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[黒猫のぬいぐるみは、夜空に溶けるように見えなくなり。
「にゃーにゃ!」
宙に方られたそれを掴まえようと、必死で窓へと走り寄れば。
ふわり
身体が宙に浮いて。
誰かの悲鳴が耳を劈いた。]
[空を飛んだと思ったのは一瞬のこと、けれどもそれは永遠とも思えるほど永く。
落ちる間際、最後に見えたのは、白線にも似た窓枠の白。
『ここから落ちたら死んじゃうからね』
『だから、ダメよ』
繰り返し、繰り返し『ママ』から言われた言葉を思い出しながら。
約束を破った後悔と、もしかしたら『ママ』が怒りにきてくれるのでは、と淡い期待を胸に抱いて。
暗闇の中、猫のぬいぐるみに手が届いたと思った瞬間。
鈍い衝撃が全身に響いた。何かが折れる嫌な音も。]
ー現在・車内ー
そっか……白線から落ちちゃったんだ。
[誰にも聞こえないほど小さな声で、ぽつりつぶやく。
白線から落ちたこと。自分が死んでしまったことよりも、悲しかったのは。]
お母さん……。
[最後に聞こえたあの悲痛な声。]
[空になった二つの硝子の器。
片方は『ママ』と別れた喫茶店で、食べられなかったチョコレートアイス。
そして、もう片方は……]
(お母さんが、誕生日に用意してくれた……)
[不器用ながらも精一杯『お母さん』が作ったご馳走。
その中に、硝子の器に盛り付けられたチョコレートアイスが3つ。]
(食べなかったんだ……)
[誕生日には『ママ』はいつもケーキを作ってくれた。
それなのに、今年はケーキではなくチョコレートアイス。
その事実が悲しくて、悔しくて。
一口も食べずに部屋に閉じこもった。
『お母さん』となった若い女の人が、悲しそうな顔をしていた事には気がついていたのに。]
……ルルーは幸せだったんだね。
[それなのに気がつかなかった。
『ママ』がいなくなったことしか見えなくて。
自分を包もうとする『お母さん』に気付くことが出来なかった。
自分を置いて行った『ママ』の痛みさえ、理解できなくて。]
ごめんなさい。
[空っぽになった二つの器に呟けば、ぽたりと手の甲を涙が濡らす。
暫くの間、声を押し殺し涙を流した後、ゆっくりと頭のフードを外して。
窓に映る自分の顔を、今度はしっかりと見つめただろう**]
1D…10人 8/6 8:00〜
↓ ▲アリス
2D…9人 8/7 8:00〜
↓ ▼レナ▲ルルー
3D…7人 8/8 8:00〜
↓ ▼シャロ▲ニーナ
4D…5人 8/9 8:00〜
↓ ▼?▲?
5D…3人 8/10 8:00〜
↓ ▼カロラ
EP…2人 8/11 8:00〜8/13 8:00
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あれ?既に二分の一の確率で生き残る流れ?
ウル、ミナ、クノー、ベニのうち2人が生存…でいいんだっけ?
[胸を打つ音が身体に響く。]
(あぁ、そうだ。
チョコレート。
食べたことがなかったのは、
食べられなかったんだ…。 )
[身体に響くその音が落ち着くまで、暫く目を瞑り、じっとしていた。
焼き菓子だけはクノーから貰った分も食べきってある硝子の器には、チョコレートのアイスが半分程残ったまま。それも少しずつ溶けていく。*]
[身体に響く音が落ち着き、ゆっくりと目を開けるとそこにカロラの姿は無く、隣に目をやれば窓にはフードを外した少女――ルルーの姿が映りこんでいた。
窓を向くルルーに声を掛けるのが何となく憚られ、ただ黙ってルルーのことを見つめる…。**]
/*
せっかくの村なのに、自分の考えたことを垂れ流すだけになってるというか
村の流れに乗りながら行きたいよね……
あああああ自己嫌悪
/*
ルルーの近くに居すぎて、消えるのもおかしいレベルだけにどう動くのが一番阻害しないか?と考えた結果、箱の時間が読めないから各種確定推奨にしかできなかった。
ごめんねルルーの方。望むこと邪魔してたらごめんね。
ルルーとチョコレート半分こ(大人込みで4等分にしたけど)出来て、PCPL共に嬉しかったです。
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