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[俺が眠っているあいだに、季節はすっかり色を変えていた]
……こないだまで夏だったのになー。
[制服のブレザーに袖を通しながらぼやく。
意識を取り戻した頃には夏も終わりに差し掛かっていて、
病院を出た頃にはとっくに夏休みが終わっていた。]
[玄関先の鏡を見ながらネクタイを直す。
「またネクタイ曲がってる!」とユイの小言を聞くのは嫌だし]
[いつものように互いの家の前で合流して、駅までの道のりを歩く。
――変わらない通学路、変わらない教室、変わらない授業風景。
いつもどおりの平和な日常。]
[変わったのは、ただ、放課後の過ごし方だけで。]
[授業が終わったあと、以前なら病院に向かっていた俺たちは
俺はバイトに、あいつは新しく入った部活に行くようになっていた]
[俺の周りで変わったことは季節ばかりではなくて。
俺が眠っているあいだに、『あいつ』がいなくなっていた。
意識を取り戻した頃にはもう既に葬式も火葬も終わっていて。
『あいつ』の最期を俺は見ていない。
…そのせいだろうか?
今でも俺は、あいつが「死んだ」という実感が持てずにいる]
[やがて秋が深まり、冬が迫ってきたある日のこと]
[その日は珍しくバイトが入ってなくて。
一緒に帰ろう、とユイを誘ってみたら思いのほか素直に頷いた。
ユイの部活が終わるまで、図書館で暇を潰したあと、一緒に駅までの道のりを歩く]
[それからしばらく駅のホームでなんてことのない話をした後、
ようやくやってきた電車に乗り込む。
すでに日は落ちかけて、東の空が藍色に染まりかけていた]
[疲れていたんだろうか?
列車に乗り込むなり、ユイはうとうとと櫓を漕ぎ始めた。
少し呆れたような、なんとも言えない気持ちになりながら、こちらの肩にもたれかかってすやすやと寝息を立てる彼女の肩を抱き寄せた]
[やがて、ゴトン、と音を立てて列車が進み始めた。
肩にもたれかかるユイの頭を撫でながら、何気なく西の空を眺める]
[薄藍に染まる空に、沈みかけの太陽が一筋の光の柱を天上へと走らせていた。]
……天気輪の、柱。
[図書館で時間を潰していたとき、たまたま読んだ本のフレーズが口をついて出た。
たしかあれは、主人公が銀河を走る鉄道に乗り込むときに現れたものではなかったか]
/*【本決定▼リアル】
リアルに忙殺されていました。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
とても楽しい村で、皆様のロルが素敵すぎて自分は逆に生存してよかったな、と思います。
色んな意味で、皆様の落ちるタイミングが的確だったと言いますか。
このタイミング、この出会いでなければこの村の素敵なログは生まれなかったのだろう、と考えつつ村建て様、同村者の皆様に感謝を。
そして今まで落とせなかった分のロルを今から書きためて落としますので私はまだ寝られない!!
私の明日はどっちだ!
[気がつくと、日は既に落ちていて。
天気輪の柱は見えなくなっていた。
藍色に染まり始めた空には、ぽつりぽつりと小さく星が浮かぶ]
[窓の外に浮かぶ星を見上げた。
あのときのような星の海ではない。
地上の光にかき消されて、
よくよく目を凝らさなければ見えないようなそんな小さな星たち。
だけど、確かにそこに存在していたのだ。
目に見えなくても、光を放つ星たちが確かに]
/*
では、私もご挨拶を。
はじめましてはクノーとシャロだけでしょうか。
malco(マルコ)と申します。
村建て様が村の構想をお話しされてた段階から世界観に惹かれ、負担少なめの村ということもあり、参加させていただきました。
本当にみなさん素敵で、居心地の良い村でした。
ありがとうございます!
SNSやTwitterにもおりますので、これからもよろしくお願いします♪
/*
>>ミナ
良かった来られたみたいで。
本編中はおつきあいありがとうございました。
そう言えば同村三回目なんだと気づいたのがさっきだったとか。
1335村のスーです、お久しぶりです。
[『またいつか』と、あいつは言った。>>15]
……そうだな。
[また、きっと『いつか』巡り会うときがくるのだろう。
再びあの列車に乗り込むときはくるのだろう。
自分たちが、生きている限り。
同時に、生きてさえいれば、どこにだっていける。きっと]
[あいつがあいつ自身の幸せを見つけたように、
俺は俺の幸せを見つける。
俺だけじゃない、あいつが俺に託していったもののために。
…あの列車に乗り込むのは、きっと、そのあとでいい]
―――だから、待ってろ。
[また『いつか』会えたときに、胸を張って会いに行くから。
隣に眠る少女をそっと抱き寄せながら、ただ、窓の外の星を見上げて、誰にともなく呟いた**]
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