人狼物語(瓜科国)


1444 【銀河鉄道の夜風RP村】こちら、銀河ステーション


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【墓】 ニイナ

ー停車場を抜けてー

[青い森の前に人影を認め、立ち止まる。
その正体には、すぐに気がついた。
目を見開く。]

おねえ・・・ちゃん・・・?

( +6 ) 2014/08/10(日) 02:28:54

【墓】 ニイナ

[どうして姉がここにいるのだろう。
まさか・・・

思わず、胸に手を当てる。
微かに鼓動を感じた。

・・・大丈夫。
おねえちゃんは、まだ生きてる。]

( +7 ) 2014/08/10(日) 02:30:06

【墓】 ニイナ

「・・・わ た し・・・?」

[こちらも驚きを隠せない様子の姉に、ずっと彼女の中で生きてきた妹は、毅然とした厳しい表情を向けた。]

( +8 ) 2014/08/10(日) 02:32:07

【墓】 ニイナ

・・・違う。

あなたは“レイナ”
あたしは“ニイナ”
別の人間。

ずっと、一緒だったけど、これからは違う道を行くの。

・・・あなたはまだ、ここに来る存在じゃない・・・

ここにいては、いけない!

( +9 ) 2014/08/10(日) 02:33:18

【墓】 ニイナ

[そして思い切り、両手で姉を突き飛ばした。
姉は抵抗することもなく倒れかかり、着地する瞬間、忽然と姿を消した。

あとには風と、鉄琴の音色だけが残る。

まるで、そこには始めから、誰もいなかったかのように。]

( +10 ) 2014/08/10(日) 02:34:27

【墓】 ニイナ


[再び、胸に手を当てた。
今度は、何も感じなかったーー]**

( +11 ) 2014/08/10(日) 02:35:19

【独】 ニイナ

/*
姉との決別ですね。
最初の設定と違うけど、実は姉も同じ汽車に乗ってたんじゃないかなーと予想。

( -17 ) 2014/08/10(日) 02:40:44

【独】 ニイナ

/*
墓下ほとんど動いてないからみんなと違う動きをするときはドキドキする。
こういうことやって大丈夫だったかな〜とか…

( -18 ) 2014/08/10(日) 02:48:56

ウル

[すべて思い出して、小さく息を吐く]

…僕は。
望んで、ここに来ていたんだな。

[窓の外に流れる星々を見ながら、あのとき、死の間際に願ったことを思い出す。>>8
生死の境を彷徨う親友の身代わりに、自分の命を捧げることを願って。そして今、自分はここにいる]

[願いは、叶ったということなのだろうか?
…そうであってほしい、と。
自分の思うまま動く両手に視線を落としながらそう思った]

( 53 ) 2014/08/10(日) 05:42:53

ウル

[眩いばかりに白く輝く星の海を汽車は走っていく。
やがて辿り着く終着駅を目指して]

[窓の外を流れていく景色を見ながら思った。

ここに来るまでのこと。
両親のこと、妹のこと、もう一人の『ウル』のこと]

…しあわせ、か。

[レナやニイナが言っていた言葉を再度繰り返す。
思い出すのは、あいつと妹と一緒に過ごした日々。]

しあわせは…ずっと、そばにあったよ。

[――あの二人が、笑っていてくれていたならば。
僕はただ、それでよかったのだから]

( 54 ) 2014/08/10(日) 05:44:00

【独】 ウル

[妹が『ウル』を憎からず想っていたのは知っていた。
幼い頃からずっと、あの子の目はいつだってあいつのことを追っていたから]

[そしてそれはあいつも同じだった。
どんなにからかっても、意地悪なことを言ってみても、
あいつがあの子を見るときの目は、いつだって優しかった]


[『恋』というものを僕は知らない。
それどころじゃなかったというのもあるし、
なによりも、僕は誰かを幸せになんてできない身体だったから。
自分には誰かを好きになる資格なんてないのだと、ずっとそう思って生きてきた]


[――ただ、二人が一緒にいるときの、微笑っている顔を見るのが好きだった]

( -19 ) 2014/08/10(日) 05:46:29

ウル

[それから、ここに来てから出会った人たちのことを思った。
レナのこと、それから、ニイナのこと]

[…あのときの青年>>0:85はあれからどうしただろう?
無事、というのもおかしな話だが、彼もまた幸せを見つけられたならいいと思った]

( 55 ) 2014/08/10(日) 05:48:19

【独】 ウル

[――レナと初めて会ったとき>>0:63>>0:64
本当は不安だった。>>2:109

[気がつけば知らない場所で、しかも汽車の窓に映る自分は本来の自分とは似ても似つかないもう一人の『ウル』の姿になっていて]

[どうすればいいのか、何もかもがわからなくて不安だったとき、
聞こえてきた声>>0:53と、こちらへ返された笑顔にほっとさせてもらっていた。
くるくるとよく変わる彼女の表情と笑顔に、いつのまにか、妹の姿を重ねていた]

( -20 ) 2014/08/10(日) 05:50:31

【独】 ウル

[――思えば、ここに来て再び得られたものは多かった。

もう一度、自分の足で立って歩くことができた。
もう一度、自分の目で星を見ることができた。
もう一度、学校の制服を着ることができた。

……そして何よりもう一度、心から笑うことができた]

( -21 ) 2014/08/10(日) 05:53:05

【独】 ウル

[あの頃、自分がもう既に疲れきって、
泣くことも笑うこともできなくなっていたことを思い出す]

(…うまく、笑えてただろうか?)

[正直、自信はない。
それでも、最初に彼女にあった時よりはずっと、
いい笑顔で彼女を見送ることができたとそう信じたかった]

( -22 ) 2014/08/10(日) 05:53:19

【独】 ウル

[ボタンの欠けた胸元に手を当てながら、ニイナのことを想う。
あのとき>>3:56どうして、彼女にボタンを渡そうと思ったのか
自分でもよく、わかってはいない]

[――ただ、あのときの自分は彼女に何かせずにはいられなくて。
自分のことを『忘れないでいてほしい』と痛切に思った]

( -23 ) 2014/08/10(日) 05:54:16

【独】 ウル

[ニイナにボタンを渡したときの、彼女の表情を思い出す。>>3:58
それを思うと、どこかくすぐったいような気持ちになる。

――自分はずっと、誰かに何かを与えることなんてできないと、
与えられるものなんて何もないと思っていたけれど。

あのとき、彼女にボタンを渡したことできっと彼女以上に、僕自身が救われていた。
なんとも言えないふわふわとしたくすぐったい気持ちを胸の内に抱きながらそんなことを思う]

( -24 ) 2014/08/10(日) 05:58:07

【独】 ウル

[この気持ちが他の人たちが『恋』と呼ぶものなのかはわからない。
ただ、それは決して嫌なものではなくて。

…思い出すたびに、
胸の奥がくすぐったくなると同時にほんわかと温かくなる、
それはそういう感情だった]

( -25 ) 2014/08/10(日) 06:00:35

ウル

[ボタンの欠けた学ランの胸元に手を当てながら、天井を見上げた]

……ありがとう。

[誰にともなく、そんな言葉を口にする。

決して、いいことばかりじゃなかった。
苦しいことも辛いことも悲しかったことも、
やりたかったこともできなかったこともたくさんあった。

――だけど、間違いなく自分は幸せだったのだ。
ここに来る、もっとずっと前から。
同時に、ここに来て初めて気づかされた幸福もたくさんある]

( 56 ) 2014/08/10(日) 06:22:15

ウル

――生まれてきて、よかった。

[ここに来て気づかされた幸せと、
ここに来て初めて得た幸せとを胸の内に抱きしめる]

[終着駅は、すぐそこまで迫っていた**]

( 57 ) 2014/08/10(日) 06:26:42


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