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私は唄い手ではありません……。
竜に歌うべき歌を持ちません。
何故なら、私の歌は…… ……貴方のような歌として響かせられないからです。
[忸怩たる思いで言葉を口にする。竜に歌いかけるその行いに惹かれはしてもと、ナジは双眸を伏せる。
歌いたい歌は持っている。しかし、それは竜に捧げる為や働きかける為の歌ではない為に口籠ってしまう。]
詩でなく…歌による対話…か。
[そ、と目を閉じ詩を紡ぎ始める]
『
鎖に繋がれし音よ
英眼の名のもとに応えよ
依代を集め 其の音を響かせたもれ
旋律よ 我が身に宿れ
』
[叡智を読み解き、歌を唄う。
英眼の英雄の口から溢れるのは美しき旋律]
「解」は見つけられましたか。
[ナジとは違い、穏やかな横顔を見せるアメシストに、ナジは微笑む。
リューナの歌が始まろうとするなら口を噤み、叡智と詩に秀でた力ある英眼の英雄を眩しそうに見ただろう。]
――――――――。
「解」に至る事ができるか否か
[挑戦的に笑い、剣を括りつけた左腕と血の滲む右腕を左右に広げて、息を吸う
そして、一息に唱えた]
『 月は太陽の燐光纏い
太陽は月の側に佇む
異なるもの二柱 世界に座せり
大気よ 今この場に輪転し
歌を運べ
巨竜の末端に至るまで 』
[唱え終われば、穏やかな風が吹き始める
それは"歌"を何処までも遠くまで運ぶだろう]**
盲いた英雄ですか。
とてもそうは見えないのに。
私は、いえ………。
[今、それを口にすべき場ではないと考え、ナジは口を噤む。そうだ、まだ「至って」はいない。ナジは、ローブの上から胸に手をあてる。]
時は廻る
誰からも忘れられ 喪われた花は
ちぎられた花弁を 新たな身に宿す
祝福を 竜に捧げる歌を彩り
新たなる導を創造せしめ
かの竜の名は知らねど
夢の先が竜に繋がるならば 竜の名を知る
竜よ 元の場所へと帰路につき
陽と月のふたご石を天の飾りにして眠れ
[胸にあてられた手は詰め食い込む程強く握られ、歌の最後に何かを放り投げるように腕を伸ばし手を開けば、そこから舞うは光纏う無数の花びら。
アメシストの穏やかな風に乗り、”歌”を花は彩り、竜の体が途切れる先まで、”歌”を包み遠く遠く*運んでゆくだろう。*]
我は問う 生命の意味を
我は問う 生命の灯火に
新たな歌を 竜の音を
生命の共鳴 大地の呼応
生命の和音 陽の息吹を
語らえ 求める意思と心に
奏でよ 想像する意思と想いに
新たな歌は己の中に
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