1444 【銀河鉄道の夜風RP村】こちら、銀河ステーション
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[レナが、満面の笑みとともに、客車を出ていく。>>78
どんな表情をしていいのかわからなかった。
彼女もまた、涙をこらえている>>80とは知らず、
憑き物が落ちたようなその笑顔が、とてもまぶしくて。
さっき自分の頭を撫でた手>>76が、とても暖かかくて。
胸がいっぱいで、時折襲ってくる動悸とはまた違った意味で苦しくて。
でも、それがなぜか、心地よい気がして。
ただ、見送るだけで、精一杯だった。]
( 93 ) 2014/08/08(金) 00:45:08
ルルー?
[立ち上がるルルー>>84の背中からベニの掌が離れる。
「どこに行くの?」と問いかけようとするも言葉は上手く紡げず、静かにデッキへと向かうルルーを追うことも出来ず。
「バイバイ」と手を振るルルーに、ただ手を振り返すことしか出来なかった。
手を振りながら紡いだつもりの「またね」という『言葉』は届けられなかったけど、バイバイと振る手に『たくさんの想い』を載せ、クノーと共にルルーの姿を見送った。**]
( 94 ) 2014/08/08(金) 00:47:31
『その記憶が嫌なものでも、きっと、悲しいばかりじゃないから、さ
そこに、暖かいものは、あるから』>>78
[レナが残したその言葉を噛みしめる。]
あたたかいもの・・・あるのかな・・・
[レナはきっと、見つけられたんだろう。
レナが出ていくときに、開いた扉の隙間からラウンジで会ったあの子供が降りて行くのが見えた。>>84]
あの子も、見つけられたのかな・・・
[自分は、見つけられるかわからないけれど。
2人が“あたたかいもの”を見つけられたのなら、
それは、よかった、と。
素直にそう思えた。]*
( 95 ) 2014/08/08(金) 00:58:12
―客車―
[飲み物が運ばれてくると、コーヒーの香ばしい香りと、蜂蜜の入ったミルクのあまい香りが混じった。
ひとけのすくない客車は、やたらと広く感じられる]
シャロ、そして、ニナ。
[名乗ってくれた2人の名前を呼びなおして。
ミナが握り締めるスケッチブックを見た]
綺麗な色のスケッチブックだね。
だけどあまり強く握り締めると、折れてしまうよ。
[それがどんな意味を持つのかは分からないけれど。
大切そうにしているということは、分かったから]
( 96 ) 2014/08/08(金) 00:58:43
[そして]
……君、女の子だったんだね。
[体の割に高い椅子に座り、ぷらぷらと足を揺らすシャロの方を>>90を見る]
髪が短いから、最初は男の子かと思ったけれど。
どうして短くしているのか、――覚えてる?
[少し哀しげに微笑んで、問いかけた**]
( 97 ) 2014/08/08(金) 00:59:04
/*
忘れないようにメモ。
中学の地縛霊(死霊?生き霊?はラ神次第)で同級生となるはずだった幼なじみの卒業と共に地縛から解き放たれてここにいる。
3歳で心臓の異常発生・入院、10歳〜11歳で根治手術にトライするも…死霊なら身体が耐えられず命を落とし、生き霊ならそのあと覚醒していないで眠り姫状態。
生きてたら16歳で復活する。
死んでたら11歳か15歳で復活する。
さ、明朝のランダムはどうなるかな…?
( -35 ) 2014/08/08(金) 01:08:59
/*
本当に、レナもルルーも素敵なキャラで。
お別れするのが寂しい…。
レナには感謝してます。
彼女がいなかったら正直どう動いていいかわからなかったかもしれない。
何度言っても足りない、本当にありがとう。
( -36 ) 2014/08/08(金) 01:17:31
[レナを見送って思い出すのは、
ここへ来る直前の、一場面――]
( 98 ) 2014/08/08(金) 01:22:46
『好きです。付き合ってください。』
[同じクラスの男子生徒に、そう告白を受けた少女は、驚いた顔をしながらも、こくり、と無言で頷いた。]
・・・ずるいよ。おねえちゃん。
[端から見れば、微笑ましい青春の1ページ。
しかし、様子を間近で見ていたニイナは、その少女の幸せを素直に喜ぶことができなかった。]
( 99 ) 2014/08/08(金) 01:24:47
もう、たくさんのものを“持ってる”のに・・・
・・・まだ手に入れるんだ。
あたしには“何もない”のに・・・
[伝えることができれば、まだ楽だったのかもしれない。
しかし、ニイナには話をすることも、誰かの前に姿を表すこともできなかった。
彼女は“存在しない”人間なのだから。]
( 100 ) 2014/08/08(金) 01:26:31
…………ベニ。
[ルルーの姿が、見えなくなって。
>>94ふと、目の前の少女に問い掛けた。]
……ベニは、まだ……何処にも、行かないよな…………?
[言い知れぬ思いは、喉に絡まって。
視線だけは、ルルーを見送るままに。
迫る、漠然とした“何か”を。抱えながら**]
( 101 ) 2014/08/08(金) 01:27:58
『皆様、ご乗車ありがとうございます。
まもなく、鷲の停車場に到着いたします。
停車後、すぐに発車しますのでお降りの方はお急ぎください』
[くぐもったアナウンスが流れ、やがて、列車はしずかに停車する。
停車場の先には大きな鷲が雄々しく翼を広げ、列車を降りたものたちを力強く見守るかのようにも見えた]
『次は、青い森。青い森。
発車致します。閉まる扉にご注意ください』
[列車は再び走り出す。
青い森の三角標。その近くには、鷲座のアルタイルと対になる、琴座のベガが輝いているだろうか]
( -37 ) 2014/08/08(金) 01:28:14
どうしておねえちゃんだけが幸せになれるの?
どうしてあたしはーー・・・
どうして!
どうして!?
( 102 ) 2014/08/08(金) 01:29:35
ーードクン!!
[ニイナが誰にも届かない叫びを上げると
不意に心臓が激しく脈打った。
少女はその場に倒れ、
ニイナの意識も、そこで途切れた。]*
( 103 ) 2014/08/08(金) 01:30:29
・・・っ!?
[再び、跳ねるような、激しい鼓動。
腕に抱えた学ランごしに胸に手を当てて、収まるのを待った。
そして、落ち着いた頃にウルに向き合うと]
・・・・・・ねえ、聞いてくれる?
あたしの、話・・・
[過去を話すのは辛い。
けれどそうすることで、レナのように、“あたたかいもの”を見つけられる気がして。]**
( 104 ) 2014/08/08(金) 01:32:40
ミナ、だよ。カロラさん。
[真面目な顔をして起こした間違い>>96に気が緩んだのか、ふっと笑ってコーヒーを一口啜る。
コーヒーの苦みがわずかに口に残った。]
うん、ありがとう…。
そんなに大事なはず、無いんだけど。
[手放せないんだよね、と苦笑いを浮かべて。]
( 105 ) 2014/08/08(金) 01:34:07
[そして続く言葉>>97に目を開いて彼女の方を見る。
たしかに手を掴んだ時男の子にしては腕が柔らかいと思ったけど。]
女の子、なの…?
[驚きは、頓狂な声となって出てきた**]
( 106 ) 2014/08/08(金) 01:36:12
/*
墓落ち決まる前から鳩に書き溜めといてよかった…
( -38 ) 2014/08/08(金) 01:39:54
[ルルーの姿が視界から外れても視線はルルーの姿が見えなくなったその場所から外せず、振っていた手も動きを止めているのに上げたまま。
何かぽっかりと抜け落ちたような穴は、ルルーとの別れによるものなのか、それとも――。
クノーに名を呼ばれたのはそんな頃>>101。]
……ん…?
[少し首を傾げながら、視線を動かすと、まだルルーの消えた場所を見つめるクノーの横顔が目に入った。]
…ん。
[クノーも何処にも…?「まだ」って…?
小さな肯定の後に続く言葉に代わり、隣の席に移ってクノーの手にそっと自分の手を重ねると、ルルーへの別れの想いを胸に静かに目を伏せた。**]
( 107 ) 2014/08/08(金) 07:14:24
[こちらの言葉にレナは笑って返してくれた>>76
それから、ニイナのほうへ歩いていくと、そっと彼女の頭を撫でた。]
「さて」
「私、行かなきゃ」>>78
[そう言って、レナがニイナのそばから離れた。
そしてそのまま、客車を出ていく。
…どこへ、とは聞けなかった。聞かなかった
ニイナもわかっているようで>>93、なんとも言えない表情のまま彼女を見送っていた。
たぶん、自分も似たような顔をしていたんだと思う]
( 108 ) 2014/08/08(金) 07:38:15
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