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──回想・17年前──
ママ…?竜は眠りながら何を思っているの?
『さぁ、何を思っているのかしら…ただその調べに響き合う詩を……』
調べ?響き合う……?
[母の使う言葉を問う為に繰り返せば、ふわりとした笑みと共に、温かい手が頭に降りてくる。擽ったそうにカルヒは身を捩り、くしゃりと笑う。その手は優しいリズムを刻み、母の声は旋律を成してカルヒの身に溶け入るように。]
『竜が目覚めし時には………あら……?』
[その歌に呼応するように、規則正しい寝息が空間に小さく響く。温かい手はリズムを止め、その身にブランケットを掛け直した。]
『そう、これは、終焉の無い物語…』
[窓から覗く双月が静かにベッド脇のロザリオを照らして居た──]
…
[カルヒは振り返れば、小さく首を横に振る。]
私たちは"子守唄"としてこの詩を
母から幼少期に聴きます…
[そして言いにくそうに言葉を落とす。]
私はこの先を知らない…
もしかしたら私たちの語り継ぐ詩にはこの続きが無いのかもしれないのです…
[小さい声だがその声は不思議と響き、風に乗る。そして言う、しかし今、此処に唄い手は一人では無い、と。]
[カルヒが歌い上げれば、頭上にあった威圧感は退いて薄らぎ、太陽と青空が視界に戻り、そこで初めてナジは息をつく。息は震え細く吐かれた。
心は落ち着きをいまだ見つけられない。何故ならば、先程まではこちらを見てもいなかった竜は、眼をこちらに向けているからだ。
ナジは呼吸を整えてから、]
続きは、唄い手が自ら竜に歌いかけるもの……だからでしょうか?
[カルヒに話しかける。*]
大陸を横断せし巨竜は、旅の司祭 カルヒ を能力(襲う)の対象に選びました。
[歌が紡がれる。
それは事前に紡がれた徴の影響を受け、高みまで響き渡る
透き通った声が時間さえも停めてしまうようだった]
――――戦うのみではない。対立軸にいない。
心を通わし、調和に至る可能性。それもまた、一つの「解」。
[不思議と、スゥと心が軽くなる心地がしたのはカルヒの歌の影響だろうか
一度"覚悟"を決めた後の心は、何処までも凪いでいた
空が広がり、陽光が再び身体に落ちればもう一度、眼を閉じる]
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