情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
B>>80>>81 リリアーヌ
[此方の問いに視線を揺らし、眉を下げて。どうやら"困っている"事は伺えるのだが、如何せん何故困っているのかまでは推し量る事は出来ずに。
相手が心の中で舌を打っている事も、この状況から逃げたがっている事も。読心術なんてそんな物を心得ている訳もない自分には、伝わってなど来る筈も無く。
――だけれど。
思いの他早く、その疑問は解消される事となった。]
……ありゃ。
君、男だったんだ。てーっきり女のコだとばっかり思っていたんだけど。
[丸い瞳に長い睫。さらりと流れる髪と長いスカートを揺らす"彼女"から聞こえたのは――何とも野太い、"男"の声で。
呑気な言葉と声とは裏腹に、内心では割と驚きはしただろうか。珍しく、目など見開きながら目の前の"彼"の所作をじっと観察する。
名を告げる時に僅かに淀んだ声は、何とも"可愛らしい"その名を、彼は気に入っていないのだろうか、なんてこっそり邪推などしてみながら。]
↓
↓
……"オネガイ"、ねェ。
あーんまり、依怙贔屓は好きじゃ無いんだよなァ。
特に…理由もわからないなら、尚更。
[目を瞬かせ、何とも"女らしく"――そして、何処か高圧的な雰囲気を滲ませて。
こうして会ったのも何かの縁だから、簡単なお願いくらいなら、聞いてあげても良いのだけれど。
――だが、"こんな態度"で"理由も告げず"、そして何より後々面倒そうなこの"オネガイ"を、聞いてやる気には更々なれずに。]
ブラックなら…俺とは、校舎が違うのかね。
えぇっと…リリアーヌ…チャン?クン?どっちで呼べばいいかな。
[さらりと相手の言葉を受け流すように、返答を濁したまま。とりあえず当面の呼び方に困らないよう、それだけは確認しておこうか。]
[苦笑する彼>>61につられて、喉の奥で小さく笑う。]
どうして絵の具が顔に着くんだよ
[瞳を覗き込んできたことに一瞬たじろぎ目をそらしそうになったが、鏡の代わりだと合点がいき目を逸らさないように努める。目を開こうと思うと急に乾燥を感じるのだから不思議だ。じっと彼>>61を見るのもいかがなものかと思うが、他に見るところがない。やはり美しい顔をしていて、鏡をみて絵を描いた方がいいんじゃないか。こちらの顔がじわじわ熱くなってくる。こんなことを色んな人にしていたら、女に恨まれて刺されるんじゃないか、むしろ刺されてしまえばいい、なんて思った。
彼が絵の具を確認し、満足したのを見ると目が乾いたのかしぱしぱさせる。そして文句を言うように、先ほどの台詞を口にした。彼はどう答えたのだろう。答えを聞くと、まあ と納得いかなさげに呟いて返した]
ああ、うん、助かるけど、目的地より分かる人を探した方が早いんじゃねぇですか。
ノルベルト先生…どっちの担任ですか?俺は、1-1のルシアです。
[ノルベルトの提案に軽く頷くと、それより効率の良さそうな提案をして返した。迷ってる奴がたくさんいても、多分迷うだけなのだ。辺りを見回す
↓
と、案内板を見つけて歩み寄った。ああ、こっちの方が早いかも、と呟いてそれを眺める。どうやら、1年の教室は階が違ったようだ。教員室はどこだろう。]
――黒白を基調とした気品を感じさせる校舎の真ん中で。そして 純白の天使を思い浮かべる程のオフホワイトに包まれた” 秩序の白 ” から 対抗の黒い校舎を見つめる。
「いつか…王子様が…」
――先程は肉汁に塗れて服を穢してしまったけれど…白雪姫が継母から逃げて幸せになった様に、シンデレラが継母などを置いて幸せになったように、醜いアヒルの子が…美しい白鳥に成った様に!…いつか自分も幸せになれると そう信じて 聖母マリアも顔負けの微笑みを浮かべ…ゆっくり身体を椅子へ沈めれば…椅子は重さに耐え兼ねて、床にまで共に沈んだ…。
「…共に行こう…」
――轟音に近しい破裂音を二つの山〜尻〜を通して感じれば 微笑みを浮かべたまま 飛び散る機材と顔合わせをしながら 人魚の歌声よろしい美声でそう囁く。
やがて…振動が落ち着いて地面とお尻が熱烈なキスを迎えた頃に その余韻を振り切って身体を持ち上げ 何事もなかったかの様に 窓縁へ肘を掛け 夢見る瞳で対抗校舎の窓から見える<<皇子 柳>>を見つめた。
「あれは…今朝私を丸焼きにした…?」
――トゥクン…胸が旋律を奏でる。風が頬を撫でると 今朝の残り香なのか、キャローラ油の香りが鼻腔を擽り コクリ、と 唾液が喉を通った。
「なんて素敵なの…」
――彼が見つめる先は…私…ではなく>>68の女。あんなの…私に比べたらただの…ただのゴボウじゃない!もっとふくよかな子があなたにはお似合いよ…と、その美麗な顔に濃厚な投げキッスを送って ついでにウィンクもしてみれば 視界の隅で星が弾けた気がした。
「ね?…あなたもそう思うでしょう?」
――私の心中を察してと言わんばかりに 隣に居る<<狼っ子♡ アントワネット>>に夢見る少女の視線を送り その腕に自分の豚足を乗せた。あなただって、>>68×柳様の純愛リトルマーメイドとかアラジンとか、シンデレラ的なストーリーよりも、柳様×私のようなリトルブヒメイド、美男と焼豚のようなアナザーストーリーのが燃え上がる…。自分のドレス姿を脳に描けば その美しさに頭がクラクラした。
「……あああ〜ああああ〜」
――やがてその声-天使の歌声-で、リトルマァ!メイドの人魚の歌を口ずさめば そこらに居る美男美女は、私へと振り向いただろうか…
――隣には自分が居た…。
――何を言っているかは分からないけれど、隣には確かに自分が居た…
「あなたは…」
『あなたは…』
――仮のアントワネットが口を開く。血色の悪い唇ね。私のが数倍美しいわ、と そのふとましい腕に重ねた自分の豚足を離して 数歩、後退る。
「どういうことなの…?」
――私が…二人居る…
『すごい…ここだけすごく…豚豚しい…』
――確かに一理あると 彼女の声に頷いた。この仮アントワネット…私が地面へ尻から降り立つときから、ずっとそばに居たのかしら…!私の隣で、私と同じような行動をしていたのかしら…!
「なんだか…すごく…ドラマチックなスクール生活になる予感…!」
――二人のアントワネット。あなたが選ぶのは、どっち?
@>>82>>83 柳
[目の前の真面目そうな男が、自分に対して不安を抱いている事など知りもせず。中々に良い手触りのその手袋に包まれた手を握り、挨拶代わりの握手を終えたと思えば不意に眼前に迫る白い色。
唐突なその所作に似合わぬゆるりとした手付きに、身を引く事も忘れて暫しの間、きょとんと目を瞬かせはしただろうか。]
…ん、何か付いて…あ。
[触れられた頬から布の感触が去ったのなら、怪訝そうに首を傾げ。そうして離れたその指先に付着した、見慣れた幾つかの色を発見し、何とも決まりが悪そうにへらりと笑った。]
ありゃ…悪いね、手袋汚しちゃって。
此処に来る前まで絵を書いてたモンだからさ。
…顔に着いた絵の具って、どうにも気付き辛いんだよなァ。
それにしても、異人サンかァ。
俺の居た村では中々珍しかったんだけど…此処ではそうでもないのかな。
[相も変わらずのんびりとした口調で、そんな事を話しつつ。自分の友人である異人と、少しだけ雰囲気が似ているように思う彼に、一方的な、そして勝手な親近感など覚えながら。
"何でも知っている"、と。妙に低く、そして掠れた声で呟かれた言葉には、ついと眉を寄せはしたけれど。]
↓
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新