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…龍に、人の願いが通ずると思うか?
答えは否、だ。
[遠まわしに、既に試したことを伝える。
龍を動かすには、やはり実力行使をするしか方法はない。
もはや対話など無意味なのだから。]
…気は引けるが…やるしかないのか…
[この巨竜の命を奪えるのは遥かな未来・世界の終わりの時
世界の黄昏《Ragnarøk.》の時に違いない
されども今この度、
*人の持つ調べを奏で響かせられれば竜は動きを見せるだろう*]
―――あぁ。それは判っていますよ
でも、明日判らない天候より今日の風向きのことばかり考える生き物ですよ。人間と言うのは
[天使からの耳障りの良い音色に眼を閉じて、返事を返す
―――少なくとも、僕にとっては。そう付け加えて踵を返した。人々が集まる場所へと]
否……。
[リューナの声は断言にも聞こえ、言葉を失う。]
…………。
[やるしかないという声に促されるように再び巨竜を見上げた時、ナジは違和感に気付いた。月がある。]
否……。
[リューナの声は断言にも聞こえ、言葉を失う。]
…………。
[やるしかないという声に促されるように再び巨竜を見上げた時、ナジは違和感に気付いた。月がある。]
…… ……ッ、
[いや、あれは月ではない。
月はあのように大きくはなく、中央が縦に割れてもいない。
”それ”が何であるか理解した時、恐怖が喉元まで迫り上がって来た。悲鳴を噛み殺すようにローブの袖を強く掴み、爪を布ごと掌に食い込まさせる。
恐怖がナジの心を鷲掴みにしようとする。]
リュ、リューナ……。
[混乱しかける頭で、しかし息を止めて心臓の音が体内で響かせる侭に任せた。本当にこんな生き物が居るという実感を初めて抱いた。今この時まで、ナジは巨竜だと分かっていても姿から竜だと心底実感はしていなかった。]
…っ!?
揺れ………ッ
[突然大地が、否、巨龍が動く。身をよじっただけなのかもしれない。しかし、それは人間にとっての"天災"]
ナジ、うろたえるな…っ
[恐怖を覚えるのは自分も同じこと。強烈な重圧《プレッシャー》をすぐそばから感じ取る。]
…っ!?
[其の瞳は己の瞳を貫くような威光を放つ。恐怖。畏怖。すべての恐れを全身で感じ取る。]
っ!
『
鎖に繋がれし音よ
英眼の名のもとに応えよ
煌く陽に 美しき旋律を
揺らめく影に 憂いの唄を
静寂を破り 力を放て
』
[落ちる岩の出す音波は増幅され、強烈な破壊《ソニックブーム》を起こす。強烈な波動は落ちる岩を其の音をもってして粉砕する。]
動くぞ!
[声を張り上げ、次の事象に備える。]
………ッ!!
[反射的に巨竜の山脈の上層を見上げれば、其処には先程までは無かったものがある
月―――。と見紛う程、巨大な
――――巨竜の、眼《まなこ》
根源的恐怖に高鳴る心臓を押さえ、其れを尚も睨む。息は暴風のように荒れる
眼の前の其れが生き物だと信じていなかった訳ではない。だが、今まで実感をしていなかっただけだ
天災と名前をつけたそれが何であるのか、今初めて目の当たりにしたに過ぎない]
――――ふ、ふふふふふふ
[それでも何故か、笑いは漏れて]
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