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[キィンと鳴り響き描かれる徴は、音の衝撃となり転げ来る巨石を貫き次々と砕く。山裾から駆け登り落石を砕きながら、見えない力である音の輪が広がるのを見るのは圧巻の一言だった。
微細な粒となり降り来る欠片の雨を、ローブに覆われた腕を掲げて防ぎ、]
!
肩が……アメシスト、反動を自分に引き寄せたのですか。
[ナジの側は打ち合わされた音の大きさに軽い痺れを感じただけだったのに、アメシストは肩を押さえ蹲っている。
直ぐさま布で剣を手に固定する様は、歴戦さや闘志を垣間見せるものだったか。]
「解」とは一匹の蟻の過去に関係があるのですか。
………まさか………
[言葉は呑み込み、思い浮かんだ不吉な予感と新たな鳴動と雲の動きに短剣を構え直す。*]
なぁに。僕の詩の力の方が強かったって、話さ
蟻の過去…?まぁ、全く珍しい話ではないね
[立ち上がるも、足元は少し覚束ない
巨竜に向けて剣を構え直そうとするも、震えて上手くいかない]
…………長い独り言だ。
昔々 極めて小さな蟻の巣があった。
その巣には若い蟻が一人。
巣の中には若者がおらず。その蟻は成長と共に期待を受け、別の大きな巣へ旅立った。
やがてその蟻が成長し、どうにか得ることができた僅かな富を持って巣に帰ると
巣は壁の向こうに消えていた
ーーー蟻がどれほど爪を立てようと、壁は壁である。
………蟻がどれほど叫ぼうと、壁は壁である。
……。
[詩のように呟いて、刃をちらと見る]
[刃を結びつけていない右手の指を刃に添えれば赤く血液が滴る
その血液を左腕に塗り、赤く徴を書く
腕の震えはいくらか収まった]
ーーーやがて、蟻の後ろから声がしたんだっけ。
”元に戻らないなら忘れてしまえ”ってね。
でも、忘れるって簡単にできる事じゃ、なかったなーーー
[再びの鳴動。壁が動き出せば、再度剣を構えた]**
く…っ
カルヒ、離れないでね…っ
[そばにいたカルヒを引き寄せ、詩を紡ぐ。それは風の加護の詩]
『
鎖に繋がれし音よ
英眼の名のもとに応えよ
踊る砂塵よ 舞い上がる風よ
破壊《デス》を打ち破る盾となれ
』
[風の刃が砂を巻き込みリューナやナジを守るように舞い、棘を砕き、その破片をも盾に変える。
例のごとく英眼には文字《徴》がなだれ込み、リューナ自身の枷となる。]
…カルヒ…平気…か?
[カルヒの頭をそ、と撫ぜ、彼女を鼓舞しようと。]
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