって予想外の質問をされた。]
は?…え、別に何も…
[う、また刺々しかったかもしれない。あ、とかう、とかそう言う言葉ばかりがこぼれて、弁明に口が回らない。焦りばかりがまして、睨め付けるようだった目をぱっと開いて口にしたのは、]
俺、第一印象怖いって言われんだよ!
[………赤髪の少年に笑われてしまっただろうか。]
【>>11ビスケッタ】
[ 渋々、との感じは見受けられるけれども 一応は頷いてくれた彼に満足感を感じながら やがて忙しく動かされる足を視界に収めて、ひとつ 息を吐く。 ]
ブラッククラス、この上…
[ ビシリと指を綺麗に立てて 至極真面目な顔で彼を見遣る。
――今日で、何回目
その呟きは 微かに驚愕を含み、来年からは道中クラスへの案内板を立てるよう生徒会に推奨してみようかと一人、思う。( …それはそれで マヌケな、校舎 ) 広い分立てられる札も増えるだろう。札乱立学園なんて …微妙なことこの上無い 。]
俺、2年。ホワイトクラス。…会ったら、よろしく。
[ ――ブラッククラスに親近感を抱くなど 今はそんなこと あってはならないと 心に枷を取り付けて 。相も変わらず抑揚の無い声色で言葉を流した ]
A>>ルシア
["闘った事が無い"、と言う彼の言葉>>15に、歩きながら小さく首を傾げ。この学校に来るのだから、有る程度戦闘経験は有るのだろうか、という自分の勝手なイメージは、どうやら外れてしまったようだ。
続いた彼の"気遣い"には、浮かべた笑みを少しだけ強くしただろうか。]
あ、それは助かるなァ。
見ての通り、切った張ったはあんまり得意じゃなくてさ。
出来るだけ遠目から眺めさせて貰おっかな。
[そんな会話の最中も、彼の瞳は此方を向く事は無く。先程見た鮮やかな色が伏せられていることを、ほんの僅かに残念に思いながら歩を進めれば、どうやら目的地が見えてきたようで。
彼から視線を外し、"職員室"と書かれたプレートへと目を向けていれば、腕に伝わる何処か遠慮がちな感触と、矢継ぎ早に告げられた言葉。]
↓
↓
………、ん、連絡先?
あァ、そうだねェ。
知ってたら何かと便利かな、折角こうして話も出来たし。
書くから、少し待っててよ。
[次々に告げられる"理由"と、徐々に小さくなる声と。険しくなった目を見ても、口元を襟へと隠して俯く様からは、気を悪くする気になど到底なれずに。
偉く可愛いらしいその所作に苦笑しつつも、ポケットから小さなノートとペンを取り出し、英数字の羅列を記し。ついでにその隣に何かをひとつ付け加えた。]
はい、連絡先。
コッチに居る間は暇してる事が多いと思うから、遠慮無く声かけてよ。
[腕を離そうとする手を捕まえて、千切った紙片を握らせる。
"褒め言葉"と共に頬へと伸ばされた指にきょとんとするも、顔についた色を拭ってくれようとしたのだと気付けば、焦った様子の彼にまたへらりと笑う。
絵の具は乾いていたようだから、その指先に写る事は無かったようだけれど。]
闘う時に俺を見かけたら、さりげなく巻き込まないように頼むよ。
[急ぎ足で去る彼の背中へ先程交わした言葉を投げかけ。
渡した紙片に小さく描いた、大きな襟を巻いた黒い兎を思い出して小さく肩を揺らしながら、職員室の扉を開いた。]
ー校舎のどこかー
[暫く校舎を探索していたのだが、ポケットから生徒手帳をだしてぱらぱらとめくった。
(ふ-ん…武器を持つのが普通なのか)
自分は武器など扱えただろうか、どこかでも言ったとおり闘いどころか喧嘩の経験もあまりない。かろうじて言うと、祭りの射的だったり、BB弾の入ったモデルガンがったり、あとは昔友人と、映画の真似をして玩具のナイフでつつき合ったりしたくらいだった。
誰かそういうのに詳しい人いないんだろうか、先程の大剣を背中にしょっていてもおかしくない少年に聞いておけばよかったかもしれない。]
[若干俯いてぼんやりしながら歩いていると、<<臨時教師 ノルベルト>>を見つけて声をかけるか考えた]
ー校舎のどこかー
[暫く校舎を探索していたのだが、ポケットから生徒手帳をだしてぱらぱらとめくった。
(ふ-ん…武器を持つのが普通なのか)
自分は武器など扱えただろうか、どこかでも言ったとおり闘いどころか喧嘩の経験もあまりない。かろうじて言うと、祭りの射的だったり、BB弾の入ったモデルガンがったり、あとは昔友人と、映画の真似をして玩具のナイフでつつき合ったりしたくらいだった。
誰かそういうのに詳しい人いないんだろうか、先程の大剣を背中にしょっていてもおかしくない少年に聞いておけばよかったかもしれない。]
[若干俯いてぼんやりしながら歩いていると、<<班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)>>を見つけて声をかけるか考えた]
【>>ノルベルト】
[ ――キング、と。 振り向く前に聞こえた単語に 酷く胸が高鳴り 気持ちも昂る。 ( 自分が目指すのは あとは それだけ ) と 近くに埋まる目標を ―― 自分が頂点に立つ為に踏んだ茨道を …犠牲を まるで本のページを早々と捲る様に思い出し 。 ( …対立した王子を露西亜に亡国させたこともあった ) なんて、誇り高き英国での思い出に暫く浸る 。]
…そう。……残念。
[ やがてからかう様に返って来た言葉に 寸時眉を顰めはしたけれど 視線を斜めに下げ 吐息は空気に融解させて 。もしかしたら自分よりも細いかもしれない、彼の体から距離を置こうとして――再度、気の抜ける様な声で尋ねられた言葉に 無意識に口元が弧を描いた 。]
↓
↓
―――…さァ?
[ 真面目な顔とは打って変わった 犬歯をちらつかせた笑みは 優美な笑みだとか そういうものには到底見えないだろう。声色も地を這う様に 瞳は鋭く目前の彼の瞳を射抜いて――そうして漸く距離を取ると同時に その表情も失せさせれば。秘密、と言わんばかりに彼の両の手を取り1、2度上下に振り ]
…職員室、こっち。
[ エスコートするかの様に彼の腰へと手を回し 曲がり角を空いた手で指し示して ( あ、細い ) なんて 触感の感想は勿論言わずに 。――その所作は 、秘密を知った彼を逃がすまいとしている様にも捉えられるだろうか ]
[さくり、と自分でもクッキーを食べながら歩く。
幼馴染のあいつの料理は悔しいけどとても美味しい。特にお菓子。]
私が作るとなあ…。
[でもまぁ好評の様だから良かったけど。
そう思いながら歩いていれば、<<訓練教官 シオリ>>を見つけただろう。]
(3)――校内廊下――
[校内散策も兼ねて、配布された資料をぱらぱらと捲ってみながら。部活動に、寮生活の注意事項に。次々とを通していく。
記憶違いでも起こして誰かに聞くなんて事態は避けるべきだと。
そうして幾つかページを捲った先、書かれたイベントを見て眉を顰めた。]
………、海?
[入学早々臨海学校でもするつもりか、なんて、そんな怪訝な表情でページの文字を追う。
――いや、問題はそこではないのだけれど。]
(…バックレてぇ)
[素直な感想は心の内に留める。
遊びに来ている訳でも、青春を謳歌しに来た訳でもないのにと不満を覚えながら、――それでも、だからこそ。不参加にしてしまうのも憚られた。
さてどうしたものかと頭を抱えながら、もしも誰かとすれ違うことがあったのなら、一度足を止めて、小さく会釈はしてみせただろう。]
[ふと懐を探って、簡素な携帯電話を取り出した。
なかなか使うことのないアドレス帳から呼び出したのは、昔から馴染みのある相手の名前。]
『入学したよ』
[簡潔に一言打ち込んで、そのまま送信する。
彼女と出会ったのは自分が"この格好"をするようになってからだから、少なくとも年齢は二桁になってから、だったろうか。
変声期の前は言葉を口にしていたか、それとも今と同じように黙り込んでいたか。それは自分は、もうあまりよく覚えていないけれど。]
/*
こんなかんじでいいかなあ携帯はあるノリでいい??連絡先交換どっかでしてたよね??
しかしうん、あの、生徒会(真顔)
んんんんでも内申はもらえそうである。そのへんで攻めるか。
>>20>>21リリアーヌ
[単語ひとつ飛び出ない緩やかな口元に、ああそうか、声が出たらバレるもんな、なんてそんな軽い詮索をすれば、笑みは絶やさずに目前に座ることを勧めて]
部活、いっぱいあるらしいさ。
…あ、お嬢さん…名前は?
[どうせならと。この教室に入って来たということは同じクラスメイトなのだろうから、部活を一緒に決めようさと提案する前に―――呼名をどうすれば良いか、一瞬沈黙を介して、やがて青年は恐る恐る名前を尋ねました。―先程の”察し”が、早くも無駄になるなんて。と、そんな落込みも有りはしただろうが。]
あー…答えにくかったら、俺が勝手に好きなように呼ぶさ。…そうさね、ポチとか?
[ぽりぽりと自分の頬を掻き、脳裏に浮かんだ家に居る犬の名前。柴犬と呼ばれるあの姿を思い出し少し、いやかなり口元をだらしなくさせながらも、目前の”彼女”に提案しました]
(2)>>38 ビスケッタ
[椅子を進められれば、僅かに逡巡した。
ボロの出ないうちに、さっさと会話(にもなっていないのだけれど)を切り上げてしまいたいと、思いはしたけれど。]
(―――なんとかなるか)
[特に違和感も見て取れない相手に、それから"お嬢さん"なんて言葉に、悪い気はせず。
結局は一礼してから、腰を下ろす。
丁寧に揃えた脚は横に流して、スカートの上を重ねた手で押さえて。]
………、
[彼の手元の紙に目を落として、それから恐る恐るといった体で向けられた疑問にすぐに顔を上げる。
面倒だとは思いつつ、懐から革表紙の手帳と万年筆を取り出そうとした、…ところで。]
(2)>>38 ビスケッタ
[椅子を進められれば、僅かに逡巡した。
ボロの出ないうちに、さっさと会話(にもなっていないのだけれど)を切り上げてしまいたいと、思いはしたけれど。]
(―――なんとかなるか)
[特に違和感も見て取れない相手に、それから"お嬢さん"なんて言葉に、悪い気はせず。
結局は一礼してから、腰を下ろす。
丁寧に揃えた脚は横に流して、スカートの上を重ねた手で押さえて。]
………、
[彼の手元の紙に目を落として、それから恐る恐るといった体で向けられた疑問にすぐに顔を上げる。
面倒だとは思いつつ、懐から革表紙の手帳と万年筆を取り出そうとした、…ところで。]
――っポチって面じゃねーだろ!!
[だぁん!、と。それなりに大きな音を立てて机を叩いた。
気遣いめいた言葉を有難いと思う間もなく、続いた提案に反射的に声を上げる。
呑気そうな緩んだ顔をぐっと睨みつけて、にわかに荒げた息に合わせて肩を揺らして。]
………ぁー、
[ぱ、と。そこばかりは優雅に口元を手のひらで覆ってはみたけれど。
気まずげに細めた視線で、けれどじとりと、相手を再び睨み付けた。*]
>>28ルシア
[ビスケで良いかと聞かれれば、否定する間も肯定の言葉を吐く間も無く頷いて、「あだ名で呼ばれんの、久々さァ」と少しばかり照れ笑いを浮かべました。
そうして、彼が心中で青年の事を様々なハンター呼ばわりしていることなど全く知りもせず、知ることも出来ずに、寧ろあんたのその首元こそリオレウスの鱗っぽいと反論さえ出来ず、その唇から漏れる挙動不審な言葉達に面食らった表情へと変えながら]
…〜〜ップハ!お前意味わかんねェさ!
[―――そして追い打ちをかける様に、目前の少年が姿形についての”弁解”を述べれば、ついには吹き出しバンバンと机を叩くのでした]
〜ヒィ、怖いってか、急に睨まれたら誰だって俺みたいになるさね
[ヒィヒィと肩で息をし目尻に咲く涙はそのままに、目前にいる彼を見上げれば、「笑ってみせろさ、ほら、こんな風に!」と自らの頬を上げて彼に言いました]
/*
本名:レオナール
妹であるリリアーヌとは双子。
↓
数年前(雨ちゃん縁故きたから10、11歳くらいかな)になんやかんやで(考えてない)妹は死去。戦争とかだとおいしいのかなあうーんでも冷戦状態だし前線もあるなら民間人に被害は行かない??
↓
で、半身を失ったことでなんやかんやで(頭おかしいターン)妹の服を使って女装を始める。
リリアーヌ吸収。これでいつまでもいっしょだねリリアーヌ(こんなかんじ)
↓
叶えたい願い事は「妹の蘇生」。服は自分で作ってるけどリボンだけは形見。
まとまった(まとまってない)
>>29柳
[びしりと純白の手袋が上を指し示しているのを見て、自分もまた釣られるように上を見上げれば、「ありがとさ!」と歓喜を全面に押し出した音色で大きく答えて――]
って、まさかの年上さ…?
[――続いて告げられた学年に、クラスに、青年は動かしていた足を止め「あり得ない」と言わんばかりに人差し指を柳に向け、間抜けにも口を開けるのでした]
……先輩がパンツ狂かよ…
あっ…何でもないです…
[ていうかさっき肩に手置いてたし、馴れ馴れしく下ネタ発言してたし、思い返せば思い返すほど出てくる自分のボロに引き攣る頬を隠すこともせず、更に口が滑って飛び出たものは小さく隠滅の言葉を重ねて、青年はちょっとだけ距離を置くのでした]
…でも、これ、オレがあんたに勝負を仕掛けて勝ったら、どうなるさ?
[そしてふと思い付いた疑問には、少しだけ野望の色を見せて、青年はわくわくとした心持を抑えることもせずに尋ねるのでした]
>>39>>40リリアーヌ
[一連の所作を見て、そういえば立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花なんて言葉があったな、と青年は思いました。足の向きや手を重ねる仕草まで、ぱっと見は”女性”だと、感嘆の息すら吐きそうになるのを抑えて――そして提案に荒げられた声に小さく悲鳴を上げました]
っビビったさ。…んー、ポチが嫌なら……タマさ?
[男の声を出してしまった彼女の、その後の取り繕う姿など意にも介さず。多分オレと話す度にボロが出るんじゃないのさ?と、要らぬ懸念を心中で促せば、「やっぱり男さね?」…と。ついには緩く尋ねました。]
でもポチ…、うん、結構似合ってるさ。
[―――勿論、普段はあまり浮かばない真面目顔を貼り付けて、フォローに回ることも怠らずに。その端麗な顔を見つめて、青年はやがてヘラリと笑いました]
(2)>>43 ビスケッタ
[小さく上がった悲鳴には、もっと冷静でいたのなら、申し訳ないとは思ったかもしれないけれど。
多少は居た堪れなさを覚えて、自分を落ち着かせるように深く深く息を吐いてから。]
〜〜〜っ、…タマってな。
犬猫じゃないんだから。
あんたさ、こんな美少女捕まえてそれはないだろ。
[続いた提案には、再び息を吸い込むことで我慢。よく我慢した、俺。
身を揺らした時に顔にかかった横髪を、レースに包まれた指先でそっと払い除けながら、胸に手を当てて傲慢に告げる。]
そうだよ、…って。
―――"やっぱり"?
[自分の不躾な目線にも特に気を悪くする様子がなかったのには、安心はしたけれど。
男だと暴露たのは仕方がないとして、まるで始めから知っていたかのような言葉に、思わず眉を寄せて聞き返した。]
(……なんかやらかしたっけ)
[ぐるぐると自分の行動を省みてはみたけれど、自分では特に何も、失態は浮かばなかっただろうか。]
あのなぁ、……それ、褒められてんの?
……リリアーヌ。
[ひどく大真面目に告げられたフォローに、またしても反射的に文句を返してしまいそうになりながら。
けれど此方に向けられた気の抜けた笑いからは悪意は読み取れず、気を削がれたように名乗ってみせた。]
はぁ……、で、あんたは?
[がしがしと頭を掻き回したい気持ちを押さえて、人懐こい表情を浮かべる青年に改めて向き直る。
名前を訪ねながら、顔から白いパーカーへと何とはなしに視線を移して。]
…ブラックだよな?
[ホワイトでありながら黒を身につけていた前例は知ってはいたけれど、確認するように呟いた。*]
>>雨
[ぶちまけられた諸々を一緒に拾いながら。半ば呆れた顔で学生を見て]
…アンタ、なんでここに?寝かせたはずだろう、医務室に…
全く、体調悪い中頑張りすぎるのは身体に良くないよ。
…抜け出したんだから、アンタにも考えがあるんだろう。だから、無理やり運びゃしないが…もう少し自分を大切にした方がいい
/*返信遅れまくって申し訳ありません*/
[毛布の中でブルッと何かが震える。なんだろ…?とぼんやりと思考を巡らして毛布を漁った。暗闇で光るその画面には"リリアーヌ"と書かれていた。]
『おめでとう。…
[それだけ書いて固まる。あまりにも久しぶりすぎて、でも何かを伝えたくて
・・・でも何かってなにかねぇ。
打っては消し、打っては消しを繰り返してその後に]
…私はホワイト。
P.S.
留年したから、もう1年間1年生だけどね』
[と付け加え、震える手で送信をした。会った時は久しぶりと言っていいのか…初めてのふりをした方がいいのか。
ブラックだったら…なおさら…
久しぶりに寝れないこと以外に頭を悩ませた雨は、今夜はよく眠れそうだ…と、手元の機械から広がる温もりにそっと頬を緩ませるのでした]
>>イレーナact
[いつまでもじっとしているのは性に合わない。
暇潰しがてら散策していた頃だろうか。
すれ違った女性から漏れたのんびりとした吐息。
ふと気にかかり、声をかけようと歩み寄る。]
……何してんだ?
[初対面だっただろうか。それとも顔見知りの仲であっただろうか。
相手の顔を気にせず問いかけたから、確認がてらじっと見つめようと。
さて、彼女は男の呼びかけに応えてくれただろうか。]
>>37 リリアーヌ
[散策がてら廊下を歩きつつ、渡された資料をぺらり。捲る。
ずらり、とお決まり事が綺麗に陳列された紙面を見て、眉を寄せる。
部活動に所属するか否か。どうするべきか。
悩むように頭を横に傾けるが、答えは決まっていて。]
──めぼしいのが無かったら、いいか。
[現状は帰宅部のままに留めることにする。
そしてもう一つ、悩みの種に重苦しいため息を。]
…寮生活なんて 聞いてねェ。
[配布された資料。当然のように記入されていた“寮生活における決まり事”
男からすれば、集団生活なんて、まどろっこしいことこの上なく。]
…………ハァ。
[本日二度目の憂いを含んだ吐息を吐きながら気怠い様子で足を動かす。その時大きな髪飾りを付けた少女とすれ違えたのなら、「レース付いた手袋…?金持ちの家のガキなのかな。」と凝視ししつつ、呟いたかもしれない。]
/*
ノルセンセ→みぃさん(紫蘭で同村しましたもはや透けじゃない)
テオくん→ノーモアさん(花菱草のテオくんだよねこれももう透けじゃない)
柳先輩→冷さん
シオリセンセ→マヨさん
メルヒくん→ナギ
このへんまでならわかった
誰がいるかも把握できてないんだけどね!!
【>>42ビスケット】
[ ” 先輩がパンツ狂かよ ” なんて言葉には 小さく眉を顰めはしたけれど ( アンタに言われたくない ) そんな返し文句は心の底に止めておく。]
…ああ。だから、スキンシップが多かったのか。
[ そして思い返すのは 先程からの目前の人の” スキンシップ ” 肩に手を置くだとか 何だとか。大して気にはしていないが 一年にしては酷く遠慮が無いなと思ったのが正直な所 。
――…しかし、
突然に気まずさからだろう、卑屈な態度を取って来たと思えば( パンツ狂とは言われたが )、次は瞳に炎を灯して ” 勝負 ” を挑むとは。中々に自由で下克上精神の伺える後輩だと らしくも無く思案に耽る 。]
…俺は、負けない。
だから、どうにもならない。
[ ” でも、もしそんな” ラッキー ” があったなら 。”
どこか冷めた瞳で 彼の瞳を見つめ返して ただ無機質に唇を動かす ]
何か命令ひとつ…と、クイーン候補に一歩近付く。
[ 淡々と宙に吐いた言葉は、一体彼にはどう捉えられるか ]
【 free 】
[ 誰に会うでもなく 目的があるでもなく校内をほっつき歩いて ただ只管時間を潰す。――否 目的が無いというのは少々語弊があったかもしれない。正確に言えば 索敵している。…そんなこと 誰に言うわけではないが 。]
………
[ ふと 髪を揺らした微風に足を止め 風向きのある方へと踵を返す。陽は宵闇に呑まれ掛け 直に校舎は立ち入り禁止になるだろうか。そうなる前に早く寮に帰らなければ、とは思っているけれど――微風の来る場所 、時計塔のバルコニーで遠くに在るだろう自分の住処を視る 。…あと少しで 。]
…――そういえば、明日は海か。
[ ” 面倒だ ” と些か乱暴な言葉は 片言の自分を知る誰か――例えば、絵の具に塗れたあの教師とか――には 聞きなれずに驚かれるものだろうが 人が疎らになる今、特に人気の無いこの場所では特に気にするでもなく 前髪を手で上げて夜を見据えた 。]
……帰り道、水着…探す必要、あんのか?
[ そもそも海に入るのが戸惑われると 少し真面目な表情を崩して 面倒臭そうに呟いた ]
皇子 柳は、(仮称) リリアーヌ を能力(求婚)の対象に選びました。
@>>9 イレーナ
そう…ブラックなら嘘つかなくて済むから、助かる。
[道中で相手がブラックであることを聞いたのなら男は自分もそうであると伝えただろう。
最も、それ以降は当たり障りない会話しかしなかっただろうが。
−−…ようやく手を離したのはホワイトの生徒が蔓延る教室の前に着いた頃だっただろうか。]
ちょっと失礼。
[一言断ってから耳元で]
どうせならホワイトの生徒の顔もさだけでも、一気に見ておこうよ。虱潰しに話し掛けるのも手間だしさ。HRが始まる前までならバレることもないだろ。
……というか、ここまで着いて来てくれたなら入るよね?
はいどうぞ、レディーファーストだ。
[ようは潜入して様子を見ようという魂胆である。
ニコニコ笑って小声で脅迫めいた事を言いながら、未知の扉に手を掛ける。扉を開いて軽く背中を押してやれば、彼女はどうしただろうか。]
[送信した後、いくらか間を置いてから光った端末へと目を落として。
かかった時間の割に短い文面に首を傾げながら、初めて知るいくつかの事実に目を丸める。]
同級、…で、ホワイトかよ。
[幼い頃は、自分よりも歳上の彼女にそれなりに懐いていた朧げな記憶がある。
文字を眺めながら、浮かんできたそれらを振り払うように首を振って。]
……別に、馴れ合いするために来たんじゃないし。
[自分に言い聞かせるように呟きながら、再び幾らかの文面を打ち込もうと。]
……どんな喋り方、してたっけな。
[画面に触れる手を一度止めて、"彼女"の記憶を掘り起こすように目を伏せて。]
『ありがとう。
けど、私は、ブラックだった。
それじゃあ同級生だろうけど。
何かあったの?』
[打ち込んだ文面には満足しきらずに、けれどそれ以上改変することもできずに。そのまま送信した。*]
(3)>>50 メルヒオル
[資料に目を落として溜息を吐きながら歩く途中。
ふと足音が耳に届けば、ぼそぼそと愚痴を呟いていた唇は、きゅ、と引き結んだ。]
(……学生かな)
[私服の多いこの場所で、初見では相手が何者かは理解らずに。
近付いてくる彼から聞こえた溜息に首を傾げながら、足を止める。
長いスカートを摘まんで持ち上げて、すっと頭を下げて会釈して見せながら。]
………、
[すれ違いざま聞こえた声に、ぴくりと眉を上げて目を細めた。
まるで自分が年上だというようにもとれる呟きに、表情には出ずとも内心で顔を顰める。]
(口、悪ぃなぁ)
[――自分のことは棚に上げたけれど。
こちらを凝視する視線には、意趣返しのように、控えめにちらりとその身なりを観察して。
目についたのは自分の手元にあるものと同じと思われる紙の束と、――それから妙に存在を主張する一挺の鋏。]
(――なんだ、きっと同級じゃん)
[ちらちらと視線は向けてみながら、彼が足を止めていたのなら。
気を取り直したようににこりと笑顔を浮かべて、握手を求めるように、右手を差し出してみせただろう。*]
B>>25>>26>>27リリアーヌ
…顰めっ面で舌打ちする"女のコ"の機嫌を取るのは、ちょっと遠慮したいかなァ。
[彼の寄越した"フォロー"に、小さく笑いながらそんな軽口を返し。どうせなら、その声でも女らしく振る舞えばいいのに、と何処かちぐはぐな彼の言動に首を傾げる。
彼の言う通り、こんな学校に来るのならそれなりの事情もあるのだろうけれど。
少しだけ頭の隅に引っかかりつつも、これ以上険悪な空気を作るのは些か気が引けた。]
いらないって…生徒証の提示を求められたりした時、どうするんだ。
持つだけ持っときなよ、別に邪魔になる物でも無いんだからさ。
[此方の折角の申し出を、心底嫌そうに"いらない"、と一蹴する彼に肩を竦め。彼としてはそれこそ"いらない"から破り捨てたのだろうけれど、かといって無いままでは在学証明すら出来ないでは無いか、と。
相手の喉の奥にしまわれた言葉には、勿論の事気付く事も無く。
ただ無遠慮にそんな言葉を投げ掛ければ、漸く彼も諦めてくれたようで。]
↓
↓
…場所?
あァ…えぇっと、確か歩いて来る途中に事務室を見かけたから、そこで出来るんじゃないかな。
[彼の向ける胡乱な眼差しは、特に気にする風も無く。お節介だったかなァ、と思うも、まぁ彼も諦めたようだし、と長い髪を梳く指先をぼんやりと見つめて。
"仕草は、文句無しに女のコなんだけどなァ"なんて呟けば、彼はまた気を悪くしてしまっただろうか。]
それじゃ、行こっか。
…それにしても、その服。君が自分で選んだの?
頭の上のリボンも、綺麗に結べてるねェ。
[頭の中に、此処まで歩いてきた道程の簡単な地図を描きながら、元来た道を戻ろうと踵を返す。
そうして彼との距離が少しだけ縮まった際に、頭の上で揺れる大きなリボンが目に留まり。
何とはなく、そのリボンへと。伸ばした手は、果たしてそこへと届いただろうか。]
@>>33>>34 柳
[方の渡した情報は、当然ながらお気に召しては頂けなかったようだ。眉を寄せ、息を吐く彼に――自分のからかうような言葉にも原因があるとは気付かないまま、柔い笑みを顔へと乗せる。]
…君は聞いておいて、俺には内緒なのか。
意地悪だねェ、君も。
いいじゃないか、減るモンじゃ無いんだしさ。
[身体が離れる間際に問うた問いには、結局答えて貰う事は出来ずに。元々そんなに答えを期待していたものでも無かったから、苦笑と共に、そう返しはしたけれど。
――嗚呼、それにしても。
先程彼がほんの一瞬だけ見せた笑みは、中々に面白いものだった。鋭い犬歯をチラつかせ、鋭い瞳で低く唸るように吠える姿はまるで――]
(……"狼"、みたいだったなァ)
[クツ、と。知らずのうちに小さく鳴った喉を誤魔化すように、ひとつ咳払いを。
遥か幼少の頃、祖父から聞いた御伽噺やら、地元の村で起きた騒ぎやら。そしてそれらと、今でも脳裏に焼き付いて離れない、祖父の描いた一枚の絵を、思い浮かべ。
いつもの呑気な笑みに混じり、さも愉快げに、小さく口の端を持ち上げただろうか。
――だけれど。]
↓
↓
……話し方だけじゃなく、君も結構面白いねェ。
[此方の手を取る彼からは先程見せたあの雰囲気はもう伺えない。しかし、子供のようなそれに小さく苦笑を浮かべていれば、まるで"優雅"に腰へと回された腕にピクリと眉を持ち上げた。]
どうも。悪いねェ。
この学校、広いから助かった。
…あと。エスコートは有難いけど、そういうのはもっと可愛い女のコにやりなよ。
[腰に回されたその手には、呆れたように相手の頭を軽く叩き。
へらりとした笑みのまま、しかし呆れの色は濃く浮かべ。彼を横目で軽く睨み付けて手を掴み、やんわりとその腕を剥がそうと力を込める。
職員室の前へと到着した時には、漸くだと言うようにひとつ大きく溜息を吐きはしたけれど。]
あァ、そうだ。
この学校って食堂なんかはあるのかなァ。
…ソレの詫びと案内のお礼に、ジュースくらい奢るよ。
[ぴ、と。赤と青の乗った、相手の白い手袋を指差して。丁度喉も渇いていた所だし、どうせ昼食時にはまた食堂を探す羽目になるのだから、どうせならもう少しこの"優等生"の世話になっても構わないだろうと。
"どうする?"とでも言うように肩を竦めて尋ねてみれば、果たして彼はどうしただろうか。]
/*
露西亜に亡命させた対立した王子って先生の事だよね!?!?!?だよね!?!?
えっまって先生王子様だったのえっねぇちょっとまってお金持ちのお坊ちゃんだとおもってたもしくはなんかえらいひとの息子とか>>王子<<
えっマジでwwwwwwwちょマジでwwwww詳しくききたい(真顔)
そうだねェ…と言うか、此処に来てから女のコは一人も見てないや。
こんな学校だから、やっぱり入学したい女のコは少ないのかなァ。
[頭に響く少女の声>>C7に、やはり呑気にそう呟いて。男と女と、二人の掛け合いを聞きながら、"こりゃ、お邪魔虫かなァ"なんてクスクスと笑う。
この愉快な"内緒話"のお題を求める声>>C10には、ふゥん、とひとつ呻きを漏らし。]
恋バナ、かァ。
俺もあんまりそういうのは疎くてさ。
性癖暴露、するなら君からしなよ。聞く分には面白そうだしねェ。
[最初に話題を出した者から、の法則で。そう言いたげな声音で、響く男の声へと話を促してみた。]
/*
ちなみにノルくんキレると結構怖いという設定があるんだけどこれ出せるのかな
イサベレとか何度もぶん殴られてるんだけど実はしかしオルエッタちゃんは絶対に殴らない
…どーも、お嬢様。お会い出来て光栄、なんて。
[にんまりと世辞を述べたか。
相手のクラスを知ることが出来たにしろ、できなかったにしろ。
知ることが出来たのなら、それが黒にしろ、白にしろ。応えるように腕を伸ばしただろう。
*差し出した手は──左。*]
(1)>>58>>59 ノルベルト
ご機嫌取りする気が無いんなら。
――へらへら笑うのやめろよ。
[気遣いか、それともただ面倒事を避けたいだけか。どちらにせよ相手のそんな意思は知らず、鬱陶しげに吐き捨てる。
事を荒立てるつもりもないし、相手が教師ならばそれも尚更だとは思うけれど。結局こちらの思い通りになってくれなかったことへと反抗心も込めて。
何考えてんのか分かんなくて気色悪い。
……とまでは、流石に口には出さずに留めた。]
………、
[その後で向けられた無遠慮な説得の言葉は、まさしく図星ではあったのだけれど。]
(どうするって、………どうにかする。
…し、きっとすぐ捨てる)
[結局そんな回答は全て心の内にしまって。
最終的には彼の"お節介"に、頷くことになっただろう。]
[気乗りはしないまま、事務室へ向かう旨を聞いて、歩き出そうと荷物を抱え直す。
小さく聞こえた呟きには、僅かに目を丸くしてから答えた。]
なに、可愛い声でも出せって?
[――『仕草は女の子。』
健全な男子生徒が聞いたら良い気はしないだろうけれど、"今の自分"にとっては、それは褒め言葉以外の何でもない。
小さく鼻を鳴らして、悪乗りするように返して。]
…でも駄目なんだよ、声を出した時点で駄目だ。
[襟の上から喉を抑えながら、小さく呟いてから、首を振ってダメ出しを。
そうして仕方なしに歩き出したところで、道中聞こえた疑問に答えようと。]
……服なら自分で選んでるけど、
っ、――――触んな!!
[折角まともに話そうとしたのに、…なんて、相手からすれば知る由もないだろうけれど。
頭に伸びた手に目を見開けば、触れるか触れないか、そんなところで、咄嗟に手を上げてそれを振り払う。
じわりと痛む手はそのまま、反射的に彼の空いた胸倉を掴もうと伸ばして。
それが叶ったなら、咄嗟の衝動からはすぐには戻れないまま。
まるで正当防衛だとでも言うように、ぐっとシャツを締め上げただろうか。*]
[呑気な声でこちらに質問を投げる男に]
俺の性癖?
人より虫の方がタイプだよ。虫みたいな人はギリギリセーフかな。
…もちろん可愛い女の子も好きだけど!
[最後の一言は目の前の少女に向かって笑みを投げかけながら]
/*
というか皇子からノル受け塗りされてる気がするんだけど!?!?!?
ノル!!!攻めですから!!!というかノンケな気がしてきた
/*
ちなみにその地元の村で起きた騒ぎで死んでるんですけどねこいつ
ちゃんと埋葬もされたんですけどね墓下でシュークリーム食べながら教え子見上げてたけど
/*
あとはよ教室行けノルベルト
<いや、今ちょっと忙しくてさァ。
お前教師だろうしごとしろよ
<だから忙しいって、言ってるだろ。
>>私のキャラいつも仕事しない<<
(3)>>62>>63 メルヒオル
(……何が楽しいんだか)
[向けられた笑みは、さながらチェシャ猫のよう。お世辞にも愛想笑いとは言えない歪んだ笑顔に、内心で毒吐く。
相手が足を止めたのを見れば、向けていた視線は最低限の礼儀として、彼の顔へと固定し直して。]
……、
["表面上"穏やかな笑みは崩さないまま、入学案内に挟まれた【黒いカード】を取り出す。
とりあえずの挨拶のような問いから、彼がここの生徒なのは明白のようだから。それできっと理解するだろうと。]
(――で、あんたはどっちだ。
"味方"か。…それとも"敵"か。)
[彼がカードの色を視認したのなら、用済みのそれは再びしまい込みながら。
質問を返すように、軽く首を傾げてみせただろう。]
[果たして彼から返答は貰えただろうか。
冗談めかしたような世辞の言葉には、浮かべた愛想笑いを深めて。
変わらずその言動には不似合いな、瞳に宿る何らかの感情に、奇妙な緊張感を覚える。]
…………、は?
[けれど眼前に差し出された"左手"に、思わず小さく、音を伴わない疑問符を。
張り付けた笑顔は、そのまますうとどこかへ消えてしまっただろうか。]
(右手、出してんだろうが)
["友好の握手"を求めた上で返された"左手"は、さすがに悪意も何もないとは言い難いように思えた。
含むものが無かったとしても、礼儀が成っていないことには変わりがない。]
………はぁ、
[諦めた愛想笑いは投げ捨てて。
呆れたように溜息を吐きながら、それならば、と。
相手の歪んだ琥珀色をひたりと見つめながら、――自らも左手を差し出して、握った。*]
B>>64>>65>>66 リリアーヌ
[彼の頭の上でふわりと揺れる、緑のリボン。それに触れようと伸ばした手は、終ぞ、そこに届く事は無く。
柔らかいリボンの感触の代わりに届いたのは、パシリと振り払われる手の痛み。唐突のそれに自分の思っているよりも驚いたのだろう、胸元へと伸びる手に反応するのが遅れた。]
――ッ、ちょ、っと。
……突然何するんだよ、オイ。
[ギリ、と。普段から緩めているシャツを締め上げられる感触に、浮かべた笑みをついと消し。最初の一言は驚きを、最後の一言には苛立ちを込めて、低く囁く。
細めた目で相手を睨み、締め上げる手を掴み。そしてその手に力を込めて引き剥がそうとすれば、それは果たして叶っただろうか。]
↓
↓
………はぁ、もう。何なんだよ、急に。
触られたくないなら口で言いなよ、耳はちゃんと付いてるから。
[そうして彼と一歩、距離を取る事が出来たなら。皺の付いた胸元を整え、眉間に寄った皺を指で解し、呆れたように溜息をひとつ。
剣呑な空気はさっさと霧散させ、それでもあまり機嫌は良くは無かったけれど。]
声を出した時点でダメ、なんて言う前に、その乱暴な性格を何とかした方がいいんじゃないかねェ。
…そんなに大事なんだ、ソレ。
[そんな嫌味と共に、苦笑混じりに今度は触れずにリボンを指差し。突然胸倉を掴まれた事には腹が立ちはしたものの、流石に初対面の人物にやり返すのはいただけない。]
(…これがあの子なら、ブン殴ってる所だけどさ。)
[自分の可愛い二人の教え子のうちの一人を、頭の中に浮かべながら。その人物よりも少しだけ歳が下に見える目の前の彼に、一度止まった足を一歩進め、視線で進む事を促した。]
ー〜♪
っ!!
[毛布にしまわず握りしめていた携帯電話が鳴るまでうたた寝していたようだ。
文面を見てため息をつく]
やっぱり…うまくはいかないかぁ…
[ブラックか…。まぁ、とりあえずは留年理由かな…とそっとため息をついて携帯を操作しだす]
『そっか…校舎離れるねぇ。
留年は…体調が優れなくてさ…ついつい、休みがちに…
ところで、明日のプールはどうするの?』
[とりあえずはこれでいいだろう。
さいごの一行はたっぷり悩んで付け加えた。返事によっては…一緒に水着を買いに行こうと誘おうと思って。数少ない女の子なのだ。しかも、幼なじみという特別な。
そんな、淡い期待を込め、メールを送信した]
[男の軽薄口に相手はただ、笑みを返すだけ。
掴めそうで掴み切れない。そんな態度がますます関心を抱かせるなんて相手は分かっているのだろうか。]
(──面白ェ)
[一歩、歩み寄る。
差し出された右手に重ねるために。
右手ではなく、左手を伸ばす意味。
相手がそれを知っているのか知らないのか。知ることはなくても、効果は“覿面”]
………最高。
[失せてしまった綺麗な笑顔。
代わりに現れた吐息混じりの新たな“彼女”との出会いに、くすりと笑みを。]
…メルヒオル。
[名を名乗り、紳士のようにお行儀良く微笑んだのだったか。*]
白の教室、かァ。
…そう言えば、まだ顔も出して無かったな。
[教室へ、と誘う声>>C13に、呑気にそう返し。担当するクラスに顔も出しに行かねばと思いつつ、結局校内を散策してしまっていた事に今更ながらに苦笑する。
広い校内は迷いそうではあるけれど、その分色々と設備の整ったそこが楽しくあるのも事実で。]
んー、今から行ってみようかなァ。
あァ、それから。俺は臨時で来た教師だよ、白のクラスを担当する事になった。
[今時分の居る、白い校舎。その窓から見える黒い建物を眺めながら、軽く目を伏せる。]
君たちは?俺の担当なのかな。
[少女と、男と。まだ見ぬ二人に会う事もあるのだろうか、なんて。そんな事を思いながら。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<狼っ子♡ アントワネット>>と<<狼っ子♡ アントワネット>>を見かけたので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷ってしばらく見ていたが、結局話しかけられずに終わった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<ルシア>>や<<狼っ子♡ アントワネット>>を見かけたので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷ってしばらく見ていたが、結局話しかけられずに終わった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)>>や<<訓練教官 シオリ>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<臨時教師 ノルベルト>>や<<狼っ子♡ アントワネット>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<中毒 テオドール>>や<<中毒 テオドール>>とすれ違ったので、2(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<中毒 テオドール>>や<<班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<メルヒオル>>や<<メルヒオル>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<寝不足 雨>>や<<イレーナ>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<狼っ子♡ アントワネット>>や<<皇子 柳>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)>>や<<ビスケッタ ・カーマイン>>とすれ違ったので、2(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<訓練教官 シオリ>>や<<ルシア>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<イレーナ>>や<<狼っ子♡ アントワネット>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<イレーナ>>や<<皇子 柳>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<(仮称) リリアーヌ>>や<<皇子 柳>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<狼っ子♡ アントワネット>>や<<寝不足 雨>>とすれ違ったので、1(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<メルヒオル>>や<<ビスケッタ ・カーマイン>>とすれ違ったので、2(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<イレーナ>>や<<皇子 柳>>とすれ違ったので、2(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
ー校舎のどこかー
[先ほど班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)を見かけてUターンした後、少し校内を見て回った。ここは全寮制らしいが、相部屋とかあるんだろうか?それとももっと複数?1人?
まあ寮に行けばわかるだろうと思い、寮に行くために案内板を探す。
途中、<<寝不足 雨>>や<<イレーナ>>とすれ違ったので、2(2)。1話しかけることにした。 2話しかけるか迷って、結局話しかけることができなかった。]
[生徒達の話す声を聞きながら、光の反射する白い校内を歩き、自分の担当する教室へと向かう。
少し小腹が空いたので、途中にあった売店で買ったキャラメルをひとつ口の中へと放り込み。広がる甘さを堪能しながら廊下を進んでいけば、少し先に目的地と思しき扉が見えてきた。]
もう誰か居るかなァ。
…何人くらい、居るんだっけ。
[教室の扉へと手をかけた所で、そう言えば名簿を貰って来るのを忘れた事に気付き。
今更職員室へ戻るのも何とも面倒で、"まァ、名前は直接聞けばいいか"、なんて独りごちながら、白い扉をくぐる。
扉の向こうに広がるのは、相も変わらず白い景色。さてさて、他の生徒達は来ているだろうか、と何処か無機質さを匂わせるその空間を見回した。]
ー教室より後•校舎のどこかー
[こほこほ、と咳が漏れて足を止める。今日はあまりしゃべっていないのに何故か喉が痛い。さっき大声を出したせいだろうか。
彼>>1:31に貰った紙切れを取り出して、そっと開く。
そこには英数字の羅列と、
ん?これーーー
[大きな襟巻きをした黒兎。もしかして俺かよ、そう思い至ってふわりと笑みを零す。心臓がとくとく一定の刻むのを感じるような、あたたかい気持ちになった。
それを携帯で写真を撮ると、登録したノルベルトのアドレスのアイコンに設定する。
流石美術家、なんて先程のことを思い出して、頭を抱える。
メルヒオル、ノルベルト先生、ビスケ
今まで会った人物とみんなアドレスを交換した。多分、文章の方が落ち着いて話せるだろうが、まだ誰にもメールしていない。
これからあった人とも交換できるかな、なんて思いつつ、誰かにメールを送ることにした。
その相手は…
1.メルヒオル 2.ノルベルト 3.ビスケ
2(3)だった。
メールを作成しながら歩いていると、<<ルシア>>に遭遇した]
A>>78 メルヒオル
[くるり、と。その白い教室を見回せば、淡い桃色の髪が目に留まる。彼もまた、自分の担当する生徒だろうか、手にした鋏に眉を寄せつつも、ゆっくりとした足取りで机へと向かう。]
君、このクラスの生徒?
他の子達はまだ来て無いのかな。
[シャキ、と鳴る鋏にまた少しだけ眉を寄せて。面倒事は御免だ、とでも言うように半歩だけ彼との距離を取り、肩を竦めてそう問うた。]
(1)>>70>>71 ノルベルト
[掴み上げた胸倉の先。
ようやく消えた表情と驚き混じりの声に、はっとようやく自分の過剰な反応を把握はしたけれど。
今度は苛立ちさえ混じり始めた言葉に呼応するように、ぎりりと手の力を強める。]
……そんな顔もできんじゃん。
[なんて、気に入らないにやけ顔が崩れた事には、自分のしたことを差し置いて僅かな満足さえ覚えたけれど。
伸ばした手を引き剥がそうとされれば、こちらを睨む目を見返して。]
………っち、
[舌打ちをひとつ。
最後に強く襟元を掴んだまま、止めようとする手も振り払うように腕を戻した。
もしかしたら釦のひとつふたつ引きちぎれたかも知れないけれど、どうせ開いてんなら変わりないだろ。]
あんたが無遠慮に触ってくるのが悪いんだろ。
[離れた距離で相手を見返しながら、消えゆく嫌な空気の中に残る彼の不機嫌さに、じとりと目を細める。]
うるさいな。
あんたはその偽善者面どうにかしたら。
――"コレ"は、駄目なんだよ。
[嫌味には嫌味で。大人な対応だか何だか知らないけれど、どうにも冷静にあしらわれているようで苛立ちを覚えながら。
リボンを指差されれば、頭へ伸ばした手でそっと触れながら、小さく呟く。]
誰彼構わず世話焼こうとするのは結構だけど。
割と気持ち悪いよ、あんた。
[本当は自分の行動に謝罪しても良い場所だとは知りながら、そんな気も起きずに。
変わらない物腰を揶揄するように一言。
彼が歩を進めようとしたなら、やれやれと溜息を吐いて。
長いスカートを揺らして小走りで隣へ並ぶと、そのまままた目的地へと向かっただろう。*]
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