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[目を閉じてカルヒに黙礼する。]
お久しぶりです。
……無事で何よりでした。
[目を開き声をかければ一度言葉を切った。
無事という言葉はカルヒに何らかの重さを与えるのではないかと思ったかのように。]
数年振りでしたか。
[思い起こすのは、ナジが未だリューナに付き従っていた頃。
ナジがこの辺りのことを記憶していたのは、村に何度か足を運んでいた所為もあったからだろう。時には、カルヒにリューナの話をしたこともあった。]
[歩を進め距離を詰めれば、相手が頭を下げるのを目にし、自分が記憶していた人であることを確信し、こちらも頭を下げる。]
お久しぶりです。
覚えてて頂けたなんて。
[出会った頃には、相手とは違い、自分は英雄などと呼ばれる存在では無く。名前も覚えられていたことに少し驚きを感じる。]
ナジさんも、巨竜を動かす、ために…?
[ここに集まる者たちなど、目的は同じだろうが。]
カルヒ?
……あぁ、カルヒか!懐かしい名だな。
[その名を聞き、考えた末に導き出した答えは以前であったことのある司祭。ナジの視線をたどれば確かにカルヒの姿。]
久しいな、カルヒ。
[ナジとの挨拶を交わす彼女にふ、と笑って小さく会釈を。**]
[ナジは微かに微笑む。
その後すぐに笑みは消えた。]
はい、付き添いですが。
[もしもカルヒの驚きを知ったならば、ナジは英雄などと呼ばれる身では無いと首を振りたい気持ちに駆られただろう。]
………カルヒ、貴方は何故ここに…いえ、愚問でした。
巨竜を動かそうとする……結末を見届けようと来たのですか。
[ナジはカルヒを見つめる。]
[僅かな沈黙。長く連れたっている訳ではない、 が今この時は昔のように振る舞いたくもあった。
しかし、リューナからカルヒへの返答は押し止めるつもりはない。]
貴方も?
確か貴方の母君は、とても強い力があったとか……、
[村を訪れた時に村人達から聞いた話を思い起こし、カルヒの話を促そうとする。]
そのロザリオはどうされたのです?
[まるでお守りのようにロザリオはカルヒの手首に提げたままだったろうか。*]
[流れた僅かな沈黙に、小さく首を傾げてみるも、否定されれば、返答を返すだろうが何も言われなければそれ以上問うことは無く。
母の話が出れば、ほんの少し瞳の奥の光を揺らし、表情を引き締める]
……母であれば、何かしら力にもなれたことでしょう……
[その言葉は、叶わぬ願望と小さな嫉妬心のようなものを抱えたものであり。小さく歪めた表情を微笑みで誤魔化そうとしてみる。
ロザリオのことに触れられれば>>44、手首に掛けたロザリオを顔の位置まで上げ]
生まれた時から御守りとして持っているものなのですが…
先ほど中央の石が割れてしまいました。
……けれど、石が無い方が正しい形のような気がして。
[ロザリオを相手に見せるように掲げる。求められれば手渡したことだろう。石に刻まれていた「徴」には特に触れることは無かったが。]
…………。
[歪めた表情には沈黙がかえる。
貴方もその血を引いているのだから…等という安易な慰めをする術はナジは持ち合えない。持ち得る者と持たざる者の差を暗示にかけるように溝を埋める偽りの言葉など紡げはしない。]
以前も見たことがありますが美しい彫刻のロザリオですね。
中央の石が?……失礼します。
[ナジはローブの袖で中央の石を下から持ち上げるようにして見た。砕けて、欠けた徴が外側からも見えている。
石は、深い色のローブの上できらめく輝きを放っていた。]
これは……リューナ、見て下さい。
カルヒ、この徴を知っていて身に付けていたのですか?
[それは、「力」>>33を抑える為の「徴」だった。
常より心無しか、ナジの口調は力さを増していた。]
[その手首からロザリオを外し、差し出された相手のローブの上にそっとそれを乗せる。リューナに見せた後に続けられる言葉に、少し表情を厳しくし]
「徴」が刻まれていたことに
先ほど、石が壊れた際に気付いたのです。
………その「徴」の意味は分かりますが……
………刻んだ者の意図……母の意図は……分かりません……
[先ほど気付いたばかりであり、自らに力は無いと思ってきたことも手伝い、そこから図られる状況を上手く受け入れられない。そんな迷いが瞳の光を揺らす**]
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